本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2018年10月31日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21891.13 +433.84 +2.02
TOPIX 1643.39 +31.93 +1.98

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。直近の下落を受けての値頃感からの買いや、トランプ大統領が中国との貿易協定締結への自信を示したことで、米中貿易摩擦懸念が後退し買いが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株の反発やドル円が113円台にのせたことを好感し買い先行での始まりとなった。その後も、上海株が堅調な推移となったことで買い戻しが加速し一段高となった。トランプ大統領の発言をポジティブに解釈しすぎって感じもしますが、売り方も買い戻しのタイミングを待っていたところなので、上がるときはこんなもんでしょう。相場の方向感が定まってくるのは中間選挙の後だと思いますが、まずは200日移動平均線への回復が先ですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,400円
持ち越し: なし



2018年10月30日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21457.29 +307.49 +1.45
TOPIX 1611.46 +21.90 +1.38

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。買い優勢で始まったものの、11月に予定されている米中首脳会談で貿易交渉に進展がない場合、米国が中国からの全輸入品に対し追加関税を発動する方針だと報じられたことで、取引終盤にかけ米中貿易摩擦の長期化を嫌気した売りに押された。

日経平均は反発。米国株安を受け三桁の下落で始まったが、さすがに直近売られ過ぎていることもあり、徐々に買い戻しが優勢になった。後場は上海株が上げ幅を拡大したことや、米株価指数先物が高く推移しているこも追い風に上げ幅を拡大した。売り方の利益確定の買い戻しや、GPIFなどの国内年金の買いが指数を押し上げただけとの見方もありますが、好業績を発表した企業は素直に買われていましたし、ローソク足も下値圏でのつつみ線(抱き線)を出したことで、目先底入れ期待も出てきました。ただ、ボラは日米とも高止まりしたままなので、落ち着くにはまだ時間がかかりそう。

本日の取引:1社 1勝 +13,400円
持ち越し: なし



2018年10月29日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21149.8 -34.80 -0.16
TOPIX 1589.56 -6.45 -0.40

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。決算への失望からアマゾンやアルファベット(グーグル)が売られ、ハイテク株中心に大幅安となった。

日経平均は続落。米国株は反落で戻ってきたが、ダウやナスダックの下げは金曜日の段階で織り込んでいたので反発しての寄り付きとなった。その後、上げ幅を281円まで拡大したが、上海株が下落して始まるとどんどん上げ幅を縮小し、前場はマイナス圏の引けとなった。後場は概ね小高い水準で推移していたが、上海株が下げ幅を拡大したことなどもあり、大引け間際に再びマイナス圏に沈んだ。小型株の下げがきつく、こちらは追い証絡みの売りも出ている感じですね。新興市場は買いが入ってこない中、僅かな売り物で値を消してしまい、それを見て更に投げを呼ぶという悪循環。

本日の取引:1社 1勝 +8,800円
持ち越し: 1社 300株



2018年10月26日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21184.6 -84.13 -0.40
TOPIX 1596.01 -4.91 -0.31

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。直近大きく下げていたことや、主要企業の決算が相次いで市場予想を上回ったことで終日堅調な展開となった。

日経平均は続落。米国株が大幅上で戻ってきたことを受け買い先行での始まりとなった。ただ、決算発表後のアマゾンやアルファベット(グーグル)などが時間外取引で大幅安となっていることから、今晩の米国株への警戒感から買いは続かず、朝方の207円高から一転296円安まで下げるなど不安定な動きとなった。国内企業決算は良くても先行き不安で上がらないし、市場予想を下回れば容赦なく売られる状況では、なかなか手が出せませんね。来週から主要企業の決算発表が本格化するので、まだまだ落ち着きそうにありません。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し: 2社 300株



2018年10月25日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 21268.73 -822.45 -3.72
TOPIX 1600.92 -51.15 -3.10

米国株は、ダウは3日続落、ナスダックは続落。ボーイングの好決算を受け寄り付き直後は高く推移する場面もあったが、テキサス・インスツルメンツの決算が市場予想を下回ったことで他の半導体関連株にも売りが波及し、取引終盤にかけ下げ足を早めた。ダウとS&P500は年初来でマイナスとなった。

日経平均は大幅に反落。米国株市場で主要3指数が急落した流れを引き継ぎ、売り先行での始まりとなった。その後も、殆どリバウンドする場面もなく大引けまで売りが優勢となった。ここまでチャートが壊れると押し目買いという雰囲気ではありませんし、かと言ってセリングクライマックスが近いかと言えば全然そんな感じはなく、あまり緊張感のない下げと言えます。明日はリバウンドするかもしれませんが、戻りは鈍そうですね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: 1社 200株



2018年10月24日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22091.18 +80.40 +0.37
TOPIX 1652.07 +1.35 +0.08

米国株は、ダウは続落、ナスダックは反落。海外株安やキャタピラーやスリーエムの決算が嫌気され、ダウは一時500ドルを超える下げ場となったが、取引終盤にかけ徐々に下げ幅を縮小した。

日経平均は反発。米国株は下落して戻ってきたものの、引け味はそれほど悪くなく、昨日の時点でダウの200ドル程度の下げは織り込んで動いていたので、買い先行での始まりとなった。ただ、早々にマイナスに転じるなど戻りは鈍かった。後場は上海株の上昇や日銀のETF買い期待もあり、プラス圏での推移となったが、上海市場を睨みながら上値の重い展開が継続した。昨日年初来安値を更新したTOPIXに至っては、本日も殆ど戻せていませんから、改めて地合いの悪さが窺えます。

本日の取引:2社 2勝 +10,400円
持ち越し: なし



2018年10月23日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22010.78 -604.04 -2.67
TOPIX 1650.72 -44.59 -2.63

米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発。中国株高を受け買いが先行したが、米中貿易摩擦、イタリアの財政懸念、サウジとの関係悪化など懸念材料が多く買いは続かなかった。

日経平均は反落。米国株はまちまちだったが、210円安で寄り付いた後もジリジリと下げ幅を拡大し、昨日急騰した上海株が下落して始まると一段安となった。日銀のETF買いも入ったんでしょうが、リバウンドする場面も殆どなく600円を超える下げ幅となり大引け。先物主導で崩されたと言ってしまえばそれまでですが、朝の時点から考えると想定外の下げ幅でした。国内決算発表も徐々に本格化してきますが、現時点で市場の反応はと言えば減益など発表した企業には容赦ないので、様子見ムードが強まるなか先物で仕掛けやすくなっている感じですね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し: 1社 200株




2018年10月22日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22614.82 +82.74 +0.37
TOPIX 1695.31 +2.46 +0.15

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続落。前日300ドルを超える下げとなったダウは買い戻しが優勢となったが、ハイテク株は軟調で上値の重い展開だった。

日経平均は反発。週末の米国株はまちまちだったが、米国でハイテク株が売られた流れを受け、朝方は日経平均も一時260円下げる場面もあった。ただ、上海株が寄り付きから堅調に推移したことや、前場TOPIXがマイナスで引けたことで日銀のETF買い期待から、後場は朝方売りから入った向きが買い戻しを余儀なくされ、一時140円高まで上げ幅を拡大した。上海株との連動性が高まっているので、もう少し上がってもいいような感じでしたが、上値は重かった。1日の値幅が400円とまだ不安定な動きが継続。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年10月19日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22532.08 -126.08 -0.56
TOPIX 1692.85 -11.79 -0.69

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。FRBによる利上げが続くとの見方から米長期金利の先高観が根強いことや、中国の景気減速懸念、米国とサウジアラビアの関係悪化懸念も引き続き相場の重しとなった。

日経平均は続落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時400円を超える下げ幅となった。その後、中国の7ー9月期国内総生産(GDP)や9月の鉱工業生産が市場予想を下回ったものの、上海株が朝安後切り返したことや、日銀のETF買いを支えに徐々に下げ幅を縮小し、本日の高値圏での大引けとなった。日米とも200日移動平均の攻防が継続。PERから見た割安感を指摘する声も多いが、先に動くのはいつもチャートの方。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年10月18日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22658.16 -182.96 -0.80
TOPIX 1704.64 -9.23 -0.54

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。FOMC議事要旨で複数の委員が政策金利を一時的に中立金利を上回る水準に引き上げることを支持していたことが明らかになり、利上げへの警戒感から軟調な展開となった。

日経平均は反落。FOMC議事要旨を受け米国株は反落で戻ってきたが、米長期金利の上昇を受け為替が円安に振れたことを支えに小幅高での寄り付きとなった。ただ、上値は重く上海株が寄り付いた後にじり安傾向になったことや、グローベックスで米株先物が軟調推移になっていることが嫌気され右肩下がりの展開となった。米国株は相変わらず不安定な動きを続けており、200日移動平均をサポートに落ち着いてくるかどうか。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年10月17日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22841.12 +291.88 +1.29
TOPIX 1713.87 +25.96 +1.54

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。長期金利の一服や、主要企業の好決算が相次いだことで投資家心理が改善し終日右肩上がりの展開となった。

