本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2006年3月16日 日経平均株価16,096.21(-222.83)
日経平均は大幅に反落。今日に関しては、薄商いの中、先物で上手く売りし掛けられたと言ったところでしょう。SQ値である16,000円を割れて終わると嫌な感じのチャートになるところでしたが、ここが一応サポートとなったことから、現物が終わってから先物はかなり買い戻されました。

ジェイコム事件が起きた時、誤発注など日常茶飯事に起きていると書きましたが、それを裏付けるデータが昨日、金融庁から発表されました。2005年だけで証券会社の89%、件数にして1万4318回の誤発注があったそうです。個人的には、これでもかなり少ないかなと思います。

対策として、①発注上限は「発行済み株式数の何%以内」などと明確に定め、これを超えると発注できない「ハードリミット」と、管理者の承認があれば発注できる「ソフトリミット」の2段階を設定し、管理者が承認する際も、顧客の信用力などを十分確認する。②証券会社が顧客の注文を実行する際、代金や株券を事前に受け取るようにし、その金額や株数の範囲内で発注することを徹底する。

どうなんでしょうね。①は当然としても、②なんかして証券会社は商売になるんでしょうかね? 東証も一回パンクしてから、出来高が落ちているにも関わらず、いまだ短縮取引を継続しているように、明らかに過剰反応でしょう。

WBCは残念でした。見ていると日本は真面目な選手が多いんですかね。緊張し過ぎと言う感じでした。

本日の取引:NTT 3勝1敗 +16,000円
持ち越し:なし



2006年3月15日 日経平均株価16,319.04(+80.68)
日経平均は反発。米国株は大きく上昇して帰ってきましたが、3月期末接近で国内機関投資家の動きがすこぶる悪く、本日も閑散相場でした。

市場に動きが無く、あまり書くこともないので、今日は四方山話でも・・・

WBCはメキシコに勝ち明日の韓国戦に望みをつなぎましたね。明日も頑張って欲しいものです。

あまり出番はありませんが、日本代表の中にヤクルトの青木選手がいます。彼は昨年、イチロー以来となる年間200安打を記録した打者なのですが、その彼をどう思うかと、某テレビ局がイチローに尋ねたところ、良い選手だと褒めていましたが、最後にいった一言が気に入りました。

その一言とは「やってるうちに偶然200本打ってしまたのと、一から組み立て計画的に200本打つのとは、全然レベルの違う話・・・」と言うものでした。野球でも株でも、結果がすべてであり、それは受け入れなければなりません。しかし、上昇相場で偶然年間500万儲けた初心者と、毎年コンスタントに500万儲ける人とを、同じレベルで論じるのは、やはり失礼と言うのもでしょう。妙に納得してしまいました。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2006年3月14日 日経平均株価16,238.36(-123.15)
日経平均は反落。寄り付いてからは前日終値をはさみ、狭いレンジでの取引が続き、後場になると現物の上値の重さから先物主導で安値引けとなりました。

SQ通過で、年金売りなどがピークを超し目先需給が好転している反面、積極的な買い手も不在で、出来高は大発会を除くと今年最低となりました。こうなると動き出すのは、小型の材料株や怪しい銘柄で、上場廃止が決定したライブドアが急伸したのが象徴的でした。暫くはこんな感じなんでしょうかね。

本日の取引:NTTドコモ 1勝 +20,000円
持ち越し:なし



2006年3月13日 日経平均株価16,361.51(+245.88)
日経平均は大幅に続伸。CMEの清算値にギャップアップして始まった後は、終日狭いレンジでの揉み合いでしたが、円安進行による値嵩ハイテク株の上昇が指数に寄与し、ほぼ高値圏で終了。また新興市場も好調でした。

