本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2015年7月6日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20112.12 -427.67 -2.08
TOPIX 1620.36 -31.73 -1.92

週末の米国株は、独立記念日の振替休日のため休場。

日経平均は反落。ギリシャの国民投票は大方の予想を裏切る緊縮反対派の圧勝となりました。アイルランドのブックメーカーなどは、1日の時点で緊縮賛成派が勝つことを見越して既に賭け金の支払いを始めていたので、ネガティブサプライスと言ってもいいでしょう。日経平均は売り先行の始まりとなり、後場に先物が20,000円割れ寸前に追い込まれたものの、ギリシャのバルファキス財務相が辞任と言うニュースが伝わると安値から100円ほど下げ渋っての大引けとなった。

それにしても銀行が閉鎖されている状況で緊縮反対派がこれだけの大差で勝つとは意外でした。これで落とし所がかなり難しくなりましたが、ユーロ圏離脱は双方望んでいないことなので、最終的には痛み分けで妥協する可能性は高いと考えています。それにしてもバルファキス財務相の辞任の理由が「私が会合に出席しなければ合意形成に役に立つ可能性があると判断した」とのことですが、国民に丸投げしおいて今度は信任を受けた途端に辞任とかまったく意味不明です(笑)顔が変わっても言ってることが同じなら何も変わらんでしょうに・・・  本当に不思議な国です。

なりふり構わぬ株価対策を発表した中国株ですが、寄り天からマイナスに転じるなど相変わらず不安定な動きが続いています。中国は不動産バブルがはじけたことで地方が資金調達手段を失い、その穴埋めに人為的に株を上げてIPOなどで資金調達をしていたんでしょうが、直近の株価暴落でそれもできなくなったので当局も必死です。市場に直接手を入れて引っ掻き回すなんてことは、一番やってはいけないことですが、日本や中国のようなマーケット後進国は平気でやってしまうんですよね。本当に恥ずかしい限りです。

本日の取引:2社 2勝 +9,800円
持ち越し:なし



2015年7月3日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20539.79 +17.29 +0.08
TOPIX 1652.09 +3.85 +0.23

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。雇用統計は市場予想を若干下回ったが、特にネガティブ視されることもなく落ち着いた動きとなった。

日経平均は続伸。欧米株安を受け100円近く下げる場面もあったが、ファーストリテイリングが日経平均の足を引っ張っていただけで、TOPIXは朝から底堅い展開でした。それでも前場TOPIXがわずかにマイナスで引けたので、薄商いのなか午後に日銀のETF買いやギリシャの国民投票を前に買い戻す動きも加わりプラス圏に切り返した。ファーストリテイリングの下げがなければ、日経平均は100円高だったことからもその強さが伺えます。一方、上海市場は本日も6%近い暴落、大丈夫のなのか?

ギリシャの国民投票ですが、EUの緊縮案に賛成が多数なら、ひとまず月曜日は好感され買いから始まるでしょう。ただ、国民投票を発表する前の先週末と比較して日経平均は167円しか下がっていませんから、その辺は割り引いて考える必要があります。今回、銀行が閉鎖され国民に動揺が広がっているので、賛成する確率は8割ぐらいあるんじゃないでしょうか。一方、緊縮反対派が勝てば今週の月曜日のようなショック安に見舞われるでしょうが、それでもギリシャをユーロ圏から強制的に追放することなどできないので、次の大きな支払いに向けて再び妥協点を探る話し合いとなります。そして最終的には合意するんじゃないでしょうか。あくまで私の予想ですが。

本日の取引:1社 1勝 +6,200円
持ち越し:200株



2015年7月2日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20522.5 +193.18 +0.95
TOPIX 1648.24 +11.83 +0.72

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。朝方発表されたADP雇用報告が市場予想を大きく上回り、ギリシャが救済協議で妥協する用意を示唆したことも好感された。

日経平均は続伸。欧米株の上昇を受けギャップアップして始まったが、その後は今晩の雇用統計やギリシャの国民投票を控えていることから積極的に買い上がることもできず、終日狭い値幅での推移となった。

