本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2013年11月21日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15365.6 +289.52 +1.92
TOPIX 1246.31 +12.88 +1.04

米国株は、ダウ・ナスダックとも続落。小売売上高が市場予想を上回ったことで小高く推移していたが、午後に公開されたFOMC議事録で、参加者が債券購入の規模を今後「数ヶ月内」に縮小させる議論をしていたことが明らかになり、引けにかけ売りが優勢になった。

日経平均は大幅に反発。米国株は続落したものの、為替が円安に振れていたことから買い先行での始まりとなった。動きが出たのは9時半ぐらいからで、一気に先物主導でかち上げ、それを見て為替も更に円安に振れるスパイラルで大幅高となった。仕掛けてくるなら抵抗の少ない上だろうとは思っていましたが、案の定って感じですね。アメリカがQE縮小に向かうなら、周回遅れでバランスシート拡大に走った日本市場という流れか。しかし、アジア市場などは本日全面安で、日本株だけかなり特殊な状況になっています。5月と似たような雰囲気ですが、過熱感があると言うだけで売るのも危険。

本日の取引:2社 4勝1敗 +12,000円
持ち越し:なし



2013年11月20日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15076.08 -50.48 -0.33
TOPIX 1233.43 -3.43 -0.28

米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅に下落。FOMCの議事録を発表を控え終日方向感のない展開が続いた。

日経平均は小幅に続落。朝方はドル円が再び100円台に乗せたことを好感し買い先行で始まったが、上値は重く次第に利益確定売りが優勢になった。東証1部の売買代金は2日続けて2兆円割れとなったが、新興市場はIPO銘柄が相変わらずの活況。ただ、ANAPはさすがにやり過ぎで公開価格の5.1倍をつけたあとストップ安になった。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年11月19日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15126.56 -37.74 -0.25
TOPIX 1236.86 -4.81 -0.39

米国株は、ダウは小幅に続伸、ナスダックは反落で戻ってくる。NYダウは一時16,000ドルを突破したが、著名投資家のカール・アイカーン氏が株式相場の見通しについて弱気な発言をしたことで利益確定売りが優勢になった。

日経平均は小幅に続落。為替が若干円高に振れたことで利益確定売りが優勢になり、日経平均は一時143円安まで下げ幅を拡大した。しかし、15,000円レベルでは分厚い先物買いに支えられ下げ渋る展開となった。まあ、先高感があるというよりかは、ここから上に仕掛けた方が抵抗が少ないので、とりあえず15,000円を割り込ませたくない向きがいたんでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +7,000円
持ち越し:なし



2013年11月18日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15164.3 -1.62 -0.01
TOPIX 1241.67 +2.63 +0.21

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。NY連銀製造業景気指数や10月の鉱工業生産指数は市場予想を下回ったが、悪い指標が出た時は金融緩和の長期化を持ち出す得意のいいとこ取りで、ダウは史上最高値を更新した。

日経平均は小幅に反落。NYダウの史上最高値更新を受けギャップアップして始まったが、さすがに先週5日間で1,000円上げたこともあり、先物買いも今日はお休みって感じでした。ただ、下がれば買い戻しや押し目買いも入るので下値も限定的で、TOPIXは本日も続伸となった。ドイツのDAX指数も史上最高値をひたすら更新していますし、この世界的な金のバラマキ競争はいったいどのような結末になるんでしょうね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年11月15日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 15165.92 +289.51 +1.95
TOPIX 1239.04 +20.49 +1.68

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。朝方はさえない展開だったが、イエレン氏が緩和的な金融政策の修正に慎重な姿勢を示したことで、あらためて金融緩和の長期化を好感する買いが優勢になった。

日経平均は大幅に続伸。米国株高とドル円相場の100円台への下落を好感し買い先行で始まり、その後も押しらしい押しはなく、ほぼ高値圏で大引けとなった。いかにも保ち合いをブレイクした相場って感じで、強いの一言です。上昇しながら売買代金も増えてきたので、5月の急落前のイケイケ状態に完全に戻ったって感じですね。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし




2013年11月14日 木曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14876.41 +309.25 +2.12
TOPIX 1218.55 +14.36 +1.19

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。イエレン次期FRB議長の公聴会を14日に控え、米国の金融緩和が長期化するとの見方が改めて浮上したとかで、ダウは史上最高値を再び更新した。

日経平均は大幅に反発。為替は若干円高に振れていたが、米国株高を好感し買い先行で始まり、前場はレンジ上限の14,800円手前で膠着感を強めた。しかし、昼休みに麻生氏が「為替介入という政策手段を有しておくことは必要だ」と発言したことで、円売り先物買いが加速しレンジ上限の14,800円を突破して15,000円に迫る場面もあった。引けにかけてはやや伸び悩んだものの、14,800円を抜けたことは評価できます。

麻生氏の発言は、従来からの日本の立場を述べただけで別にどうということはないのですが、介入などという言葉がニュースで流れるとヘッジファンドの「ビッグデータアルゴリズム」が作動して、何倍ものインパクトなってしまうのが今の相場。その逆もまた然り。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:なし



2013年11月13日 水曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14567.16 -21.52 -0.15
TOPIX 1204.19 -1.22 -0.10

米国株は、ダウは小幅安、ナスダックは続伸で戻ってくる。イエレン次期FRB議長の公聴会を14日に控え、様子見ムードが強い中、利益確定売りに押された。

日経平均は小幅に反落。2日間で500円上げた反動も懸念されたが、一時プラス圏に切り返すなど下がったと言っても堅調な動きだった。主力企業の決算が今一つで先週は14,000円割れも意識されましたが、米株の好調さに助けられ、ボックスの中央まで戻りました。あとはドル円が100円を超えてくれば、また先物主導でボックス上限の14,800円を試しにいくんでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年11月12日 火曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14588.68 +318.84 +2.23
TOPIX 1205.41 +19.76 +1.67

米国株は、ダウ・ナスダックとも続伸。ベテランズ・デーの祝日で債券市場が休場だったこともあり参加者は少なかったが、底堅い動きを続けた。ダウは史上最高値を更新し、ナスダックはITバブル頃2000年9月8日以来、13年2ヶ月ぶりの高値となった。

日経平均は大幅に続伸。寄り付きは20円高と静かなスタートだったが、先物主導であれよあれよというまに大幅高となった。為替も先物買いに合わせ円安になり、それがまた先物買いを呼びこむ形で最後は売り方の踏みもあって高値引けとなった。東証1部の売買代金は2兆1049億円と増えたものの、とにかく今日は先物でかち上げたって感じですね。

本日の取引:1社 2勝 +11,300円
持ち越し:なし



2013年11月11日 月曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14269.84 +183.04 +1.30
TOPIX 1185.65 +9.23 +0.78

週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも反発。雇用統計が市場予想を大幅に上回ったが、なぜか量的緩和策の早期縮小観測は広がらず、相変わらずのいいとこ取りの上昇となった。

日経平均は反発。米国株高と円安進行を受けギャップアップして始まったが、朝方の買い戻しが終わった後は上値を追う動きもなく、一時121円高まで上げ幅を縮小する場面もあった。東証1部の売買代金は1兆7千億円台と低水準で上値を追うにはエネルギー不足と言ったところ。東京市場の動きが悪いと言うよりか、欧米株の動きの方が異常って感じですね。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2013年11月8日 金曜日
指標 終値 前日比 騰落率
日経平均 14086.8 -141.64 -1.00
TOPIX 1176.42 -8.31 -0.70

米国株は、ダウ・ナスダックとも反落。GDP速報値は市場予想を大きく上回ったが、今の相場はマクロ指標で動いている相場ではないので、量的緩和早期縮小観測から利益確定売りに押された。

日経平均は続落。米国株安と円高進行を受け200円安で始まったが、節目の14,000円をサポートに下げ渋り、そのままダラダラと大引け。それほど弱かったとは思いませんが、東証1部の売買代金はSQでも2兆円にとどかず、押し目買い意欲も一時ほど感じられません。

今晩の雇用統計で、量的緩和策の早期縮小観測が強まるのか、あるいは長期化期待が強まるのか、ドル円はどう動くのか? 

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:なし