本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク


2002年6月14日 日経平均株価10,920.63(-224.21)
W杯の日本の決勝トーナメント進出とは逆に、マーケットの方はなんとも後味の悪い引け方になってしまいました。後場なんとか持ち直して来るかに思われた矢先、カラチの米総領事館前での爆弾騒ぎが市場に伝わると、一気に引けにかけ売り物をあびました。悪い時はこんなもんです。NY市場もダウ・ナスダックとも昨年来の安値を更新、どちらを向いても良い話がありません。しかし我々投資家は目を瞑っていては儲けられません来週は慎重に銘柄を吟味し行動したいと思います。そんなに悲観的になることもないのでは?それでは皆様良い週末を。




2002年6月13日 日経平均株価11,144.84(-182.22)
先物主導で下げはじめ、それに伴いヘッジ売りも出て指数は大きく続落ようやく私のターゲットプライスに入ってくる銘柄がちらほら出て来ました。本日は4215(タキロン)に買いを入れました。約定したのは1000株だけでしたが、ここから下値があれば買い下がってみたいと思います。よく好材料・悪材料と言いますが、バイ&ホールドで相場を張る人には株が下がるのが一番の好材料ではないでしょうか、数日で企業価値が変わる訳でもありませんし低い位置で買えば相対的にリスクは低減するのですからこれ程の好材料はありません。



2002年6月12日 日経平均株価11,327.06(-122.38)
梅雨空を象徴するかのような、ジメジメした陰湿な下げ方でした。いっそ大きく下げてくれた方が、アク抜けして良いのですが・・ 株を行っていて感じるのは、時間の存在です。皆に平等に与えられたものですが、この時間を敵にするか、みかたにするかで結果は大きく違ってきます。時間のやっかいなところは、基本的に自分がいつ死ぬかは分からないので時を永遠に感じることです。実際にはそんなことは無いのですが、それと同じように現状のやな事も永遠に続くと錯覚して仕舞うのでしょう。人間は時間を区切ってなら、多少はやな事にも耐えられると思いますが、時間が区切られていなければ、耐えることは難しいのです。

株で儲けられる人はこのプレッシャーを乗り越えられる人達だけだと思っています。言いたいことが旨く伝わったかな?ではまた明日。



2002年6月11日 日経平均株価11,449.44(+79.23)
今日も出来高が少なく膠着状態です。SQ迄はこのような日が続く事を覚悟しなければならないのかも知れません。

東証2部に買いたい株が在るのですが、出来高が少なく今日は買えませんでした。最近HPでお金を取って銘柄推奨している所がありますが、皆さん注意して下さい。真面目にやっている所もありますが、そもそもインサイダーに近い情報をたかが数万の金でそれも不特定多数の人に流す馬鹿がいるでしょうか?冷静に考えればすぐ分かりますよね。しかし、人間は弱いもので大損してパニックになっている時は、そんな事も考えられなくなってしまうものです。

そもそもこの世界は、本当に儲けてる人は表の世界に出たがりません。調子の良いことをべらべら喋っている人は注意しなければなりません。勿論、全部インチキだと言っているのではありません(誤解なきよう)



2002年6月10日 日経平均株価11,370.21(-68.32)
本日も軟調でした。ボラティリティーは相変わらず小さく、個人的にはもう少し下がって欲しいところです。しかし、ここまで来るとテクニカル・リバウンドがそろそろ有りそうで、売る方もリスクが高くなっていると思います。今は、相場に参加しても労ばかり多く、あまりリターンは期待出来そうにありません。だいたい相場が上下どちらかに方向性を作るのは、1年の間で25%位です。後の75%の期間はボックス圏の動きになるので、その期間はボックスの上下で小すくいで稼ぐか、思い切って休んでしまうことです。リスクだけ取っても意味は無いと私は思います。ボラティリティーが拡大し方向性が出た時に、順張り・逆張りにしろ参加すれば比較的短期間で勝負が出来ます。相場に参加している期間が短いほど、リスクが低くなりますし、精神的にも楽なはずですから。