本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2015年2月6日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17648.5 +143.88 +0.82
TOPIX 1417.19 +7.08 +0.50

米国株は、ダウは大幅に4日続伸、ナスダックは反発で戻ってくる。週間新規失業保険申請件数が市場予想より良かったことや、原油先物相場が反発したことを受けエネルギー関連が相場を牽引した。

日経平均は反発。米国株高を受け買い先行で始まったが、ほぼ寄り天で伸び悩む展開となった。雇用統計を控えているという言い訳もできますが、日本株自体に割安感がなくなってきているので、ここから買い上がる向きも限定的と言ったところか。ただ、下がれば日銀やらGPIFが買ってくるので下値不安もなく、ぬるま湯の状態。

NYダウは4日間で約720ドルも急騰しましたが、日経平均は前週比で30円ほどマイナスと上値が重かったですね。まあ、その前はNYが急落している時に日経平均は上昇していたので、バランスは取れているって感じ。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2015年2月5日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17504.62 -174.12 -0.98
TOPIX 1410.11 -6.89 -0.49

米国株は、ダウは小幅に3日続伸、ナスダックは反落。ADP全米雇用リポートが市場予想を下回り、原油先物も反落したが、ISM非製造業景況指数は市場予想を上回るなど強弱マチマチの内容で、株式市場は終日方向感のない展開となった。

日経平均は反落。前日急騰した反動やECBがギリシャ国債への適格担保の特例措置を解除したことが嫌気され軟調な展開となった。

主要企業の決算は、概ね堅調な数字が出てきていますが、日立が9.88%下落する一方で、ソニーが12.01%上昇するなど決算プレーが激しさを増しています。ここまでやるかって感じですが、空売りも多いし、株価も高い水準にあるので、上がるにしろ下がるにしろ例年より激しくなるのは仕方のないところか。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2015年2月4日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17678.74 +342.89 +1.98
TOPIX 1417 +24.61 +1.77

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。原油先物が急伸したことや、ギリシャ政府がユーロ圏諸国への債務減免要請を撤回したと伝えられたことが好感された。

日経平均は大幅に反発。米国株高と円安を受けギャップアップで始まり、後はいつもの様にそのまま横ばいかと思いきや、今日は珍しくそのまま上に行きました。2日間の下げを取り戻したに過ぎませんが、昨日基準線がサポートとなり、売買高も今年最高となっての大幅高ですから悪くはありません。ただ、小型株や新興市場はちょっと元気がなかった。また、米国株も原油に振らされているだけで、不安定な動きには変わりありません。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2015年2月3日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17335.85 -222.19 -1.27
TOPIX 1392.39 -16.36 -1.1

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。1月のISM製造業景況指数や個人消費支出が市場予想を下回ったことで朝方は売られる場面もあった。しかし、原油先物相場が1バレル50ドル台を回復したことで、エネルギー株に買い戻しが入りダウの上昇を牽引した。

日経平均は続落。朝方は米国株高を受け買い先行で始まったが、決算プレーが中心で上値は重く、その後、債券市場で10年物国債の入札が不調な結果に終わったことを受け、株先にもCTAなどから仕掛け的な売りが出て200円を超える下げ幅となった。それでも日足基準線ではなんとか踏みとどまったので、それほど弱かったって感じもしません。

官製相場で皆が安心しきっているところへ、喝!って感じですかね。債券市場に関してはバブルなんて言葉はとっくに超越している状態でしたから、何が起きても驚きませんね。それより米国のISM製造業景況指数、個人消費支出、耐久財などが弱くなってきているのも心配ですね。世界の牽引役だった米国経済が失速するようだと、すべてのシナリオが崩れてきます。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年2月2日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17558.04 -116.35 -0.66
TOPIX 1408.75 -6.32 -0.45

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。10~12月期の実質国内総生産(GDP)速報値が市場予想を下回ったことが嫌気された。

日経平均は反落。米国株が大幅安で戻ってきたことを受け売り先行で始まり、その後は日銀のETFや年金買いで下げ渋るマンネリ相場が今日も継続した。ホントにマンネリです。NYダウは原油安の影響が大きので一概に比較するのもどうかと思いますが、1月は約600ドル下落して、日経平均は上昇ですから官製相場の力業としか言いようがありませんね。まあ、外国人が本気で売ってきているわけではないので、官製相場が機能していますが、その内ツケが一気に回って来そうな気がします。