ギリシャの債務問題ですが、いろいろ言われていますが、個人的にはもうユーロを捨ててドラクマからやり直した方が経済の再生は早いと思いますけどね。そりゃあ輸入物価は40~50%上昇するので1~2年は地獄でしょうが、このままEU側のいいなりで緊縮財政を続けてもジリ貧になるだけですし、それならドラクマで通貨安のメリットを最大限活かし、一から経済を立て直す方が利口というものでしょう。ドイツ国民はギリシャなどユーロにいらぬと怒っていますが、現実はギリシャのような重債務国がいるおかげで、必要もない量的緩和とユーロ安で輸出企業はボロ儲けできているのです。国内政治的にはギリシャに厳しく当たらざるを得ませんが、冷静に経済面から見ればギリシャはユーロ圏に残り、これからも厄介者であり続けてくれる方が儲かります。だから5年も6年もこんなくだらない茶番劇が続いているわけです。毎回、危機を煽りギリシャ・プレーで儲けているヘッジファンドも、ギリシャがユーロ圏から離脱したら大きな収益源がなくなってしまいます。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2015年7月1日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20329.32 +93.59 +0.46
TOPIX 1636.41 +6.01 +0.37

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。前日大きく下げた反動や6月の消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことが好感された。

日経平均は続伸。欧州株は冴えない展開だったが、とりあえず米国株が反発し、寄り前の日銀短観も総じて強い数字が示されたことで終日買いが優勢でジリ高となった。外部環境に不透明感はあるものの日本株の好需給に変化は感じられません。まあ、6月だけで日銀が4,000億円も買い、それに企業の自社株買い、個人の待機資金は10兆円を超えると言われていますから、なかなか崩れませんよね。マザーズなど2%を超える急騰ですから、ギリシャなど眼中にないって感じです。

S&Pの見解によると、ギリシャよりプエルトリコの方をより不安視しているようですね。ギリシャの場合は、債券の80%がECBなどの公的機関なのでデフォルトしても問題なく吸収できますが、プエルトリコの場合はヘッジファンドやミューチュアル・ファンドなどが多く保有しているので、デフォルトした場合はギリシャより市場への影響は大きいと見ているようです。ただ、昨日の米国市場の動きを見るとあまり深刻に考えていないようですがね。

本日の取引:1社 2勝 +15,200円
持ち越し:なし



2015年6月30日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20235.73 +125.78 +0.63
TOPIX 1630.4 +5.58 +0.34

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。ギリシャの債務問題に加え、アメリカ自治領のプエルトリコの知事が720億ドル(約8兆8000億円)の債務について返済不能だと発言したことも足を引っ張った。

日経平均は反発。為替や国債市場は比較的安定しており、欧米株式市場も想定内の下げ幅で戻ってきたことで買戻しが優勢になった。今日も上海市場が一時5%下がり、やばい雰囲気になりかけたものの、その後安値から10%上昇するなど強烈な切り返しを見せ事なきを得た。また、前場TOPIXがわずかにマイナスだったので、後場に日銀のETF買いを呼び込めたのもラッキーでした。

ギリシャの債務問題は7月5日の国民投票まで膠着状態に入りそうですが、プエルトリコのデフォルトも今後米国地方債市場へ飛び火する可能性もあるので、ちょっと注意しておいた方がよいかもしれません。

本日の取引:1社 1勝 +7,400円
持ち越し:100株



2015年6月29日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20109.95 -596.20 -2.88
TOPIX 1624.82 -42.21 -2.53

週末の米国株は、ダウは反発、ナスダックは続落。6月のミシガン大学景況感指数が市場予想を上回ったことで買いが先行したが、ギリシャの債務問題が進展しないことから上値は重かった。

日経平均は大幅に続落。週末にギリシャへの金融支援を巡る協議が決裂したことで売り先行での始まりとなった。その後、国際決済銀行の年次総会で黒田氏が追加緩和に含みを持たせた発言をしていたことが伝わると、ドル円は123円に戻し株も下げ幅を縮小した。しかし、後場になると週末に追加緩和を発表した上海市場が凄い値幅で乱高下し、それに巻き込まれるような形で日経平均も再び売りが優勢になった。

なんかいちいちコメントするのも馬鹿馬鹿しいギリシャの債務問題ですが、もう時間がないので30日に一時的なデフォルトに陥るのはほぼ確実でしょう。ただ、ギリシャで行われた緊急の世論調査では、国民の6割近くがユーロ圏離脱を望んでいないので、ギリシャ国民がEUから求められている財政再建策を受け入れる可能性は高そうです。そうなればチプラス首相は退陣に追い込まれ、また選挙ってことになるんでしょうが、ユーロ圏離脱という最悪のシナリオは当面回避できそうですし、EUもなんだかんだでまた助けるんじゃないですかね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:なし