3月の配当落ち前で売りが出にくいと言う環境もあるのでしょうが、出来高は大発会を除くと今年3番目の薄商いで、指数が3日間で734円と派手に戻った割には勢いがありません。個人的には、この3日間の戻りは全く信用していないのですが、これで出来高が増えだすと配当落ち位までは、意外に底堅く推移するのかなとも思えてきます。ただ今年の相場は天邪鬼なので、皆が安心してくると、逆に動き出すんですよね。

ワールド・ベースボール・クラシックでのタッチアップを巡るあの判定・・・ 幾らアウェーゲームとは言え、流石にあれは無いでしょう。

本日の取引:NTT 4勝 +18,000円
持ち越し:B社 20株買い 20株売り



2006年3月10日 日経平均株価16,115.63(+78.72)
日経平均は続伸。米国株安を受け、小安くはじまりましたが、SQ値である16,000円を超えると、先物に大量の買いが入り、指数は一時200円以上、上昇する場面もありました。しかし、大きな動きがあったのは、朝の1時間だけで、2時の機械受注発表後は若干売りが優勢になり終了。

しかし、なんともこの2日間の先物の動きは胡散臭いものでしたね。指数だけはこの不自然な操作で大きく戻ったものの、個別株の需給はさほど改善されておらず、指数の戻りに対してだいぶ温度差があるように感じます。来週はSQ値の1万6千円をサポートラインとできるのか、レジスタンスとなってしまうのかを見極める週となります。尚、本日から先物は3月の配当落ち分、約70円が差し引かれての推移となっているので、ご注意下さい。


本日の取引:NTT 3勝1敗 +17,000円
持ち越し:B社 20株買い 15株売り



2006年3月9日 日経平均株価16,036.91(+409.42
日経平均は大幅に反発。量的緩和政策解除後の短期的リバウンドは想定内でしたが、決定が決らない前場の段階から、先物に大量の仕掛け買いが入るのは、ちょっと想定外でした。明日がメジャーSQだけに、持ってるポジションの関係で慌てて買い戻しに入った向きも多く、パニック的な上昇になりました。

今日の動きは、量的緩和政策解除とメジャーSQを絡めたイベントドリブン的な仕掛けであり、これを持って、再び上昇トレンドに戻るなどと言う、単純な相場にはならないでしょう。

本日の取引: 京セラ・NTT・日立 5勝1敗 +33,000円
持ち越し:B社 20株買い



2006年3月8日 日経平均株価15,627.49(-98.53)
日経平均は続落。主力株に関しては、大口投資家が金縛り状態ですから、本日も大きな動きはなしで、先物に合わせてピクピク反応していたと言ったところ。このような時は仕掛け売りをするには、絶好のチャンスなのですが、売り切れないところを見ると、リバウンドに対する警戒感もあるようですね。

日銀政策決定会合は、これだけ事前にアナンスされていますから、どうなろうが相場に与えるインパクトは限定的でしょう。むしろ先送りされる方がネガティブかも知れません。

本日の取引: NTT 2勝 +15,000円
持ち越し:B社 20株買い



2006年3月7日 日経平均株価15,726.02(-175.14)
日経平均は反落。重要イベントを前に現物市場の出来高は減少し、今日も先物主導の展開でした。オプションのロールオーバーは比較的順調なものの、225のロールオーバーの進捗が不透明なこともあり、SQに向け警戒感が強まっています。

高値圏で出来高が減少してくるのは、非常に嫌な感じですね。先ほど225銘柄のチャートを一通り見ましたが、いかにも下っ放れそうな銘柄が多くありました。去年までは、このような場面に強気で対処した人がことごとく勝ちましたが、今回はどうなんでしょう? 一回騙しで上に振って落とすのかな? 悩ましいところです。

本日の取引: なし
持ち越し:B社 20株買い



2006年3月6日 日経平均株価15,901.16(+237.82)
日経平均は大幅に反発。ただ商いに関しては相変わらず閑散状態で、下落も上昇も先物主導の省エネ相場と言った感じです。

SBはボーダフォンの日本法人買収という思いきった手に出ましたね。しかし、SBとしては、これしか手が無かったとも言えます。

言葉は悪いですがSBは固定通信では、NTTの回線解放義務に寄生して利益を上げるという、いわゆるパラサイトビジネスです。まぁパラサイトであっても利益が上がればいいわけですが、その肝心のADSL事業が、NTTのなりふり構わぬ光攻勢により、今後ジリ貧になって行くのが明らかになり、心中は穏やかではなかったでしょう。もしNTTが光インフラを整え、メタル回線を撤去すればADSL事業はおしまいですからね。SBがメタル回線を買い取り時代遅れのADSLに固執すれば、それは自分で自分の首を絞めるようなものです。光ファイバーにしても、NTTが主張する解放義務撤廃がもし通れば、SBは光でも足場を失うことになります。そこでSBとしては、どうしてもNTTに依存しない携帯事業が欲しかったと言う訳なんでしょう。買収金額2兆円とも言われる、孫さんの乾坤一擲の大勝負が、吉とでるか凶とでるのか、今後の展開には興味津津たるものがある。

本日の取引: 京セラ・NTT・NTTドコモ・東芝 6勝2敗 +32,000円
持ち越し:B社 20株買い



2006年3月3日 日経平均株価15,663.34(-246.42)
日経平均は大幅に続落。CPIの発表で4月に予定されていた、日銀による量的金融緩和政策の解除が、早ければ来週にもと言う観測を呼び、週末要因とあわせ昨日以上に手控えムードが広がりました。来週は9日に金融政策決定会合、10日にメジャーSQと控えており、OP・先物市場の動向から眼が離せない。

今日の日経平均は、大きく下げましたが、昨日・今日の出来高・売買代金が示すように、買いが入らないだけで、売られている訳でもありません。チャート的にサポートラインと見られていた75日移動平均を割り込んでしまったのは嫌な感じですが、これが来週、閑散に売りなしの展開になるのか、嵐の前の静けさなのかは、判断の難しいところですね。

本日の取引: NTT・日立 3勝1敗 +28,000円
持ち越し:B社 20株買い



2006年3月2日 日経平均株価15,909.76(-54.70)
日経平均は小幅に続落。米国株高の流れを受け買い先行で始まりましたが、安値を拾う向きはいても、上値を積極的に買って行く向きは少なく、鉄鋼株の材料出尽くしなどもあり、日経平均も次第にジリ貧となりました。

昨年の米国株と日本株を比較すると、米国がほぼ横ばいだったのに比べ、日本株は約40%も上昇したわけですから、今後は米国が騰がれば日本株も騰がるなんて、単純なことにはならないでしょう。むしろ米国が騰がればグローバル・マクロの観点から言ってもポジションをリバランスさせてくるでしょう。また米国の不動産バブルがクラッシュして景気が減速すれば、日本もその煽りを受けるのは必死ですが、ただその際、消去法的に日本が買われるなんてこともあると思うので、量的緩和解除後のグローバルなマネーの流れが非常に読みづらくなっています。

月曜日から隣の家が解体工事をしてまして、騒音、振動でバテ気味です(´・ω・`)

本日の取引: NTT・NTTドコモ 3勝0敗 +49,000円
持ち越し:A社 5株買い 1株売り



2006年3月1日 日経平均株価15,964.46(-240.97)
米国株安と円高進行を嫌気し日経平均は5営業日ぶりに大幅反落。

チャートからは前回反発した75日移動平均が日々20円ほど上昇を続けていますので、15,700円をサポートラインと出来るかがポイント。ここが割れるようだとチャートは嫌な形となる。いずれにしろ、このミニ三角もちあいをブレイクした方に大きなトレンドがでると思うので、短期の人を除けば、無理して相場に参加する場面でもないでしょう。

