本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年12月30日 月曜日(大納会)
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16291.31 +112.37 +0.69
TOPIX 1302.29 +12.22 +0.95

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に反落。年末で参加者限定のなか利益確定売りに押されたが、売りも限定的だった。

日経平均は9日続伸。105円ミドルまで進んだ円安を好感し買い先行で始まり、その後もTOPIXが主導する形で堅調な推移を続け大引け。さすがにやり過ぎ感もありますが、堅調な欧米株、米国のQE縮小、円安、オリンピック招致、長期金利の安定と、ここまですべて気持ち悪いぐらい上手く行っているので、来年に向け気が大きくなるのも仕方ないでしょう。

2013年の日経平均の上げ幅は5,896.13円、上昇率は+56.72%となり、年間での上昇率は41年ぶりの大きさとなりました。歴代内閣のなかでも既に第5位。

参考:・日経平均推 ・歴代総理と日経平均推移一覧

読者の皆様、1年間お疲れ様でした。よいお年をお迎えください



2013年12月27日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16178.94 +4.50 +0.03
TOPIX 1290.07 +10.73 +0.8

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったことで、堅調な展開が継続した。

日経平均は8日続伸。本日も米国株高と円安進行を好感し買い先行での始まり。その後は利益確定売りで下げに転じたが、日経平均が100円以上下げる場面でも東証1部の値上がり銘柄数は1000を大きく越えていたので、NT倍率が修正されているだけでほぼ全面高の展開だった。なんか巷ではニーサ、ニーサと騒いでますが、単なる期待感だけで、実際にはまだ買いなどほとんど入っていないでしょう。証券優遇税制廃止に伴う売りが減り、また空売りしている人は正月休み前に買い戻したいでしょうから、好需給な状態のは間違いありませんが・・・

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年12月26日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16174.44 +164.45 +1.03
TOPIX 1279.34 +21.16 +1.68

米国株式市場はクリスマス休暇で休場。

日経平均は7日続伸となり年初来高値を更新、TOPIXも終値ベースでの年初来高値を更新した。証券優遇税制の廃止に伴う売りがなくなったことで、昨日までの歪な相場が一変、久しぶりにTOPIXが主導する形で全面高となった。まあ、分かりやすいと言えば分かりやすいですが、本当にガラッと変わりましたね。しばらくはNT倍率の修正でTOPIXが優位な展開になりそうです。

本日の取引:2社 2勝 +12,800円
持ち越し:なし



2013年12月25日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 16009.99 +120.66 +0.76
TOPIX 1258.18 +0.63 +0.05

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。クリスマス前の短縮取引だったが、耐久財受注が市場予想を上回ったことで堅調な推移となった。ダウは5日連続で史上最高値を更新。

日経平均は6日続伸。米国株は史上最高値を更新して戻ってきたが、証券優遇税制の廃止に伴う駆け込み売りを警戒してか、小安い始まりとなった。その後は日経平均は小高い水準、TOPIXはマイナス圏で推移を続け、最後は先物主導で3桁の上昇となり16,000円台を回復した。NT倍率は更に上昇し、歪さも更に拡大。

今日はファーストリテイリングだけで約80円も日経平均をカチ上げているわけですから、ここまでくると先物主導というよりもファーストリテイリング主導って感じですね。きょうも東証1部は値下がり銘柄の方が多く、騰落レシオを見ると84。まるで下落相場末期のような数字です。

さて、明日からニーサが始まります。これで駆け込み売はなくなるわけですが、なにせ日経平均が16,000円ですから、すぐに買いが入ってくるかは疑問ですね。たった100万円で回転が効かないわけですから、ほとんどの人は暴落狙いでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +6,800円
持ち越し:なし




2013年12月24日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15889.33 +18.91 +0.12
TOPIX 1257.55 -4.09 -0.32

日本が連休中、NYダウは4日連続で市場最高値を更新。引き続き量的金融緩和策縮小のアク抜け感や、景況感の改善が後押しとなっている。

日経平均は小幅に続伸。円安やNYダウの史上最高値更新を好感し一時16,000円台を回復したが、大引けにかけて失速した。きょうは日経平均以外の指数はすべてマイナスでしたが、まだ先物を上に引っ張りあげたい向きがいるんでしょうか、日経平均寄与度が高いファーストリテイリングやファナックはやたら強かった。

やはり現物は証券優遇税制の廃止に伴う、駆け込みの売りが出ているとしか考えられませんね。それにしても日経平均だけ高い歪な相場です。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年12月20日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15870.42 +11.20 +0.07
TOPIX 1261.64 -1.43 -0.11

米国株は、ダウは小幅に続伸、ナスダックは反落で戻ってくる。中古住宅販売件数の下振れや新規失業保険申請件数の増加が重しとなったが、前日からの勢いが継続しており下値は限定的だった。

日経平均は続伸。3日間で700円上昇した反動から3桁の下落になる場面もあったが、為替の円安基調を支えに値を戻し、大引けにかけては先物主導でプラス圏に切り返し高値引けとなった。ただ、東証1部の値下がり銘柄数は1,000を超え、ファーストリテイリングだけで日経平均を40円押し上げるなど相変わらず先物主導の偏った動き。

急騰した後の3連休前の動きとしては強かったと言えますが、現物は証券優遇税制の廃止に伴う個人投資家の売りも出ているんでしょうか? 動きはあまり良くないですね。ただ、来週26日からはニーサを(NISA)を通じた資金流入が見込まれ、一部外資系証券では来年8兆円の流入とか試算していました。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし