本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2018年12月28日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20014.77 -62.85 -0.31
TOPIX 1494.09 -7.54 -0.50

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。前日に過去最高の上げ幅となった反動から売りが先行し、ダウの下げ幅は一時600ドルを超える場面もあったが、取引終盤にかけ急速に切り返す展開となった。

日経平均は反落。米国株は続伸で戻ってきたが、為替が円高基調で推移したこともあり、節目の20,000円付近で終日揉み合う展開だった。東京市場は、このボラの高い時期に6連休となるので積極的な売買が手控えられるのは当然でしょう。NYダウなど昨日の値幅がまだ900ドル近くある状況なので「株を枕に寝正月」ってわけにもいきません。日経平均は最後は見栄えを良くするため先物で無理やり20,000円台に上げたって感じですね。現物が引けてから先物はカウンターで売られていますが・・・

日経平均は年間で2,750.17円(12%)下げ、年間での下落は7年ぶりとなりました。来年はどうなるんでしょうね。良いデータを示したいところですが、日経平均の推移を見ると1990年から年足が陰線に反転すると次の年は100%陰線になっています。米中の対立、不安定なトランプ政権、日本は消費増税と今年以上に難しい年になるのは確かでしょう。

読者の皆様、1年間お疲れ様でした。よいお年をお迎えください。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月27日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20077.62 +750.56 +3.88
TOPIX 1501.63 +70.16 +4.90

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に反発。直近大幅に下げていた反動から買い戻しが優勢となった。上げ幅は1,086ドルに達し、2008年10月13日の936ドルを超え、過去最大となった。

日経平均は大幅に続伸。米国株の急騰を受け買い先行で始まり、東証1部銘柄のおよそ99%超が値上がりする全面高商状となった。センチメントが改善したと言うよりか、センチメントが改善しないから必要以上に振れ幅が大きなっていると言えます。リーマン・ショックの頃、日替わりでストップ高、ストップ安を繰り返したような感じに似ています。

東京市場は明日大納会となり、その後6連休となります。その間、米国市場は4日間開いているので、買い持ちにしろ、 売り持ちにしろ、年明けギャップで持って行かれる可能性があるので、例年以上に注意が必要です。

本日の取引:1社 1勝 +28,000円
持ち越し: なし



2018年12月26日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19327.06 +171.32 +0.89
TOPIX 1431.47 +15.92 +1.12

米国株式市場は、クリスマスの祝日で休場。

日経平均は反発。前日の欧米市場がクリスマスで休場で手掛かり材料に乏しかったが、さすがに昨日あれだけ下げたこともあり、買い戻しや自律反発狙いの買いが入り上げ幅は一時300円を超える場面もあった。ただ、主力株が総じて弱く、一時節目の19,000円を割れるなど終日不安定な動きだった。追い証などの発生もあり、まだ不安定な動きは続きそうですが、需給的には昨日が最悪だったので、新興市場などは比較的強い動きだった。まあ、米国株が下げ止まらないことにはどうにもならいですが。

本日の取引:2社 2勝 +24,000円
持ち越し: 1社 200株



2018年12月25日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19155.74 -1,010.45 -5.01
TOPIX 1415.55 -72.64 -4.88

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に下落。クリスマスの前日で午後1時までの短縮取引だったが、世界経済の減速懸念や、米政府機関の一部閉鎖、相次ぐ重要閣僚の解任、またトランプ大統領が株価の下落をパウエルFRB議長に責任転嫁するように批判を繰り返していることも嫌気された。

日経平均は大幅に5日続落。米国株安と円高進行を受け2万円の大台を割り込んで始まり、需給環境が悪い中下げ幅を拡大し、日経平均の下げ幅は2月6日以来、今年2番目の大きさとなった。需給的には本日が最悪と言うのもありますが、ここまで壊れるとは思いませんでした。トランプ氏は株価の下落を全部パウエルFRB議長に責任転嫁していますが、自分の意に沿わない人間は徹底的に攻撃し、排除してしまうトランプ大統領はどこの国の指導者かという感じで、減税などの恩恵を受けてきたマーケットも、さすがに引いてきた感じですね。

本日の取引:1社 2勝 +11,300円
持ち越し: 2社 500株



2018年12月21日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20166.19 -226.39 -1.11
TOPIX 1488.19 -28.97 -1.91

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。前日のFOMC後に売られた流れを引き継ぎ売りが先行。その後も原油相場が下げ止まらないことや、米政府機関の一部閉鎖のリスクが高まったとで、ダウの下げ幅は679ドルまで広がる場面があった。

