本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年5月13日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14782.21 +174.67 +1.20
TOPIX 1232.2 +21.60 +1.78

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。引き続き世界的な金融緩和を背景に買いが続いた。

日経平均は続伸。米国株の高値更新やドル円が一時102円台まで下落したことを受け、2007年12月28日以来およそ5年4ヶ月ぶりの水準に上昇した。ただ、今日は指数が堅調だった割には東証1部の値下がり銘柄が4割もあるなど、かなり大型株に偏った動きとなった。売買代金は4兆円台と月曜日にしては超活況だった。まあ、今の相場は人間がやっていると言うよりは、コンピュータのアルゴリズムで取引されているので、こういう極端な動きになるのも理解できますが、それにしても異常な相場ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年5月10日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14607.54 +416.06 +2.93
TOPIX 1210.6 +28.77 +2.43

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方は新規失業保険申請数が予想よりも減少したことが好感されたが、連日で高値を更新していることから、利益確定売りが優勢になった。

日経平均は反発。朝起きてドル円がいきなり100円台になっていたのには驚きましたね。きっかけとなったのは、フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が「早ければ次回のFOMCでQEの縮小に着手するのが望ましい」と述べたことらしいです。まあ、プロッサー総裁はタカ派で有名であり、QEの縮小は以前から言ってたわけですが、今回はヘッジファンドの材料になってしまったと言うことでしょう。

今日の株式市場に関しては、円安につきますね。それ以外は何もありません。それにしても今週は4日間で900円を超える上昇ですから、感心するやら呆れるやらです。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し:なし



2013年5月9日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14191.48 -94.21 -0.66
TOPIX 1181.83 -12.51 -1.05

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。概ね堅調な企業決算や日米欧の金融緩和が引き続き買い材料。ダウ・S&P500とも史上最高値を更新した。

日経平均は反落。欧米株高を受け本日も買い先行で始まったが、2日間で600円近く騰がっていたことから、次第に利益確定売りが優勢になり、日経平均・TOPIXとも安値引け。後場に韓国の利下げをきっかけに、円相場が強含んだことも重しになった。

引け後のソニーの決算はどうなんでしょうね? 今期はいいとして、来期もほとんど今期と変わらない数字ですから、PER44.73倍はちょっと高すぎます。ただ、今の相場はモメンタムだけって感じですから、下手に売るとまた踏み上げられそうですね。東芝がこの活況の中、2日続けて大きく売られていましたが、東芝の場合ドル円の円安は逆にマイナスになる会社ですからね。また、ソニーもドル円が幾ら円安になろうがほとんど影響のない会社になっているので、外需系だから円安がなんでも良いというわけではありません。為替と企業収益 

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2013年5月8日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14285.69 +105.45 +0.74
TOPIX 1194.34 +5.77 +0.49

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。特に材料となるものはなかったが、世界的な金融緩和や概ね堅調な企業決算を背景に買いが優勢となった。ダウは終値で初の1万5000ドル台となる。

日経平均は続伸。世界的なリスクオンを受け連日で年初来高値を更新した。日経平均は寄り付きは15円高だったものの、ジリジリと上げ幅を拡大し、後場になると先物主導で一時14,400円台まで急伸。今日は為替がまったく動かなかったにも関わらず、この動きですから、CTAを中心としたヘッジファンドがSQ値に絡んだ仕掛けを入れたんでしょうね。ドイツDAX指数も史上最高値を更新するなど勢いは止まりません。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年5月7日 日経平均株価14,180.24(+486.20)
日本が連休の間、米雇用統計が市場予想を上回ったことで、ダウ・ナスダックとも堅調な推移を続けた。

日経平均は大幅に反発。欧州中央銀行(ECB)理事会での利下げ、米雇用統計と言ったイベントがすべて円安要因となり、大きく窓を開けての反発となった。日経平均の上げ幅は一時500円を超え、TOPIXはリーマンショック前の水準を一時回復する急騰となった。今日は主力株中心の動きになると思いきや、マザーズ指数はまたしても10%を超えるお祭りですから、さすがにこれはバブルか? って感じになってきました。しかし、決算があまり良くない主力株も、全体の地合いに引きずられ急騰に次ぐ急騰ですから、相当先の好業績まで織り込んでしまったようです。まあ、株などどの水準で買ってもロスカットを決めていれば、リスクは同じだと分かっていても、さすがに買いづらくなってきましたね。

本日の取引:2社 2勝 +11,200円
持ち越し:なし



2013年5月2日 日経平均株価13,694.04(-105.31)
米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ADP全米雇用リポート、製造業総合景況指数がそろって市場予想に届かず、終日軟調な推移となった。

日経平均は4日続落。米国株安、円相場の強含み、4連休前のポジション調整が重なり、アベノミクス相場が始まってから初の4日続落となった。ただ、主力株はあくまで利益確定売りの範囲内で、個人が中心のマザーズ指数は大幅高になるなど、売られているって感じはまったくありませんが。

米国の経済指標は、好悪まちまちですが、最近、弱い経済指標の方が多くなってきたのは気になるところです。5月はポジティブサプライズよりネガティブサブライズの方に注意が必要か。明日の米雇用統計に関しては、ADPが悪かったことである程度の下振れは織り込んでいる。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2013年5月1日 日経平均株価13,799.35(-61.51)
米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。米経済指標は好悪まちまちも、FRBの緩和長期化期待からハイテク株主導で堅調な展開となった。

連休の谷間で主力株が手がけにくいなか、終日決算プレーが中心の相場。日経平均は、ドル円が再び100円から遠のいたことで利益確定売りが優勢となり3日続落。売買代金は2兆4000億円台と日銀の「異次元緩和」後では最低となった。

富士山が世界遺産に登録される見通しとなり、富士急(9010)がストップ高になるなど、関連銘柄に買いが入りました。でも、ちょっと前まで富士山が噴火するとか騒いでいませんでしたっけ? いずれにしろ、ちょっとはしゃぎ過ぎって感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし