本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2016年2月17日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15836.36 -218.07 -1.36
TOPIX 1282.4 -14.61 -1.13

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。何を材料に上がったのか意味不明ですが、とにかく大幅続伸で戻ってくる。

日経平均は反落。今日上がれば今年初の3日続伸でしたが、目先のショートカバーが一巡し、為替も114円台をはさみ膠着していることから、上値は重く、次第に売りが優勢になった。下げ幅は一時400円を超え先物は15,600円まで売られたが、その後は朝売った向きの買い戻しや日銀のETF買いも入ったんでしょう、安値から200円ほど下げ渋って大引け。ここから上は戻れば売りたい人ばかりですから、為替が115円に向かわなければ当然上値は重くなり、ちょっとした先物への仕掛け売りでも簡単に値を消してしまいます。ただ今日は指数が下げた割には東証1部の値上がり銘柄数は729もあるので、それほどダメージのある下げではないでしょう。

為替介入をしろとの声も大きくなっていますが、100円を割れそうだというならともかく、この水準での介入をアメリカが許しますかね? そもそもそれをしたくないからマイナス金利にしたわけで、実弾介入するならマイナス金利など必要なかったという話にもなります。いずれにしろ外野が言うのは簡単だが、政治的にはかなり難しいと思います。

本日の取引:1社 2勝 +9,300円
持ち越し:2社 600株



2016年2月16日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16054.43 +31.85 +0.20
TOPIX 1297.01 +4.78 +0.37

米国株式市場はプレジデンツデーの祝日で休場。欧州市場は金融株主導の買い戻しが続き大幅高となった。

日経平均は小幅に続伸。米国は休場でしたが、欧州市場は大幅に続伸し、ドル円も114円ミドルまで円安が進むなど良い状態で戻ってきました。それでも朝方は昨日急騰した反動から利益確定売りに押されたが、5000億円の自社株買いをソフトバンクがS高になったことで、先物主導で一時300円を超える上げ幅となった。大引けでは伸び悩んだものの、16,000円台はキープして終わる。ソフトバンク1社で82円ほど日経平均を押し上げているので、これがなければマイナスなんですが・・

ちょと自社株買いにつて考えてみたいと思います、自社株買はEPSを上昇させますが、それ自体何かを創造するわけではないので、本来的な企業価値への影響はニュートラルです。また、自社株買いでEPSが上がりPERが下がった場合、株価の値動きは必然的に荒くなります。ただ、株主にしてみればリターンの低い投資にキャッシュが使われるぐらいなら、自社株買いをしてくれた方が遥かにましです。ソフトバンクは有利子負債の多い会社ですし、今まで成長戦略を重視してきた会社で有名です。そこが大量の自社株買いに動くということは、単に株価が安いという理由だけではないでしょう。現在のマイナス金利を含めた経済情勢を分析した場合、資本効率が最も良いのが自社株買いだろう、という結論になったんだと思います。孫正義という男はこのへんの経営観というか相場観は非常に優れた人なので、他の経営者も参考になるんじゃないでしょうか。まあ、政府・日銀からしてみれば、企業にもっと設備投資や賃金にカネを回して欲しいわけですから、自社株買いが活発になるのは諸手を上げて喜べない現象でしょう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:2社 900株



2016年2月15日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16022.58 +1,069.97 +7.16
TOPIX 1292.23 +95.95 +8.02

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ドイツ銀行が社債(問題になった偶発転換社債ではない)の買い戻し動いたことから、金融不安が和らぎ欧州株式市場が全面高となり、その流れのまま米国株も大幅高となった。原油の急反発も追い風となった。

日経平均は大幅に反発。欧米市場が大きく戻したことや円安を好感し買い先行で始まり、その後ドル円もジリジリと下げ幅を拡大し114円に近づくと、日経平均も4桁に上げ幅を拡大した。

個人的には業績悪化なども考慮して、為替が115円まで戻して16,250円あたりを考えていたので、114円での16,000円はちょっと戻しすぎって感じもしますが、ドル円が1円の変動で日経平均が300~400円という方程式の範囲内ですから、それほど違和感もありません。本日は大雑把に前場と後場で500円ずつ上昇したわけですが、後場になってからドル円は30銭ぐらいしか円安に振れていないわけですから、逆に言えば前場が少し重すぎたと言えます。目先は15,000円がサポートラインとして機能しそうですが、それもあくまで為替次第。今年の底はもっと深いところにあるという考えに変化はありません。まあ、下げる時も、上げる時も、人間が考えながら売り買いしているという相場ではないですね。

本日の取引:3社 3勝 +27,000円
持ち越し:1社 300株




2016年2月12日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14952.61 -760.78 -4.84
TOPIX 1196.28 -68.68 -5.43

米国株は、ダウ・ナスダックとも下落。欧州の銀行株が下げ止まらないことや、イエレンFRB議長の議会証言も特に悪いところはなかったと思いますが、原油安や景気減速などが強調され逆に不安を煽る結果となった。いまの地合いでは何を言っても悪材料にしかなりません。

日経平均は大幅に続落。祝日の間に円高・海外株安が進み大きくギャップダウンしての始まりとなった。昼休みに黒田総裁が首相官邸に入ったことで思惑を呼び、買い戻しで下げ幅を縮める場面もあったが、期待は空振りに終わり引けにかけ再び売り直された。

15,500~15,000円は下げ止まって欲しい水準でしたが、懸念してた通りドル円が真空地帯を下に走ってしまい15,000円をも割れてしまいました。下値メドですが、為替がどこで安定するかの一点にかかっています。ここ数年の賃上げや積極採用で大企業の固定費はかなり上昇しているので、為替が115円以下で定着すると現在もっとも悲観的なシナリオとされている来期10%減益でもかなり甘いと言わざるを得ません。勿論、円高でメリットを受ける会社もあるので、その辺は個別の対応になるんですが、日経平均は為替が110円を切ってくれば、まだ1,000円~2,000円は余裕で下がります。それまで日銀や政府が傍観しているとも思えませんが、決め打ちはしないほうがいいでしょう。個人的には今年最大のイベントは中国で発生すると思っています。3月をまたずに日銀の緊急追加緩和などが実施されるか分かりませんが、戻ったところではしっかり売っておくことをお勧めします。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:3社 700株



2016年2月10日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15713.39 -372.05 -2.31
TOPIX 1264.96 -39.37 -3.02

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に続落。日本⇒欧州と売りが止まらず、原油安も足を引っ張ったが、イエレン議長の議会証言を控え買い戻す動きもあり下げ渋った。

日経平均は続落。朝方は前日大幅安した反動から買い戻しが先行したが、上値は重く次第に売りが優勢になった。マイナス金利導入から銀行株が下げ止まらないことも心理的な重しとなっており、他の銘柄にも悪い影響が波及している。引けでは300円ほど下げ渋ったものの、まだコツンときた感じはありません。ただ、価格帯別の累積出来高で見ると15,500円レベルは一旦止まる水準なので、自律反発に向かっても不思議ではありません。不安はドル円の110円~115円が真空地帯なんで、売り仕掛けが入ると下に走りやすいことですかね。
日経平均価格帯別出来高2016年2月10日


昨日・本日の下げを受けて追い証の投げ売りが出てくる水準になっているので、休みをはさんでギャップアップしてくれればよいですが、ギャップダウンすると投げ売りが下げを加速する展開も考えられます。イエレン議長の議会証言に期待する向きも多いですが、どうなんでしょうね? 世界的に中央銀行に対する信任が落ちていますから、タカ派的な発言が少しでも入ると、2日間下げ渋った米国株は売りで過剰反応を起こすかもしれません。イエレン議長はその辺は上手く考慮してまとめてくれると思いますが・・・

本日の取引:3社 3勝 +10,800円
持ち越し:2社 400株



2016年2月9日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16085.44 -918.86 -5.40
TOPIX 1304.33 -76.08 -5.51

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。ドイツ銀行が一部の社債のクーポンを支払えなくなるというレポートが欧州の銀行株全体のCDSの急上昇を招き、欧州株は全面安となった。その流れを受け売り先行で始まり、石油・天然ガス開発大手のチェサピーク・エナジーが経営破綻するのでは? との噂も不安に拍車をかけ、ダウは一時400ドルを超える下げ幅となった。

日経平均は反落。NYダウは下げ渋り終わってみれば-1.1%と大したことない下げでしたが、日本株はリスクオフで為替が円高に振れたことで、寄り付いた後も売りが止まらず、その後114円前半まで円が急伸すると16,000円割れ寸前まで売り込まれた。酷い下げでしたが、114円台で16,000円を保てたのは個人的にはむしろ底堅かったと思えるほどです。

