本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2020年9月7日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,089.95 -115.48 -0.50
TOPIX 1,609.74 -6.86 -0.42

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。8月の雇用統計が市場予想を上回ったことで朝方は上昇する場面もあったが、引き続き主力ハイテク株に利益確定売りが出てダウは一時600ドルを超える下げとなった。引けにかけては押し目買いが入り下げ幅を縮小したが、不安定な動きが継続した。

日経平均は続落。米国株の続落を受け主力株中心に売り先行での始まりとなったが、下値は限定的で売り一巡後はプラス圏に切り返す場面もあった。ただ、手掛かり材料に乏しく、今晩の米国株市場がレーバーデーで休場となることともあり、終日方向感のない揉み合いとなった。良く言えば循環物色が効いていますが、主力株への手詰まり感も出てきましたね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:300株



2020年9月4日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,205.43 -260.10 -1.11
TOPIX 1,616.60 -14.64 -0.90

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。8月のISM非製造業景況指数が市場予想を下回ったことや、コロナ以降買われ続けてきた主力ハイテク株が利益確定売りに押され、ダウは2.78%、ナスダックは4.96%の下げとなった。

日経平均は反落。米国株は比較的大きな下げで戻ってきたが、直近の上昇を考えれば微々たるもの。東京市場は為替が安定していたこともあり、売り一巡後は低PBR株には買いが入るなど影響は限定的だった。今晩の米雇用統計に加え、月曜日の米国株式市場がレーバーデーで休場となることから、後場は様子見ムードが強まった。米国株は昨日の下落で流れが変わるのか、一過性のものなのか、雇用統計を含め今晩の米株市場は注目ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:200株



2020年9月3日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 23,465.53 +218.38 +0.94
TOPIX 1,631.24 +7.84 +0.48

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは4日続伸。経済指標は好悪まちまちだったが、最早経済指標がどうこうと言うよりも、トレンドフォローのCTAが機械的に買いを入れ、ファンドも割高でも株価上昇が止まらないことからベンチマークを下回ることを恐れ、買いを入れざるを得ない状況となっている。

日経平均は続伸。米国株高を受け買い先行で始まり、途中緩む場面もあったが終日堅調な展開となった。ただ、本日はファーストリテイリングだけで日経平均を81円押し上げているので、これがなければ上値は重かったとも言えます。まあ、上値は重いと言ってもあくまで米国株との比較と言う意味で、日本株も十分買われてはいるんですがね。

本日の取引:なし
持ち越し:200株



2020年9月2日 水曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 23,247.15 +109.08 +0.47
TOPIX 1,623.40 +7.59 +0.47

米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続伸。ダウは続落しての始まりとなったが、ISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことでジリ高の展開となった。ハイテクセクターは引き続き好調でナスダックは連日で史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株の上昇を受け買い先行での始まりとなったが、買い一巡後は薄商いのなか利益確定売りに押され上げ幅を縮小する場面もあったが、大引けにかけてはジリ高の展開となった。日本株が重いというよりか、米国株が強すぎるって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:200株



2020年9月1日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,138.07 -1.69 -0.01
TOPIX 1,615.81 -2.37 -0.15

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。直近上昇した景気敏感株に利益確定売りが出てダウは反落となったが、ナスダック指数はアマゾンが上場来高値を更新するなど、連日で史上最高値を更新した。

日経平均は小幅に反落。米国株はまちまちで戻ってきて、特段買い材料のないなか利益確定が先行した。その後、8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことでプラスに転換する場面もあったが、買いは続かず後場は前日終値をはさみ方向感のない展開となった。安倍首相の後継を決める自民党総裁選は、菅さんでほぼ決まりって感じになってきましたね。マーケット的には無難な人選という捉え方になるんでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年8月31日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,139.76 +257.11 +1.12
TOPIX 1,618.18 +13.31 +0.83

