本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2002年12月13日 日経平均株価8,516.07(-192.62)
今日はNYが始まる前に帰れました。それにしても、日経平均は8連敗で今日は大幅安ですか、再び下落トレンドに戻ってしまうのでしょうか。

今日は北朝鮮・イラクなど国際緊張も相場の足を引っ張りました。アメリカが北朝鮮に妥協するはずも無く、最後は北朝鮮が折れるのでしょうが、隣国の日本にとって、この問題は大きいと思います。早く良い方向で決着してもらいたいものです。

税制改正で酒・たばこの増税がきまり、配偶者特別控除の廃止も決定一方、公明党の反対で特定扶養控除の廃止は見送になるそうです。今朝、テレビの報道を見ていたら多くの人が怒ってましたね。まあ、多くの国民は直接自分に関係ないことは(株の税金など)無関心ですが、直接被害の出ることは、猛烈に反対します。これで、小泉内閣も、かなり人気が落ちるでしょう。もっとも小泉氏が本当にカリスマなら、例え消費税を10%にしても良いわけですが、そんなことをすれば、あっと言う間に主婦を中心とする支持層は離れていくでしょう。支持率が高いと言っても、もともとその程度のことなのです。

本日の取引=7011三菱重工1000株買い。4215タキロン2000株利食い。



2002年12月12日 日経平均株価8,708.69(-18.97)
仕事で遅くなりましたが更新します。

今日で日経平均は7連敗ですか、値幅は小さく下がったと言ってもたいしたことありませんが、それ以上に活気の無い市場が心配です。

オシレーター系のテクニカル分析では、もう既に過熱感はなくなり、逆に安値警戒ゾーンに入ってます。一方、トレンド系のテクニカル分析では、首の皮一枚でまだ上昇傾向が続いていると言ったところですかね。まあ、これに余りこだわるつもりはありませんが、倒産リスクが少なく割安な株は年内は継続して拾って行きたいと思います。



2002年12月11日 日経平均株価8,727.66(-76.86)
さすがに今日は反発するだろうと思っていましたが、力なく6連敗。日曜日に予測した下限値の8700円になってしまいました。ここで明日から反発すれば、ほぼ理想的な形になるのですが、どうなることか? いずれにしろ明日は正念場です。

証券税制は結局、申告一本化で、税率は2007年までは10%、配当金も税率10%に落ち着きそうです。まあ、ここまでよくあの税調が妥協したなと思います。これで決まれば御の字ではないでしょうか。これでも高いなどと不満も出てるようですが、これ以上望むのは非現実的です。慣れればこれも悪くないと私は思います。

自分の懐から金が出て行くわけですから、税金の使われ方なども当然厳しく監視するようになり、政治に関心を持つ人が増えるでしょう。そういう意味では、株に限らず給料・所得はすべて自己で申告するようにすれば良いのです。そうすれば国民は税の使われ方や、政治に無関心ではいられなくなるでしょう。




2002年12月10日 日経平均株価8,804.52(-23.53)
日経平均は続落。売り買いとも手控えられ活気のない相場です。

今週中に証券税制も決着するみたいですが、個人的には、もう殆ど関心がなくなりました。そもそもなんで、税収減になる申告をそんなにやりたがるのでしょう。それに常日頃、国会の先生達は間接金融から直接金融になんて言ってますが、言葉の意味を知ってるのかな? やってることがまるで逆ですよね。

私が残念に思うのは、いまだに世間には【株なんてまともな人間のやることじゃない】という雰囲気があることです。ここをまず変えていかなければ、税制をいくら優遇したとしても、市場が活性化するとは思えません。

本日の取引=6118アイダ1000株買い。



2002年12月9日 日経平均株価8,828.05(-35.21)
薄商いの中、日経平均は続落しました。今の相場は、積極的に売り込むことも出来ず、だからと言って買う材料も見当たらない。そんな閉塞感がありますね。

本来なら、先の戻りで乗り遅れた人達の押し目が、そろそろ入ってくるのですが、個人にはやはり証券税制が、重石となっているのは否めないと思います。

今日は円高ですが、外国人も日本の閣僚たちの円安誘導発言をこれだけ聞かされれば、為替リスクまで取って日本株を積極的に買ってくるとは思えません。

先日、米国の経済閣僚2人が事実上、更迭されましたね。アメリカの強いドル政策が変更になるのではないかとの理由で、本日は、円高になっているのでしょうが、ブッシュが産業界への配慮から、強いドル政策を変えるリスクを取るでしょうか、たとえブッシュがそのように思っても、日本とは違い周りのスタッフが優秀ですから、それはさせないでしょう。

強いアメリカ・強いドル政策を取ることで、海外から巨額の資金を引き寄せ、それを中南米やアジアに再投資する仕組をつくり上げることにより、高成長を維持してきたこのロジックを変えてアメリカがやっていけるとは思えません。まあ、いつかは行き詰まるのでしょうが、今はまだその時ではないと思います。それに、世界中にばら撒かれているドルの価値がさがれば、強いアメリカどこの話ではありません。従って、円高がこのまま進む可能性はないと見ています。

本日の取引=6113アマダ1000株売り・9303住友倉庫3000株買い。アマダの利食いは、薄利の為、勝敗にはいれません。