本日の取引: NTT・NTTドコモ 3勝1敗 +12,000円
持ち越し:A社 14株買い 4株売り



2006年2月28日 日経平均株価16,205.43(+12.48)
日経平均は小幅に4日続伸。小高く始まった後、先物主導で16,000円割れまで急落しましたが、その水準から一段と売り込む動きは見られず、徐々に買い戻しが優勢となり小幅高で終了。

鉄鋼・銀行と言ったところから物色が横に広がって行かないので、現物市場の膠着感が強くなっています。新興市場に関しては、依然として相対的な割高感が強く、こちらもリバウンドの域を出ていません。個人的には、メジャーSQに向け先物に大きな仕掛けが入るか否か、今はここしか興味がないと言ったところです。

大証の新取引システムは、順調に稼動しているようですね。しかし、東証は相変わらずのマイペースで、取引量が落ちている現状では、やる意味さえなくなっている短縮取引を元にもどすことすら頭にないようです。

本日の取引: NTT・NTTドコモ 4勝1敗1分 +33,000円
持ち越し:なし



2006年2月27日 日経平均株価16,192.95(+91.04)
日経平均は3日続伸。買い先行のスタートとなり先物は16,300円まで上昇する場面もありましたが、さすがに同水準では戻り売り圧力が強く、その後は25日移動平均16,175円を挟んでの膠着状態となりました。

先週の月曜日は、新興市場を中心にかなり悲惨な状態でしたが、1週間でよくここまで戻したなと言う感じです。ただ以前のように積極的に買いが入っているかと言えばそうではなく、出来高の少ない真空地帯を戻したと言った方が適切かもしれません。チャート上は終値で25日移動平均を上回ったことから、再び強気論が多くなってきましたが、今年の相場は一癖ありそうなので判断の難しいところです。

本日の取引: NTT 3勝1分 +18,000円
持ち越し:A社 8株買い 6株売り



2006年2月23日 日経平均株価16,096.10(+314.32)

*2006年2月24日の更新はお休みします。

日経平均は大幅に反発。今日は全市場ともほぼ全面高の展開で、急落後の戻りでは一番強い日でした。ただ出来高・売買代金に関しては、若干不満が残ります。

日経平均は終値で25日移動平均にほぼ面あわせしてきたので、市場の強弱感は取り合えずニュートラルに戻りました。ただ此処の辺りは戻り売りが一番激しく出る水準でも有り、明日以降、出来高をこなせるかが焦点になります。

オリンピックは女子フィギュアで、やっとメダルが取れそうですね。国内でオリンピックが盛り上がらないのは、日本人選手がメダルを取れないと言うのもありますが、ヨーロッパとの時差もかなり影響しているのかも知れません。AM3時とか4時では、頑張って起きていることもできず、かと言って寝て起きるには早すぎます。スポーツは結果が分かった後に録画で見ても面白くないですからね。そう言う意味では、ドイツでやるワールドカップも同じような時間帯でしょうから、どうなんでしょうね。

本日の取引: NTT・A社  4勝1分 +26,000円
持ち越し:A社 2株 買い




2006年2月22日 日経平均株価15,781.78(-113.16)
日経平均は反落。ハイテク系が弱かったことから指数は下がりましたが、全体的には値上がり銘柄数の方が多く、急落した銘柄を中心にリバウンドが継続しました。

3市場残は、1週間で3,600億円も買い残が減ったんですね。過剰な建て玉をして、追い証で売らざる得なかったと言うのもありますが、今はネット取引が中心の時代で、昔みたいに担当者に損切りの電話を入れるのが、恥ずかしいなんて言うのがありませんから、回転も早くなっているのかも知れません。

党首討論は、民主党から何か新しい材料が出るのではと期待してましたが、言いだしっぺの民主党の方が、ライブドア問題から逃げていたという感じで、相変わらずの水掛け論。はっきり言って時間の無駄ですね。

