賢者は考えを変えるが、愚者はけっして変えない
格言解説
「君子豹変」というと態度や意見がコロコロ変わる軽薄な奴という意味で使われています。日本には「武士に二言はない」なんて言葉があるように、こういう人間は軽蔑されます。
しかし、本来の「君子豹変」とは、君子(立派な人)は自分の過ちを改めるときには、豹の斑文がはっきりしているように、はっきりと過ちを認めるという意味です。
相場の世界も、日々パラメーターが動いているわけですから、既に状況が変わっているのに最初の考えにいつまでも固執していると、時に命取りになります。自分が間違ったときには素直に「君子豹変」でよいのです。ただ、評論家や証券マンの君子豹変? ぶりにはちょっと閉口するものがありますがね。
類似格言
・相場に意地は禁物
反対格言
相場格言TOPに戻る