本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2017年2月15日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19437.98 +199.00 +1.03
TOPIX 1553.69 +14.57 +0.95

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。イエレン議長の議会証言が市場が予想していたよりもタカ派的だったことから、米長期金利が上昇し、利鞘改善期待から金融株が買われた。主要三指数は連日で史上最高値を更新。

日経平均は反発。イエレン議長の議会証言を受け、ドル円が114円台まで円安に振れたことを好感し買い先行での始まりとなった。アメリカは長期金利が上昇しならがも主要三指数が史上最高値を更新ですから、日本株はもっと上がるかと思いましたが、ギャップアップした後は殆ど横這いでした。それにしてもアメリカ株は一体何があったら下げるんですかね?

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年2月14日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19238.98 -220.17 -1.13
TOPIX 1539.12 -15.08 -0.97

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。トランプ大統領による大型減税やインフラ投資などへの期待感から買いが優勢だった。主要三指数は連日で史上最高値を更新。

日経平均は反落。欧米株高を受け小幅高で始まったが、ドル円が114円台になかなか乗せられないこともあり、指数の上値は重く次第に利益確定売りが優勢になった。後場の動きですが、いつもは円高になって先物主導で株が下がるパターンですが、今日は株安を為替が追いかけたような感じに見えました。後場に崩れた理由は、フリン大統領補佐官の辞任とか、東芝の決算発表の延期とか言われていますが、先週の金曜日にショートカバーを交えながら上げすぎた反動が続いているだけで、あまり関係ないように思いますがね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年2月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19459.15 +80.22 +0.41
TOPIX 1554.2 +7.64 +0.49

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。前日に引き続きトランプ大統領の目を見張るような税制改革期待から買いが優勢となった。主要三指数は再び史上最高値を更新。

日経平均は続伸。日米首脳会談を無難に通過したことで買い先行での始まりとなったが、先週末に大幅高していたこともあり、ほぼ寄り天で上値の重い展開が続いた。ドル円が一瞬114円台に入ったものの、その後113円ミドルまで押し戻されてしまったことが勢いを削いでしまった感じ。トランプ大統領も選挙期間中は日本に対して随分威勢のいいことを言っていましたが、何か拍子抜けするぐらい友好的でしたね。日本にとっては有り難いですが、国内的にはこれだけ言っていることと、やっていることが違って大丈夫なんですかね。まあ、トランプ信者はあまり気にしないのかな?

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年2月10日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19378.93 +471.26 +2.49
TOPIX 1546.56 +33.01 +2.18

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。原油高やトランプ大統領が今後2、3週間以内に目を見張るような税制改革を発表をすると述べたことが好感された。主要三指数(ダウ・S&P500 ・ナスダック)揃って史上最高値を更新。

日経平均は大幅に反発。欧米株高と円安進行を受け買い先行で始まり、その後も先物に断続的な買いが入り本日の高値圏での大引けとなった。昨日まで不透明、不透明と言っておきながら、トランプ氏の発言一つでワッショイワッショイと、ここまで相場が動いてしまうと言うのも滑稽ですね。

日本株の上昇はアメリカの長期金利が上昇し円安になったのが一番大きいのですが、トランプ氏の言う目を見張るような税制改革の内容が示されていないので、逆にそれが買いの思惑を呼びやすく、売り方にしてみれば恐怖でもあったんでしょう。なんか日米首脳会談はもうどうでもよくなっちゃった感じですね。

本日の取引:1社 2勝 +16,000円
持ち越し: なし



2017年2月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18907.67 -99.93 -0.53
TOPIX 1513.55 -10.60 -0.70

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。材料難から小動きに終始した。トランプ期待とトランプ不安の綱引き状態と言ったところか。

日経平均は反落。米国株はまちまちだったが、ドル円が再び111円台をつけたことで売りが先行での始まりとなった。その後はドル円が112円台に下げ渋ったことで下げ幅を縮小する場面もあったが、買い戻しも限定的で昨日上げた分を吐き出す形で大引け。

最近、相場解説で先行き不透明感って言葉が多いですね。確かに不透明感って言葉は便利で、私も面倒くさい時は使ってしまうことがあります。そもそも先行きが見渡せる透明な時期など過去にも存在しなかったわけで、それで飯を食っているプロの解説者が、思考停止で先行き不透明感を連発するのはどうかと思いますね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし




2017年2月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19007.6 +96.82 +0.51
TOPIX 1524.15 +8.00 +0.53

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。概ね好調な企業業績を受け買い先行で始まり、史上最高値を更新する場面もあったが、原油安から次第に上げ幅を縮小する展開となった。

日経平均は反発。欧米株高と円安進行を受け買い先行で始まったが、10日の日米首脳会談を前に様子見ムードが強く、上値は重かった。2016年度のアメリカ貿易赤字で日本がドイツを抜いて2位になったと言うニュースが流れていました。まあ、中国の貿易赤字とは比較になりませんが、何ともタイミングが悪く、これが日米首脳会談に影響する可能性も無いとは言えないので、市場はトランプ氏が何を言い出すのか身構えている感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年2月7日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18910.78 -65.93 -0.35
TOPIX 1516.15 -4.27 -0.28

