本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク


2002年7月26日 日経平均株価9,591.03(-338.88)
半導体業界の今後の業績懸念から、ナスダックが大幅安。東京も値嵩のハイテクを中心に売り込まれました。特に後場はパニック的な投げも出たように思います。平均株価のマイナス幅を見ると、ちょっとビックリしますが、全体的に弱気が蔓延している訳でも有りません。割安な低位株や好業績の内需関連は、比較的値持ちがよく買いが入ってました。

弱気になっている方もいるようですが、ここからの日経平均の下落幅は最悪のシナリオで考えてもあとー10%位ではないでしょうか、これ以上になるともう銀行が持ちません。政府もなりふり構わず何か出してくるでしょう。(3月の規制みたいのは御免ですが)私は空売りもやりますので、売ってる方の気持ちもよく分かります。一言で言えばここから売っても、もう旨みがあまり無いということです。これ以上の悪材料といったら戦争くらいしか有りません。ここで買いでリスクを取る方が儲かる確率が高いと私は考えています。しかし人に今が買いだとか言うつもりは有りません。それは人により受け入れられるリスクの許容度が違うので、一概には言えないのです。

私が買おうと思ってた株は残念ながら下がらず。本日は取引はしませんでした。それにしても、今週は疲れましたね。




2002年7月25日 日経平均株価9,929.91(-17.81)
NYの史上2番目の上げ幅を受けて、日経平均は高く始まりましたが勢いが無くずるずると値を下げてしまいました。なんで? と言う人も多いでしょうが私としては、ほぼ予想通りの値動きでした。アメリカとの連動どうこうと言うより、日本の市場はショートがNYほど蓄積されていない為だと思います。

いつも戻り相場の先導役になるのは、ショートの買戻しです。それをわけの分からない連中が3月に、変な規制をして市場の流動性を低下させたのが最大の原因です。そしていまだにPKOが入るのも問題ですね。これではヘッジの空売りも、おちおち出来ません。

市場は買い手と、売り手が常に対等の立場で勝負してこそ正常な株価が形成されると私は思います・・ この話は以前、書いているのでこの辺で止めときます。今日は(6118)アイダエンジニアリンを3000株買いました。相場がやっと面白くなってきました。個人的にはまだ下げて欲しいものです。明日以降も自分のターゲットプライスに入った株は平均株価に関係なく買って行こうと思います。



2002年7月24日 日経平均株価9,947.72(-267.91)
NYは連日の下げ、日経平均もついに力尽きました。前日までの因果応報とでも言うべきか、後場に先物から一気に売り崩されました。

本日は、現在10年来の安値に叩き売られている(6361)荏原を2000株買いました。明日も安ければ物色の幅を広げ、買っていきたいと思います。しかし、NYも東京も底値には、まだまだだと思ってますので、大胆かつ慎重に臨みたいと思います。



2002年7月23日 日経平均株価10,215.63(+26.62)
昨日のビデオテープを見ているような感じでしたね。どうにもイカサマぽい相場で参加する気にはなりませんでした。これでNYを2日、無視した格好になりました。まあ今日は為替が円安になったのも効きましたが。

日本株は底堅いなどと的外れな事を言ってる人もいるようですが、そうでは無いと私は思います。結局、売るにしても買うにしても、日本には魅力がないと言うことなのでしょう。また世界からみれば日本はローカル市場で、国の相場操縦がいまだまかり通る市場と映るでしょう。今度はNYが反発した日、日本の市場がどう反応するかで、分かるのではないでしょうか。



2002年7月22日 日経平均株価10,189.01(-13.35)
今日は会社が休みだったので、一日場を見る事ができました。1万円を割ってからまず、225先物に800枚の指値、その後も200枚単位の成り行き買いが続けざまに入り、日経平均はプラスに強引に持っていかれました。本日、安いとこで買おうと指値を数銘柄に入れていましたが、日経平均がプラスになった時点ですべてキャンセルしました。

この様な展開もある程度は予想してましたが、ここまで露骨にPKOが入るとは計算外でした。買いでのチャンスは寄ってから15分位でしたね。まぁ相場は明日もあるので、無理することもないでしょう。今晩のNYどうなのかな?そろそろ上がるという意見が多いですが、その事を聞いていると「ギャンブラーの誤謬」を思い出します。