株・個人投資家の喫茶店



テクノロジー
燃料電池
燃料電池の原理は1939年、英国のW・グローブによって発明された。

燃料電池は水の電気分解と逆の原理により、水素と酸素を化学反応させて電気を起す。
排出されるのはだけなので環境にやさしく、また発電効率も高い。
自動車・家庭用電源などで、近い将来必ず実用化してくると思われる。


市場規模
燃料電池は産業経済を根底から覆す可能性がある。
このまま順調に開発が進めば2020年までに、2百兆円市場になると試算されている。

ナノ・テクノロジー(ナノテク)
ナノ=10億分の1。ナノメートル単位の世界である。物質を構成している分子や原子レベル
の加工、あるいは新物質の生成などを扱う技術を、ナノ・テクノロジー(ナノテク)という。

注目のカーボンナノチューブ・フラーレン
ナノサイズの炭素材料。複数の炭素原子が結びついたものが筒状に並んだものが
カーボンナノチューブ、サッカーボール状に結合したものをフラーレン、と呼ばれている。

カーボンナノチューブは、1991年にNECの研究員により発見されたもので、21世紀で最も
注目されるナノマテリアルの一つとされている。


注目される理由。

@ 高強度
  鋼鉄やはがね。スチールなどの六分の一の質量で引っ張り強度は約100倍、炭素繊維
  の約40倍あり、航空機や宇宙船の新たな複合材となる。

A 導電性
  形状により導電性の制御が可能になる。新しい半導体やICの高集積化、高機能化
  に応用できる。

B 電子放出機能
  カーボンナノチューブに電圧をかけ電子を飛び出させ、蛍光スクリーンに当てて光らせ
  る仕組み。従来では陰極にヒーターが必要だった。

C ガス貯蔵性
  ナノチューブに水素を液体水素以上の密度で吸蔵して将来的に水素自動車の燃料と
  する。ペットボトル程度のボンベで4000qも走ると試算されている。

ゲノム創薬
人間の細胞内にあるDNA(デオキシリボ核酸)という遺伝子に記憶されている情報がヒトの
設計図です。人体は、遺伝子の情報をもとに作られたタンパク質から構成されており、病気も
複数の遺伝子のタンパク質が相互に作用をして起きていると考えられています。 病気と関連が
ある遺伝子とタンパク質を調査し、そのかかわりを阻害したり、逆に強める新薬を作り出すのが
ゲノム創薬と呼ばれるものです。

メリット

@患者の具体的な疾患特性に合わせた医薬品のため、有効性が極めて高い。

A予め効く患者用に作られた医薬品のため、副作用がほとんどない。

すでに遺伝子組み換え技術により、インシュリンや成長ホルモンなどが製造されている。
今後は抗体医薬品が本格的なゲノム創薬として注目される。
例えば、アメリカで発売された抗がん剤ハーセプチンは、発売後3ヶ月で100億円の売り上げが
あった。これは乳がんなど市場性の小さい分野だが、ゲノム創薬の将来的ポテンシャルを垣間
見る数字だ。

電子政府
電子政府とは、これまで主に紙で行われてきた行政業務や行政サービスなどをオンライン化
して、行政事務の効率化と、行政サービスの向上を目的とし、国民や企業が時間的・地理的
な制約なく、国や地方公共団体が提供するサービスを活用出来るようにすることである。

市場規模
電子政府の市場規模は、おおよそ3兆円規模である。中央省庁が2兆2千億、地方自治体が
8千億という内訳です。

すでに経済産業省の汎用電子システムはNEC、国土交通省のオンライン申請システムは
NTTデータ、総務省のオンライン申請システムは富士通が落札した。
各省庁とも2003年〜2004年を目標に、全ての申請業務の電子化に取り組んでいる。

ITS(高度道路情報システム)
ITS(高度道路交通システム)とは、道路交通の安全性や利用者の快適性、交通の円滑化な
どを目的に、最先端の情報通信技術などを活用して創り出す道路交通システムの総称です。

市場規模
ITSの概念は広義であるが今後20年間でおおよそ50兆の市場が創生されるとの
試算もある。

具体的な例では、政府施策として、ETC(高速道路の自動料金支払い)のサービス料金所の
拡大、全利用交通量の約9割に当たる900料金所に設置予定、ETCの普及促進に向けた前納
割引の導入や専用レーン化など、また各種制御機器や自動車のマルチメディア化なども含む。
再生医療
自分の体の壊れた細胞や組織・器官を自分や第三者の細胞を利用する
ことで修復するという最新医療のひとつ。
「胚性幹細胞(ES細胞)」と呼ぱれている、いわゆる万能細胞を用いる。

現在「血管・骨・軟骨・神経・皮膚・血液・骨髄・角膜」など各分野で技術の研究
進められている。

人工皮膚の培養などは現在すでに実用化されている。、@自分自身の皮膚などから生成(培養)
するので、感染症の問題が大幅に減る、A永久に生着し、色なども健常部分と変わらなくなる

などのメリットがある。

市場規模
再生医療は、2020年には少なくとも1兆5千億の市場になると予測されています。
有機EL(エレクトロルミネッセンス)

有機ELは、蛍光体薄膜を使った自発光型のディスプレーで、液晶基板の上に有機層を形成
して製造される。自発光型のため、細かく鮮明な文字表示が可能になる。
また有機ELはフィルム上に形成してフレキシブル性を持たせられるため、将来的には、
各種機器向け表示板や薄くて曲げることができるフレシキブルディスプレーなど新たな用途
が期待されている。

今後、有機ELパッシブ型(静止画向け)からアクティブ型(動画向け)に徐々に移行す
ると思われる。

市場規模
アクティブ型(動画)有機ELの量産化が進めば、2010年には1兆円市場になると
試算されている。

ICカード
現状のクレジットカードに似たプラスチック製のカードにIC(Integrated Circuit=集積回路)
を埋め込んだものです。

利点としては、@磁気カードに比べ偽造されにくく安全性が高い、A様々な用途に対応
出来るなど機能性が高い、Bデータの記録容量が
(磁気カード72文字分のデータ)・(ICカード500〜8,000文字分のデータ)
格段に大きいなどといった特徴を持っている。
それにより個人情報や認証に必要な暗号鍵等の重要な情報を安全に格納することができる。

市場規模
2005年には国内の累計発行枚数が5億枚以上になると予測されることから、
1枚600円として約3000億の市場規模が見込まれる。