2015年6月26日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20706.15 -65.25 -0.31
TOPIX 1667.03 -3.88 -0.23

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。堅調な個人支出や週間新規失業保険申請件数の減少を好感し買いが先行したが、ギリシャの債務問題に進展がみられないことから、次第に利益確定売りが優勢になった。

日経平均は小幅に続落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時3桁の下げ幅になったが、後場に入るといつものように日銀のETF買いで下げ渋りプラスに転じる場面もあった。先週末と同様、上海市場が8%下がるなど暴落していたんですが、今回もまったく無視ですから本当に底堅いとしか言いようがありません。

今日も日銀は間違いなくETFを買ったでしょうから、今月は過去最高の買い付け額になります。日経平均がITバブル期の高値を更新しながら連日のETF買いですから、笑っちゃいますね。

本日の取引:1社 +6,000円
持ち越し:なし



2015年6月25日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20771.4 -96.63 -0.46
TOPIX 1670.91 -8.98 -0.53

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ギリシャの債務問題に進展のないことや、著名投資家のカール・アイカーン氏が「マーケットは過熱しており、リーマン・ショック前の2007年と同じ罠にはまりつつある」と述べたことも投資心理家を冷やした。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まったが、CMEの清算値は一度も下回ることなく、先物は一時プラス圏で推移するなど終日底堅い展開でした。上に行く時はシコっている玉がないのでスコンスコン騰がりますが、下はETF買いもありますが、売り惜しみや押し目を買いたい人も多いのでホント下がりませんね。

本日、日経CNBCで言っていましたが、個人の対面営業は相場活況にも関わらず超閑散状態なんだそうです。ベテランの個人投資家は相場に乗れずに様子見を決め込み、営業マンもこの高値で客に買えとも言えず、しらけムードになっているようです。まあ、一部のネット投資家は機敏に動いているんでしょうが、なかなか面白い話ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年6月24日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20868.03 +58.61 +0.28
TOPIX 1679.89 +3.49 +0.21

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。5月の耐久財受注額は市場予想を下回ったが、前日に引き続きギリシャ支援の進展期待から買戻しが優勢だった。

日経平均は4日続伸。今日はさすがに一服するのかと思いきや、あっさりと2000年4月12日のITバブル期の高値20,833円を更新するなど地合いの強さは継続。CTAなどはトレンドフォローで機械的に先物を買ってきますし、現物も強気で買っていると言うよりか、仕方なく買い戻しているところをショートスクイーズされているって感じです。それにしても大した材料もなく4営業日で900円近く上がったわけですから、驚くやら呆れるやら・・・

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年6月23日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 20809.42 +381.23 +1.87
TOPIX 1676.4 +27.79 +1.69

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ギリシャの債務問題の進展期待から日・欧と株高の流れが続き、アメリカも買戻しが優勢になった。ナスダックは史上最高値を更新。

日経平均は大幅に3日続伸。欧米株高を受け買い先行で始まり、その後も終日右肩上がりで日経平均・TOPIXとも高値引けとなった。半分は損失覚悟の買戻しが株価を押し上げたんでしょうが、強いと言う他に言葉がないですね。ギリシャ問題など所詮出来レースですし、そこで弱気なポジションを取った人は毎回踏み上げられているのに本当に懲りない人たちですね。ヘッジファンドにしても毎回値幅を出してくれるので、ギリシャ様様と言ったところでしょう。

それに日銀のETF買いも2010年から合計すると5.5兆円ぐらい買いっぱなしで、その間売りを一切出していないわけですから、確実に玉が吸い上がっており、上昇するときに更に威力を発揮するようになっています。本来、株のピラミッティング(増し玉)といのは、上に行くほど少なくするのが定石ですが、日銀の場合は年々買い付け金額が上がっていく逆ピラミッティングになっているので、平均買い付けコストがどんどん上がっています。既に日銀は国債を限界まで買ってしまって、次の緩和策もETFを買うぐらいしか手がないんでしょうが、株価が下がった時は中央銀行が大きな含み損を抱える前代未聞の事態に陥ります。今はそんな心配は誰もしていませんが、いずれ投機筋から国債と合わせ格好の売り材料にされそうな気がします。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし