本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年3月4日 日経平均株価11,652.29(+45.91)
米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。ミシガン大学消費者信頼感指数やISM製造業景況指数が市場予想を上回ったことで堅調に推移した。

日経平均は3日続伸。ミシガン大学消費者信頼感指数や、ISM製造業景況指数を受け円安が進行したことで買い先行の始まりとなり、昨年来高値更新した。しかし、大証の大規模なシステム障害や、上海株が不動産価格抑制策を背景に大幅続落したことで上値が重くなった。去年までだったら、これだけ上海株が急落すれば日経も連れ安するところですが、ほとんど影響がないんですから、凄いというか、こんなんでいいのか? って感じですね。

本日の取引:2社 なし
持ち越し:2社 買い600株 



2013年3月1日 日経平均株価11,606.38(+47.02)
米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。ダウは史上最高値まであと15ドルにまで迫ったが、歳出強制削減の動議が上院で否決され、引けにかけ失速した。

日経平均は続伸。朝方は、アメリカの歳出強制削減問題や、昨日大幅高した反動から売りが先行したが、内需株主導で切り返し、後場はプラス圏で推移した。中国PMIの低下などネガティブな材料もあったものの、相変わらず物色意欲は旺盛です。今回の相場は、主に国内要因(アベノミクス)で買われているので、海外からの悪材料には強いですね。

本日の取引:2社 なし
持ち越し:2社 買い600株 



2013年2月28日 日経平均株価11,559.36(+305.39)
米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。住宅指標の改善やバーナンキ議長の議会証言を受け、終日堅調な推移となった。イタリア国債は、さすがに利回りは上昇したものの、入札需要が堅調だったことから、マーケットに一定の安心感を与えた。NYダウは史上最高値まであと90ドルとなった。

日経平均は大幅に続伸。外部環境の落ち着きを受け買い先行で始まり、後場になると先物に大口買いが相次ぎ上げ幅を拡大した。今日は投信設定に伴う先物買いや、月末要因もあったんでしょうが、買いが途切れること無く強い動きでした。

今日の日本取引所グループ(8697)は引けで大きく下がりましたね。柳の下にいつもどじょうは居ません。

本日の取引:2社 3勝 +18,300円
持ち越し:2社 買い600株 



2013年2月27日 日経平均株価11,253.97(-144.84)
米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。新築住宅販売や消費者信頼感指数が市場予想を上回ったことが好感され、終日堅調な展開となった。

日経平均は続落。欧州株は当然下がったものの、アメリカは反発するなど、イタリア・ショックが広がらなかったことで、日経平均は小高い始まりとなった。しかし、ここまで一本調子で上げてきたこともあり、次第に売りが優勢となった。TOPIX・日経平均とも安値引けとなり引け味は悪い。

日本取引所グループ(8697)の引けピンは凄かったですね。TOPIX組み入れによるリバランス買いですが、こんなのは久しぶりに見ましたよ。記念に貼っておきます。
日本取引所グループ(8697)引けピンのチャート

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:2社 買い1500株 




2013年2月26日 日経平均株価11,398.81(-263.71)
米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。朝方はアジアや欧州株高を受け買い先行の始まりとなった。しかし、イタリアの総選挙で財政緊縮に反対するベルルスコーニ前首相が率いる中道右派が上院で優位との報道が伝わると、欧州債務危機の再燃を嫌気した売りが優勢になった。

東京市場は反落。ドル円は早朝に91円割れまであったが、株式市場が始まるまでに92円ミドルまで戻ったので、先物はCMEの清算値を165円上回る11,350円での寄り付きとなった。その後142円安まで下げ渋るも、後場に入り再び円高が進行したことで売り直される。まあ、下げたと言っても、昨日の上昇分以下ですから、全然たいしたことありませんね。

イタリアは変な政党が乱立して、なかなか変われないところは日本に似ていますね。今のところ安倍首相の支持率は高いですが、ちょっと株が騰がるとアベノミクスは金持ち優遇だとか言う連中が出てきますから、今後物価だけ上がって雇用や賃金が低いままだと、参院選はどうなるか分かりませんよ。去年、日経だかどこだか忘れましたが、日本人の8割以上がリスク資産を持っていない、今後も持つつもりがないという調査が出ていました。従ってアメリカなどと違い、株高による、政権支持率の上昇や資産効果は、日本では限定的と考えておくべきでしょう。まあ、それを言ったら株安による逆資産効果も限定的だったわけですが・・・・

