ストキャスティックスの見方・ポイント

ストキャスティックス


今回はストキャスティックスです。これもRSIと同じオシレーター系の代表的なものです。



計算式
%K= C-L/H5-L5 ×100
%D= H3/L3

C=当日の終値、Hは当日を含む過去5日の最高値、Lは当日を含む過去5日の最安値。HとLはH3=Σ(C-L),L=Σ(H-L)で計算します。

ストキャスティックスのチャート

《売買ポイント 》
ストキャスティックスは、RSIと同じパーセンテージ表示であり、50%を中間点とします。一般的に30%~70%の間にある時はポジションに偏りは無いと考えます。%Kは%Dに比べて動きが速いのが計算式から分かります。これをまず頭に入れて下さい。分析の基本は、%Dラインを中心に%Kがどのようにクロスするか、また%Dがバンド(20~80%)の外側にいるかを見ます。

買いサイン
%K・%D両線とも20%以下(15%以下ならなお良い)で%Kが%Dを下から上にクロスしたとき。右肩上がりのダブルボトムを形成している場合が理想。

売りサイン
%K・%D両線とも80%以上(85%以上ならなお良い)で%Kが%Dを上から下にクロスしたとき。右肩下がりのダブルトップを形成している場合が理想。

1回目のサインはダマシになりやすく、2回目をシグナルとして用いると確率が高くなります。また、計算日数を変えてみたり、バンドの範囲もなんでも30~70で考えるのではなく、銘柄によって自分で工夫することも大切です。



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