本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2019年7月25日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,756.55 +46.98 +0.22
TOPIX 1,577.85 +2.76 +0.18

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続伸。決算発表を受けキャタピラーとボーイングが大幅安となり、2銘柄でダウを押し下げたが、半導体関連は買い戻しを中止に堅調に推移した。S&P500とナスダックは史上最高値を更新した。

日経平均は3日続伸。米国株はまちまちで戻ってきたが、半導体関連は市場が想定していたよりも決算が落ち込まず、ナスダック指数が史上最高値を更新した流れを受け買い先行での始まりとなった。ただ、半導体関連への買い戻しが一巡すると膠着感を強め、本日も50円程の狭い値幅で一進一退となった。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年7月24日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,709.57 +88.69 +0.41
TOPIX 1,575.09 +6.27 +0.40

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。ブルームバーグ通信が通商代表部(USTR)のライトハイザー代表と政府高官が訪中すると報じたことで、貿易協議の進展期待から買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株高と円安進行を受け買い先行での始まり、そのまま横ばいで大引け。米中貿易協議の進展期待からハイテク株が高く、内需系は上値の重い展開だった。それにしても日経平均の1日の値幅がわずか67円しかなく、動いているのか止まっているのか分からないような相場でしたね。日経平均が1万円を割れている時代でも、もっと活気があったような感じがします。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2019年7月23日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,620.88 +204.09 +0.95
TOPIX 1,568.82 +12.45 +0.80

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。複数のメディアが連邦政府の債務上限引き上げや今後2年間の歳出案で政府と議会の合意が近いと報じたことや、アナリストの目標株価や投資判断の引き上げなどを受けてアップルや半導体関連株が上昇し指数を牽引した。

日経平均は反発。前日の米国株式市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ買い先行での始まりとなった。米国によるファーウェイに対する制裁緩和への思惑からハイテク関連株が買い戻され指数を牽引した。ただ、商いは相変わらず低調で買い一巡後は上値が重くなり、狭いレンジでの一進一退となった。日経平均は200日移動平均を上抜けてきたが、前回はここで足踏み状態となったので、ポジティブなニュースが続かないと戻り売りに押されそう。

本日の取引:1社 1勝 +46,800円
持ち越し: なし



2019年7月22日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,416.79 -50.20 -0.23
TOPIX 1,556.37 -7.59 -0.49

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、複数のFRB高官が7月の会合で0.25%の利下げを示唆したと報じたことで、0.5%の利下げを期待していた向きからの売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株が大幅利下げ期待の後退で下落した流れを受け、売り先行での始まりとなった。朝方は150円近くまで下落する場面もあったが、円安が支えとなり下げ幅を縮小した。後場はいつものようにベタ凪状態で商いも低調だった。参院選の結果は自民・公明で改選過半数を上回ったものの、改憲勢力として必要な議席数にはとどかなかった。事前の世論調査や報道通りで材料にならなかった。

本日の取引:なし
持ち越し: 900株



2019年7月19日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,466.99 +420.75 +2.00
TOPIX 1,563.96 +29.69 +1.94

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ネットフリックスなどの急落を受け午前中は軟調な展開だったが、NY連銀のウィリアムズ総裁が講演会で早期利下げに積極的な姿勢を見せたことを受け、7月に0.5%の利下げもあり得るとの思惑から買いが優勢になった。

日経平均は反発。米国株は早期大幅利下げ期待で小反発して戻ってたものの、円高が進行し上値は重いだろうと思われましたが、昨日大幅安した反動もあり買い戻しが優勢となった。昨日の下げ方もちょっと変でしたが、本日の上げ方も変な感じですね。マーケット自体に厚みがないので驚きはしませんが。それと参院選後の株高を先取りする動きも多少あったんでしょうかね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: 900株



2019年7月18日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,046.24 -422.94 -1.97
TOPIX 1,534.27 -33.14 -2.11

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。トランプ大統領の前日の発言を受け、米中の対立が長引くとの懸念から売りが優勢となった。

日経平均は3日続落。米国株安と円高進行を受け売り先行での始まりとなった。その後、ドル円が107円ミドルまで円高に振れると為替に連動した先物売りが出て下げ幅を拡大した。キヤノンの通期業績の下方修正が今後本格化してくる決算発表への警戒感を誘い、押し目を買う動きも限定的だった。7月末の米国の利下げ幅は0.25%を予想する向きが多いですが、ここに来て0.5%の可能性も出てきたので、円高への警戒感も強まっている。

