マーケットトーク
2013年12月19日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15859.22 | +271.42 | +1.74 |
TOPIX | 1263.07 | +12.58 | +1.01 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅に上昇。注目のFOMCでは、量的緩和に伴う米国債などの購入額を月850億ドルから100億ドル減らし月750億ドルにすることが決まった。株式市場の初期反応は売りだったが、その直後から一気に買い戻しが入り大幅高となった。
日経平均は続伸。米国株高と104円台に入った円安を好感し終値ベースでの年初来高値を更新した。ただ、NT倍率が14年8カ月ぶりの水準(12.55倍)に達したように、ファーストリテイリングやファナックが莫迦みたいに買われる一方で、トヨタ自動車が変わらずだったりして、かなり225先物に偏った動き。東証1部の値下がり銘柄数も692と多く、みんながハッピーって感じではないですね。
本日の取引:1社 2勝 +8,500円
持ち越し:なし
2013年12月18日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15587.8 | +309.17 | +2.02 |
TOPIX | 1250.49 | +18.18 | +1.48 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。FOMCを控え様子見ムードが強く、終日方向感のない展開となった。
日経平均は大幅に続伸。寄り付きは米国株安と為替が若干円高に振れていたことで小安い始まりとなったが、その後は先物主導でスルスルと上げ幅を拡大し本日の高値圏での大引けとなった。大きなイベント前に仕掛けると参加者が様子見を決め込んでいるので、大きな値幅になることはよくありますが、今日は寄り前の外国証券経由の大幅買い越しもわざとらしく、最初から上に仕掛けると決めていた感じですね。まあ、逆の展開もあったわけで特に意外感もなし。
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2013年12月17日 火曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15278.63 | +125.72 | +0.83 |
TOPIX | 1232.31 | +9.36 | +0.77 |
米国株はダウ・ナスダックとも続伸。ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)や米鉱工業生産指数の上振れが好感された。
日経平均は反発。欧米株高と円安を受け買い先行の始まりとなったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードが強く、買い一巡後は先物も現物もほとんど開店休業状態となった。この調子だと明日もFOMC待ちで膠着感が強まりそうですが、現物の商いが落ちているので先物にポジション調整が入ると昨日のように大きく振らされる展開も予想されます。
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2013年12月16日 月曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15152.91 | -250.20 | -1.62 |
TOPIX | 1222.95 | -15.93 | -1.29 |
週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反発。下院で予算案が可決され、年明け政府機関の閉鎖が回避される見通しとなったことが好感されたが、FOMCでの量的緩和策の縮小への警戒感が高まり上値は重かった。
日経平均は反落。CMEの清算値が高かったこともあり、小幅に続伸して始まったが、日銀短観で先行きに慎重な見方が示されたことで上値は重く、ドル円が102円ミドルまで円高に振れると先物主導で下げ幅を拡大した。FOMC前のポジション調整と言ってしまえばそれまでですが、予想外に大きな下げとなった。今日も日銀がETFを買っていれば4日連続となり、12月に入ってからの買いが1000億円を超えます。指数を下支えしているが、余計な買いが入る分アク抜け感も出ません。
FOMCでのテーパリングの開始は、予想が真っ二つに分かれていますが、9月に見送った理由の一つに政府機関の閉鎖リスクがあったので、今回その心配がなくなったということであれば、やってくる可能性は個人的には高いと思っています。
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2013年12月13日 金曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15403.11 | +61.29 | +0.40 |
TOPIX | 1238.88 | -3.35 | -0.27 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも3日続落。引き続き量的緩和策の縮小への警戒感から利益確定売りが優勢となっている。
日経平均は反発。米国株は反落したものの、円安が一段と進行したことで底堅い寄り付きとなった。ただ、メジャーSQ算出に絡む売買が一銘柄当たり46万株の売り越しとなったことで、前場はマイナス圏で推移する場面もあるなどモタモタした動きが続いた。しかし、後場にドル円が103円後半まで円安に振れると先物主導で一時15,500円台まで上げ幅を拡大する場面もあった。ただ、TOPIXは3日続落で東証1部の値下がり銘柄数も1,000を超えるなど、225先物に偏った動きでバランスは今ひとつ。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)が焦点となりますが、だいぶ時間をかけていますからテーパリングが開始されても、また先送りされても、それほど大きな影響はないと思いますがね。
本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし
2013年12月12日 木曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15341.82 | -173.24 | -1.12 |
TOPIX | 1242.23 | -8.22 | -0.66 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。財政協議が大筋で合意に達したことから、来週のFOMC(連邦公開市場委員会)で量的金融緩和の縮小に踏み切りやすくなったとの警戒感が広がった。
日経平均は続落。米国株安を受け売り先行の始まりとなったが、先週の水・木曜日の下げと同じで、先物のポジション調整が中心で現物は比較的底堅い動きだった。また、12月に入ってから下がった時の日銀のETF買いが208億円と前月から倍増していますから、日経平均もかなり下支えされている感じです。まあ、これだけ急騰した後ですから、余計なことをしないでもう少し調整させた方が良いんですがね。
本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:なし
2013年12月11日 水曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15515.06 | -96.25 | -0.62 |
TOPIX | 1250.45 | -5.88 | -0.47 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。銀行の自己勘定取引を規制する「ボルカー・ルール」は想定の範囲内で相場への影響は限定的だったが、量的金融緩和策の早期縮小懸念が引き続き重しとなっている。
日経平均は続落。為替が102円台と円安一服になったことから、利益確定売りが優勢となった。後場には先物主導で200円を超える下げ幅になる場面もあったが、現物はしっかりしていたことから、先物にも徐々に買い戻しが入り下げ渋った。
個別株も割安なものが減ってきて、中長期で考えたらあまり食指が動きません。この水準でNISA(ニーサ)が始まると、来年以降塩漬け株が量産されるんでしょうね。
本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし
2013年12月10日 火曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
---|---|---|---|
日経平均 | 15611.31 | -38.90 | -0.25 |
TOPIX | 1256.33 | +1.01 | +0.08 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。大型M&Aのニュースなどを材料に底堅い動きだったが、量的金融緩和策の縮小時期を見極めたいとの参加者も多く、上値は限定的だった。
日経平均は小幅に反落もTOPIXは続伸。前日大幅高した反動もあり利益確定売りが優勢だったが、円の下落基調を支えに下値も堅かった。主力株の動きが悪い反面、新興市場やIPO銘柄は活況が続いている。テーパリングの開始が5月のようなリスクオフにならないような雰囲気作りが進んでいる感じですね。
本日の取引:なし
持ち越し:なし
2013年12月09日 月曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 15650.21 | +350.35 | +2.29 |
TOPIX | 1255.32 | +19.49 | +1.58 |
週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。市場予想を上回った雇用統計を素直に好感する動きとなった。
日経平均は大幅に続伸。米国株高と円安進行を受けギャップアップして寄り付き、その後はお決まりの横ばい状態となったが、2時半過ぎから再び先物主導で上げ幅を拡大し高値引けとなった。先週の水・木の2日間で570円下げて、金曜日と本日で470円戻すという荒い値動きですが、本日の東証1部の売買代金は2兆円にとどかず、先物主導で中身はそれほどありません。
米雇用統計ですが、前日まではテーパリングの開始を警戒して下げて、実際雇用統計が良いと今度はテーパリングに踏み切っても関係ねぇで株高ですから、理屈ではなくその日の気分次第って感じです。
本日の取引:2勝 +8,000円
持ち越し:なし
2013年12月06日 金曜日
指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
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日経平均 | 15299.86 | +122.37 | +0.81 |
TOPIX | 1235.83 | +6.18 | +0.50 |
米国株は、ダウ・ナスダックとも下落。7-9月期のGDP改定値が2.8%増から3.6%増へと上方修正されたことで、量的金融緩和策の早期縮小懸念が高まった。
日経平均は反発。円高と米国株安を受け売り先行で始まったが、2日間で570円下げていたこともあり、一段と売り込む動きはなく、今晩の雇用統計を控え後場中頃まで狭いレンジでの取引が続いた。今日はこのままダラダラと終わるかと思いきや、13時30分ごろにGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)ネタに先物が反応し、それに合わせ為替も円安に振れ、日経平均は3桁の上昇となった。
本日の取引:1勝 +6,000円
持ち越し:なし