日経平均は続伸。米国株が主要企業の好決算などを手掛かりに大幅反発した流れを受け、買い先行での始まりとなった。ただ、米国株の上昇は昨日織り込んで動いていたので、買い一巡後は節目の23,000円を手前に伸び悩む展開となった。先物主導の大味な相場でボラの縮小にはしばらく時間がかかりそう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し: なし



2018年10月16日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22549.24 +277.94 +1.25
TOPIX 1687.91 +12.47 +0.74

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。サウジアラビア政府による著名記者の殺害疑惑が事実であれば、今後米国による制裁などで両国の関係が悪化するとの懸念から売りが優勢となった。

日経平均は反発。米国株は下落して戻ってきたが、前日大きく下げた反動から自律反発狙いの買いが入り、反発しての始まりとなった。ただ、上値は重く後場中頃までは小高い水準でこう着感を強めた。大引けにかけては、グローベックスが堅調に推移していたこともあり、今晩の米国株高を先取りする形で上げ幅を拡大した。上げかたも、下げかたも何かスッキリしない相場ですね。

本日の取引:1社 1勝 +7,500円
持ち越し: なし



2018年10月15日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22271.3 -423.36 -1.87
TOPIX 1675.44 -27.01 -1.59

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。直近大きく下落した反動から、ダウは一時400ドルを超える上昇となったが、買いは続かず一転52ドル安までさげるなど終日荒い動きとなった。

日経平均は反落。米国株は上昇して戻ってきたものの、ムニューシン米財務長官が日本にも為替条項を求める意向を示したことが嫌気され、売り先行での始まりとなった。また、安倍晋三首相が2019年10月の消費増税を予定通り実施する方針を示すと伝わったことも投資家心理を冷やした。まあ、再び延期になることを期待していた人は少ないでしょうが、地合いがあまり良くない中での増税という言葉に反応した感じ。

為替条項の話が出てもドル円は比較的安定していました。実際、日本は為替介入は7年近く実施していませんが、今後トランプ氏が日銀の金融政策は円安誘導であると、矛先を向けてくる可能性もあるので注意が必要ですね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年10月12日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 22694.66 +103.80 +0.46
TOPIX 1702.45 +0.59 +0.03

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。トランプ大統領と中国の習近平国家主席が11月末に会談する方向で検討中と報じられ、米中貿易摩擦が和らぐとの期待から買われる場面もあったが、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「確証はない」と述べると再び下げに転じた。原油先物相場の下落もダウの足を引っ張った。

日経平均は反発。米国株安を受け続落しての始まりとなったが、本日は為替が安定していたこともあり、売り一巡後は直近売られたハイテク株中心に買い戻しや押し目買いが入り徐々に下げ幅を縮小。後場に入るとグローベックスが堅調に推移していることや、日銀のETF買いも追い風にプラス圏に切り返し本日の高値圏での大引けとなった。しばらくはボラの高い状態が続きそうですが、日経平均は200日線がサポートとなっており、米国株も200日線を早々に回復できるかが焦点となる。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし




2018年10月11日 木曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 22590.86 -915.18 -3.89
TOPIX 1701.86 -62.00 -3.52

米国株は、ダウ・ナスダックとも急落。長期金利の上昇、米中貿易摩擦の長期化、IMFによる世界経済見通しを引き下げなどが嫌気された。

日経平均は大幅に反落。前日の米国株が大幅安となった流れを引き継ぎ大幅安での寄り付きとなった。その後、上海市場が下落して始まると日経平均の下げ幅は一時1,000円を超えるなど、リスク回避の売りが膨らんだ。後場に200日移動平均線22,508円を割り込む場面もあったが、引けにかけてはやや下げ渋った。特に目新しい悪材料はなかったものの、日米とも高値圏にあっただけに、アルゴリズムによる売りなどが下げに拍車をかけた感じ。

トランプ大統領がFRBを表立って批判するのも相場にはマイナスですし、米中貿易摩擦も話が体制批判に発展するなど、単なる経済問題という領域を超え始めているので、落とし所が難しくなってきました。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し: なし



2018年10月10日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23506.04 +36.65 +0.16
TOPIX 1763.86 +2.74 +0.16

米国株は、ダウは反落、ナスダックは反発。長期金利の高止まりや米中関係の悪化が嫌気され、中国売上比率が高い銘柄を中心に売りが優勢となった。

日経平均は5営業日ぶりの反発。米国株はまちまちで戻ってきたが、直近4日営業日で約800円下落した反動から自律反発狙いの買いが入り、朝方は3桁の上昇となる場面もあった。ただ、反発力は弱く前場はマイナス圏で引ける。後場は日銀のETF買い期待から切り返す展開となったが、米金利上昇や中国景気に対する警戒感もあり上値は重かった。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し: なし