日経平均は4日続落。米国株安や円高進行を受け、連日で年初来安値を更新。2017年9月15日以来ほぼ1年3カ月ぶりの安値を付けた。マティス国防長官の退任が明らかになり、米政治に対する不透明感も相場の重しとなった。

新興市場は節税売りに加え、追証にからんだ個人投資家の投げが出て、マザーズ指数は一時6%近く下落するなど荒い動きとなった。例年、節税売りが終わる年内受け渡し最終取引日(12月25日)を過ぎると、新興市場などは反発するケースが多いですが、今年はどうなるか? 連休明けも下がればリバウンド狙いで買うのもありかなと。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月20日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20392.58 -595.34 -2.84
TOPIX 1517.16 -38.99 -2.51

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。注目のFOMは大方の予想通り利上げが実施された。2019年の利上げ予想回数に関しては3回から2回へ引き下げとなったが、市場が想定していたよりもハト派的ではなかったらしく、世界経済の減速懸念だけが前面に押し出される形となり、ダウは昨年11月中旬以来、約1年1カ月ぶりの安値で終えた。

日経平均は3日続落。米国株安を受け売り先行で始まり、買い手不在の中ジリジリと下げ幅を拡大し、3月に付けた年初来安値を更新した。アシア市場で日本株の下げが突出して大きく、これはソフトバンクのIPOで多額の損失や含み損を抱えたことで、個人投資家の心理が冷え込んでしまったのも一因でしょう。FOMCに関しては、来年の利上げペースをどのように修正しても理由をつけ売られたんでしょうね。それだけ今センチメントが悪いということで、これだけ悪い年末も近年珍しいですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月19日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20987.92 -127.53 -0.60
TOPIX 1556.15 -6.36 -0.41

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。直近2営業日でダウが1000ドル強下げた反動から、買い戻しや自律反発を見込んだ買いが優勢だったが、原油先物相場の大幅下落やFOMCの結果発表を控え上値は重かった。

日経平均は続落。米国株は上昇して戻ってきたが、反発力が弱かったこともあり小幅安での寄り付きとなった。そして本日に関しては、公開価格の1500円を2.5%下回る1463円での初値となったソフトバンクでしょう。初値は概ね想定内だったが、公開価格を一度も上回ることなく、後場になると公募で買った個人の見切り売りも出て、終値は初値を12%下回る1282円の安値引け。散々な結果となり投資家心理を冷やしました。全体の地合い悪化、大規模な通信障害、ファーウェイ製品の切り替え問題など、悪材料が重なったのが原因でしょうが公開価格もちょっと割高でしたね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月18日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21115.45 -391.43 -1.82
TOPIX 1562.51 -31.69 -1.99

米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。世界景気の減速懸念や米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にポジション調整の売りに押され、引けにかけ引け幅を拡大した。

日経平均は反落。前日の米国株が大幅続落したことや円高進行を嫌気し売り先行での始まりとなった。下げ幅は一時400円を超え、10月26日の安値20,917円に迫る場面もあったが、なんとか踏みとどまった。年末に来て急激にセンチメントが悪くなりましたね。直近の株安や大統領の意見でFOMCが金融政策を修正することはないでしょうが、来年以降の米利上げペースに関しては、多少の忖度は入りそうな感じですね。それで一旦大きくリバウンドする可能性もあるので、売り込むにもリスクがあります。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年12月17日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21506.88 +132.05 +0.62
TOPIX 1594.2 +2.04 +0.13

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。中国や欧州の景気減速を示す経済指標を受け世界景気の減速懸念が広がり売り先行での始まりとなった。その後も殆どリバウンドすることはなく、ジリジリと下げ幅を拡大し、ダウは500ドル近い下げとなった。

日経平均は反発。米国株は大幅安で戻ってきたが、週末に先行して下げていたことから小幅高での寄り付きとなった。その後、米国株先物がプラス圏始まり下値は固いと見ると、9時半ぐらいに先物主導で21,500円レベルまで水準を訂正し、あとはそのまま揉み合いとなった。海外投資家の一部は既にクリスマス休暇に入っていることもあり、東証1部の売買代金は2兆651億円と低調だった。新興市場は個人投資家の節税売り影響もあり、マザーズは3%を超す下落となるなど冴えない展開だった。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年12月14日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21374.83 -441.36 -2.02
TOPIX 1592.16 -24.49 -1.51

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。引き続き米中貿易交渉の進展を期待した買いが継続したが、ECBのドラギ総裁が記者会見で、ユーロ圏の経済見通しについて「リスクは下振れ方向に傾きつつある」との見方を示したことで、ダウは一時下げに転じるなど上値は重かった。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、直近2営業日で667円上昇していた反動や、中国の11月鉱工業生産や小売売上高が低調だったことで、先物に仕掛け的な売りが出て400円を超える下落となった。先行き予断を許さない米中貿易問題に加え、世界景気の減速懸念などがくずぶっている中なので上昇も長続きしません。まあ、先物市場は0か1かのアルゴリズムが支配しているので、この材料でこんなに上がるのか、こんなに下がるのかという相場が最近多く、人間がいちいちそれに理屈付けするのもナンセンスな話なんですがね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月13日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 21816.19 +213.44 +0.99
TOPIX 1616.65 +10.04 +0.62

米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続伸。中国による米国産大豆など農産物の輸入拡大や米国車の関税引き下げ、更に海外企業の参入に柔軟に対応する方針など、中国が妥協する形で交渉が進んでいる報道が相次ぎ買いが優勢となった。ただ、あくまで交渉途中で予断を許さないことから引けにかけては伸び悩んだ。

日経平均は続伸。米中通商協議が進展しているとの期待感から米国株が上昇した流れを受け、買い先行での始まりとなった。戻り売りで伸び悩む場面もあったが、為替の円安基調を支えに先物主導で再び上げ幅を拡大し大引け。ただ、後場はこの頃お決まりの膠着状態となっているので、まだ疑心暗鬼と言ったところ。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し: なし



2018年12月12日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21602.75 +454.73 +2.15
TOPIX 1606.61 +31.30 +1.99

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。米中の貿易交渉が進んでいるとの期待感から、朝方は大きく上昇して始まったが、トランプ大統領がメキシコ国境の「壁」建設を巡り民主党と激しくやりあったこともあり、買いは続かなかった。

日経平均は大幅に反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、為替の円安基調や取引前にカナダの裁判所が中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)の保釈を認めたと伝わり、米中の対立激化懸念が後退。また、トランプ米大統領が朝方、米中の交渉が有利に進展しているとの旨をツイートしたことも追い風となった。まあ、ヘッドラインにアルゴが反応して先物主導で乱高下すると言うのはいつものことなので、交渉が本当に纏まるまでは楽観はできません。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし



2018年12月11日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21148.02 -71.48 -0.34
TOPIX 1575.31 -14.50 -0.91

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。英国がEU離脱を巡る議会投票を延期したことを受け、ダウは一時500ドルほど下げる場面もあったが、その後ハイテク株中心に買い戻しが入り切り返す展開となった。

日経平均は続落。米国株高と円安進行を受け買い先行での始まりとなったが、買いは続かず売りに押される展開となった。後場は昨日同様ほとんど動きがなくなり、地合いの悪さが顕著となっている。世界景気に対する漠然とした不安や、米国株も朝起きてビックリって日が多くなっているので、腰の座った買いが入ってこないのは仕方のないところ。

日銀のETF買いですが、今日入っていれば年初からの買い付け額が6兆円超えとなります。いつまでこんなばかげたことを続けるのかと言うのもありますが、年間6兆円も買って今年は陰線になりそうな感じなので、それもちょっと驚きですね。一昔前は1,000億円で大型投信と言われ、それだけでマーケットは騒ぎになったものですが、今では前場下がった日には毎回700億円入るんですから、なんか完全に麻痺していますね。日経平均で言えば、日銀のETF買いで4~5千円は下駄を履いているって状態でしょうね。

ソフトバンクのIPOですが、何万株も当選してしまいました。これはさすがにちょっとヤバそうなので辞退も考えます。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月10日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21219.5 -459.18 -2.12
TOPIX 1589.81 -30.64 -1.89

週末の米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反落。朝方は石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国の減産合意を受け上昇しての始まりとなった。しかし、米景気の後退懸念やナバロ大統領補佐官が米中が設定した90日の期限内に通商協議で合意出来なかった場合、中国製品への関税を引き上げると述べたことが伝わると、ダウの下げ幅は一時600ドルを超えるなど荒い動きとなった。

日経平均は反落。週末の米国株安を受け売り先行での始まりとなり、下げ幅は一時500円を超えるなど終日弱い動きとなった。内閣府が発表した2018年7-9月期実質国内総生産(GDP)2次速報値は、年率換算で2.5%減。1次速報の1.2%減から下方修正され、市場予想の2.0%減も下回り投資家心理が悪化した。チャートは小さないダブルトップのような形となり、10月26日の安値20,917円まであと300円ほどしかありません。ここを割り込んでくると嫌な感じですね。為替がそれほど円高になっていないのが救い。

本日の取引:1社  1勝 +5,000円
持ち越し: なし



2018年12月7日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21678.68 +177.06 +0.82
TOPIX 1620.45 +9.85 +0.61

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反発。中国の通信大手ファーウェイ幹部の逮捕が米中関係の悪化を招くとの懸念から、中国事業の比率が高い銘柄を中心に売りが広がり、ダウは一時800ドル近く下げる場面もあったが、利上げの打ち止めが早まるとの思惑から急速に下げ渋る展開となった。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、日本株は昨日米国株が急落することを前提に下げていたので、オーバーナイトのショート・ポジションが買い戻され反発しての始まりとなった。ただ、米中の対立関係が今後どのような展開となるのか見通すことは難しく、買い戻しが一巡すると上値は重くなった。

本日の取引:1社  1勝 +7,300円
持ち越し: なし



2018年12月6日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21501.62 -417.71 -1.91
TOPIX 1610.6 -29.89 -1.82

米国株は、ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の追悼の日で休場。

日経平均は続落。米国株式市場が休場だったこともあり、前日終値付近で寄り付くと思われていたが、ファーウェイの幹部がイランへの制裁に違反したとして、米国の要請によりカナダで逮捕されたとの報道を受け、米国株先物が急落し、日経平均も売り先行での始まりとなった。その後、日経平均の下げ幅は一時600円を超える場面もあったが、日銀のETF買いを受け200円ほど下げ幅を縮小しての大引けとなった。米中貿易戦争が休戦に入ったとの楽観論はわずか1日で吹き飛んだ形。ファーウェイと米国との対立は、政治・経済・軍事を含め根深いものがありそうですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月5日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21919.33 -116.72 -0.53
TOPIX 1640.49 -8.71 -0.53

米国株は、ダウ・ナスダックとも急落。長期金利が一段と低下したことで逆イールドが発生。期間の長い利回りが短い利回りを下回る逆イールドが起きると、その後景気後退が生じるケースが多いことから、警戒感を誘った。また、トランプ大統領がツイッターに「私はタリフ・マン(関税が好きな男)だ」と投稿し、米中貿易摩擦への警戒感が再燃した。

日経平均は続落。米国株の急落を受け朝方は300円を超える下げとなったが、日本株は前日先行して下げていたこともあり、売り一巡後は下げ渋った。後場は今晩の米株式・債券市場などが休場となるため、21,900円付近で膠着感を強めた。日米とも株価が高い水準にあるので、上げるときも下げるときも必要以上に動きが大きくなりますね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年12月4日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22036.05 -538.71 -2.39
TOPIX 1649.2 -39.85 -2.36

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。米中首脳会談で中国製品への追加関税引き上げなどを90日間猶予するなど、穏当な結果となったことを受け、中国売上高比率の高い銘柄を中心に買いが優勢となった。

日経平均は8営業日ぶりの反落。米国株は続伸で戻ってきたが、昨日先行して上げていたこともあり、小幅安での寄り付きとなった。本日はこのまま前日終値付近で揉み合うのかと思いきや、後場から先物主導でどんどん下げ幅を拡大し大幅安となった。単なる利益確定売りなら昨日下げるのが道理で、海外ヘッジファンドの換金売りと言われても釈然としません。トランプ大統領が今後行われる米中通商協議について、対中強硬派で知られるライトハイザー米通商代表部(USTR)代表を責任者に指名したことも、年明けからの協議難航を予感させ、この影響もあったんでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +6,800円
持ち越し: なし




2018年12月3日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22574.76 +223.70 +1.00
TOPIX 1689.05 +21.60 +1.30

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。取引中盤までは米中首脳会談を見極めたいとの思惑から上値の重い展開だったが、米中の協議が続く間は米政府が追加関税を見送るとの報道が流れ取引終盤にかけ買いが優勢となった。

