本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2018年7月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22697.88 -66.80 -0.29
TOPIX 1744.98 -4.61 -0.26

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。トラベラーズやアメリカン・エキスプレスの決算が嫌気された他、トランプ大統領がEUとの間で「公正な通商協議ができないなら、米国は自動車を含め大規模な報復措置をとる」と発言、これに対し、EUで通商政策を担当するマルムストローム委員は、米国が自動車・同部品に関税を発動した場合、報復関税の準備をしていると語り、相場の重しとなった。

日経平均は反落。米国株安と為替がやや円高方向に振れたため小幅安での寄り付きとなった。その後、先物主導で3桁の上昇となる場面もあったが、中国人民銀行が、人民元の売買の基準値を対米ドルで1ドル=6.7671元と1年ぶりの安値水準に設定したことで、米中貿易摩擦への懸念が再燃し売りが優勢となった。中国当局が米国の追加関税に対抗するため、ある程度の元安放置は想定内ですが、元安が過ぎると中国国内から資金流出が加速し、今度は元買い介入を繰り返す事態も考えられ、世界中のマーケットが不安定になります。また、元安放置はトランプ大統領を怒らせることにもなります。現状で過剰反応する必要もありませんが、元の動向には暫く注意が必要ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年7月19日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22764.68 -29.51 -0.13
TOPIX 1749.59 -1.62 -0.09

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは反落。モルガン・スタンレーが発表した2018年4~6月期決算が市場予想を上回ったことを受け、金融株全般が買われダウを押し上げた。一方、ナスダックは利益確定売りから小反落となった。

日経平均は反落。NYダウの5日続伸と円安基調継続を受け買い先行での始まりとなったが、直近大きく上昇した反動から上値は重く、上海株が下げに転じると後場は利益確定売りに押される展開となった。米国株高を背景に海外投資家のリスク許容度は上がっていそうですが、本日も商いは低調でした。トランプ政権が日本に対し自動車の輸入制限措置を発動するリスクもあるので、日本株には強気になれないということなんでしょうかね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年7月18日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22794.19 +96.83 +0.43
TOPIX 1751.21 +6.16 +0.35

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反発。朝方は売りが優勢だったが、パウエルFRB議長が上院議会証言で景気の堅調さを強調し、緩やかな利上げ継続を支持したことが好感され、右肩上がりの展開となった。

日経平均は3日続伸。米国株高と円安進行を好感し220円高での寄り付きとなり、前場節目の23,000円にあと50円まで迫る場面もあった。しかし、商いはまったく盛り上がらず、後場になると相場の短期的過熱感も意識され、利益確定売りに押され安値引けとなった。急チッピな上昇で来たので一服は仕方のないところですが、多くの企業が想定する1ドル=105円から現状8円ほど円安になっているわけですから、為替の円安基調が壊れなければ23,000円台定着もそれほど難しくはなさそうですね。

本日の取引:1社 1勝 +17,300円
持ち越し: なし



2018年7月17日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22697.36 +100.01 +0.44
TOPIX 1745.05 +14.98 +0.87

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。バンカメやボーイングが買われ指数を押し上げた。ただ、プーチン大統領とトランプ大統領の会談を受けロシアの原油増産観測が浮上したことや、米政府が原油高を回避する目的で「戦略備蓄を放出する可能性がある」との報道から原油先物相場が崩れ上値は重かった。

日経平均は3日続伸。連休中の米国株は底堅い動きだったが、円安基調が一服したことで朝方は方向感のない始まりとなったが、米中貿易摩擦を材料に先物を売っていた向きがまだ買い戻せていないことからジリ高傾向となった。ただ、短期的な過熱感も意識され引けにかけては伸び悩んだ。経済は完全にアメリカの一人勝ち状態ですね。トランプ大統領が目指すのは、アメリカ・ファーストなので当然といえば当然ですが。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: 1社 100株



2018年7月13日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22597.35 +409.39 +1.85
TOPIX 1730.07 +20.39 +1.19

