本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2002年11月15日 日経平均株価+200.20(+200.20)
本日はNYが3日続伸したことや、補正予算が5兆円規模なるなどの報道で、ショートカバーを誘い、日経平均は高く終わりました。

結局、小泉内閣は緊縮財政で税収を落ち込ませ、その結果、大型補正を組まざる得なくなりました。恥を知ってる男なら自ら退陣するべきでしょう。

証券税制はこのまま行く気なのでしょうかね? 何兆も補正を組むなら、証券取引の年間税収5000億くらいゼロにしても、どうってこと無いと思うのですがね。税調の堅物たちは論外ですが、議員たちも公共事業をやれば選挙の票になるが証券税制を一生懸命やっても票にならないから力が入らないのでしょう。自分が株をやってるから言うわけではないが、少しでも国を思う気持ちがあれば、こんな安上がりで効果的な対策は無いと思うのですが、どうなんでしょう。

本日の取引 3526芦森工業 3000株買い。




2002年11月14日 日経平均株価8,303.39(-135.13)
銀行が国有化になれば、どの様なことが起こるのかを市場が折込に行く展開になってきました。要注意です。

これだけ銀行が下がるのは98年の金融危機以来です。当時、私は無謀にも旧さくら銀行を買い下がってしまい地獄を見ました。結果的には163円で大底を打ちその後、利食うことが出来ましたがあの時は本当に震えました。今はその時の状態に近いものがありますが、98年の時は今よりもっと危機感があった様に思います。マスコミでも連日、金融問題を報道していました。しかし今回は危機感はまったく皆無で、閣僚からは的外れな言葉ばかりが出ています。

注意したいのは、企業の突然死です。業績が良くても過小資本の会社はそれだけでリスクを背負うことになります。98年も店頭市場の優良会社がいきなり潰されたケースもあります。

銀行を追い詰める小泉内閣、その結果どうなるか? 小泉氏の支持率を見ると分かってる国民はすくないのかな。

本日は6501日立・4215タキロンを1000株づつ買いました。



2002年11月13日 日経平均株価8,438.52(-26.25)
今日の日本経済新聞のコラム【大機・小機】は衝撃の内容ですね。もう既に、キャピタルフライト(資本逃避)が始まっているそうで、小泉内閣発足以来1年半で25兆円だそうです。これはバブル崩壊後以来10年間の流出額の合計より上だそうで、実に恐ろしい事態です。

相変わらず高支持率の小泉氏ですが、彼の言っていることや政策が正しければ資本逃避など、そもそも起こるはずがありません。ここからも彼が大きな間違いをしていることが証明されたわけです。

今日は、7011三菱重工を4000株 利食いました。



2002年11月12日 日経平均株価8,464.77(+4.40)
竹中氏は月例報告で、「引き続き持ち直しに向けた動きがみられるものの、そのテンポはさらに緩やかになっている」と言っています。まったく暢気なものです。きっと彼の周りだけが、持ち直しに向かっているのでしょうね。もうなにも言う気がおこりません。

オーパーツという言葉があります。日本語で「そこにあるはずがない物・場違いな物」という意味で、古代の遺跡や遺物が、その当時では考えられない高度な技術が使ってある物をいいます。ピリレイスの地図やナスカの地上絵・水晶のドクロなどが有名ですね。なんでこんな話をしたかというと、現在どう考えても場違いな株価水準になっている銘柄が多数あるからです。

後から振り返った時、なんであんな値段になってたのだろうと、思う時が来るのでしょうね。



2002年11月11日 日経平均株価8,460.37(-230.40)
売り込まれていると言うよりは、買い手がいないと言った方がいいのかも知れません。日経平均は今日も大きく続落しました。

不思議なもで、これだけ株が下がっても、政治家やマスコミも、あまり騒がなくなりました。危機感が希薄になっている現状は、非常に危険だと思います。

蛙は熱いお湯に投げ込まれると、びっくりして飛び出し死ぬことはありませんが、水から徐々に温められると、気が付かず死んでしまうそうです。なんか、この話は今の日本の現状にピッタリ当てはまりますね。

明日も大きく下がれば、久しぶりに少し買うかも知れません。