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。相場を動かす材料も特段なく、利益確定売りが優勢だった。

日経平均は反落。欧米株安と円高進行を嫌気し三桁の下落で始まったが、日銀のETF買いを下支えに下げ渋る展開となった。円高と言っても110円前後なら輸出企業も十分利益が出る水準ですから、そんなに売り込むこともできないでしょう。10日の日米首脳会談でトランプ氏が、日本の金融緩和や現状の為替水準について不満を述べるようだと、一気に相場が荒れそうですが、意外に無風で通過することも考えられます。まあ、誰もトランプ氏の頭の中までは分からないので、様子見ムードが強まるのは仕方のないところでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +5,400円
持ち越し: なし



2017年2月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18976.71 +58.51 +0.31
TOPIX 1520.42 +5.43 +0.36

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。雇用統計は市場予想を上回ったが、賃金上昇率が鈍化したことが利上げ先送り観測に繋がり株に資金が流れた。また、トランプ大統領が金融規制改革法の見直しに関する大統領令に署名したことも好感された。

日経平均は続伸。欧米株高を好感し買い先行で始まったが、ドル円が112円ミドルと先週末より円高に振れていたことで上値は重く、一時マイナス圏に沈む場面もあった。ただ、トランプ大統領が金融規制改革法(ドッド・フランク法)の見直しに関する大統領令に署名したことで、日本でも金融株が高く全体を牽引した。ドッド・フランク法の見直しに関しては、まだ詳細は分かりませんが、去年からのトランプ・ラリーでかなりの部分は織り込まれているんじゃないでしょうか。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年2月3日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18918.2 +3.62 +0.02
TOPIX 1514.99 +4.58 +0.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ大統領の保護主義政策や今晩の雇用統計を前に様子見ムードが強く、終日狭いレンジでの取引となった。

日経平均は小幅に反発。朝方は昨日より円安に振れていたこともあり買い先行で始まったが、長期金利の上昇に伴い円高が進行しマイナス圏に沈む。後場は日銀が指し値オペを実施したことで金利上昇が止まり一転買い戻しが優勢になった。ただ、上値を追う勢いはなく前日終値をはさんでの揉み合い状態で大引け。今に始まったことではありませんが、国債市場も、株式市場も、日銀の過度な介入により価格が歪められていますから、出口でソフトランディングできるのか不安ですね。まあ、出口があるのかどうかも分かりませんが・・・。

本日の取引:2社 3勝1敗 +18,900円
持ち越し: なし



2017年2月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18914.58 -233.50 -1.22
TOPIX 1510.41 -17.36 -1.14

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。FOMCは予想通り金利据え置きで材料にはならず。全体的にはアップルの決算が好感されたが、これがなければダウは続落だったので、あまりぱっとしない動きでした。

日経平均は反落。米国株は上昇して戻ってきたが、昨日とは逆にザラ場にジリジリと円高が進行したことで、先物にアルゴによる断続的な売りが続き19,000円割れで大引け。このまま1月の安値18,650円を割り込んでくるようだと、日足チャートは三尊天井から調整ムードが高まりやすくなります。まあ、日銀が連日ETFを爆買いしていてこれですから、実際にはもっと弱いんですがね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年2月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19148.08 +106.74 +0.56
TOPIX 1527.77 +6.10 +0.40

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。シカゴ購買部協会景気指数と消費者信頼感指数が市場予想を下回ったことや、入国制限を巡るゴタゴタが引き続き重しとなった。

日経平均は反発。朝方はトランプ氏が日本と中国を同列に為替操作国扱いしたことで売りが先行したが、為替市場への影響は限定的で、ドル円が日本時間で113円台に戻ったことで株もジリ高傾向となった。あとは恐らく本日も日銀のETF買いが入ったんでしょう。

それにしても困った大統領ですね。量的緩和と為替操作は違いますし、そもそもQEはアメリカが始めたことですからね。それを頻繁に為替介入を繰り返す中国と同列に扱うんですから、日本のことはあまり好きではないみたいです。まあ、日本の場合は為替操作国ではなく、日銀のETF買いによる株価操作国と言われたら反論できませんが・・・。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2017年1月31日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19041.34 -327.51 -1.69
TOPIX 1521.67 -22.10 -1.43

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。トランプン大統領が打ち出した入国制限を巡って反対デモが米国全土に拡大し、トランプ氏は司法省のイエーツ司法長官代行をクビにするなど一連のゴタゴタが嫌気された。

日経平均は続落。欧米株安と円高進行を受けギャップダウンして始まり、その後も軟調な展開が続いた。まあ、トランプ・リスクと言っても、選挙中に主張していたことをやってるに過ぎないのですが、これだけ短期間に大統領令を連発し暴走するとは、ちょっと予想外だったんでしょう。

