MACD(マックディー)
今回はMACD(Moving Average Convergence and Divergence)です。読み方はみんなマックディーと言ってます。トレンド系とオシレーター系両方の特性をもったテクニカル指標です。個人的には結構好きな指標です。
計算式
指数平滑移動平均線(EMA)の計算方法
y(t)=y(t-1)+α(Y(t)-y(t-1))
y(t):t時点における平均値
y(t-1):(t-1)時点における平均値
Y(t):t時点における観察値
α:平滑化定数、0≦α≦1、α=2/(n+1)
n:平均する期間
MACD=EMA(任意の日数)-EMA(任意の日数) 、シグナル=MACD任意の日数の移動平均線
《売買ポイント》
買いシグナル
MACDがSIGNALを上抜いたとき。
売りシグナル
MACDがSIGNALを下抜いたとき。
MCAD(マックディー)は基本的に移動平均線なので、その傾きから相場のトレンドを見ることもできます。またMACDが相場の流れと逆行した場合は、相場が目先天井や底値になることが多いようです。MACDはその性質上売買ポイントが遅れますが、数値を変えることにより補正することが出来ます。好みにもよりますが、あまり敏感にしすぎるとダマシが多くなり使いづらくなってしまうので注意して下さい。
組み合わせはいろいろありますが、私はMACD=12日-26日 シグナル=9日で設定してます。
テクニカル分析TOPに戻る