本日の取引: NTT 2勝0敗 +18,000円
持ち越し:A社 2株 買い



2006年2月21日 日経平均株価15,894.94(+457.01)
日経平均は急反発。寄り前の外国証券経由の注文が、久々に大幅な買い越しとなり、大きくギャップアップしての始まり。その後は狭いレンジで揉み合いを続け、後場いつものように売りが出たものの、今日は売り切ることが出来ず、逆にラスト1時間で先物を売った向きが売りが踏み上げられ、予想外の大幅高となりました。

勘違いしている人が多いのですが、寄り前の外国証券の注文は、あくまで外国証券を経由した注文件数です。ですから日本人が外国証券を使って注文を出しても、数字に反映されます。2日間で600円も急落した後だけに、なにか作為的な操作があったとしても、驚きはありません。今日の上昇に関しては、朝の段階からすべて仕組まれていたと言う感じですね。

ここから、出来高を伴いながら上昇していけるかが問題で、買いが細るようだと、また先物主導でストンと落とされる不安定な相場に変わりはありません。

本日の取引: NTT・A社 5勝1敗 +35,000円
持ち越し:A社 2株 買い



2006年2月20日 日経平均株価15,437.93(-275.52)
日経平均は大幅に続落。ギャップダウンして始まった後は、15,450円で切り返し15,720円まで急伸。その後は再び先物主導で急落し15,437円で大引けとなりました。75日移動平均を下回るのは去年の6月以来の出来事。

個人が好む小型株の下げが、きつくなってきました。去年から下がっても直ぐに株価が回復していたので、ナンピン癖が身についてしまった人が多く、被害が拡大しているようです。それでも現時点ではまだ、オーバーシュートした分が値幅調整している段階であり、この程度の下げで騒ぐ人がいるのも、ちょと驚きです。まぁそれだけ良い相場が続いていたということなんでしょう。株で本当に辛いのは時間調整に入ってからです。

小型株は投売りもかなり出ていたようなので、短期リバウンドを狙えるタイミングに来ていると思います。ただ需給が悪化しており、深追いは禁物と言ったとこでしょう。

本日の取引: NTT・A社 2勝2敗 -18,000円
持ち越し:A社2,000株買い



2006年2月17日 日経平均株価15,713.45(-330.22)
注目されていたGDPは、市場センサスを上回ったものの、材料出尽くしから上昇は一瞬で終わってしまいました。外国人がポジション調整をしている今の地合いでは、これも仕方ないと言ったとこでしょう。

今日は指数の下げ幅は大きいですが、国内の機関投資家や投信の買いが入っている優良株は堅調で、とても300円以上下がった相場には見えません。一方で個人需給をもろに反映する新興市場は、日経平均以上に急落しており、なかり歪なマーケットになっています。まぁ個人が信用取引で、むちゃ買いした部分が、試練にさらされていると言ったところでしょう。

来週も先物で振り回され、個別銘柄は指数との相関関係は薄くなり、あくまで個々の需給関係が強く影響する相場になるんじゃないでしょうか。

本日の取引: A社 2勝 +14,000円
持ち越し:A社4,000株買い 2,000株売り



2006年2月16日 日経平均株価16,043.67(+110.84)
日経平均は反発。主力大型株は底堅い動きでしたが、新興・小型株は個人の買いの回転が効かなくなっており、対照的な動きとなっています。

バーナンキ新議長の議会証言は、アメリカはまだ景気が良いから利上げは続けますよと言う内容で、これは既に織り込み済みの内容でしたので、マーケットへの影響は限定的でした。前任のグリースパン議長は、難解と言うか殆ど意味不明ともとれる発言で有名でしたが、その点バーナンキ氏は分かり易いですね。ただはっきり物を言うのは、危険な時もありますから、どうなんでしょうね。老獪なグリースパンの微妙な言い回しの方が、マーケットとの親和性は高かったのかもしれません。過去、新任の議長は必ず困難に直面すると言うジンクスがあるので、今後の御手並みを拝見と言ったところでしょう。