本日の取引:なし
持ち越し: 900株




2019年7月17日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,469.18 -66.07 -0.31
TOPIX 1,567.41 -1.33 -0.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ大統領が「米中交渉の合意には時間がかかる」と述べ、追加関税の可能性にも言及したことで、貿易問題を巡る米中協議が長引くとの警戒感から利益確定売りが優勢となった。ただ、パウエルFRB議長が今月末にも利下げに踏み切る考えを改めて示唆したこともあり、下値は限定的だった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、薄商いのなか小安い水準での揉み合いとなった。それにしてもザラ場は値幅が出ませんね。国内主要企業の決算発表を前に動きづらいと言うのもあるんでしょうが、ボラの縮小はやはり日銀のETF買いが元凶でしょう。下がるたびに余計な買いを入れるので下値も拾えず、当然その後の反発力も弱いので、どんどんボラが縮小して魅力のないマーケットになっています。ここで日銀がETF買いをやめれば、マーケットにはかなりの衝撃でしょうが、それでも個人的には早くやめて欲しいですね。

本日の取引:なし
持ち越し: 900株



2019年7月16日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,535.25 -150.65 -0.69
TOPIX 1,568.74 -7.57 -0.48

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは続伸。連日の史上最高値更新を受け利益確定売りに押されマイナス圏で推移する場面も多かったが、引き続き利下げ期待が相場を支えた。主要3指数は揃って史上最高値を更新。

日経平均は反落。米国株は上昇で戻ってきたが、為替が1ドル107円後半まで円高に振れたことで売り先行での始まりとなった。その後も薄商いのなかジリジリと値を下げ、後場はいつものようにベタ凪状態となり大引け。一連の不祥事から日本郵政とかんぽ生命は上場来安値を更新した。天気と同じでジメジメした相場ですね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し: 900株



2019年7月12日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,685.90 +42.37 +0.20
TOPIX 1,576.31 -2.32 -0.15

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。引き続きパウエウルFRB議長のハト派寄りの議会証言が好感され、幅広い銘柄に買いが入った。ダウ・S&P500は史上最高値を更新した。

日経平均は小幅に続伸。NYダウとS&P500が史上最高値を更新した流れを受け買い先行での始まりとなったが、上値は重く一時マイナス圏に沈むなど冴えない展開となった。前日決算発表したの安川電機が大きく売られたことで、今後本格化してくる国内決算発表に警戒感が高まったことも上値を重くした。3連休を前とは言え、オプションSQでも売買代金が2兆円にとどかいないんですから重症ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: 800株



2019年7月11日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,643.53 +110.05 +0.51
TOPIX 1,578.63 +7.31 +0.47

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続伸。パウエルFRB議長は米下院委員会の証言で「貿易摩擦や世界景気の減速で、米景気の不確実性が増している」と指摘し「より緩和的な金融政策の必要性が高まっている」との認識を示した。これにより7月の利下げが確実となり、場合によっては0.5%の利下げの可能性も再び浮上し株買いにつながった。ナスダック指数は史上最高値を更新。

日経平均は反発。パウエルFRB議長の議会証言が市場が想定していたよりもハト派寄りとなり、米国株が上昇した流れを受け買い先行での始まりとなった。ドル安・円高の進行でもたつく場面もあったが、米株価指数先物が堅調に推移していることもあり、じり高となった。ただ、商いは本日も低調で8日連続で2兆円を割り込んだ。米国株が史上最高値を更新する中で利下げというのもピンときませんが、日本は金融緩和が限界にきているのでやはり円高の進行が気がかりです。

本日の取引:1社 1勝 +9,600円
持ち越し: 800株



2019年7月10日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,533.48 -31.67 -0.15
TOPIX 1,571.32 -3.57 -0.23

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反発。パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見ムードが強く、終日方向感のない展開となった。

日経平均は反落。米国株も為替も大きな動きがなく戻ってきたことで、手掛かり材料がなく終日狭いレンジでの揉み合いとなった。パウエルFRB議長の議会証言を聞くまでは動けない状態。

パウエルFRB議長が議会証言ではっきりタカ派よりな発言をすることはないと思いますし、月末のFOMCで0.5%の利下げの可能性はなくなりましたが、0.25%の利下げは市場コンセンサスになっているので、これをあえてひっくり返し市場を混乱させるようなことはしないでしょう。今回も終わってみればなんだって感じになりそうですが、直前の動きとしてはこんなもんでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し: 800株




2019年7月9日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,565.15 +30.80 +0.14
TOPIX 1,574.89 -3.51 -0.22

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。先週末の強い雇用統計を受け早期大幅利下げ期待が後退し利益確定売りが優勢となった。パウエルFRB議長の議会証言を前に様子見ムードも強かった。

日経平均は反発。米国株は続落で戻って来たものの、昨日大きく下げた反動や為替が1ドル108円後半まで円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。上げ幅は一時150円を超える場面もあったが、買いは続かず後場は前日終値近辺で方向感のない展開となった。パウエルFRB議長の議会証言待ち。

本日の取引:なし
持ち越し: 800株



2019年7月8日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,534.35 -212.03 -0.98
TOPIX 1,578.40 -14.18 -0.89

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。注目の雇用統計は、非農業部門の雇用者数の伸びが22万4000人となり市場予想の16万人を上回る結果となった。予想外の強い数字を受け7月の0.5%の利下げの可能性がほぼなくなり、ダウは一時200ドルを超える下げとなったが、0.25%の予防的利下げの可能性はまだ高いことから下げ渋っての引けとなった。

