本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年9月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14620.53 -112.08 -0.76
TOPIX 1211.15 -3.72 -0.31

NYダウは4日続落、ナスダックはアプライドマテリアルズと東京エレクトロンの経営統合が好感され、3営業日ぶりに反発で戻ってくる。

日経平均は3日続落。独禁法の問題はあるものの、アプライドマテリアルズと東京エレクトロンの経営統合が周辺銘柄に波及し、日経平均はプラスに浮上する場面もあった。しかし、日経平均入れ替えの影響や相場に過熱感もあることから大引けにかけ売りが優勢になった。明日の配当落ち分は日経平均換算で80円前後となる。

半ば恒例行事となっている米国の債務上限問題ですが、どうせ今回もギリギリまでチキンレースをやってから決着という流れなんでしょう。 話は変わりますが、アメリカはオバマ大統領になってから、良くなった面もありますが、昨日は国連でブラジルの大統領に激しく非難されたり、先のシリア問題ではプーチンに完全に見下されている状態です。アメリカの一強時代が決して良かったとは言わないが、第二次大戦後それなりに安定していたのは事実です。このままアメリカの影響力が低下して行くと世界は一層不安定化に向かいそうな気がします。また、日本の安全保障にとっても好ましいことではないでしょう。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:なし



2013年9月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14732.61 -9.81 -0.07
TOPIX 1214.87 -4.11 -0.34

NYダウは3日続落。緩和縮小が見送りになってから方向感を失い、連銀幹部による発言に一喜一憂する展開が続いている。

日経平均は小幅に続落。日本が連休の間にNYダウが200ドル以上下げたことで、日経平均は3桁の下落になる場面もあった。しかし、円高がそれほど進まなかったことや、配当取りの動きなどから一時プラス圏に切り返すなど底堅い動きだった。先週末と同様、買いも少ないが売りも少ない。先物は3日連続14,680円の終値。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし



2013年9月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14742.42 -23.76 -0.16
TOPIX 1218.98 +3.50 +0.29

米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸。全般的に利益確定売りが優勢だったが、売りも限られ底堅い動きだった。

日経平均は小幅に反落。NYダウは反落したものの、円が再び99円台まで下落したことで買い先行の始まりとなった。3連休前で短期的な過熱感もあることから上値を追う動きは限られたが、売りも物も少なく終日膠着感の強い展開となった。

来週は配当取りの動きもあるでしょうし、需給的にまだ上はあるかと思いますが、バリュエーション的にはここから上の水準はあまり買い持ちしたくありません。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年9月19日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14766.18 +260.82 +1.80
TOPIX 1215.48 +22.41 +1.88

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。量的緩和縮小が見送りになったことで長金利が急低下、株は急上昇、為替はドル売りとなった。見送りは予想外の結果だが、マーケットの初期反応はおしなべて素直な反応だった。

日経平均は大幅に反発。FOMCを受けた米国株高を好感し買い先行で始まり、その後も新興国の株価急騰などを材料に日経平均・TOPIXとも高値引けとなった。ドル円もFOMC後に98円を何度か割れる場面があったが、株高がドルを支える形で底堅い動きだった。FRBもIOCと同じように事前予想に逆らいたくなるんですかね?

とにかく日本株にとっては、円高が進まなかったのが大きいですね。現時点でほぼFOMC前の水準まで戻っていますが、テーパリングを予想した円売りポジションもかなり積み上がっていたので、1日だけの動きで円高が終わったと判断するのはやや早計か。

本日の取引:1社 3勝1分  +9,300円
持ち越し:なし



2013年9月18日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14505.36 +193.69 +1.35
TOPIX 1193.07 +11.43 +0.97

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。FOMCを控えダウは小動きだったものの、ハイテク関連の比率が高いナスダックが堅調だった。

日経平均は大幅に反発。FOMC前でどうせ今日は動かないだろうと思っていたところ、先物主導でかち上げる意外な展開となりました。為替がほとんど動いていないところを見ると、FOMCを先物のショートポジションが買い戻されて、それにアルゴリズムが追随したって感じですね。

FOMCでのテーパリングの実施は確実視されており、その規模としては月間100億ドル程度の縮小が市場コンセンサスになっています。テーパリングがなかったり、数字が上下に大きくブレるようだとマーケットも荒れそうです。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2013年9月17日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14311.67 -93.00 -0.65
TOPIX 1181.64 -3.64 -0.31

米国株は、ダウは続伸、ナスダックは反落。タカ派のサマーズ元米財務長官が、次期FRB議長の指名を辞退したことが好感された。

日経平均は反落。今日は反落と言っても、ソフトバンク・KDDI・NTTの通信3社で日経平均を押し下げただけで、東証1部は値上がり銘柄数のほうが多い状況ですから、実質上昇と言ってもいいような内容でした。

それにしても、サマーズがFRB議長になりそうだと金曜日に発表された途端に本人が辞退ですから、報道機関もいい加減なもんですね。結局、米2年債の金利は大きく動いたものの、米株式市場は地合いが良すぎるのかあまり重要視していない感じ。明日もFOMC待ちで小型材料株中心の動きになりそうです。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし




2013年9月13日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14404.67 +17.40 +0.12
TOPIX 1185.28 +0.92 +0.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。週間新規失業保険申請数は市場予想より改善したが、直近の上昇に対する利益確定売りが優勢になった。

日経平均は小幅に反発。米国株安と利益確定売りで一時154円安まで下げるも、オバマ大統領が次期FRB議長に、タカ派のサマーズ元米財務長官を指名する方向で調整に入ったとの報道を受け、円安が進み日経平均は先物主導で持ち直した。サマーズ氏で円安は分かりますが、量的緩和に支えられてきた米経済に、量的緩和に懐疑的な人物を起用して上手く行くんでしょうかね? 円安が進んでも米株が崩れれば歓迎とばかり言えないでしょう。

本日の取引:1社 2勝 +10,000円
持ち越し:なし



2013年9月12日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14387.27 -37.80 -0.26
TOPIX 1184.36 -4.89 -0.41

米国株は、ダウは3日続伸、ナスダックは反落。シリアへの対応でオバマ大統領が当面は外交的な努力を続ける考えを表明したことでリスクオンの動きが継続。ナスダックは新製品を発表したアップルの急落が足を引っ張った。

日経平均は反落。NYダウは上昇したものの、短期的な過熱感やドル円が99円台に上昇したことを受け利益確定売りが優勢になった。

今週の上昇は、五輪招致成功の影響もありますが、アメリカと中国株が復調したのが大きかったと思いますね。ただ、アメリカも量的緩和縮小観測が出てから金利が上昇したことで、住宅ローンの申請件数を反映する指数が、リーマン・ショック後の2008年10月末以来の低水準になるなど不安な材料もあります。

本日の取引:1社 1敗 -2,000円
持ち越し:なし



2013年9月11日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14425.07 +1.71 +0.01
TOPIX 1189.25 -0.97 -0.08

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。中国のマクロ指標の改善やシリアへの軍事介入の可能性が低下したことも買い材料となった。

日経平均は続伸。米国株高やドル円の100円台回復を好感し買いが先行したが、さすがに五輪関連株へも利益確定売りが出て、引けにかけ急速に上げ幅を縮小した。円安が進み、CMEの清算値が14,585円だった割りには弱かった印象。今日も大幅に続伸すれば、週末のSQで15,000円の可能性もありましたが、どうやらそれはなくなった感じですね。

本日の取引:1社 2勝+9,000円
持ち越し:買い100株



2013年9月10日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14423.36 +218.13 +1.54
TOPIX 1190.22 +17.22 +1.47

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。中国の経済指標の改善を好感した買いが続き、ナスダック指数は13年ぶりの高値となった。

日経平均は続伸。米国株高を好感し買い先行で始まり、後場に一段高となり本日の高値圏での大引け。強い動きなんですが、なんか建築や不動産に全部エネルギーを吸い取られている感じで、自動車やハイテクなどは昨日から上値が重いですね。この2日間に限れば、五輪で全体が買われていると言うよりか、短期マネーが移動しただけって感じです。

ゼネコン関係の株価はPERから見てもどれだけ先取りしているんだって感じですが、高いと思った人からショートも入ってくるので、それをまた踏み上げたりして仕手化しています。急落したり、急騰したり、当面荒い動きが続きそうです。

本日の取引:1社 2勝+7,500円
持ち越し:買い100株



2013年9月9日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14205.23 +344.42 +2.48
TOPIX 1173 +25.18 +2.19

週末の米国株は、ダウは反落、ナスダックは4日続伸。市場予想を下回った雇用統計やシリア情勢の不透明感から、ダウは一時150ドル近く下落した。しかし、FRBが量的緩和縮小を急がないという見方も広がり、下げ幅を縮小した。

日経平均は大幅に反発。4~6月GDPは大方の予想通り年率+3.8%に上方修正されましたが、これはすでに織り込み済み。直前に汚染水問題などで評価を落し気味だったので、東京五輪決定は嬉しいニュースとなりました。今日はご祝儀相場ですから、もっと派手に上昇してもいいかと思いましたが、ドル円が100円から99円ミドルまで押し戻されたこともあり、今ひとつ伸びきれず。

五輪の経済波及効果に関しては、3兆円から150兆円までいろんな試算が出ていますが、仮に3兆円とした場合、日本のGDPは年間500兆円あるので、7年間合計すればほとんど誤差みたいな数字にしかなりません。ただ、オリンピックは数字より心理的効果の方が大きいので、数字だけでは測れないものもあるでしょう。個別株に関しても、上手く特需を取り込める会社もあるでしょうし、ほとんど恩恵のない会社も多いでしょう。「来年の事を言えば鬼が笑う」ということわざがありますが、東京五輪は7年も先のことですから、いったい何が笑うのやら・・・

本日の取引:1社 2勝+9,000円
持ち越し:買い200株 売り200株



2013年9月6日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 13860.81 -204.01 -1.45
TOPIX 1147.82 -10.02 -0.87

米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続伸。ISM非製造業景況指数の上振れや新規失業保険申請件数の改善などが好感された。

日経平均は反落。ドル円が100円台に乗せたことで買いが先行したが、その後はイベント前のポジション調整の売りに押される展開となった。ただ、ハイテク株などが底堅い動きだったので、4日間の反動としては軽微な下げだったと言えます。五輪はマドリードで決まりそうだなんて怪情報も出ていたので、指数には多少影響したかも知れませんね。

時間外で3%を超えたアメリカの10年債利回りが、今晩の雇用統計を受けどのような反応を示すのかも注目です。

本日の取引:1社 1勝+5,500円
持ち越し:なし