決算発表ですが、富士通が10%近く上昇したのは驚きましたが、概ね素直な反応になっていますね。ただ、下方修正したホンダが悪材料出尽くしで買い戻される一方で、ホンダ系のクラッチメーカであるエフ・シー・シー は下方修正で-14.55%まで売られるなど、分かりづらい動きもありますが・・・

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし



2015年1月30日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17674.39 +68.17 +0.39
TOPIX 1415.07 +1.49 +0.11

米国株はダウ、ナスダックとも反発。中古住宅販売成約指数は市場予想を下回ったが、新規失業保険申請件数は約15年ぶりの低水準と経済指標は強弱マチマチ。午後からの上昇はほとんどが原油高によるもの。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を受け買い先行で始まったが、週末であることに加え決算発表がピークとなっていることで、利益確定売りが優勢となり伸び悩む。TOPIXは安値引け。

去年から言えることなんですが、NYが大きく下がって戻ってきた場合、日銀のETF買いと年金買い期待があり、実際に買いも入るので、寄りの安いところで買えば1回は利食いできるチャンスがありますね。先物や指数に連動する銘柄を買えば恐らく80%以上の勝率になったはずです。逆に今日みたいにNYが大幅高で戻ってきた場合は、ETFも年金の買い出動も期待できないので、寄りで買うと勝率が悪く、良くて横ばいでしょう。これはあくまでデイトレードの場合の話ですが。

本日の取引:2社 3勝1敗 +9,100円
持ち越し:なし



2015年1月29日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17606.22 -189.51 -1.06
TOPIX 1413.58 -16.34 -1.14

米国株は大幅に続落。注目のFOMC声明は利上げに際し「辛抱強くなれる」との従来の姿勢を維持したが、原油安や国際情勢リスクに言及したことで、世界景気の先行きを懸念する売りに押された。

日経平均は反落。連日での米国株の急落を受け売り先行で始まったが、日経平均は何故かCMEの清算値を大幅に上回る寄り付きでしたし、一時17円安まで下げ渋る場面もあった。昨日、引け間際の先物の出来高も異常でしたし、いったい何をやっているのか不気味ですね。後場になるとさすがに下がりましたが、なんだか手の出しづらい相場です。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年1月28日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17795.73 +27.43 +0.15
TOPIX 1429.92 +3.54 +0.25

米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に反落。マクロ指標は強弱まちまちだったが、マイクロソフト・P&G・キャタピラーなど主要企業の四半期決算が減益となったことで終日売りが優勢となった。

日経平均は続伸。米国株が大幅安で戻ってきたことで3桁の下落で始まった。ただ、引け後にアップルが好決算を発表し時間外で大幅高となっていたことはプラスに作用した。今晩の米国株の上昇を先取りした感はありますが、それにしても今日も異様に強い動きでしたね。昨日も書きましたが、ちょっとでも下がれば日銀が株価水準に関係なく買ってきますし、GPIFの変更で公的年金の買い需要もあり下がりません。まさに前代未聞の官製相場です。

あまり話題になっていませんでしたが、三井住友フィナンシャルグループ のオイル関連のエクスポージャーは6兆円あるという試算が出ていました。メガバンクとは言え、6兆円は少ない金額ではありません。まあ、商社や銀行などはリスクを取って勝負するのが仕事ですが、資源安はまだ続きそうですから、突然の引き当てには注意が必要ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年01月27日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 17768.3 +299.78 +1.72
TOPIX 1426.38 +24.30 +1.73

米国株は、ダウは反発、ナスダックは6日続伸。新規の材料がないなか、朝方は利益確定売りが先行したが、量的緩和後の堅調な欧州株にも支えられ切り返した。

日経平均は大幅に反発。欧米株高と円安進行を受け200円ほどギャップアップして始まり、その後もジリジリと上げ幅を拡大した。今日も商いはそれほど出来ていないのですが、なんか異様に強い展開でした。どうも日経リンク債の設定に伴う特殊な買いが入っていたようで、それが指数を半分ぐらい押し上げた感じですかね。水準が上がっても、そこから下がれば日銀のETFと年金買いですから売り方は厳しい。

本日の取引:2勝 +12,300円
持ち越し:なし