日経平均は7日続伸。週末に行われた米中首脳会談の結果、米国による中国への追加関税を90日間猶予することで合意した。まあ、ほぼ予想通りの結果で、これで素直に上昇するのかと思いましたが、最悪の事態を想定していた売り方の買い戻しや、上海株や米国株先物が上昇していたことも安心感を誘い、終日堅調な展開となった。トランプ大統領が暫く大人しくしていてくれれば、年末高に向かう可能性もありますが、こればかりは何とも言えませんね。

本日の取引:1社 1勝 +6,800円
持ち越し: なし



2018年11月30日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22351.06 +88.46 +0.40
TOPIX 1667.45 +7.98 +0.48

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。前日に急騰した反動や、米中首脳会談で貿易協議が不調に終われば制裁関税の対象を中国からの全輸入品に拡大すると、トランプ大統領が重ねて表明していたこともあり、利益確定売りが優勢となった。

日経平均は6日続伸。朝方は米中首脳会談を控え前日終値近辺で方向感のない展開となった。その後。中国の11月製造業購買担当者景気指数が市場予想を下回るも、上海株が底堅い動きとなったことで日経平均も徐々に上げ幅を拡大した。ただ、重要イベントを控え上値は限定的だった。米中首脳会談は予断を許さないものの、追加の関税の延期とかまでは既に織り込んでいるので、それ以上のものが出るかどうか。

本日の取引: なし
持ち越し: なし



2018年11月29日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22262.6 +85.58 +0.39
TOPIX 1659.47 +5.81 +0.35

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。米中首脳会談への期待感や、パウエルFRB議長が講演で前回は中立金利は「まだ遠い」と語っていたものを、今回は「中立よりわずかに低い」に変更したことで、追加利上げ見通しが後退し、一段高となった。

日経平均は5日続伸。パウエルFRB議長の講演を手掛かりにダウが600ドルを超える上昇となったことを受け、買い先行での始まりとなった。ただ、米金利の先高観が後退してドルが売られたことや、先週米国株が軟調な中でも日本株はしっかりしていたこともあり、買い一巡は伸び悩み徐々に上げ幅を縮小した。これだけ上がってしまうと、米中首脳会談で梯子を外されるリスクも心配になりますね。

本日の取引: 1社 1勝 +6,000円
持ち越し: なし



2018年11月28日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22177.02 +224.62 +1.02
TOPIX 1653.66 +9.50 +0.58

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。朝方はトランプ氏の発言を受け、米中貿易交渉への警戒感からダウは200ドルを超える下げとなった。その後、米国家経済会議のクドロー委員長が、米中首脳会談に向けて「中国とあらゆるレベルで協議している」と述べたことで、今週末の首脳会談で何らかの合意に至るとの期待感が広がり、取引終盤にかけ買いが優勢となった。

日経平均は4日続伸。米国株高と円安進行を受け買い先行での始まりとなった。その後も、米中首脳会談への期待感からの先物買いや、直近売り込まれた銘柄には買い戻しが入り上げ幅を拡大した。ただ、トランプ政権が来週にもカナダとメキシコを除く全ての国からの輸入車に対し25%の関税を課す可能性があると報じたことで、自動車株が軟調でTOPIXの上値は重かった。

本日の取引: 1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年11月27日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21952.4 +140.40 +0.64
TOPIX 1644.16 +11.96 +0.73

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。イタリア政府が2019年度予算案に関して財政赤字を減らすことを検討していると伝わり、欧州株が全面高となった。この流れを引き継いだことや、原油先物相場の上昇、米中首脳会談への期待感なども押し上げ要因となった。

日経平均は3日続伸。欧米株高を受け買い先行での始まりとなったが、トランプ大統領が「中国との貿易交渉で合意できなければ、中国からの輸入品全てに追加関税を課す意向を示した」と伝わり、上げ幅を縮小した。ただ、後場になると米国株先物が下げ幅を縮小したことで、再び買い戻しが優勢となった。好悪それぞれ材料が出ていますが、なんか株価の動きを見ていると、米中首脳会談でポジティブな進展がありそうな感じがしますね。

本日の取引: 1社 2勝 +9,700円
持ち越し: なし



2018年11月26日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21812 +165.45 +0.76
TOPIX 1632.2 +3.24 +0.20

週末の米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは反落。感謝祭の翌日で短縮取引だったが、原油先物相場の急落を受けエネルギー関連株が下落し、主力ハイテク株にも売りが継続した。

日経平均は続伸。感謝祭明けの米国株は、原油相場の大幅安などもあり下落となったが、為替の円安基調や2025年の万博の開催地が大阪に決定したことを受け、終日強含みでの推移となった。米国株先物が堅調に推移していたので、先回り的な買いも入った感じ。大阪万博がどの程度影響したかはわかりませんが、結局のところ、今週末の米中首脳会談に向け関連ニュースに一喜一憂しながらの展開が続きそう。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年11月22日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21646.55 +139.01 +0.65
TOPIX 1628.96 +13.07 +0.81

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反発。直近売り込まれたハイテク株中心に買い戻しが入り、ダウは一時200ドルほど上げる場面もあったが、感謝祭の祝日を控えて商いは低調でダウは引けにかけ小幅下落に転じた。

日経平均は反発。米国株がまちまちで戻ってきたことで、前場は方向感のない展開となったが、為替の円安基調や日銀のETF買い期待などを支えに後場は右肩上がりの展開となった。3連休を控え、昨日同様に売りポジションを手仕舞う動きもあったんでしょう。東証1部の売買代金は2兆円をわずかに超える程度で低調だった。

本日の取引: 1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年11月21日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21507.54 -75.58 -0.35
TOPIX 1615.89 -9.78 -0.60

米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。アップルの下げがハイテク株全般に波及し、ダウ・ナスダック指数とも年初来の騰落率で再びマイナスに転じた。

日経平均は続落。米国株の大幅続落を受け朝方は300円を超える下げ幅となったが、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となった。為替が落ち着いていたこと、原油価格の下げ止まり、上海株が底堅かったことが売り込みづらくさせた。まあ、米中首脳会談でポジティブなニュースが出たら一気に上にかち上げられるので、売り方も利益が乗っているものは買い戻しているって感じですね。

本日の取引: 1社 2勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年11月20日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21583.12 -238.04 -1.09
TOPIX 1625.67 -11.94 -0.73

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。新型iPhoneの販売不振懸念からアップルが大きく下げ、ハイテク株全般に売りが波及した。

日経平均は反落。米国株がハイテク株中心に大幅安となった流れを受け売り先行での始まりとなった。その後、下げ渋る場面もあったが、上海株が軟調な推移となったことで再び売り直された。ナスダックが3%を超える下落となった割には日経平均は妙に底堅かった印象。

日産自動車のカルロス・ゴーン会長の逮捕は驚きましたが、株価の初期反応としては妥当なところでしょう。この逮捕によって3社連合が揺らぐことになるのか、今後焦点はそちらに移りそうです。トヨタが敵失によって朝から堅調だったのも面白いですね。まあ、日本の自動車業界はトランプ政権による輸入制限の方がはるかにダメージが大きいので、そちらの方が心配ですね。

本日の取引: なし
持ち越し: なし



2018年11月19日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21821.16 +140.82 +0.65
TOPIX 1637.61 +8.31 +0.51

週末の米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。朝方はエヌビディアの決算が嫌気され半導体関連株中心に売りに押されたが、トランプ大統領が中国製品に追加関税を課さない可能性を示唆したとで、米中の貿易摩擦が激化するとの警戒感が和らぎ、ダウは上昇に転じた。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、日本株は週末ナスダックの大幅安を警戒して先行して下げていたことから、買い戻しが優勢となった。もう少し上がってもいいような感じでしたが、週末のAPEC首脳会議が米中の対立から初めて首脳宣言で合意できないまま閉幕するなど、今月末の米中首脳会談への警戒感もあり、買い戻しが一巡するとそのまま揉み合う展開となった。

本日の取引: 1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年11月16日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21680.34 -123.28 -0.57
TOPIX 1629.3 -9.67 -0.59

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。朝方は売りが先行したものの、フィナンシャル・タイムズが「米国と中国がG20で貿易戦争の休戦で合意する努力をしている」と報じたことで、貿易摩擦が和らぐとの期待感で買いが優勢となった。

日経平均は続落。米国株は反発して戻ってきたものの、画像処理半導体大手の米エヌビディアが今四半期が減収見通しとなったことで、同社株が時間外取引で大幅安となり、今晩のナスダックの下落を警戒した売りに押された。日銀のETF買いなどに支えられ下値は限定的だったが、なんともちぐはぐな動きですね。大きな流れでは、今月末に予定されている米中首脳会談で通商問題が打開に向かうのか、再び物別れに終わるのか、ここを見定めるまでは買いも売りも動きがとれませんね。

本日の取引: なし
持ち越し: なし



2018年11月15日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21803.62 -42.86 -0.20
TOPIX 1638.97 -2.29 -0.14

米国株は、ダウは4日続落、ナスダックは反落。原油相場の反発や直近売られた反動から朝方は買いが先行したが、アップルやゴールドマン・サックスが下げ止まらないことが嫌気され、次第に売りが優勢になった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時200円を超える下げ幅となった。ただ、下値は限定的で上海株が上昇して始まり、その後じり高となったことで日経平均も下げ幅を縮小した。強弱感が対立して揉み合っていると言うよりも、動くに動けないって感じですね。

本日の取引: 1社 1勝 +5,000円
持ち越し: なし



2018年11月14日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21846.48 +35.96 +0.16
TOPIX 1641.26 +2.81 +0.17

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは反発。前日急落したアップルが反発したことや、米中通商協議の進展期待からダウは120ドルほど上げる場面もあったが、原油相場が12日続落したことで、エネルギーセクターが売られダウの足を引っ張った。

日経平均は小幅に反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、前日大幅安した反動やブルームバーグのトランプ政権が輸入自動車への新たな関税適用を当面見送る方針との報道を受け買い先行での始まりとなった。ただ、ブルームバーグの報道は当てにならないことや、中国の10月の小売売上高が伸び悩んだことで上値の重い展開となった。下値は買われますが、上はなんか漠然とした不安から買いの手が伸びません。11月末の米中首脳会談で、通商摩擦の緩和に向けた合意が示されなければ、この状況は変わりそうにありませんね。

本日の取引: なし
持ち越し: なし



2018年11月13日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21810.52 -459.36 -2.06
TOPIX 1638.45 -33.50 -2.00

米国株は、ダウは続落、ナスダックは3日続落。新型iPhoneの販売不振懸念からアップルが大幅に下げ、マレーシアの政府系ファンドによる巨額の資金流用にCEOが関与した疑いからゴールドマン・サックスも急落。この2銘柄でダウを180ドルほど押し下げた。

日経平均は反落。米国株の大幅安を受け売り先行で始まり、一時785円安まで下げる場面もあったが、下落して始まった上海株が切り返したことや、日銀のETF買い期待から徐々に下げ渋る展開となった。これで日米とも中間選挙後の上昇が帳消しとなったわけですが、あの上昇はかなり違和感があったので仕切り直しって感じですね。

本日の取引: 1社 1勝 +7,500円
持ち越し: なし



2018年11月12日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22269.88 +19.63 +0.09
TOPIX 1671.95 -1.03 -0.06

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックは続落。原油相場の下落や、前日のFOMC声明で利上げの継続が示されたことが嫌気された。

日経平均は小幅に反発。米国株安を受け売り先行で始まり、一時200円を超える下げ幅になる場面もあったが、ドル円が114円まで弱含んだことや、上海株が堅調な動きとなったことを受け切り返す展開となった。ただ、今晩の米国がベテランズデーの祝日で為替・債券市場は休場となるため外国人の動きが鈍く、上値を追える材料もないことから10時から大引けまで殆ど横ばいの動きとなった。

本日の取引: なし
持ち越し: なし




2018年11月9日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22250.25 -236.67 -1.05
TOPIX 1672.98 -8.27 -0.49

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは反落。前日大幅高した反動から揉み合いが続いたが、FOMC後に発表した声明で、段階的な利上げを継続する方針を示したことが嫌気され、下げに転じる場面もあった。ただ、ダウは引けにかけ再び切り返した。

日経平均は反落。米国株はまちまちで戻ってきたが、昨日大幅高した反動から利益確定売りが先行。その後、前日終値近辺で揉み合っていたが、上海株が下落して始まると先物主導で下げ幅を拡大した。円安が支えになっていますが、トランプ大統領の対外強硬姿勢はなんら変わらないでしょうし、22,500円前後は累積出来高の多い水準なので、そう簡単に上に抜けては行かないでしょう。

本日の取引: なし
持ち越し: なし



2018年11月8日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22486.92 +401.12 +1.82
TOPIX 1681.25 +28.82 +1.74

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは続伸。上院は共和党、下院は民主党が制するほぼ予想通りの結果となったことを受け、イベント通過のアク抜け感から終日買いが優勢となった。

日経平均は反発。中間選挙の結果は昨日のザラ場に分かっていたものの、日本株は米国株の反応が気になり、昨日は小幅安で引けていた。ただ、米国株が素直に大幅高となったことで買い安心感が広がった。大きなイベントが波乱なく通過したので、アク抜け感から買い戻しが優勢になるのは分かりますが、それにしても上がり過ぎって感じですね。

