本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2009年10月9日 日経平均株価10,016.39(+183.92)
米国株は堅調に戻ってくる。今日も動きはないかと思われましたが、ドル/円が円安に振れたこともあり、日本株も予想外に堅調な展開になった。ここ数日、ドル/円は88円割れを何度も試しに行ったのですが、結局跳ね返されて本日の買い戻しに繋がった。アメリカも株がここまで騰がってくるとドル安を心配する余裕がでてきたのか、要人のトーンも少し変わってきた感じ。ただ、ドルの上値は重いですね。

SQ値は9,913円と高めに決まったものの、終値でSQ値を上回ってきたので悪くはありません。後は米株がどこまで踏ん張れるかと云ったところ。

本日の取引:1社 1勝+11,000円
持ち越し:1社 2400株



2009年10月8日 日経平均株価9,832.47(+32.87)
米国株はダウが小幅安、ナスダックは小幅高で戻ってくる。日本は台風で大荒れでしたが、株式市場の方はベタ凪の状態。オプションSQを前に動かしたくなかったと云うのもありますが、後場は誰も居ないかというくらい酷いものでした。日本株の9月のパフォーマンスが世界最低だったのは伊達じゃありません。まさにJapan passingと言ったところ。結局、ここ数日でアンワインドしたカネを再びパフォーマンスの悪い日本市場に入れてくるかと言えば、政治も足を引っ張っていますし、あまり期待はできませんね。

米国で決算発表が始まりましたが、主要企業はドル安効果をフルに受け、上方修正の連続でしょう。ただ、これはある程度、織り込み済みの話なので、一番手で上方修正を出したアルコアが今晩大幅上昇で終われるかがポイントになりそうです。

本日の取引:1社 1勝+4,000円
持ち越し:1社 2800株



2009年10月7日 日経平均株価9,799.60(+107.80)
米国株は大幅続伸で戻ってくる。日経平均は円高のマイナス材料がありましたが、NYが2日連続で大幅高すれば付き合うしかないと云ったところ。ただ、米国株の上昇はドル安を背景としたものですから、持続性には疑問があります。もっとも円もここまで買われる理由はないわけで、為替は面白くなりそうです。

台風18号がきます。一昨年、家の屋根を壊されてから台風にはかなり過敏になっています。その時は、それほど強い台風ではなかったのですが、私の住む地域にピンポイントで突風が吹いて屋根が壊される家が続出。そうなると屋根の修理を頼んでも順番待ちでなかなか来てもらえず、10日ぐらい待たされました。今回、暴風域に入る方は十分お気をつけください。

本日の取引:1社 2勝+9,500円
持ち越し:1社 3200株



2009年10月6日 日経平均株価9,691.80(+17.31)
米国株は9月のISM非製造業指数が事前予想を上回っ たことで上昇して戻ってくる。東京市場は買い先行の始まりも、上値は重くオプションSQを意識した9,750円では売りが優勢になった。キーワードは本日もロング/ショートのアンワインドで昨日と変わりなし。

本日のマーケットで、英国のインディペンデント紙が湾岸アラブ諸国は原油のドル取引をやめ、統一通貨などのバスケットに移行、現在、日本やロシア・中国などによる秘密会議が開かれていると報道し、ドル安が進んだ。まあ、いずれはそうなるでしょが、今日のは完全にガセネタですね。

本日の取引:1社 3勝+15,500円
持ち越し:1社 3600株



2009年10月5日 日経平均株価9,674.49(-57.38)
週末の米雇用統計は予想を上回る悪化だったが、事前にゴールドマンなどが出していた修正値と同じだったので、影響は限定的だった。

日経平均は数字だけみればファーストリテイリングの急騰や金融株の買い戻しで小幅安だったが、Fリテが70円ほど日経平均を押し上げていますから、これがなければ本日も3桁の下落。今日の相場は、ファンドのロング/ショートのアンワインドだけで他には何もなったという感じ。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 3200株



2009年10月2日 日経平均株価9,731.87(-246.77)

米国株は9月のISM指数が市場予想を下回り、先日のADPも弱かったことから今晩の雇用統計に警戒感が出て大幅安で戻ってくる。

東京市場は、米国株が高値を追っていたので、異常なNT倍率でなんとか1万円台を維持していたが、米国が高値を追えなくなれば、国内には売り材料しかないので、もう下がるしかないと云ったところ。ただ、リーマンショックの頃と比べれば、多くの人が警戒感を持って相場に臨んでいたので、去年のようなパニックにはならないだろう。

本日の取引:1社 2勝 +7,200円
持ち越し:1社 3200株



2009年10月1日 日経平均株価9,978.64(-154.59)
米国株は弱い経済指標を受け軟調な展開で戻ってくる。ただ、アメリカもドレッシング買いがあったのでしょうか、引けにかけ下げ幅を縮小した。東京市場は昨日のドレッシングの反動と短期的需給の悪化から終値で1万円割れとなった。それにしても、値動きの悪いつまらない相場ですね。過剰流動性もアメリカの中でぐるぐる廻っているだけで日本には全く関係ないと云った感じです。日本株がなぜこんなに弱いかというと、あまり批判めいたことは言いたくないですが、やはり民主党政経になったことの影響は大きいと思いますね。

民主党のこれからやろうとしている友愛政策は、企業への増税、温暖化ガス削減、派遣禁止、最低需給の引き上げと、上辺だけ見れば愛に溢れる素晴らしいものです。ただ、大企業の国際競争力を無くす方向性であることは間違いありません。農業などと違って規制の殆どないところで戦っている自動車やハイテクなどの製造業は、軸足をより海外に向けざる得ないでしょう。結果、日本の産業は空洞化し、国内の雇用は更に失われる。亀井さんの好きな中小企業も、返済を数年猶予して貰っても、大企業が海外に出て行ってしまえば、仕事が減り下請で生き延びることは不可能になります。なんか本当に合成の誤謬って感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 2400株



2009年9月30日 日経平均株価10,133.23(+33.03)
米国株は小幅安で戻ってくる。東京株式市場は中間期末と云う事もあり、殆どポジション調整的な売買が中心で終日横這いの動き。大引けには、お約束のドレッシング買いが入り何とかプラス引け。日足のチャートは、三尊天上が否定できないまま徐々に形が悪くなっています。

雇用統計の前哨戦と言える、今晩の米ADP雇用統計で為替に動きがでるかどうか。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 2000株



2009年9月29日 日経平均株価10,100.20(+90.68)
欧米株は大型のM&Aの発表などから大幅高で戻ってくる。東京市場は藤井財務相が「異常事態では介入もあり得る」と発言したことから為替は落ち着きを見せ、また鳩山首相が「モラトリアムまで合意していない」と発言したことから、金融株が反発となった。しかし、全体で見ればCMEの精算値にはかすりもしない、非常に弱い戻りでした。

ザラバも殆ど動きませんし、煮ても焼いても食えない相場ですね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社 2000株



2009年9月28日 日経平均株価10,009.52(-256.46)
日経平均は続落。ドル円が朝方に88円台に突っ込み、株式市場もザラバ1万円を割り込む場面もあった。ただ全面安という訳でもなく、プチショック程度の下げでした。為替がこの水準で1万円を保っているのは、ある意味凄いことです。

藤井大臣の発言だけで為替が動いた訳ではありませんが、最近の円相場の動きは「異常ではない」とか「輸出企業や大企業中心で皆が潤うという時代は終わった」などと云う発言は、どうかと思いますね。野党の議員やどっかのオッチャンがブログで書いているなら個人的意見として別に構いませんが、大臣が軽々しく言うべき事ではないですね(しかも何度も)民主党議員全てに言えることですが、いまだに無責任な野党癖が抜けていません。内需拡大は大いに結構ですが、子供手当をばら撒いたくらいで内需が短期間で急拡大する訳ではないのですから、当面は外需と内需をバランスよくやっていくしかないでしょう。まあ、自民党も谷垣氏に決まって更に復活が遠のいた感じですし、困ったもんです。

