鬼より怖い一文新値
格言解説
文(もん)とは、昔の貨幣の単位で、現在でいうところの1円を意味します。よく「一文(一円)の得にもならない」という使い方をしますね。新値とは過去につけた高値・安値を更新することを言いますが、この格言では高値のことをいいます。新高値といっても厳密には、上場来の高値、昨年来の高値、年初来の高値と3種類ありますが、どれという定義はされていないので、どれで使ってもよいのでしょう。
この格言のいわんとしていることは、前回の高値を僅か一文(一円)上回ったところで上昇が止まってしまうと、チャートはダブルトップ形成となり、売り圧力が強まるので注意しなさいということです。尚、ここで杓子定規に必ず一文(一円)である必要はありません。語呂がいいので、そう言ってるだけです。
類似格言
・2番底は黙って買え
反対格言
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