明日の10―12月期GDP発表は、余程のポジティブサプライズでもなければ、相場には中立要因でしょう。それより、寄り前の外国証券経由の売り越が止まる方が、今の相場には効きそうです。

本日の取引: NTT 5勝1敗 +28,000円
持ち越し:A社4,000株買い 2,000株売り



2006年2月15日 日経平均株価15,932.83(-252.04)
日経平均は反落。朝方は米国株高を好感し、寄り付いてから130円ほど上昇しましたが、上値は重く、昼休みの時間差攻撃(バスケット売り⇒先物売り⇒後場寄り裁定解消売り)で指数はマイナスになり、そのままズルズルと安値引け。

評論家の相場予想が外れると激しく非難する人がいますが、相場の予想は気象予想のような単純なものではなく、ビックプレイヤーのイレギュラーな動きや、大衆投資家の心理面の変化など数値化できない要素の方が多く、むしろ外れるのが当たり前だと思っています。まぁ不確実なものを予測したがるというのは、人間の性みたいなもので、その予測する行為を非難しても、当てにしても意味はありません。プロ野球選手は、ピッチャーが次に投げる球種が、ストレートなのか変化球なのかを予想してスイングに入ります。では、3割バッターが予測の名人かと言えば恐らくそうではないでしょう。むしろ予測を外した時の瞬時の対応力が違うのだと思います。相場もこれと同じで予測と違った場合に、どのように対応するか、また出来るかが、一番大切なんじゃないでしょうか。

本日の取引: NTT・A社 4勝2敗 +9,000円
持ち越し:A社4,000株買い2,000株売り、B社3株買い1株売り



2006年2月14日 日経平均株価16,184.87(+307.21)
日経平均は大幅に反発。先物は13万7千枚の大商いで、安値と高値の値幅が500円と言う、非常に荒っぽい一日でした。今日に限れば、ここ数日出ていた昼休みの売りが出なかったのが、後場の買戻しに繋がりました。しかし、一部のビックプレイヤー達が、先物をまるで仕手株のようにオモチャにしており、荒い相場は暫く継続しそうです。

今年は、去年のような安定した一本調子の上昇ではなく、僅か一ヵ月半で相場はかなり乱高下しています。個人投資家も買うタイミング、見切るタイミングと投資センスが問われています。今年は相場の世界でも2極化が鮮明になるんじゃないでしょうか。

本日の取引: NTT・A社 5勝1敗 +31,000円
持ち越し:A社4,000株買い 2,000株売り



2006年2月13日 日経平均株価15,877.66(-380.17)
日経平均は大幅に続落。ギャップダウンして始まった後も先物に大口の売りが継続し、後場も一段安となり、安値引け。

金曜日に30分の時間差を利用した、売り崩しの話を書きましたが、他にもいろいろあるようです。2月8日の400円を超える急落は、大証先物システムの遅延によるところが大きかったのですが、市場関係者の話によると、なんでもこれは外資系証券によるスライス注文が原因と言うことで、意見が一致しているようです。

スライス注文とは、225先物を100枚売る場合、わざと小口に1枚づつ市場に流して行き、システムを意図的にパンクさせる技? なんだそうです。やってることは単純で、シンガポールで先物を空売りしておいて、遅延パニックにより大証225が下がったところで買い戻すのですが、日本のシステムの脆弱性が露呈した現在、これが格好の標的にされているようです。偶然か必然か分かりませんが、今日なども先物の終値は、最後の買戻しにより、現物市場より70円も高く終わっています。しかし、やる方も、やられる方も なんだかなと言う感じですね。

日経平均は、基準線を僅かですが割り込んでしまいました。セオリー通りなら、ここは一旦、テクニカルリバウンドしてもいい場面ですが、なにせ先物市場がこの荒れようですから、あまり決めうちしない方が良いかも知れません。

本日の取引: NTT 4勝0敗 +37,000円
持ち越し:A社4,000株買い 2,000株売り