自己資本比率(株主資本比率)とは

自己資本比率(株主資本比率)の見方


自己資本比率(株主資本比率)とは、企業の安全性をみる代表的な指標です。

企業が事業に使う使用総資本のうち、負債に頼らない自己資本がどのくらい占めているのかを表しています。つまり会社の資産を返済義務のない資産でどれだけまかなっているかという指標です。自己資本比率が高いほど安定性が高く、低くなるほど借金で経営をしていることになります。


計算式
自己資本比率=自己資本÷総資産×100
総資産とは、貸借対照表(バランスシート)における資本と負債の合計額


ポイント
・自己資本比率が高い企業ほど安全度が高いといえます。業種にもよりますが、製造業の場合は50%以上あれば健全といえます。

・自己資本比率が低く「借金で経営している=悪い」ということではありません。それで効率的に利益が上がっていれば問題はありません。あくまで財務的な安全度ということです。

・株式会社は赤字が続くと資本を食いつぶしていくことになり、自己資本がマイナスになった状態を債務超過といいます。こうなると大変危険な状態です。

東証1部 自己資本比率ベスト10・ワースト10社 2015年2月現在
コード 社名 自己資本比率 コード 社名 自己資本比率
7937 ツツミ 96.58% 8346 東邦銀行 3.11%
6654 不二電機工業 93.7% 8713 フィデアH 3.18%
6730 アクセル 93.66% 8511 日本証券金融 3.45%
9760 進学会 93.65% 8542 トマト銀行 3.47%
6274 新川 93.64% 8714 池田泉州H 3.48%
6278 ユニオンツール 93.41% 8543 みなと銀行 3.63%
6861 キーエンス 93.28% 8325 北越銀行 3.64%
5541 大平洋金属 92.77% 8411 みずほFG 3.67%
2931 ユーグレナ 92.48% 8342 青森銀行 3.82%
4528 小野薬品工業 92.11% 8350 みちのく銀行 3.84%

自己資本比率と似たような指標で、負債比率というものがあります。これも財務の安全性を見る指標で、返済義務のある他人資本(流動負債と固定負債)と返済義務のない自己資本との比率を表したものです。

計算式は、負債比率(%)=他人資本÷自己資本×100となります。この数値が低いほど借金に依存していない会社です。目安として負債比率が100%以下なら安定しているといえます。



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