本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2015年01月26日 月曜日

指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17468.52 -43.23 -0.25
TOPIX 1402.08 -1.14 -0.08

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックは5日続伸。ECBの量的金融緩和効果の買いも一巡し、前日までの4日間でダウ平均は500ドル近く上昇していたことから、利益確定売りに押された。

日経平均は小幅に反落。予想されていたとは言え、ギリシャ総選挙は急進左派連合の圧勝となった。これを受け為替が円高に振れ、日経平均は200円を超す寄り付きとなった。しかし、その後はリスクオフの売りが加速することもなく、為替が円安に戻したことや日銀のETF買いなどから下げ渋る。日経平均・TOPIXとも本日の高値圏での大引け。日経平均は日足基準線を下回ることなく陽線で終わったので、まだ上向きのトレンドは崩れていません。

本日の取引:なし
持ち越し:200株



2015年01月23日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17511.75 +182.73 +1.05
TOPIX 1403.22 +13.79 +0.99

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続伸。昨夜発表されたECBの量的緩和策は、サプライズと言うほどのものではありませんでしたが、量・期間とも市場期待をやや上回ったことで欧米の株式市場は買いが優勢となった。また、原油先物価格は結構下げっていたのですが、本日はECBの量的緩和に敬意を払い無視された。

日経平均は続伸。欧米株の上昇を受け素直に買い先行の始まりとなった。ただ、寄りでウェイト調整の売買が一巡すると、25日のギリシャ選挙や来週からの国内決算本格化を前に様子見ムードが強まった。日経平均の値幅は今年最小。今日は強かったディフェンシブ系が売られ、売り込まれていたセクターが買われる、リターン・リバーサル的な動きが目立ちました。

ECBの量的緩和は事前に織り込まれていたので、材料出尽くしになる懸念もありましたが、微妙に市場期待を上回る内容で上手くやりましたね。月額600億ユーロでは物価押し上げ効果は殆どないという意見もありますが、乗り気でないドイツを押し切り良くやったと思います。ただ、この効果がいつまで持つか怪しいもんですし、一度緩和が始まると1回で済むことはなく、マーケットは駄々っ子のように要求を上げてきます。ユーロ圏は決して一枚岩ではありませんから、更なるQEは容易ではなく、今後は国家間での軋轢も高まりそうです。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:200株




2015年01月22日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17329.02 +48.54 +0.28
TOPIX 1389.43 -1.18 -0.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。朝方は下げる場面もあったが、ウォール・ストリート・ジャーナルがECBの量的緩和の規模を月額500億ユーロと報じたことで持ち直す。

日経平均は反発。今晩のECB理事会と25日のギリシャ総選挙を前に、利益確定売りと買い戻しが交錯し終日方向感のない動きとなった。昨日、日銀はTOPIXが前場1%未満の下げてもETFを買っていました。今日も後場妙に強かったので、ひょっとしたら買っていたかもしれません。

さて、ECBですが量的緩和の規模は月額500億ユーロ(6兆8000億円)がいつの間にか市場コンセンサスになっているので、果たして予想通りの結果となるのか、また買い入れ期間が1年を超えるのかに注目です。まあ、普通に考えれば一旦材料出尽くしになる可能性の方が高いと思いますが、こればかりは終わってみないと分かりませんね。

本日の取引:なし
持ち越し:200株



2015年01月21日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17280.48 -85.82 -0.49
TOPIX 1390.61 -7.02 -0.50

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。ECBが量的金融緩和に踏み切るとの思惑から買いが先行したが、主要企業の冴えない決算や原油安を受け、ダウは一時3桁の下落になるなど不安定な動きだった。

日経平均は反落。欧米株は上昇で戻ってきたが、昨日急騰した反動から利益確定売りが先行する流れとなった。日銀金融政策決定会合後に下げ幅を拡大する場面もあったが、大引けにかけて下げ渋る。

思えば去年はQE2が実施されるまでは、日銀決定会合が終わる度に失望感から売られ、夕方の会見を受け翌日から更に急落ということを繰り返していましたね。今回は追加緩和を見込んでいた向きは殆どいなかったと思いますが、それでも失望感から売られました。ただ、ECB理事会を控えているので売り込むわけにもいかなかったと言うことでしょう。去年を見れば分かりますが、黒田氏の経済見通し(物価見通し)は滅茶苦茶ですから、今年も決定会合の度に振らされそうですね。ただ、黒田氏が物価原理主義を修正しない限り、勿論いまさら修正など出来ないでしょうから、QE3に追い込まれる確率は120%と読んでいます。あとはタイミングですが、これも去年を見れば分かるように、この人のフォワード・ガイダンスなど嘘ばかりなので聞くだけ時間のムダです。要はサプライズを狙うことしか頭にないので、CPIがゼロ付近になる4月を待たずに追加緩和に動くか、物価原理主義を修正したふりをして皆が諦めたころ(秋以降)に突然やると思っています。

本日の取引:なし
持ち越し:200株



2015年01月20日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17366.3 +352.01 +2.07
TOPIX 1397.63 +25.22 +1.84