2018年10月9日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 23469.39 -314.33 -1.32
TOPIX 1761.12 -31.53 -1.76

米国株は、ダウは反発、ナスダックは3日続落。コロンバスデーの祝日で債券・為替市場が休場のなか、株式市場も薄商いだったが、上海株の急落や長期金利の高止まりが嫌気されハイテク株が引き続き売られた。

日経平均は4日続落。国内が連休中にドル円が113円前半まで円高に振れたことが嫌気され売り先行での始まりとなった。その後、上海市場が続落して始まったあと切り返したことで下げ渋る場面もあったが、上海株の反発力は弱く日経平均も再び軟化し安値圏での揉み合いとなった。東京証券取引所のシステム障害の影響は軽微だったが、軟調地合いのなか様子見ムードが強まる結果となった。

本日の取引:1社 1勝 +7,600円
持ち越し: なし



2018年10月5日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23783.72 -191.90 -0.80
TOPIX 1792.65 -8.54 -0.47

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。米10年物国債利回りが3.23%と2011年5月以来の水準に上昇したことで株価の割高感が意識され、ハイテク株中心に売りが優勢となった。

日経平均は3日続落。米国株安や円の強含みを受け売り先行での始まりとなった。寄り付き直後に245円安まであったが、ザラ場に円高が進まなかったことで下げ渋り、その後は3連休や今晩の米雇用統計を控え23,800円~23,900円のレンジでこう着感を強めた。為替は米国株安に伴うリスク回避の円買いと、米長期金利の高止まりからくるドル買いが拮抗する面白いうごきでしたね。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年10月4日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 23975.62 -135.34 -0.56
TOPIX 1801.19 -1.54 -0.09

米国株は、ダウは5日続伸、ナスダックは反発。イタリアの財政懸念の後退や、市場予想を上回ったADP全米雇用リポートとISM非製造業指数を好感し終日堅調な展開となった。

日経平均は続落。米国株高や114円ミドルまで振れた円安を好感し買い先行での始まりとなった。しかし、上値は重く次第に利益確定売りに押される展開となった。ただ、下がったところでは昨日同様、買い戻しや押し目が入り下値は限定的だった。続落となったものの、短期間で2,000円も上げた相場ですから、まだ十分底堅いと言えます。

本日の取引:なし
持ち越し: なし



2018年10月3日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 24110.96 -159.66 -0.66
TOPIX 1802.73 -21.30 -1.17

米国株は、ダウは4日続伸、ナスダックは続落。米国とカナダが北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し交渉で合意したこが引き続き好感されたが、米国経済に与える影響は限定的なことから上値は重かった。

日経平均は反落。米国株はまちまちだったが、ドル円相場が113円ミドルまで円高方向に振れたことが嫌気され、利益確定売りが先行した。ただ、売りは限定的で下値では買い戻しや押し目が指数を支えた。テクニカル的な過熱感も強いことから、程よい一服と言ったところ。

本日の取引: 1社 1勝 +8,000円
持ち越し: なし



2018年10月2日 火曜日
指標 現値 前日比 騰落率
日経平均 24270.62 +24.86 +0.10
TOPIX 1824.03 +6.07 +0.33

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。米国とカナダが北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し交渉で合意したことや、イランへの経済制裁を前に原油先物相場が大幅上昇したことを受け、エネルギー関連株が買われダウを押し上げた。

日経平均は3日続伸。NYダウの上昇や為替の円安基調継続を支えに買い先行での始まりとなった。その後、上げ幅は一時200円を超え連日で年初来高値を更新する場面もあったが、急ピッチな上昇に対する警戒感もあり、次第に上値は重くなった。中国が実効支配する南シナ海の南沙諸島周辺で「航行の自由」作戦を実施していた米イージス駆逐艦に中国軍の駆逐艦が異常接近したことが明らかになり、地政学リスクも意識されたが、相場への影響は限定的だった、

本日の取引: なし
持ち越し: なし



2018年10月1日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 24245.76 +125.72 +0.52
TOPIX 1817.96 +0.71 +0.04

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に続伸。イタリアの財政懸念を背景に欧州株が下落した流れを受け売りが先行したが、下値は限定的で終日狭いレンジでの取引となった。

日経平均は続伸。朝方発表された日銀短観で大企業・製造業の景況感は3四半期連続で悪化したものの、大企業・製造業の2018年度の想定為替レートは107.40円となっており、現状は113円後半まで円安に振れていることから業績の上方修正期待が高まり終日堅調な展開となった。また、トランプ政権が北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しでカナダと合意したと発表したことも追い風となった。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し: なし