本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2012年7月5日 日経平均株価9,079.80(-24.37)
米国株は、独立記念日の祝日で休場。

東京市場は、ECB理事会と明日の米雇用統計発表を控え、取引はリバランスが中心で開店休業状態。東証1部の売買代金は8356億円で4日連続の1兆円割れ。

本日、日銀が全国9地域すべての景気判断を上方修正しました。全地域の引き上げは2009年10月以来、2年9カ月ぶりとのこと。しかし、株は上がらず、来週の金融緩和期待が完全に消滅? したことで、円高になってしまいました。なんとも皮肉な話ですね。

ヒッグス粒子関連とか言って、古河電気(5801)などが朝方買われましたが、業績には関係ないので、さすがにこれは無理があるでしょう。

ECBの利下げに関しては、あっても、無くても、いったん材料出尽くしって感じでしょうか。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い7500株 



2012年7月4日 日経平均株価9,104.17(+37.58)
米国株は、短縮取引の中、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。5月の製造業受注が市場予想を上回ったことや、ECBの利下げ観測などが相場を支えた。

東京市場は欧米株高を受け続伸。ECB理事会を控えていることや、今晩の米国株市場が休場になることから、参加者も少なく、終日膠着感の強い展開だった。

アメリカ株は、QE3期待で上げているので危うさもありますが、それにしても強いですね。そんな簡単にQE3には踏み切れないと思いますが、中央銀行に対するマーケットの信頼感が日本とはまるで違います。米国がQE3に踏み切ったら、日銀も仕方なしに動くのでしょうが、常に後手後手にしか動けないと言うのが、既にリーマン・ショック前を回復している米国株と、いまだ1万円以下で低迷している日本株との差とも言えます。

本日の取引:1社 2勝1敗 +7,500円
持ち越し:3社 買い7500株 



2012年7月3日 日経平均株価9,066.59(+63.11)
米国株は、ダウは反落、ナスダックは続伸で戻ってくる。ISM製造業景況感指数の大幅な落ち込みやフィンランドとオランダが、欧州安定ファシリティー(ESM)による債券買い入れを認めない立場を表明したことで売りが優勢になった。ただ、アメリカは追加緩和期待が相場を支え、ダウの下げは限定的だった。

東京市場は反発。相変わらず商いも薄く、ザラ場の動きも乏しかったが、今日は円安に振れた分だけ底堅い動きとなった。9,000円で値固めをしているのか、既にいっぱいいっぱいなのか、判断の難しいところ。

ISMはショッキングな数字でしたが、これはギリシャの再選挙前の統計ですから、その分は割り引く必要があるでしょう。ただ、4─6月期は実体経済面でも、センチメントの面でも、欧州からの悪影響をモロに受けた期なので、特に外需系銘柄は、これから始まる四半期決算での下方修正リスクが意識されます。直近の内需系買い外需系売りを見ると、ある程度は織り込み済みでしょうが・・・

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い7500株 



2012年7月2日 日経平均株価9,003.48(-3.30)
週末の米国株は、ダウ・ナスダックとも大幅高で戻ってくる。EU首脳会議を受け幅広い銘柄に買い戻しが入った。

東京市場は反落。欧米株高を受け買い先行で始まったが、寄り天からジリ貧となり安値引け。日銀短観は市場予想を上回ったが、特に買い材料にはならず、逆に来週の金融緩和期待が後退。円高に振れた分だけ株にはマイナスとなった。先週はドレッシング買いに加え、株主総会がピークで、持ち合い解消売りが控えられていたので、今日はその反動も出た感じ。

本日の取引:2社 1勝 +5,000円 配当金2社+85,050円

持ち越し:3社 買い7500株 



2012年6月29日 日経平均株価9,006.78(+132.67)
米国株は反落。JPモルガンのデリバティブ取引に絡む損失拡大やEU首脳会議への失望感からダウは一時176ドルまで下げ幅を広げた。しかし、ドイツのメルケル首相が協議の継続を理由として夜の会見のキャンセルを発表すると、なんらかの妥協案が発表されるのではとの期待感が高まり急速に下げ渋った。

東京市場は続伸。欧米株安や円高進行を嫌気し売り先行の始まりだったが、昼休みにファンロンパイEU大統領が、ユーロ圏の銀行の監督制度を統一すると発表したことで状況が一変し、先物主導で大幅続伸となった。

発表された内容は、1・域内の民間銀行に欧州安定メカニズム(ESM)や欧州金融安定基金(EFSF)から直接資本注入することが可能になる。 2・EFSFとESMを活用して金融市場で南欧諸国の国債の買い入れの示唆。 3・ESMのスペイン銀行向け融資は民間債権者への優先権を持たない。実現にはまだ紆余曲折があるでしょうが、メルケル発言で期待値が思いっきり下がっていたので、ポジティブサプライズとなった。この対策でどこまで欧州が安定化するかは分かりませんが、今日の買い戻しの勢いなどを見ると、マーケットは疑心暗鬼の状態ですね。

本日の取引:2社 2勝 +13,000円
持ち越し:3社 買い7500株 




2012年6月28日 日経平均株価8,874.11(+143.62)
米国株は続伸。耐久財受注額の持ち直しや、良好な住宅関連指標を受け堅調な推移となった。

東京市場は続伸。期待感は無くなったものの、基本的にEU首脳会議待ちで為替は膠着状態。株式市場は、特に好材料と呼べるものはなかったが、内需系が強く、日経平均は3桁の上昇となった。これで流れが変わったと言いたいところですが、今日の上昇に関しては、言われているように月末のドレッシング買いや、ファンド勢の買い戻しが中心なので、明日につながる上昇ではない感じ。また今日は株主総会の集中日ということで、機関投資家からの売りも少なくなる、特殊な需給要因によるところも大きかった。

本日の取引:2社 2勝 +10,500円
持ち越し:3社 買い7800株 



2012年6月27日 日経平均株価8,730.49(+66.50)
米国株は反発。前日の大幅安の反動やS&Pケース・シラー住宅価格指数が全米20都市で上昇したことも好感された。しかし、ドイツのメルケル首相がユーロ共同債は「私は生きている限りあり得ないと」発言したことで、一時ダウが50ドル下がるなど上値は重かった。

東京市場は反発。円の高止まりから外需系は本日も弱かったが、内需株が堅調で指数の下値を支えている。売買代金は再び1兆円割れとなり、薄商いだったが、K銘柄や消費税特需銘柄の物色が始まるなど、仕手系材料株は活況だった。

メルケルおばさんは、相変わらずですが、EU首脳会議は既に期待がなくなりましから、何も出なくても失望されることもないでしょう。

本日の取引:2社 2勝 +14,500円
持ち越し:3社 買い8000株 



2012年6月26日 日経平均株価8,663.99(-70.63)
米国株は反落。EU首脳会議に向けドイツのメルケル首相が「ユーロ共同債」などに、改めて反対の立場を表明したことで、今回のEU首脳会議もまた不毛な議論に終わるだろうとの観測から再びリスクオフとなった。

東京市場は3日続落。円高が進行したことで輸出関連の下げがきつく、すっかりリスクオフモードに逆戻りした感じです。25日線では下げ渋っているので、ここを維持できるかが焦点となる。

しかし、欧州には困りましたね。以前から私は、これはギリシャ問題でもスペイン問題でもなく、ドイツ問題だと言ってきましたが、ドイツがここまで頑なな態度をとり続けるなら、ドイツがユーロを離脱した方が話が早いと思いますね。ドイツが抜ければ、当然ユーロは暴落するでしょうが、残りの国でユーロ共同債をまとめれば、それなりのプライスは維持できるでしょう。イタリアやフランスなどはユーロ安の恩恵を享受し、輸出主導で景気回復も図れます。ドイツはユーロ導入で一番恩恵を受けてきた輸出国ですが、今度は超マルク高で日本のように苦しむことになります。それでもドイツ国民はマルク回帰を望んでいるようなので、こちらも問題ありません。日本にとってもマルクが復活するのは歓迎で、なにかあるたびに集中的に円が買われることもなくなります。かなりのショックを伴うので現実的な案ではないでしょうが、ドイツが考えを変えるつもりがないなら、これしかないと思いますがね

ドイツは「それはできない」という姿勢を改める必要 ←ソロス氏もドイツの態度には批判的です。

国内では学級崩壊した連中が投票をしていたようですが、くだらなすぎてコメントする気にもなれません。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:3社 買い8900株 



2012年6月25日 日経平均株価8,734.62(-63.73)
米国株は反発で戻ってくる。ムーディーズによる世界の主要15金融機関の格下げの影響は前日の急落で織り込んでおり、終日買い戻しが優勢だった。

東京市場は続落。日経平均は小高く寄り付いたものの、為替が円高に振れたことで先物主導でジリ安となった。売買代金は1兆円を大きく下回り、いかにも月曜ボケという感じの閑散相場だった。

国内の政局不安を指摘する声もあるが、もともと政権運営などできない民主党が分裂し解散総選挙なったところで、プラスにこそなれ、マイナスになる要素などないでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い8000株 