米国株は、キング牧師の誕生日で休場。欧州の株式市場は、フランスのオランド大統領が「ECBは今週、大量の国債買い入れを発表する」との見通しを示したことで、ドイツ株が連日で史上最高値を更新するど堅調に推移した。

日経平均は大幅に続伸。米国株は休場だったが、欧州株が追加緩和期待で高値追いになっていることから、終日買い戻しが優勢となった。

今日は強い株はより強く、弱かった株もECBの追加緩和と日銀金融政策決定会合を前にようやく買い戻しが入ったって感じですね。ECBの追加緩和は、やる・やらないではなく、どのぐらいの規模になるかに焦点が移ってきたので、もしやらなかったら当然大変なことになりますし、やっても規模が不十分だと失望されるでしょう。日銀はさすがにまだ動かないでしょうが、サプライズを狙うなら4月前に動いてもおかしくありません。

本日の取引:2社 2勝 +13,400円
持ち越し:200株



2015年01月19日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17014.29 +150.13 +0.89
TOPIX 1372.41 +8.68 +0.64

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。1月の消費者態度指数が市場予想を上回ったことや、原油先物が反発したことが好感され、買い戻しが優勢となった。

日経平均は反発。欧米株高と円安進行を受け17,000円を回復して始まったが、今晩のアメリカが休場ということもあり、商いは2兆円割れと盛り上がらず17,000円をはんさんで一進一退の動きが続いた。とりあえず買い戻しで17,000円を回復しましたが、主力株の動きは総じて鈍く、資金は内需ディフェンシブ系に流れているあたりを見るとリスクオンって感じではありません。

それにしても内需の一角は異常に強いですね。例えばオリエンタルランドとか西武とか、他にも食品株とかいろいろありますが、既に凄く割高な水準なんですが買いが止まりません。一方、売りが止まらないのがメガバンク・証券・不動産など。松井の信用評価損を見ると年末から1,000円ほど日経平均が下がっているので、買い方の信用評価損がマイナス10%に近づくのは分かります。しかし、面白いことに売り方の信用評価損もマイナス12%前後で定着しています。この数字から見ると割高なディフェンシブ系を空売りして、メガバンクなど割安な株を買った取引が裏目に出ている人が多いことが分かります。

あと、今日は上海総合指数が暴落していましたね。なんでも新規での信用取引口座開設を禁止にしたとかで、証券株が主導する形で下がりました。まあ、このところ中国株は急角度で上昇していたので、当局が少し手綱を締めたってことでしょう。上海は個人投資家が8割を占める特殊なマーケットですから、グローバルマーケットへの影響は限定的ですが、下落が続くようだと中国人富裕層の消費に影響を与えそうです。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:300株



2015年01月16日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16864.16 -244.54 -1.43
TOPIX 1363.73 -12.87 -0.93

米国株は、ダウ・ナスダックとも5日続落。経済指標は強弱まちまちだったが、大手銀行の決算が失望された他、原油安も引き続き重荷になっている。また、スイス中銀がフラン相場の上限を撤廃すると発表したことでヘッジファンドなどに多額の損失がでたことも予想され警戒感を誘った。

日経平均は反落。米国株安と円高進行を受け売り先行で始まり、一時500円を超える下げ幅となり冷やっとする場面もあったが、後場は買い戻しが入り本日の高値圏で大引け。ポイントだったのが昼休みの先物の動きで、16,540円まで売られるも16,500円を売り切れなかったことで、その後は買い戻しが優勢となった。16,500円はQE2当日の高値水準で、今年に入ってからナイトセッションでも2回ほど試しに行ったが、いずれも売り切れず、その後は急反発に転じています。これで3回目。チャート的には長い下ヒゲをだしましたが、先物は海外時間に入ってからの方がよく動くので、これで目先底入れって感じもあまりしません。

スイスフランの急騰ですが、この影響はもうちょっと時間がたってみないと分かりませんね。日本の某私立大学がスイスフランの急騰で144億円の損失を出したなんて情報が市場に流れていましたが、これはデマだったようです。ただ、スイスフランのショートポジションは発表前に約35億ドル(4100億円)あり、それが数分で30%以上も動いたんですから、実際に大きな損失を被ったヘッジファンドや法人・個人も存在するでしょう。

日銀ETF買い入れ結果

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:200株



2015年01月15日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17108.7 +312.74 +1.86
TOPIX 1376.6 +18.62 +1.37

米国株は、ダウ・ナスダックとも4日続落。12月の小売売上高が市場予想を下回ったことや、銅価格の下落など不安定な商品相場が嫌気された。ダウの下げ幅は一時350ドルまで拡大したが、引けにかけては買い戻しも入り下げ渋った。

日経平均は大幅に反発。米国株は安かったものの、昨日大きく下げていたことや、ドル円が117円割れから再び円安に振れたことから先物への買い戻しが優勢になった。ただ、先物に比べ現物市場は出来高も少なく、いかにも先物主導で御座います的な上げ方で、力強い上昇だったとはお世辞にも言えません。また、空売り比率が過去最高水準にまで積み上がっているので、ファンドのアンワインドやカウンタートレードが入ると売り方がスクイーズされ、今日みたいにわけの分からない上昇が演出されることになる。それにしても、大した材料もないのに先物は昨夜のナイトセッションの安値16,530円から630円も戻しているわけですから、ちょっと驚きですね。

