株式用語集な行
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な
内部留保(ないぶりゅうほ)
内部留保とは、企業内に留保されている利益のこと。当期の税引利益から、税金、配当金、役員賞与などの社外流出分を除いた残りの部分。
投げ
保有している証券の損失が拡大すると判断し、損を承知で売却をすること。
投げ一巡
投げが続いている間は相場は下がるが、ひとわたり投げが出尽くすと相場も下げ止まってくる。そのような状態を「投げ一巡」という。
成行注文
値段を指定せずに出す注文。指値注文に優先して売買が成立する。
軟調(なんちょう)
相場に買い気がとぼしく、小安い状態のこと。今日の相場は軟調だった・・・
NASDAQ(ナスダック)
NASD(全米証券業協会)が運営するシステムで、店頭銘柄のマーケットメイカーの売買の呼び値を通知するもの。日本の店頭登録銘柄より公開基準が緩やか。近年、NYダウより日本株に与える影響が高い
難平(ナンピン)
持ち株が買った値段より下がったとき、そこでその銘柄を買い増し、買値の平均を下げること。空売して思惑に反して上がってしまった場合は、売り乗せて売値の平均を高くすること。
に
日経平均株価
市場を代表する225銘柄を対象とした株価指数。また日経ダウとも呼ばれていて、もっとも代表的な株式市場の動きを表す指標であったが、2000年4月の大幅な入れ替えでその連続性はなくなったともいえる。
日銀短観(にちぎんたんかん)
日銀短観とは、「企業短期経済観測」の略称で、日本銀行が定期的に(年4回)企業に対しアンケート調査を行い、その調査結果を纏め分析したものを言う。日銀のアンケートは、2月、5月、8月、11月に行われ、翌月に発表される。短観は今後の景気動向を占う上で重要視され、株式市場でも注目される材料の一つになっている。
日銀券ルール
日銀券ルールとは、日銀が保有する長期国債の額を、市中に出回る日銀券(お札)の発行残高以内に抑えなければならない内部ルール。
二階建て
現物株を担保に、更に同じ銘柄を信用取引で買うこと。思惑がはずれ、相場が逆に動けば直ぐに追い証となるリスクの高い取引。
ね
値洗い(ねあらい)
値洗いとは、主に信用取引で決済が未了になっている株の価値を、現在の市場価格で計算しなおすことを言う。
ネットキャッシュ
ネットキャッシュとは、会社の手元資金のうち、借金で集めたカネを除く、正味のキャッシュのことをいう。ネットキャッシュ=現預金+償還期間が1年未満の短期有価証券。
値ごろ感
売買するのにころ合いの値段のこと。「値ごろ感から買われた」「値ごろ感から売られた」などと使う。
値付率(ねつきりつ )
値つき率とは、売買が成立した銘柄数を全上場銘柄数で割った比率のこと。値付率の高・低で市場の活況度が計れる。ちなみに東証1部の平均値付率は近年95%以上で推移している。
値ぼれ買い
値段に惚れて買うこと。(安易な値ぼれ買いは失敗のもと)
値幅制限
一日の株価の変動幅。株価水準に応じて、前日終値または最終気配値を基準に定められいる。
年初来安値(ねんしょらいやすね)
年初来安値とは、その年の年初(大発会)から現在までに取引された一番低い株価をいう。ただし大発会から3月末までについては集計期間が短いので、この間は昨年の大発会からの昨年来安値を使う。反対語=年初来高値
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
GPIFとは、私たちの年金(国民年金と厚生年金)の積立金120兆円を運用する世界最大の機関投資家のこと。
の
伸び悩む
上昇を続けてきた株が動きが鈍くなり、上昇しなくなること。
ノーロード・ファンド
売買時に手数料がかからない投資信託のこと。
乗り換え
手持ちの株を売って別の銘柄に買い換えること。
のれん代
のれん代とは、買収する企業の純資産と買収金額の差額分のことです。企業を買収する場合、その相手先企業の純資産を上回るプレミアムを付けるのが一般的です。なぜなら相手先企業が持つ顧客網やブランド力も手に入るからです。資産の少ないネット企業などを買収する場合は、殆どがのれん代というケースもあります。