アメリカもこれだけ国内が分断してしまうと、この先の政策を巡っても混乱が拡大しそうですね。分断した国内をまとめるのによく取られる手法は、外部にスケープゴートを作ることです。中国や韓国が国内政治のガス抜きとして反日政策を利用するのが分かり易い例です。アメリカの場合、最初にとる手段は特定の国をターゲットにした経済戦争でしょう。そのスケープゴートを中国にするのか、日本にするのかは分かりませんが、今後アメリカの景気が落ちてくるようなことがあれば実現する話です。極論ですが、それでも国がまとまらなければ、本物の戦争を始めるのが次の選択肢になります。戦争が始まれば右翼も左翼も利害関係が一致するので一旦は国がまとまりますからね。こんなことにはなって欲しくありませんが、今までのアメリカではないので、何が起きても不思議ではありません。

本日の取引:1社 1勝 +6,600円
持ち越し: なし



2017年1月30日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19368.85 -98.55 -0.51
TOPIX 1543.77 -5.48 -0.35

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発。10~12月期のGDP速報値が市場予想を下回ったことや、ダウの2万ドル乗せで達成感も出ていることから、終日小動きに終始した。

日経平均は反落。米国株は小動きだったが、日本株は先週末にかけ大幅上昇した反動や為替が若干円高に振れていたこともあり、利益確定売りが優勢だった。ただ、日銀のETF買いが下値を支え下げ幅は限定的だった。トランプ氏の政策に対する警戒感も当然あるんでしょうが、相変わらず悪いところは見て見ないふりって感じ。それにしてもトランプ氏の政策を評価しているのは、もはや株式市場だけという、ちょっと異常な状態になっていますね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2017年1月27日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19467.4 +65.01 +0.34
TOPIX 1549.25 +4.24 +0.27

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。概ね好調な企業業績や原油相場の上昇を好感し堅調な展開だったが、ダウが2万ドルに乗せたことで一服感も出て上値は重かった。

日経平均は3日続伸。米国株は小動きだったが、為替が円安に振れていたこともあり買い先行での始まりとなった。その後は昨日の上昇が大きすぎたこともあり、終日狭い値幅で揉み合う展開だった。

トランプ氏が壁の建設費をメキシコが払わないなら、輸入品に20%課税するとかトンデモナイないことを言い出しました。いったいどうなるんですかね。メキシコ国境に設置する壁ですが、2000キロメールって一体どのぐらいの距離なのか、グーグルの地図で測ったら、だいたい函館から沖縄までが直線距離で2000キロメートルだったので、気が遠くなりそうな距離です。壁の総工費は2兆8000億円と言われていますが、そんなもんで済むんでしょうか? もしかして安い人件費のメキシコ不法移民を使った場合で試算してないですよね。しかし、5m程度の壁など造っても、その気になれば簡単に乗り越えられるでしょうし、造った後も道路や鉄道のように役に立つものではありません。日本のいわゆる箱物と言われる不要なインフラ公共事業も景気を一時的に押し上げてはきましたが、後には無惨な残骸が残るだけです。無駄な金と言えば日銀のETF買いはトランプの壁の2倍以上の年間6兆円ですから、なんだか変な世の中ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし




2017年1月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19402.39 +344.89 +1.81
TOPIX 1545.01 +23.43 +1.54

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。概ね好調な主要企業の決算発表や、環境への影響でオバマ氏が反対していた石油パイプラインの建設、メキシコ国境に壁を建設するなどの大統領令に署名したことで、トランプ大統領への期待感が再び盛り上がった。NYダウは史上初めて2万ドルの大台を突破。

日経平均は続伸。米国株は続伸もドル円が昨日より若干円高に振れていたので、それほど上がらないと見ていましたが、よく上がりましたね。為替を基準に考えれば344円はちょっと上げ過ぎですが、完全に終わったと思っていたトランプ・ラリーが再始動したので、ショートの買い戻しも上げ幅の拡大に繋がった感じ。

そう言えば昔、「GMにとって良いことは米国にとっても良いこと 」と言う言葉がありました。戦後の世界秩序のなか、アメリカにとって良いことは、概ね世界にとっても、日本にとっても良いことでしたが、今回ばかりはどうなんでしょうね。アメリカが保護主義を強めることが世界にとって良いことになる筈がありませんが、マーケットの動きはまた別物ですから、例え理屈に合わなくても参加するしかないような状態です。まあ、個人は機関投資家と違い、嫌なら参加しない自由もありますから、別に焦る必要もありません。

本日の取引:2社 2勝 +13,000円
持ち越し: なし



2017年1月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19057.5 +269.51 +1.43
TOPIX 1521.58 +15.25 +1.01

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。概ね好調な主要企業の決算発表を受け買い先行で始まり、この日は再びトランプ氏の大規模減税やインフラ投資などが買い材料となった。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を受け303円高で始まったが、買い一巡後は上値が重くなり、節目の19,000円をはさんで膠着感を強めた。まあ、トランプ氏の保護主義政策、円高牽制発言、Twitterでの指先介入などに対する警戒感が強く、ここから無邪気に上値を追っていく雰囲気ではありません。ただ、昨夜もS&P500とナスダック総合指数が史上最高値を更新するなど、米国株がまったく崩れませんから、売っても値幅が取れないので暫らく膠着しそうな感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし