文殊でも備えのたたぬ商いは、高下の変が出れば破るるの解説

相場格言集

文殊でも備えのたたぬ商いは、高下の変が出れば破るる


格言解説
文殊(もんじゅ)とは、フランス凱旋門賞でエルコンドルパサーを負かした名馬モンジューのことではなく、智恵第一の菩薩とされる文殊菩薩のことです。「三人寄れば文殊の智恵」ということわざは有名ですね。

一寸先は闇である相場の世界は、常に不測の事態に備え、資金的にも、精神的にも、準備をしておけということです。「信用全力2階建て」なんてやってはいけません。もしやれば文殊様のような智恵のあるお方でも、負けてしまうということです。もっとも文殊は株はしませんがね・・・ 私達は文殊ほど智恵がないので尚更です。



類似格言
・急いては事を仕損じる
商いを仕掛ける時はまず損金を積むべし


反対格言


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