日経平均は反落。予想外の強い雇用統計を受け米国株が下落した流れを受け小幅安での寄り付きとなった。米国株の下落幅は僅かですし、そのぶん円安が進んだので本日も揉み合いだろうと思っていましたが、始まってみるとジリ貧で予想外に弱い動きだったと言えます。上海株の下落や指数連動型ETF(上場投信)の分配金支払いに伴う換金売りが指数を下押ししたのかもしれませんが、これだけ商いが薄いとどうにもなりませんね。

本日の取引:なし
持ち越し: 800株



2019年7月5日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,746.38 +43.93 +0.20
TOPIX 1,592.58 +2.80 +0.18

米国株式市場は独立記念日の祝日で休場。

日経平均は続伸。前日の米国株式市場が独立記念日の祝日で休場。為替も横ばいで戻ってきたことで手掛かり材料に乏しく、前日終値近辺での揉み合いとなった。雇用統計ですが、適度に弱い数字が出るのが米国株にも日本株にもベストなシナリオと言えます。強い数字が出ると米株が急落するリスクがあり、弱すぎると利下げ幅拡大の思惑から円高が進行し、日本株はおいてけぼりとなりそうです。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し: 700株



2019年7月4日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,702.45 +64.29 +0.30
TOPIX 1,589.78 +10.24 +0.65

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは6日続伸。6月のADP全米雇用リポートが市場予想を下回ったことで、週末の雇用統計も弱めの数字が予想されることから、FRBが利下げに動きやすくなるとの思惑から買いが優勢となった。主要3指数は揃って過去最高値を更新した。

日経平均は反発。米国株主要3指数が過去最高値を更新したことを好感し買い先行での始まりとなったが、今晩の米国株市場が休場となるため海外投資家の動きが鈍く、買い一巡後はこう着感を強め終日狭いレンジでの揉み合いとなった。日本株の上値を買う材料もないが、下がれば日銀が買うので低ボラ、低商いの状態が継続。

本日の取引:なし
持ち越し: 700株



2019年7月3日 水曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 21,638.16 -116.11 -0.53
TOPIX 1,579.54 -10.30 -0.65

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは5日続伸。米通商代表部(USTR)がEUへの発動を検討している追加関税の210億ドル分のリストに、新たに40億ドル分の上積みを検討すると発表したことで下げる場面もあったが、世界の中央銀行が金融緩和に前向きなっていることもあり、しっかりとした展開となった。S&P500は連日で過去最高値を更新。

日経平均は反落。米国株は続伸で戻ってきたものの、為替が1ドル107円台後半と前日から円高に振れたことを嫌気し売り先行での始まりとなった。その後は6月の国内ユニクロ既存店売上高が大幅増だったファーストリテイリングが上昇し日経平均を下支えしたが、直近買われたハイテク関連が売られ指数を押し下げた。

米国のナバロ米大統領補佐官が、ファーウェイへの禁輸措置の緩和について、安全保障に問題を生じない低技術の半導体で取引が容認されるのは少量だと述べた。まあ、こんなことだろうとは思っていましたが・・・

本日の取引:なし
持ち越し: 700株



2019年7月2日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 21,754.27 +24.30 +0.11
TOPIX 1,589.84 +4.99 +0.31

米中首脳会談で対中追加関税第4弾が見送られ、頓挫していた米中通商協議も再開される見通しとなったことを好感。また、ファーウェイに対する禁輸措置が緩和されたことでハイテク関連に買い戻しが入った。S&P500は過去最高値を更新。

日経平均は小幅に続伸。米国株は米中首脳会談の結果を好感し続伸して戻ってきたが、日本株は米国株の上昇を先取りする形で上昇していたこともあり、朝方は利益確定売りに押される場面もあった。その後は、前日終値近辺でこう着感を強め、東証1部の売買代金は再び2兆円割れとなった。SQ、リバランス、その他大きな材料が無いときは2兆円割れが定着してきた感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し: 700株



2019年7月1日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21,729.97 +454.05 +2.13
TOPIX 1,584.85 +33.71 +2.17

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続伸。米中首脳会談の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードが強かったが、追加関税第4弾の見送りや、頓挫していた通商協議継続への期待感から買い優勢に推移した。

日経平均は大幅に反発。注目の米中首脳会談は、大方の予想通り追加関税第4弾は見送られ、頓挫していた米中通商協議も継続となった。また、トランプ大統領はファーウェイに対する禁輸措置を緩和し米企業による輸出を一部認めると語った。ファーウェイに対する緩和は市場に織り込まれていなかったので、この部分で200円程ほどプラスアルファされた感じ。ただ、ファーウェイへの対応に関しては流動的で、知的財産侵害などの中核的争点も不透明であることから火種は残り続ける。22,000円は戻り売り圧力も強く次第に上値は重くなりそう。

本日の取引:1社 1勝 +12,000円
持ち越し: 300株