本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2015年12月28日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18873.35 +104.29 +0.56
TOPIX 1529.22 +13.03 +0.86

米国市場はクリスマスの祝日のため休場。

日経平均は6日ぶりに反発。直近売られすぎた反動や、ドル円が120円手前で踏みとどまっていることから、買い先行の始まりとなり、終日底堅い展開となった。パフォーマンスの悪かった銘柄の損だしの売りが先週終わったことで、典型的なリターン・リバーサルな日となりました。ファンダメンタルズは関係なく、需給だけの関係ですから、下げた銘柄ほどよく騰がり、強かった銘柄は冴えない動き。毎年の恒例行事ですが、今年は勝ち組・負け組銘柄の差が大きかったので、例年よりリターン・リバーサルが強く出た感じです。今年の正月休みは日付の並びがよく、年明けに海外市場の影響をあまり受けないのもプラス要因と言えます。

本日の取引:1社 1勝 +18,000円
持ち越し:なし



2015年12月25日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18769.06 -20.63 -0.11
TOPIX 1516.19 -7.43 -0.49

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。クリスマスの前日で短縮取引のなか方向感のない展開だった。

日経平均は5日続落。今週に入ってから開店休業状態が続いている。例年のことなので別に驚きはありませんが、先物市場など外国人がいないとここまで閑散になってしまうのかと、ちょっと呆れもします。日経平均はわずか20円の下落でしたが、東証1部の値下がり銘柄数は1362、年初来安値銘柄は149と数字以上に悪かった印象。今年パフォーマンスの悪かった銘柄は最後の節税売り? を浴びたり、逆に来週からのリターン・リバーサルを先取りする形で急騰したり、結構面白い動きをしていました。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:2,000株



2015年12月24日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18789.69 -97.01 -0.51
TOPIX 1523.62 -9.98 -0.65

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。原油価格の反発を受けエネルギー関連の買い戻しが相場を主導した。

日経平均は4日続落。NYダウが3日間で470ドルほど上げたことで買い先行の始まりとなったが、上値は重く右肩下がりの展開となった。アメリカ株を牽引した原油高もあくまでテクニカルリバウンドですから、あまりあてにできませんし、円安のフォローがなかったのも弱含んだ要因でしょう。また、個人の節税売りで下がったという解説も多いですが、これはどうなんでしょうね? 中小型株が極端に弱かったところを見ると、節税売りもかなり出ていたと思いますが、アベノミクスに期待が残っていれば、別に無理に売り切らなくてもクロス取引をすればいいだけですから、実際のところは判りません。

年末は餅つき相場などと言われますが、今年は黒田バズーカが水鉄砲になったことで、餅は餅でも尻餅相場って感じですね。まあ、年内のゴミ掃除(節税売り)も明日で終わるので、来週のリターン・リバーサルに期待ってところですかね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年12月22日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18886.7 -29.32 -0.16
TOPIX 1533.6 +2.32 +0.15

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。原油価格に連動し方向感のない展開だったが、引けにかけ買い戻しが優勢になった。

日経平均は小幅に続落。予定通りの開店休業状態で特に言うこともありませんが、6月に高値をつけた銘柄も多いので、節税売りも多少出ている感じです。昨日、後場やけに強いと思ったら、日銀がまたETFを買っていたんですね。先週末に下手打った償いでしょうか。これとは別にGPIFも買っていたみたいですし、株価維持に必至です。年末に向け商いが減るなかですから、善し悪しは別にして効果は絶大。

東芝が下げ止まりません。医療機器などの優良事業を売却し、一番大きな膿であるウエスチングハウスの減損をスルーではこのような評価になるのは仕方のないところでしょう。今後の減損テストでウエスチングハウスの資産価値をどのくらいに見積もってくるのか不明ですが、甘い査定だと市場は納得しないでしょうし、思い切ってやれば自己資本が吹っ飛んでしまうかもしれません。特設注意市場銘柄に指定されているので、公募増資は難しいでしょうから、そうなればもう銀行に救済してもらうしかありません。

経営資源を半導体(NAND型フラッシュメモリー)とエネルギー(主に原発)に集中させるというのも、選択したというよりか、それしか方法がなかったということでしょう。誰が考えたって残すなら半導体とヘルスケア事業です。つまりNAND型フラッシュメモリーは東芝の看板商品なので、売るなんて選択肢は最初からあり得ませんし、ウエスチングハウス(原発事業)は将来性を見込んで残したのではなく、手がつけられないほど大きな膿になってしまったということです。サンク・コスト効果も働いているのかもしれません。NAND型フラッシュメモリーで競争力とシェアを保つためには毎年巨額な投資が必要なので、今後市場競争力を保てるのか心配です。また、エネルギー事業に関しては、中国やインドなどで原発需要は見込めるかもしれませんが、なにかあれば三菱重工がやられたように巨額賠償問題に発展しますし、シェールオイルと原油安などで原発は採算に合わないと判断されれば、予定されている建設計画など全て白紙に戻ってしまうリスキーな事業です。

本日の取引:なし
持ち越し:なし




2015年12月21日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18916.02 -70.78 -0.37
TOPIX 1531.28 -5.82 -0.38

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。FOMC通過前後はポジション調整から上昇が続いたが、その後は原油安などに再び目が向き、軟調な展開となっている。

日経平均は続落。米国株安と円高進行を受け売り先行の始まりとなり、一時300円を超える下げ幅となった。前場は異次元緩和の補完措置後に乱高下した余韻を引きずっていた感じですが、後場になると原油先物が反発したことや、中国をはじめとするアジア株が堅調に推移していることを受け、一転買い戻しが優勢になった。

今日はJPX日経400先物が寄りで5%を超える上昇になる波乱がありました。すぐに間違いに気づき? マイナスになりましたが、流動性が低いとは言え、いきなりサーキットブレーカーですからちょっと驚きました。来年、日銀のETF買いで追加される3,000億円の振り先が当面JPX400ということなので、こちらも先週の補完措置の影響か。

本日の取引:1社 1勝 +6,400円
持ち越し:なし



2015年12月18日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18986.8 -366.76 -1.90
TOPIX 1537.1 -27.61 -1.76

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。FOMCをはさんだポジション調整が一巡し、利益確定売りが優勢だった。

日経平均は1,000円幅での乱高下。米国株が反落したにも関わらず底堅い始まりとなり、日銀の決定会合の結果発表が昼休みを過ぎても出なかったことから(遅い時はほぼ変更がある)マイナス圏だった株価もプラス圏に切り返した。そして発表されたものは、従来の3兆円のETF(上場投資信託)の買い入れに加え、設備・人材投資に積極的な企業を対象とするETFを年3000億円買い入れと(実際には保有株の入れ替え)、買い入れ国債の残存年限を来年から7~12年程度に変更するというものでした。15日に日書いたように、ETFをいじってくる確率は個人的には50%以上あると思っていましたが、一時500円を超える上昇になった市場の反応を見ていると、それなりのサプライズだったんでしょうかね。まあ、先物などほとんどがアルゴリズムによる売買ですから、補完措置というヘッドラインに過剰反応した部分もあるんでしょう。

政策は小出しにしないと繰り返し言ってきた黒田氏が、補完措置という姑息な手段に出たということは、日本人の消費意欲が高まる年末年始に株価を落としたくない政府サイドからの圧力によるものだったと推測します。ただ、やったことは完全に藪蛇で、市場からは金融緩和の限界が近づいているとの連想も生まれ、株価は思いっきりいってこいになってしまいました。また、補完措置にも関わらず反対者が3人に増えたのもネガティブ視された可能性があります。ただ、来年も出口のない莫迦なETF買いを続けることになりましたし、国債の残存期間の拡大も日米の金利差拡大につながるので、日本株の下支え要因になることには変わりありません。それにしても、設備・人材投資に積極的な企業を対象とするETFを買い入れるという政策は、なんか無理やり餌を食わせるフォアグラみたいですね。

本日の取引:2社 2勝1敗 +8,800円
持ち越し:なし



2015年12月17日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19353.56 +303.65 +1.59
TOPIX 1564.71 +23.99 +1.56

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。ようやくFOMCで利上げが決定された。2016年は年4回のペースを想定していることから、この部分がタカ派的と捉えられ、発表からしばらくは鈍い動きでしたが、イエレン議長の声明がハト派的な内容だったことから、引けにかけ買いが優勢になった。

日経平均は続伸。FOMCを通過し米国株が買われ、為替も懸念されていたドルポジションの巻き戻しによる円高も起こらず、日本株にはベストな環境での始まりとなった。日経平均は勢いづいて一時19,500円台を回復する場面もあったが、ちょうど200日移動平均線とも重なり、その後は利益確定売りに押され伸び悩んだ。ここ数日の動きは短期筋のポジション調整による部分がほとんどですから、この動きに理由をつけるような解説をしても意味は無いのかなと。イエレン議長の声明もハト派的と言われていますが、「これから経済状況に関係なく機械的に利上げします」なんて常識で考えても言うわけないですからね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2015年12月16日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19049.91 +484.01 +2.61
TOPIX 1540.72 +38.17 +2.54

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。欧州株高の流れを受け買い先行で始まり、原油やハイイールド債の持ち直しも好感された。

日経平均は大幅に反発。欧米株高と円安進行を受け大きく窓を開けて始まり、その後も直近弱かったTOPIXコア30を中心とする大型株に買い戻しが続いた。昨日まではFOMCを前にリスク回避的な売りが優勢でしたが、本日は一転FOMC後のアク抜けを先取りするような買いが優勢になった。何かが変わったというわけではありませんが、昨夜の欧州市場からFOMCプレーが始まっており、東証の空売り比率も40%を超えていたので、売っている方もポジションを軽くする為に買い戻しに動いた感じです。FOMCは予定通りの利上げとコメントなら織り込み済みと言うことで、東京市場は米国株高・ドル安(円高)でオープニングを迎える確率が一番高そうです。日経平均がどうなるかは円高の程度次第。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:1社 1,000株



2015年12月15日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18565.9 -317.52 -1.68
TOPIX 1502.55 -25.33 -1.66

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。先週末に大きく下げた反動や、原油価格の切り返しを受け引けにかけ買い戻しが優勢になった。

日経平均は続落。米国株は反発したものの、FOMC前のポジション調整で終日軟調な展開となった。本日は小型株にも利益確定売りが出て、久しぶりに薄く満遍なく売られたって感じ。このところ下がっているとは言っても、日本は先進国の中では年初からのパフォーマンスがNo1なので換金売りの対象にされやすく、明日もこの流れは続くんじゃないでしょうか。

日銀のETF買いが予定の3兆円を超えましたが、本日も買っているのか気になるところです。それと今週の日銀決定会合でETF購入に関して何らかの言及があるのかも注目です。来年は参院選も控えているので、引き続きETF買いで株価を支えて欲しいと政府も思っているはずです。株が下がるのを望んでいるわけではありませんが、個人的にはこれ以上、日銀がETFを買うことには反対です。既にETF市場の6割近くを日銀が保有しており、こんなペースで来年も買い続ければ国債と同じで日銀がほとんど買い占めてしまうことになります。先進国でこんな莫迦なことをやっている国は他にありませんし、日銀がETFを売るなんて噂がでるだけで市場が大暴落することは必至なので、結局将来売ることもできず積み増すだけのETF買いは、莫大な含み損になるのを待つだけの存在です。もういまさら日銀のバランスシートを心配しても仕方ありませんが、日銀の爆買いはマーケットの流動性や価格調整機能も破壊しています。そうは言ってもFOMC後に相場が荒れれば、日銀が追加緩和に動かなくてもETF購入枠の増額(QE2.5)に動く可能性は50%より高いと思っています。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2015年12月14日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 18883.42 -347.06 -1.80
TOPIX 1527.88 -21.63 -1.40

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。原油先物価格が35ドル台まで急落したことや、大型ジャンク債ファンドの破綻なども売り材料になった。

日経平均は反落。米国株安と円高進行を受け売り先行で始まり、18,611円まで下げ幅を拡大したが、その後は押し目買いや買い戻しも入り、300円ほど下ヒゲをつけ本日の高値圏で大引け。先週から書いているように指数はそれなりに下がっていますが、小型株の値持ちがよいので個人の懐にはまだ余裕があり、売り一色の相場にはなっていません。今日なども投げが出るどころか、むしろ押し目狙いの買いが優勢って感じでした。まあ、今日の買いなどがしこってくるようだと需給が悪化してくるんでしょうが、それでも年内はなんとか持ちそうな気がします。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2015年12月11日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19230.48 +183.93 +0.97
TOPIX 1549.51 +9.16 +0.59

米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。原油価格は5日続落となったが、設備投資額の抑制などを材料にエネルギーセクターに買い戻しが入り相場を押し上げた。

日経平均は反発。SQに絡む売買は売り越しで小幅安で始まったが、18,943円が幻のSQ値で当面の下値メドとして意識され、その後は日経平均が主導する形で買い戻しが優勢になった。19,200円までは先物主導でスルスル戻りましたが、その後は一体どうしちゃったんだろう、と言うぐらい動きませんでしたね。東証1部の売買代金は久しぶりに3兆円を超えたが、SQ分を除けば2兆円ちょっとと相変わらずの薄商い。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:なし



2015年12月10日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 19046.55 -254.52 -1.32
TOPIX 1540.35 -15.23 -0.98

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。朝方は原油価格の上昇を受け買いが先行したが、原油価格が下げに転じると売りが優勢になった。ナスダックは時価総額の大きいアップルやマイクロソフトなどが売られ終日軟調だった。

日経平均は3日続落。米国株安と円高進行を受け売り先行の始まりとなり、その後はほぼ横ばいで膠着感を強めた。250円安ですが、ドル円が1円ほど円高に振れ、CMEの清算値が19,000円を割れだったことを考慮すれば、本日も妙に底堅かったと言えます。日経平均は直近の高値から約1,000円の下落となっていますが、そんなに下がっている印象はありません。SQ要因で不自然な動きになっている可能性もありますが、まだ買い戻しもダラダラ続いているようにも見え、なんだかよく判りませんね。まずは明日のSQ通過後の動きに注目。

ドル円は現状程度なら問題ありませんが、企業の下期想定為替レートは119円ぐらいなので、120円台を割ってくると下方修正リスクも出てくるのでその辺は注意が必要です。日銀のETF買いも今日で弾切れ。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:100株