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。トランプ政権が中国に対する制裁関税の追加措置案を公表したが、中国による対抗措置など新たな悪材料が出ていないことや、米商務省が中国通信機器大手の中興通訊(ZTE)への制裁解除に向けた合意書に署名したことを受け、中国売上比率が高い銘柄が買い戻された。

日経平均は続伸。米国株高や為替の円安基調を受けて買い先行での始まりとなった。日経平均寄与度の高いファーストリテイリングの大幅高や、6月の中国貿易統計でドル建ての輸出は前年比11.3%増加と市場予想を上回る伸びとなったことで、米中貿易摩擦を材料に先物を売っていた向きが買い戻しに動き、日経平均の上げ幅は一時500円を超えるなど大幅続伸となった。このまま米中の報復合戦が弱まってくれるのか? 動いてくれる分だけマシな相場。

本日の取引:1社 2勝 +13,400円
持ち越し: 1社 100株



2018年7月12日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22187.96 +255.75 +1.17
TOPIX 1709.68 +7.80 +0.46

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ政権が追加で2000億ドル規模の中国製品に10%の関税を適用する方針を明らかにしたことを受け、米中貿易摩擦への懸念が再び強まり、中国売上比率が高い銘柄を中心に売りが広がった。

日経平均は反発。米国株は反落で戻ってきたが、ドル円が112円台の円安に振れたことで買い先行での始まりとなった。その後、上海市場が上昇で始まったことを受け、先物に断続的な買い戻しが入り、一時300円を超える上げ幅となった。ただ、本日も商いは薄く、前場下がった日には日銀が株を買い支えるので、NT倍率が再び2000年以降の最高水準まで上昇するなど、かなりいびつな相場になっていますね。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年7月11日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21932.21 -264.68 -1.19
TOPIX 1701.88 -14.25 -0.83

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続伸。原油相場の上昇や、週後半から本格化する4~6月期決算に期待した買いが入り堅調な推移となった。

日経平均は反落。米国株は4日続伸で戻ってきたが、トランプ政権が追加で2000億ドル(約22兆2000億円)規模の中国製品に10%の関税を適用する方針を明らかにしたことで、売り先行での始まりとなった。その後、下げ幅が400円を超える場面もあったが、為替が比較的安定していたことや日銀のETF買いから下げ渋る展開となった。

大人しくしていると思ったら、やっぱりやってきましたね。まあ、トランプ氏の中間選挙対策の一環なんでしょうが、今回は規模が2000億ドルと大きいことから、中国を罰すると同時に米国の消費者も罰することになりかねず、これはさすがに実行に移される可能性は低いんじゃないでしょうか。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年7月10日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22196.89 +144.71 +0.66
TOPIX 1716.13 +4.34 +0.25

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。 先週発表された6月の雇用統計を受けた買いが継続。また、米中貿易摩擦で新たな悪材料が出ていないことから、中国事業の比率が高いボーイングやキャタピラーなどへの買い戻しが続き、ダウを押し上げた。

日経平均は3日続伸。米国株高と為替の円安基調を受け、買い先行での始まりとなった。トランプ大統領の挑発的な発言もないことから、売り方の買い戻しが本日も継続し269円高まで上げ幅を拡大したが、大引けでETFの運用会社による分配金捻出を目的とした売りが出たことで安値引けとなった。理由がはっきりしているので引け味はそれほど悪くない印象。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年7月9日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22052.18 +264.04 +1.21
TOPIX 1711.79 +20.25 +1.20

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。6月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回ったことが好感された。ただ、米中貿易摩擦の懸念から上値は重かった。

日経平均は続伸。米国株高を受け小幅高での寄り付きとなった。その後は薄商いのなか断続的に先物に買い戻しが入り、節目の22,000円台を回復した。連動性を強めている上海株の上昇も追い風となった。週末米中の追加関税を受けても欧米市場が落ち着いた動きだったことから、様子見していた売り方の買い戻した入ったって感じですかね。

本日の取引:1社 1勝 +8,200円
持ち越し: 1社 100株



2018年7月6日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21788.14 +241.15 +1.12
TOPIX 1691.54 +15.34 +0.92

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米国とEU間の自動車関税をそれぞれゼロにすることを提案したと伝わり、欧米間の自動車・自動車部品への関税を巡る貿易摩擦への懸念が後退し、欧州株が上昇した流れを引き継いだ。ただ、米中の貿易摩擦に対する警戒感から上値は限定的だった。

日経平均は反発。欧米株高を受け買い戻しが先行した。米国の追加関税は予定通り発動されたが、初期反応は買い戻しとなった。ただ、今後米中の報復関税の応酬がエスカレートして行く可能性もあるので、これで悪材料出尽くしとは言えず、買い戻しも限定的なものにとどまった。米雇用統計もありますし、取り敢えず今晩の欧米市場を見てからって感じですかね。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年7月5日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21546.99 -170.05 -0.78
TOPIX 1676.2 -17.05 -1.01

米国株式市場は、独立記念日の祝日で休場

日経平均は4日続落。前日の米国株式市場が休場で手掛かり難のなか、小幅安での寄り付きとなった。その後一時プラス転換する場面もあったが、米中の関税発動を前に様子見ムードが強く、小口の売りに押されジリジリと値を下げる展開となった。6日の米中両国の関税発動は避けられない状況になってきましたね。発動後は悪材料出尽くしから一旦反発する場面もありそうですが、直前回避にbetしていた向きも多そうなので、なんとも言えなくなりました。

本日の取引:1社 1勝(IPO)+130,800円
持ち越し: 1社 100株




2018年7月4日 水曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 21717.04 -68.50 -0.31
TOPIX 1693.25 +0.45 +0.03

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方は原油相場の上昇などを受け買いが先行したが、顧客情報流出問題の調査拡大を報じられたフェイスブックや、中国での半導体製品の販売を差し止める仮処分を下されたマイクロン・テクノロジーが売られ市場心理を冷やした。

日経平均は3日続落。前日の米国株市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、売り先行での始まりとなった。売り一巡後は買い戻しや日銀のETF買い期待から下げ渋る展開となったが、今晩の米国株市場が独立記念日で休場となるため積極的な売買は手控えられ、東証1部の売買代金は2兆1275億円と低調だった。

6日発動される米国の追加関税への報復措置として、中国は同規模の報復を表明していましたが、時差の影響で中国の方が先制する形になるようです。やられる前に報復というなんとも奇妙な話。それにしても発動回避に向けた具体的な話が出てきませんね。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年7月3日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21785.54 -26.39 -0.12
TOPIX 1692.8 -2.49 -0.15

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。貿易摩擦懸念から反落して始まったが、トランプ大統領が記者団に対して、現時点ではWTOの脱退は考えていない旨の発言をしたことから、買い戻しが優勢となった。

日経平均は続落。米国株高や昨日大幅安した反動から買い先行での始まりとなった。ただ、米中の関税発動期限を前に警戒感も強く上値は重かった。後場になると上海株の下落を受け、下げ幅は一時200円を超える場面もあったが、上海株が下げ渋ると日経平均も先物に買い戻しが入り、下げ渋っての大引けとなった。個別株を見るとあまり下がっているって感じもしないんですが、人民元やチャートが壊れてきた上海市場と連動性が強まっているのは嫌な感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し: 1社 100株



2018年7月2日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21811.93 -492.58 -2.21
TOPIX 1695.29 -35.60 -2.06

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。原油高やFRBによるストレステストの結果発表を受けて、主要大手行が増配や自社株買いを相次いで発表しダウを押し上げた。ただ、貿易摩擦への警戒がくすぶっていることなどから、取引終盤にかけ急速に伸び悩む展開となった。

日経平均は反落。寄り前発表の6月の日銀短観は景況感5年半ぶりに2四半期連続で悪化した。ただ、設備投資は堅調で大企業・製造業の想定為替レートも1ドル107.26円と、現行レートよりなかり円高に設定されたため、このまま円安基調で推移すれば、業績の上振れも期待出来るとの思惑から前場はプラスに転換する場面もあった。しかし、後場になると上海株の下落に伴い先物に断続的な売りが入り急落となった。実際に本格的な貿易戦争に突入するとは個人的には思っていませんが、7月6日の米中の関税発動を巡り短期筋が売りを仕掛けるには絶好のタイミングと言ったところですね。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年6月29日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22304.51 +34.12 +0.15
TOPIX 1730.89 +3.89 +0.23

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米1ー3月期GDP改定値はの2.2%から2.0%へ下方修正さたものの、通商政策絡みの新たな悪材料が出なかったことから、自律反発反発狙いの買いが入った。

日経平均は反発。米国株高や為替の円安基調を受け小幅高での寄り付きとなった。ただ、前日不自然に上昇していたことや、米通商政策に対する警戒感も根強く早々に下げに転じ前場を終えた。後場になると日銀のETF買い期待や、EU首脳会議で移民問題に関する合意に達したとことを手掛かりに、為替相場が円安に振れると再びプラス圏に切り返す動きとなった。ただ、週末と言うこともあり上値を追う状況でもないので、結局方向感が出ないまま大引けとなった。動きが悪く、ザラ場派もポジション派もあまり儲からない相場ですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: 1社 100株



2018年6月28日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22270.39 -1.38 -0.01
TOPIX 1727 -4.45 -0.26

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。トランプ政権が中国企業による対米投資制限について、米財務省などが管轄する対米外国投資委員会(CFIUS)を活用すると伝わったことを受け、強行措置を見送ったとの見方から買いが先行した。しかし、クドロー米国家経済会議委員長が、投資制限は包括的なものになると発言したことから、通商政策を巡る先行き不透明感から値を消す展開となった。

日経平均は小幅に続落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時200円を超える下げ幅となったが、節目の22,000円を割れなかったことから、買い戻しが優勢になり後場は前日終値を挟んでの揉み合いとなった。外部環境を考えれば、本日は200円安で当然と言ったところなんですが、一時プラスになる場面もあったわけですから、ちょっと首をかしげたくなるような相場でした。今や日本企業の大株主となった日銀のETF買いによるものなのか、月末のドレッシング買いなのか、いずれにしろ自然な需給による動きではないですね。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年6月27日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22271.77 -70.23 -0.31
TOPIX 1731.45 +0.38 +0.02

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。米国の通商政策を巡り新たな悪材料がなかったことから、買い戻しが優勢になったが、通商政策において政権内でも発言に相違があることから上値は重かった。

日経平均は反落。朝方は米国株高や為替相場も大きな動きがなかったことから、一時プラス圏に浮上する場面もあったが、貿易問題への懸念が根深く終日上値の重い展開となった。夏枯れにはまだ早い季節ですが、東証1部の売買代金は2兆2300億円と低水準だった。通商問題の落としどころが見えず、リスクを取りづらい状況が暫く続きそうですね。

今朝の日経に出ていましたが、ETFを通じた日銀の保有残高は時価で25兆円に達し、3月末時点で上場企業の約4割で上位10位以内の「大株主」になったそうです(苦笑) 2%の物価目標にほとんど関係ない、こんな愚かなことを一体いつまで続けるんでしょうね。まあ、ETF買いをやめると言えば急落するのは目に見えていますが、ずるずると先送りしてよい問題ではないと思います。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年6月26日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22342 +3.85 +0.02
TOPIX 1731.07 +2.80 +0.16

米国株は、ダウは反落、ナスダックは3日続落。ウォール・ストリート・ジャーナルが、トランプ政権が中国の知的財産侵害への対策を強化するため、中国資本が25%以上の企業を対象に対米投資を制限する検討に入ったと報じたことを受け、米中の貿易摩擦激化懸念から終日売りが優勢だった。

日経平均は反発。米国株が大幅安となった流れを受け売り先行での始まりとなった。その後、下げ幅が200円を超える場面もあったが、グローベックスがプラス圏で推移していたことや、日銀のETF買い期待などから徐々に持ち直す動きとなった。

対米投資制限について、ムニューシン米財務長官は「米国の技術を盗用しようとする全ての国」が対象と発言、一方のナバロ通商製造政策局長は「投資規制は中国を視野に入れたもので、全ての国を対象としていない」と発言するなど、政権内で異なる見解が示されており、かなり混乱しています。ディール(取引)と高を括っていますが、トランプ氏が強硬姿勢を強めることに比例して米国内で支持率が上がっているのは嫌な感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +7,600円
持ち越し: 1社 100株




2018年6月25日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22338.15 -178.68 -0.79
TOPIX 1728.27 -16.56 -0.95

週末の米国株は、9営業日ぶりの反発、ナスダックは続落。石油輸出国機構(OPEC)の総会で、協調減産を7月から弱めることで合意したものの、増産は緩やかなものにどどまりそうなことから、原油先物相場が大幅に上昇しダウを押し上げた。

日経平均は続落。週末の米国株はまちまちだったが、為替が比較的安定していたこともあり、小幅高での寄り付きとなった。ただ、ウォール・ストリート・ジャーナルが、トランプ政権が中国資本による対米投資や米ハイテク製品の中国への輸出も制限することを検討していると報じたことで、米先物も下がり為替もジワジワと円高に振れだしたことで株もジリ貧となった。まあ、トランプ大統領のディール(取引)だと分かっていても、他に材料がなければアルゴが反応してそれなりに下がってしまいますね。

本日の取引:なし
持ち越し: 1社 100株



2018年6月22日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22516.83 -176.21 -0.78
TOPIX 1744.83 -5.80 -0.33

米国株は、ダウは8日続落、ナスダックは反落。フィラデルフィア連銀製造業景況指数の下振れや、米中の貿易戦争を理由に独ダイムラーが2018年の利益見通しの下方修正を発表したことから、トランプ政権の通商政策が世界景気を冷やすとの懸念が広がった。

日経平均は反落。欧米株安を受け売り先行で始まり、一時300円近くに下げ幅を拡大する場面もあった。ただ、売り一巡後は為替市場が比較的安定していたことや、日銀のETF買い期待から下げ渋る展開となった。昨日、一昨日と変な動きでしたし、今日などもっと下げてもおかしくないんですが、日銀のETF買いの力なんでしょうね。割高な株が日銀のETF買いで更に割高に買われる状況。こんな莫迦なことは、いい加減やめないと本当にマーケットが壊れて行きますね。

本日の取引:2社 2勝(IPO) +678,500円
持ち越し: 1社 100株



2018年6月21日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22693.04 +137.61 +0.61
TOPIX 1750.63 -2.12 -0.12

米国株は、ダウは7日続落、ナスダックは反発。パウエルFRB議長が利上げを継続する姿勢を示したことや、米中の通商問題を巡る警戒感から、中国依存度の高い銘柄が売られダウを押し下げた。一方、ナスダック指数はフェイスブックやアマゾンの上場来高値を受け、史上最高値を更新した。

日経平均は続伸。米国株はまちまちだったが、前日上昇した反動から小幅安での寄り付きとなった。その後は短期筋が先物とファーストリテイリングを絡めてかち上げる手法で、上げ幅は一時200円を超える場面もあった。ただ、腰の入った買いではないので、大引けでは高値から80円ほど値を消す展開となった。東証1部は値下がり銘柄数の方が圧倒的に多く、NT倍率は歴史的な水準に達するなど、昨日、今日とかなりいびつな上昇になっていますね。

本日の取引:なし
持ち越し: 3社 500株