週末の米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反発。引き続きパウエルFRB議長が物価上昇率の目標の2%を一時的に超えるのを容認する新たな政策指針を発表したことを好感する買いが継続。ダウ・S&P500とも史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株高を好感し買い先行で始まり、日経平均は一時400円を超える上げ幅となった。先週末に安倍首相の辞任で急落する場面もあったが、土日を挟んで目先の影響は限定的と判断され買い戻しが優勢となった。バークシャー・ハザウェイ が、日本の5大商社(伊藤忠、丸紅、三菱、三井、住友)の株式をそれぞれ約5%取得したと発表したこともポジティブ視された。安倍首相の辞任は中長期的に外交面での影響は出てくると思いますが、日米とも株価は未曾有の金融緩和によって維持されているので、誰がトップでもその政策が維持されていれば何も変わりません。特に米国株はFRBが資産バブルを容認すると言うか、更に加速させるような政策を打ち出した分けですから、今後どうなってしまうのかって感じですね。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:なし




2020年8月28日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,882.65 -326.21 -1.41
TOPIX 1,604.87 -11.02 -0.68

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。パウエルFRB議長が物価上昇率の目標の2%を一時的に超えるのを容認する新たな政策指針を発表したことで、超低金利政策が長期化するとの思惑から堅調な展開となった。

日経平均は3日続落。NYダウの続伸や円安進行を受け堅調に推移していたが、午後、安倍首相が辞任する意向を固めたと伝わると、アルゴリズムが反応し600円を超える急落となる場面もあった。安倍総理が辞任しても、日本の経済政策や殆ど何もやっていないコロナ対応が大きく変わることは考えられないので、そこは冷静になって下げ渋っての大引けとなった。ただ、安倍総理の辞任は、日本のマーケットにプラス材料になることは何もなく、特に外交面で代わりになるような人はいないので、そこは今後懸念材料ですね。辞任報道を受けマーケットは1時間ほどしか動いていないので、来週徐々に消化して行くって感じですね。

本日の取引:1社 3勝 +14,000円
持ち越し:100株



2020年8月27日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,208.86 -82.00 -0.35
TOPIX 1,615.89 -8.59 -0.53

米国株は、ダウは反発、ナスダックは5日続伸。ダウは利益確定売りに押される場面もあったが、ワクチン開発への期待感や、本日もGAFAをはじめとする主力ハイテク株が軒並み買われ、ダウも切り返す展開となった。S&P500とナスダックは史上最高値を更新。

日経平均は続落。米国株高を受け上昇して始まったが、ジャクソンホール会議や安倍首相の会見を明日に控え、積極的な売買は見送られ、利益確定売りに押される展開となった。まあ、日本株も十分強いのですが、米国株のぶっ壊れたような上がり方を目にすると、物足りなさを感じてしまいますね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:100株



2020年8月26日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,290.86 -5.91 -0.03
TOPIX 1,624.48 -0.75 -0.05

米国株は、ダウは反落、ナスダックは4日続伸。経済指標は好悪まちまちだったが、ハイテク株には引き続き買いが入り、ダウの下げ幅も小幅に留まった。

日経平均は小幅に反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、ドル円が106円ミドルまで円安に振れたことで小高く推移する場面もあった。ただ、日経平均はコロナ前の水準まで戻したことによる達成感や、追加の買い材料もなかったことで前日終値をはさみ方向感のない展開となった。安倍首相の健康不安による早期退陣があるのかないのか? もし退陣となれば一時的に荒れる可能性もありますね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2020年8月25日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,296.77 +311.26 +1.35
TOPIX 1,625.23 +18.10 +1.13

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。新型コロナウイルスの治療法として「血清療法」をFDAが緊急認可したことや、英国のアストラゼネカなどが開発するコロナワクチンの緊急使用許可も検討していると伝わったことで景気敏感株中心に買いが優勢となった。ナスダックも連日で史上最高値を更新。

日経平均は3日続伸。血清療法をFDAが緊急認可したニュースは、昨日の日本市場では株買いに繋がらず不思議な感じで見ていましたが、米国市場になるとやはり評価されるんですね。まあ、犬が転んでも株買い材料にしてしまうのが、今の米国ですから驚きはありませんが。日経平均は冴えない動きだった景気敏感株に買い戻しが入り、コロナ急落前の水準23,386円を一時上回るなど堅調な展開となった。日本にはGAFAに代わるような巨大IT企業がないことから、こう言う展開になった方が株は上がりますね。

本日の取引:1社 1勝 +12,000円
持ち越し:なし



2020年8月24日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,985.51 +65.21 +0.28
TOPIX 1,607.13 +3.07 +0.19