本日の取引:1社 2勝 +8,900円
持ち越し:200株



2015年01月14日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16795.96 -291.75 -1.71
TOPIX 1357.98 -16.71 -1.22

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続落。朝方はECBの追加緩和期待や非鉄大手アルコアの好決算などが好感され大幅高となったが、原油安が止まらず下落に転じた。ダウの1日の値幅は425ドルに達した。

日経平均は続落。米国株安を受け前場は17,000円の攻防だったが、後場にドル円が116円台に入ったこともあり先物主導で昨日の安値を割り込んだ。恐らく日銀も後場ETFを買っていたんでしょうが、売り圧力の強さに焼け石に水だった。食品や外食など内需ディフェンシブの一角は異常に強い動きが続いていますが、メガバンク・不動産・大手商社などはQE2の上げを帳消しにしても売りが止まりません。長期金利もそうですが、あちこちにひずみが溜まっています。まあ、地震学でいうと現在の市場はスロースリップを起こしているに過ぎませんが、本当に溜まったひずみが開放される時は大惨事になることは間違いありません。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:300株



2015年01月13日 火曜日

指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17087.71 -110.02 -0.64
TOPIX 1374.69 -5.89 -0.43

日本が連休中の米国株は続落。金曜日の雇用統計は市場予想を上回ったものの賃金の伸びが嫌気され、昨日は原油先物が再び安値を更新したため、エネルギー関連株中心に売りが優勢となった。

日経平均は反落。米国株安を受け売り先行で始まり、一時370円近く下げる場面もあった。しかし、後場になると値頃感からの個人の押し目買いに加え、日銀ETFや年金などの買いが入り下げ渋り、最後は朝方売りから入った向きのストップロスの買い戻しを巻き込み高値引けとなった。街角景気が5ヶ月ぶりに改善したのも多少影響したのかもしれません。

米雇用統計は賃金の低い伸び率が嫌気されましたが、これは仕方のないところだと思いますね。製造業が新興国から国内に回帰すれば雇用者数は増えますが、現状の収益を維持するために企業が賃金を低く抑えるのは当たり前です。日本も円安で今後国内回帰が徐々に増えてくると思いますが、派遣社員が中心で賃金の伸びはそれほど期待できないのではないか。逆にこの場面で、国内に工場を新設したり、正社員を増やして固定費を増加させるような企業は投資家の立場からすればちょっと心配です。

本日の取引:1社 2勝 +10,600円
持ち越し:200株



2015年01月09日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17197.73 +30.63 +0.18
TOPIX 1380.58 +2.91 +0.21

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に続伸。ECBによる追加の金融緩和への期待から欧州株式市場が大幅高となり、米国も雇用統計前だが大幅高となった。

日経平均は3日続伸。欧米株の急伸を受け買い先行での始まりとなったが、前場に日経平均が3桁の上昇になったのは、ほとんどファーストリテイリングのおかげで、全体的には弱い感じだった。そのファーストリテイリングが後場に上げ幅を縮小すると日経平均も一時マイナスになるなど、NYの大幅高に比べると不満の残る動きだったと言える。

株価の重い理由を考えると、年初特有のファンドのアンワインドの影響もあると思いますが、国内経済がよろしくないことも原因だと思いますね。日銀が8日に発表した2014年12月の「生活意識に関するアンケート調査」によると、個人の景況感を示す判断指数(DI)は消費増税と円安による物価上昇でアベノミクス前の水準まで落ち込んでいます。また、日本の実質賃金は17カ月連続で下がり続けています。さらに、高齢化が進んでいるので当然ですが、家計貯蓄率も初めてマイナスになりました。

日銀による2度のQEにより、輸出企業の業績は目覚ましく回復し、中国人による高額商品の爆買いなども呼び込みましたが、上記のように多くの日本人はその恩恵を受けていません。株価もQEの恩恵を受けると言われた証券やメガバンクなどは既にQE2の水準まで下げるなど、株価の押し上げ効果も薄くなってきています。QEの狙いは言うまでもなく、通貨の価値を毀損することで期待インフレ率を高め、投資や消費へ資金を回すことですが、今のところ後に残ったものは毀損した円だけと言った状態。また、原油価格の下落などもあり、2015年中の物価目標2%も難しい情勢です。物価原理主義者の黒田氏にしてみれば、QE3を行う条件が既に整っています。ただ、これ以上の国債購入は財政ファイナンス以外の何ものでもないので、もうETFの買い入れを再増額するぐらいしか手はないでしょう。QE3の後は手詰まり感が出てきそうです。

あと、日銀のETFの購入の仕方も期待していた向きからするとちょっと失望されているのかもしれません。3兆円を消化するには1回に買う金額を去年の3倍にしたり、TOPIXがプラスの日でも実施しなければなりませんが、今のところほぼ去年と同じ買い方ですからね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:200株