目先はドイツ銀行がどうなるか目が離せません。何しろ欧州最大級の銀行ですから、不測の事態が起きれば官製相場で嵩上げされた、こんな水準では到底止まりません。ドイツ銀行はポジションを公開して必要なら公的資金を早めに入れるなどの対応をしないと、どんどん不安が拡大して行く恐れがあります。中国のミンスキー・モーメントだけでも大変なのに、そこに欧州の金融不安がミックスされたら厄介なことになります。リーマン・ショックの時にトレードしていた人なら皆承知していますが、ひとたびカウンターパーティーリスクが発生すると、本当に一瞬でマーケットはぶっ壊れますから、ブラックスワンを用心するに越したことはありません。なにしろ日本、欧州、中国は次の危機に対応できるオプションが殆ど残っていないのですから。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:2社 200株



2016年2月8日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17004.3 +184.71 +1.10
TOPIX 1380.41 +11.44 +0.84

日経平均は反発。雇用統計は非農業部門雇用者数が下が振れしたものの、失業率は下がり、平均賃金は上昇と解釈の難しい内容だった。ただ、米国株が下がっても為替が117円をはさんだ動きだったので、総じて堅調な雇用統計だったと受けとめられ、日本株には悪くない結果だった。CMEの清算値16,500円台にはやや違和感があった。結局、それにサヤ寄せして始まったものの、目先円を買う材料もなくドル円が117円ミドルに弱含むと、株も先物主導で買い戻しが優勢になった。週間チャート分析に書いた通り。ちょっと上げ過ぎって感じもしますが、最近のボラの大きさを考えればそれほど違和感もありません。ただ、為替の水準と企業業績のピークアウトを考えると17,000円台に割安感はなくなっているので、ここから為替が横這いなら16,000円台を維持するのに精一杯、115円に向かえば15,000円台かそれ以下、119円に向かえば18,000円ってところではないでしょうか。政府日銀がこの為替と株価水準を甘受できないのであれば、3月に再び追加緩和を行うかも知れません。もう切りがありませんが・・・

本日の取引:1社 1勝 +7,500円
持ち越し:なし



2016年2月5日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16819.59 -225.40 -1.32
TOPIX 1368.97 -19.84 -1.43

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。さえない経済指標が相次いていることで、FRBによる利上げ観測が後退し株が買われる流れが続いた。

日経平均は4日続落。米国株の上昇は上記の理由であり、為替は円高で戻ってくるので株は必然的に売られる流れとなる。引けにかけ買い戻しが入り200円ほど下ヒゲをつけたが、あまり意味はないって感じ。1週間で評価をするのは早計ですが、市場の信任を低下させてまで導入したマイナス金利で116円に逆戻りは大誤算でしょう。

米雇用統計ですが、市場予想(非農業部門雇用者数19万人増)付近で収まればベストですが、これが大幅に上振れしたりすると、この2日間米国株は悪い指標で騰がっいたので株にはネガティブですし、逆に大幅に下振れすると為替が一気に116円を割り込むリスクがあります。日本株にとっては下振れするより、米国株が下がっても円安の方が良いので適度に上振れしてくれた方がいいですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2016年2月4日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17044.99 -146.26 -0.85
TOPIX 1388.81 -17.46 -1.24

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。原油の持ち直しを受け小幅高で始まったが、1月のISM非製造業指数が53.5と市場予想を下回ったことで下げに転じる。その後は利上げ観測の後退や、ベネズエラのデルピノ石油・鉱業相が「OPEC加盟と非加盟が緊急会合開催に合意した」と述べたことが伝わるとWTI先物価格が一段高となり、エネルギー関連株中心に買い戻しが入った。

日経平均は続落。NYダウは原油高から反発したものの、117円台の円高はかなりショッキングで、一時200円を超える下げ幅となった。ただ、中国が大幅に元高設定したこともあり、大きく売り込む流れにはならず下げ渋っての大引け。アメリカはISM非製造業景況指数まで悪化してきたので、利上げどころか利下げという言葉もまことしやかに囁かれるようになってきました。先週のマイナス金利導入で120円-125円というレンジが株式市場のコンセンサスになっていましたから、それが115円-120円に変わってしまうと、また全然話が違ってきます。輸出企業の過去最高益も、インバウンド消費もすべて円安がもたらしたものですから、当面為替市場から目が離せません。

本日の取引:2社 2勝 +10,800円
持ち越し:なし