本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2015年12月30日 水曜日(大納会)
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19033.71 +51.48 +0.27
TOPIX 1547.3 +3.91 +0.25

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。アジア→欧州と株高の流れを引き継ぎ買い先行で始まり、原油高も追い風に終日堅調な展開だった。

日経平均は3日続伸。米国株高を受けCMEの清算値にサヤ寄せした後は横這いでしたが、小型株中心に個人の資金が入り、終日堅調な動きでした。掉尾の一振と言うにはちょっとショボイ上昇ですが、3日続伸と良いかたちで終わることができました。今年一年を振り返れば、夏場にチャイナショックがありましたが、まあまあの相場環境だったと言えます。

今年の目玉はやはり郵政上場だったと思います。あれだけの大型IPOが無事捌けるのか疑問でしたが、蓋を開けてみれば個人からの引き合いが強く、大成功に終わりました。あらためて日本の高齢者は金を持っているなぁ、と実感しました。高齢者パワーと言えば、トヨタの元本保証の新型株も、まるで福袋のように注文が殺到しました。金融庁が要望していた上場株式の相続時の評価見直しに関しては、当面見送りになったようですが、これなんか実施されれば日銀がETFなど買うより効果があると思いますがね。

読者の皆様、1年間お疲れ様でした。よいお年をお迎えください

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年12月29日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18982.23 +108.88 +0.58
TOPIX 1543.39 +14.17 +0.93

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に下落。中国株が引けにかけ急落したことや、原油安を受けポジション調整の売りが優勢だった。

日経平均は続伸。米国株安を受け売り先行で始まったが、大口投資家が休みのなか売り物は少なく、次第に買いが優勢になった。個人主導の相場展開ということもあり、小型株中心に強い動きだった。郵政のTOPIX組入に伴うリバランスは、先回り買いが多く入り過ぎていたことから、3社とも逆噴射で終わった。

来年の事を言えば鬼が笑いますが、年明け2日間の日経平均の動きを調べてみました。直近、2年間は外国人は売りから入っています。こうやって見ると、やはり下落幅・下げ率とも2008年が抜けており、リーマン・ショックを暗示していたのかなぁ と思いますね。
日経平均 大発会~2営業日までの騰落
2015年
1月5日-42.06
1月6日-525.52
2014年
1月6日-382.43
1月7日-94.51
2013年
1月4日+292.93
1月7日-89.10
2012年
1月4日+104.76
1月5日-71.40
2011年
1月4日+169.1
1月5日-17.33
2010年
1月4日+108.35
1月5日+27.04
2009年
1月5日+183.56
1月6日+37.72
2008年
1月4日-616.37
1月7日-190.86

本日の取引:なし
持ち越し:なし