本日の取引: 1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年11月7日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22085.8 -61.95 -0.28
TOPIX 1652.43 -6.92 -0.42

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反発。中国高官がトランプ政権との貿易協議継続を表明したことで、米中貿易摩擦の解決に向けた期待感から買いが先行したが、中間選挙の結果待ちで上値は限定的だった。

日経平均は反落。中間選挙は大きな波乱なしとの見方から、フライング気味に買い戻しが入り300円近く上げる場面もあった。選挙結果は、上院は共和党、下院は民主党が制するほぼ予想通りの内容であったことから、アルゴリズムの動きも比較的大人しく、取り敢えず今晩の米国市場を見てみたいとのことから、大引けにかけ手仕舞い売りに押された。予想通りとは言え、ねじれ議会となったのはトランプ政権にとっては打撃で、結果を消化するには暫く時間がかかるかもしれませんね。

本日の取引: 1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年11月6日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22147.75 +248.76 +1.14
TOPIX 1659.35 +18.96 +1.16

米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。中間選挙を控え様子見ムードが強い中、個別に材料が出たIBMなどが買われダウを支えたが、iPhoneの量産モデル「XR」の増産を中止したアップルが下げ指数の足を引っ張った。

日経平均は反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、昨日下げた反動から買い先行での始まりとなった。その後は米国の中間選挙を前に上値の重い展開が続いたが、トヨタが上方修正と自社株買いを発表したことで一定の安心感が広がり、本日の高値圏での大引けとなった。中間選挙ですが、共和党が上下両院で多数派を失うことになれば波乱になりますが、その可能性は低く、現状維持や下院民主のねじれではマーケットは買い戻しが優勢だと思われます。

本日の取引: 1社 1勝 +7,600円
持ち越し: なし



2018年11月5日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21898.99 -344.67 -1.55
TOPIX 1640.39 -18.37 -1.11

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ブルームバーグ社が、トランプ大統領が米中貿易合意に向けた草案作りを始めるよう閣僚に指示したと伝えたことで、アジア→欧州と株高となった流れを受け買い先行での始まりとなった。しかし、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が早期の米中の貿易合意に否定的な見方を示したことで、一時300ドルほど下げる場面もあった。その後、トランプ大統領が中国とはディールできると思うと述べたことで下げ渋った。

日経平均は反落。週末の米国株が米中の貿易交渉の進展を巡り期待と懸念が交錯し、乱高下の末に下落した流れを受け、売り先行での始まりとなった。まあ、ブルームバーグはよくやらかす会社なんで驚きはありませんが、まだ期待も残っているので金曜日の上げを7割ほど削っただけで済みました。いずれにしろ中間選挙の結果が出るまでは神経質な動きになりそうですね。

本日の取引: なし
持ち越し: なし



2018年11月2日 金曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22243.66 +556.01 +2.56
TOPIX 1658.76 +26.71 +1.64

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。米中の首脳が貿易摩擦の打開に向けて協議することで一致したと伝わり、米中貿易摩擦の激化懸念が後退し、終日堅調な展開となった。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行で始まりとなった。買い一巡後は今晩の雇用統計など控え利益確定売りも出て伸び悩む展開となったが、後場中頃にブルームバーグ社が、トランプ大統領が米中貿易合意に向けた草案作りを始めるよう閣僚に指示したと伝えたことで、アルゴリズムが反応し先物主導での急騰となった。本日の急騰でほぼ200日移動平均線まで戻しましたが、米国中間選挙を前にまだ一波乱ありそうな感じもしますし、ここからが正念場でしょう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年11月1日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 21687.65 -232.81 -1.06
TOPIX 1632.05 -14.07 -0.85

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。ADP全米雇用リポートが市場予想を上回ったことや、直近の下落を受けての値頃感からの買いが引き続き優勢となり、終日堅調な展開となった。

日経平均は反落。米国株は続伸で戻ってきたが、直近2日間で740円上昇した反動から利益確定売り出て反落しての始まりとなった。その後、上海株が上昇して始まると下げ幅を縮小する場面もあったが、上値は重く引けにかけ再び売り直された。NTTドコモの料金値下げ表明から大手通信株が売られ指数を押し下げたが、この分を除けばほぼ横ばいと言ったところですから、それほど悪くはありません。

本日の取引:なし
持ち越し: なし