本日の取引:2社 3勝 +12,500円
持ち越し:1社 買い400株 



2013年2月25日 日経平均株価11,662.52(+276.58)
週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。欧州株が反発したことや、主要企業の好決算を受け終日堅調な展開となった。

日経平均は大幅に続伸。米国株高、日銀総裁人事、TPP参加などすべて良い方向に動き、TOPIX、日経平均とも昨年来高値を更新した。日銀総裁人事もTPP参加交渉も期待が先行し過ぎている感は否めませんが、今はとにかく地合いがいいので、細かいことは置いといて買いで反応します。ただ、ドル円は朝高の後は材料出尽くしから94円前半まで押し戻され、ユーロはイタリアの総選挙の結果を気にしてか動きは鈍かった。はしゃいでいたのは株式市場だけって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月22日 日経平均株価11,385.94(+76.81)
米国株は、ダウ・ナスダックとも続落で戻ってくる。欧州株式市場の下落や、フィラデルフィア連銀景気指数の悪化などを嫌気し終日軟調な展開となった。

日経平均は反発。米株が続落し、欧州株も結構大きく下げていたので売りが先行したが、底堅い展開で後場から先物主導で切り返した。なぜ後場上昇に転じたのかはよく分かりませんが、欧米株安を見て朝方先物を売った向きが、思惑通り下がらず、引けにかけ買い戻しを余儀なくされたと言ったところでしょうか。それにしても変な上昇でしたね。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月21日 日経平均株価11,309.13(-159.15)
米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。FOMC(連邦公開市場委員会)議事録で、一部の委員が予定より早めの金融緩和の縮小を主張していたことが伝わり、引けにかけ売りが優勢となった。また、あるヘッジファンドが商品相場を巡り、近く清算に追い込まれるとの噂もあり、原油など急落する商品が目立った。

日経平均は反落。米国の金融引き締めは、そのまま円安に繋がるので日本株には必ずしもマイナスではありません。ただ、政府が不動産価格抑制方針を打ち出した中国株が急落したことで、市場心理を冷やした。このところ毎週週末は弱くなって、週明けに踏み上げるパータンが続いているので、下げても押し目買い意欲は旺盛ですね。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月20日 日経平均株価11,468.28(+95.94)
米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。2月のドイツの景気予測指数が2010年4月以来の水準を回復したことで、欧州景気への警戒感が後退しリスクオンの状態が継続。

日経平均は反発。欧米株高や貿易赤字を受けた円安進行で一時4年5カ月ぶりに11,500円台を回復した。ただ、安倍首相が午後の参院予算委員会で、外債購入の必要性は薄まっていると述べたことで円が買い戻され上値が重くなった。相変わらず要人発言には敏感に反応しますが、株に関しては、良い材料には素直に反応するが、悪い材料は無視するようになってきましたね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月19日 日経平均株価11,372.34(-35.53)
米国株は、プレジデンツデーの祝日で休場。

日経平均は小幅に反落。麻生財務相が外債を購入する気はないと述べたことで、為替が円高に振れ、利益確定売りが優勢になった。ただ、東証1部の値上がり銘柄は1,000を超え、TOPIXは続伸ですから、本日も底堅い動きだったと言えます。

今年に入ってからの米国株のボラティリティが、1930年代以降(大恐慌後)で最大の低下となっているそうです。ボラティリティは、相場の方向性を示唆するものではありませんが、歴史的水準まで低下するということは、上下どちらかに大きく動くエネルギーが溜まってきている状態といえます。当然、強気派は上で弱気派は下ということなんでしょうが、なにがきっかけとなるのかは、いつも始まってみなければ分かりません。

本日の取引:1社 1勝 +4,000円
持ち越し:1社 買い300株 



2013年2月18日 日経平均株価11,407.87(+234.04)
米国株は、ダウは反発、ナスダックは反落で戻ってくる。NY連銀景気指数の大幅改善を好感し買いが先行したが、ウォルマートの売上不振報道などで下げに転じるなど方向感のない展開となった。

日経平均は大幅に反発。G20で懸念されていた日本への名指し批判がなかったことで円安が進行し、買い先行の始まりとなった。その後も安倍首相が参議院予算委員会で、デフレ脱却に向け「外債を買うという考え方もある」との見方を示し、一段高となった。ただ、引けにかけては為替が93円台に上昇したことで株も伸び悩んだ。

基本的に先週と同じ流れで、週末の弱気ポジションを踏み上げる形で大幅高となったが、ここまで為替が円安に反応したのはちょっと想定外でした。

本日の取引:1社 2勝 +9,500円
持ち越し:1社 買い300株