本日の取引:株 +4,500円 FX +13,040円
持ち越し:1社 800株



2009年9月25日 日経平均株価10,265.98(-278.24)
米国株は続落で戻ってくる。東京市場は昨日の上昇が違和感のあるものだったので、下げ幅が大きくなった。ただ、配当落ち分が50円あるので大した下げではありません。しかし、今年2度目となる野村の大型ファイナンスと亀井ショックが金融株を直撃し、指数以上に地合いは悪化した感じ。

昨夜の米CNBCに、元ヘッジファンドの大物ジュリアン・ロバートソンが出ていました。氏曰く「日本と中国が米国債の購入をやめれば、米国のインフレ率は簡単に15~20%になるだろう」と言っていましたね。個人的にも全くその通りだと思いますが、15~20%というのはかなり控えめな数字ですね。苦しまぎれで前代未聞の金融緩和をやった結果、ダブついたドルを吸収してくれる先は中国と日本しかない状況です。中国にしてみれば、なにも慈善事業で米国債を買っているわけではなく、まだアメリカに世界の中心にいて貰った方が都合がいいので、米国債を買っているだけです。ただ中国の外交は友愛とは対極のしたたかなものですから、いつどうなるかは分かりません。

本日の取引:2勝 +9,300円
持ち越し:1社 800株




2009年9月24日 日経平均株価10,544.22(+173.68)
日本が連休中の米国株はまずまず堅調な動き。昨日はFOMCの声明文で出口戦略への言及が無かったことを受け一段高になるも、さすがに高値警戒感もあり下げに転じた。

日経平均はCMEの精算値(先週末とほぼ同じ)にサヤ寄せする形で始まり、その後は連休前のヘッジの買い戻しが先物に入り、意外高に繋がった。ただ、日本独自の要因で買われているわけではなく、海外株高に追随しているだけと云ったところ。10月になると臨時国会で郵政民営化の凍結、製造業への派遣禁止、最低賃金の引き上げ、温暖化ガス25%削減、租税特別措置廃止による大企業への増税、今日もメガバンクを下げる材料になっている金融モラトリアム法案など、株式市場にはネガティブな材料が目白押しです。この状況で株高を期待する方がむしろ不自然な感じです。アメリカ株が上げ続ければ日本株も追随するでしょうが、アメリカ株が下げに転じれば、日本株はそれ以上に下がると考えておいた方が無難でしょう。

本日の取引:3勝 +14,000円
持ち越し:1社 1600株



2009年9月18日 日経平均株価10,370.54(-73.26)
米国株は小幅安で戻ってくる。日経平均は5連休前とあってポジション調整の売りが出て反落となった。ただ、藤井財務相が債務返済猶予について慎重な見方を示したことでメガバンクが買い戻され、指数も下げ幅を縮小した。連休中のNYを気にしても仕方ありませんが、正月でもないのに5日間も市場を開けないと云うのは、ちょっと考えて貰いたいですね。

本日の取引:2勝 +7,000円
持ち越し:1社 1600株



2009年9月17日 日経平均株価10,443.80(+173.03)
米国株は相変わらず堅調で大幅高で戻ってくる。日経平均は本日の上昇で金曜日の下げ分を取り戻したが、TOPIXは亀井氏が打ち出した返済猶予法案からメガバンクが下げ、日経平均の半分の上昇に留まった。銀行もボランティアで金貸しをやっている訳ではないので頭の痛いところです。

それにしても、円高が進むなかでハイテクが買われ続け、NT倍率がとうとう11倍を超えるなど、違和感の強い上昇ですね。NT倍率の11倍というのは、ITバブル真っ只中の頃と同じ水準ですから、かなり異常な事態です。

本日の取引:1勝 +9,000円
持ち越し:1社 



2009年9月16日 日経平均株価10,270.77(+53.15)
米国株は連日の高値更新。日経平均は一時170円を超える上げ幅だったが、大引けにかけ急速に伸び悩む展開。NYが強いので2日続伸は当然ですが、値下がり銘柄は昨日よりも増え1045銘柄ですから、一部の値嵩ハイテクだけで支えられている相場。むしろTOPIXの4日続落の方を強調しないといけませんね。

昨日、初めて知ったのですが、亀井静香の国民新党は、株価が乱高下するのは先物が悪いとか言って「日経平均先物の廃止」を提案していたんですね。実際にやるとは思えませんが、こんなことをすれば、世界の笑い者ですよ。また亀井氏の中小企業や個人の住宅ローン債務の返済を最大で3年程度猶予しろとか云う発言もどうかと思いますね。組閣人事をみると、極右もいれば極左もいるわで、ある意味凄い内閣です。

本日の取引:2勝 +19,000円
持ち越し:1社 



2009年9月15日 日経平均株価10,217.62(+15.56)
日経平均は反発。米国株はしぶとく上昇して戻ってきたが、日経平均は昨日、NY安を先取りする形で急落したにも関わらず、戻りは鈍かった。最も東証1部の値下がり銘柄が900を超えている状況ですから、実質続落と言ってもいいような内容でした。

亀井静香が金融・郵政民営化担当になったと云うのはどうなんでしょうね。個人的には亀井氏は好きな政治家ですが、外国人からみれば古い自民党に戻ったと云う感じで、イメージ的にはかなり悪いですね。民主党の政策で恩恵を受ける業種もありますが、市場全体で見れば明らかにマイナス要因の方が大きいでしょう。

まず矛盾点として内需を拡大するとか云いながら、温暖化ガスの厳しい規制、派遣の見直し、最低賃金の引き上げ、こんなことをすれば中小企業は倒産、大企業は国内に工場を置いておくメリットはないので、製造業の海外進出を加速することになり、単純労働者の仕事が更に無くなることにならないのか? また高速道路を無料化にすれば温暖化ガスをばら撒くことになるが、一方で温暖化ガスを厳しく規制するというのも全く訳のわからない話です。子供手当をばら撒くぐらいでは、このマイナスを分を相殺することは難しい。その前に財源の手当てが本当に出来るのかという大問題がありますがね。また金持ち優遇はけしからんと云う事で証券優遇税制も恐らく廃止になるでしょう。ミクロで考えれば民主党の言っていることは正しいことばかりですが、マクロでは違う結果になってしまう、いわゆる「合成の誤謬」にならないように、柔軟にやって貰いたいところです。

本日の取引:2勝 +11,500円
持ち越し:2社 



2009年9月14日 日経平均株価10,202.06(-242.27)
週末の米国株は小幅に反落。日経平均はCMEの精算値にサヤ寄せして始まった後、薄商いの中スルスルと先物主導で下げ幅を拡大した。

今日などは円高で下がったとか言われるんでしょが、そもそも先週円高がどんどん進んでいるにも関わらず、SQに向け値段を引っ張り上げたい為に、輸出企業が買われる不自然な動きだったので、その反動が出たと言ったところか。これでSQ値が目先のレジスタンスとなり、直近安値付近では下げ渋ったものの、再び下抜けの方を心配する位置になってきた。また日本は5連休が控えていることも買いの見送り要因になっている感じですね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社



2009年9月11日 日経平均株価10,444.33(-69.34)
外部環境は昨日と全く同じ、円高+米国株高でしたが、昨日、強引に10500円をつけに行ったこともあり、反動で売られる。本日、続伸できなかったことで、昨日の上げの価値も69円安以上に無くなった感じです。結局、10541円のSQ値も幻となり、来週早々にここを超えられないと、レジスタンスとして意識されることになる。

現在のドル/円の水準を考えれば、日経平均は9000円前後まで下がっていても不思議ではないところだが、欧米株が年初来高値を更新している状況ですから、相対的に日本株にも買いを入れざる得ない状況。一部の人が言っている、為替が円高だから単純に「日本買いだ」などと云うのは、かなり的外れな意見だと思います。為替水準について言えば、自動車とかは91円台に見積もっているところもありますが、大企業製造業の今年度の想定為替レートは1ドル=94円85銭ですから、これ以上の円高はネガティブ要因にしかなりません。来週は為替から目が離せませんね。

本日の取引:1勝 +4,500円
持ち越し:なし