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。7月の中古住宅販売件数が過去最大の伸び率となったことや、8月のPMI速報値が予想を上回ったことを好感。また、アップルが連日で上場来高値を更新し、1銘柄でダウを170ドルほど押し上げた。

日経平均は続伸。米国株は続伸で戻ってきたが、ドル円が105円台で動きがなく小幅安での始まりとなった。その後、節目の23,000円を回復する場面もあったが、動きがあったのは任天堂や新興市場など1部の銘柄に限られた。米国株先物は堅調に推移していたが、マーケットの反応は薄く、東証1部の売買代金は2兆円を大きく割り込み連日の薄商いとなった。トランプ大統領が記者会見で、新型コロナウイルスの治療法として「血清療法」をFDAが緊急認可したと発表したが、日本のマーケットの反応は今ひとつでした。今晩、米国市場で材料視されるのか注目。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:100株




2020年8月21日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,920.30 +39.68 +0.17
TOPIX 1,604.06 +4.86 +0.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発、朝方は週間新規失業保険申請件数が市場予想以上に増えたことや、8月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も市場予想を下回ったことで売りが先行したが、主力ハイテク株に買いが集まり切り返す展開となった。

日経平均は小幅に反発。米国株の反発を受け朝方は254円高まで上昇したが、円が再び105円ミドルまで強含んだことで上値は重く、次第に利益確定売りに押され上げ幅を縮小した。動いているのはごく一部の銘柄だけで、東証1部の売買代金は連日の2兆円割れ。

本日の取引:なし
持ち越し:100株



2020年8月20日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22,880.62 -229.99 -1.00
TOPIX 1,599.20 -14.53 -0.90

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反落。追加経済対策の与野党合意への期待感から上昇して始まったが、FOMC議事要旨で国債利回りに一定の上限や誘導目標を設けるイールドカーブ・コントロールなど新たな緩和策が示されなかったことで利益確定売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株は下落して戻ってきたが、FOMC議事要旨を受け円安に振れたことで朝方は小幅安で踏みとどまっていた。ただ、他に買い材料もないことから、次第に利益確定売りが優勢となった。上がる時はイケイケですが、ちょっと材料が途切れると冗談みたいに高い株価水準なので、自重で下がってくるって感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:100株



2020年8月19日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,110.61 +59.53 +0.26
TOPIX 1,613.73 +2.88 +0.18

米国株は、ダウは小幅に続落、ナスダックは続伸。追加経済対策を巡る与野党の協議に目立った進展がなく、ダウは軟調な推移となったが、ハイテク株は引き続き資金を集め、ナスダックは連日で史上最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、朝方は為替の円高基調を嫌気し売りが先行した。ただ、ザラ場に円高が進まなかったことから下値も限定的で、薄商いのなか中小型株に資金が集まり切り返す展開となった。マザーズ指数は連日で年初来高値更新した。米国株の上昇が止まりませんね。弱気はすべて駆逐され、ITバブル時のように買いポジションを持っていないことが機会損失に繋がるという、恐怖心が相場を動かしている感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:100株



2020年8月18日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23,051.08 -45.67 -0.20
TOPIX 1,610.85 +1.03 +0.06

米国株はダウは反落、ナスダックは反発。米中閣僚級協議の延期や、追加経済対策を巡る与野党協議の停滞を嫌気し、ダウは軟調な展開となったが、コロナの影響を受けにくいハイテク株は堅調に推移し、ナスダックは史上最高値を更新した。

日経平均は小幅に続落。米国株はまちまちで戻ってきたが、円高の進行を嫌気し、日経平均は一時3桁の下落となる場面もあった。ただ、薄商いのなか日銀のETF買いが入ったことで後場は下げ幅を縮小する展開となった。緊急事態宣言が解除されても、日銀は当面12兆円としたETF買いはそのまま変更する気はないようですね。もっとも今年は既に6兆円近くETFを買ってしまっているので、このまましらばっくれて12兆円のまま行くんでしょう。日銀のETF買いがどれほど株価を歪めているか考えると恐ろしいですが、ETF買いの出口戦略など一切示されておらず、多くの国民は日銀が常軌を逸した金額で株を買っているなど知らないですから、来年も12兆円のまま行くのかもしれませんね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:100株