2012年6月22日 日経平均株価8,798.35(-25.72)
米国株は急落で戻ってくる。悪材料としては、フィラデルフィア連銀業況指数が10カ月ぶりの低水準になり、ゴールドマンによるS&P500のショート推奨、ムーディーズの銀行格下げなど。アメリカは先週から悪い経済指標が出るたびに、株式市場は緩和期待で上げていたので、FOMCが終われば反動が出るのはむしろ自然です。

東京市場は小幅に反落。あまり下げないだろうとは思いましたが、ここまで下げ渋るとは想定外でした。やはり為替が円安に振れたのが、底堅かった一番の理由でしょう。円安になった理由はよく分かりませんが・・・  またKOSPI(韓国総合株価指数)は、本日も急落していますから、MSCIで韓国が先進国市場に格上げされるとの思惑から、日本株売り、韓国株買いのポジションを組んでいた向きからの巻き戻しが続いているのかも知れません。まあ、↓19日のチャートを見れば分かるように、米株と日本株は長期でも中期でも連動していません。ここまで乖離してアメリカが下がる時だけ付き合わされたら、日経平均など1,000円になってしまいますよ。

本日の取引:2社 2勝 +13,000円
持ち越し:3社 買い8000株 



2012年6月21日 日経平均株価8,824.07(+71.76)
米国株はダウは反落、ナスダックは続伸で戻ってくる。FOMCはツイストオペの延長だけにとどまり、ダウ平均は一時92ドル安まで下げる場面があったが、引けにかけ下げ渋った。

東京市場は反発。FOMCは思ったほど失望されず、為替が円安に振れた分だけ日本株にはプラスに作用した。あとはMSCIで韓国と台湾が「新興国市場」で維持されたこともプラスだった。韓国と台湾が「先進国市場」に昇格すると、それだけ日本株のウエイトが低下するので、年間通して5,000億円程の資金流出になると言われていた。

欧州が小康状態を保っている間に、どこまで上値を伸ばせるかになっている。9,000円は心理的節目ですが、それほどしこっている価格帯ではありません。リスクオンになるには、追加でポジティブな材料が必要。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い8000株 



2012年6月20日 日経平均株価8,752.31(+96.44)
米国株はダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。 引き続き金融緩和期待を材料に買われた。

東京市場は反発。商いが薄すぎて信頼性には乏しいですが、ポジティブに見れば、それだけ売りも少なくなっていると言うことでしょう。6月に入ってからNT倍率が低下傾向です。今日も朝から目立ってたのが、日経平均売りのTOPIX買いでした。TOPIXは今月バブル崩壊後の安値を更新したわけですから、順当な修正でしょう。

注目のFOMCですが、これだけ期待が高まっているので、なんらかの行動はするでしょうね。ただ、ツイストオペの延長だけでは、株式市場はネガティブな反応になるかも知れません。それでも何もしない日銀よりはマシですがね。そうなった場合、株は下がっても多少円安になると思われるので、明日の日本株への影響は軽微か。

本日の取引:1社 1勝 +12,000円
持ち越し:3社 買い8000株 



2012年6月19日 日経平均株価8,655.87(-65.15)
米国株はダウは反落、ナスダックは続伸で戻ってくる。ギリシャの再選挙が終わったのも束の間、矛先は再びスペインに向かう。同国の10年債利回りは過去最高の7.3%まで上昇し、警戒感が強まった。

東京市場は反落。日経平均は小安く寄り付いた後は、超薄商いで膠着状態が続いたが、2時過ぎから先物主導で売られ、下げ幅を拡大した。先物も大きな売りが出たわけではないが、なにしろ買いが少ないので、ちょっとした売りでも下げてしまいます。

ギリシャが終わるとスペイン、イタリア、それが終わるとまたギリシャに戻る。去年からこの繰り返しですから、さすがに萎えますね。

あまり書くこともないので、NYダウと日経平均を比較してみたいと思います。

過去4年間のNYダウと日経平均の比較
過去4年間のNYダウと日経平均の比較チャート
リーマン・ショック以降、米国株と日本株の連動性は薄くなってきています。本日、東証の社長がROE(株主資本利益率)が低いのが日本株が売られる要因だと言っていましたが、そんな問題ではありません。リーマン・ショック以降の乖離に関しては、中央銀行の違いです。日銀の金融緩和が後手に周り円高で痛めつけられた結果です。他にはなにもありません。


過去24年間のNYダウと日経平均の比較
過去24年間のNYダウと日経平均の比較チャート
日本のバブル崩壊後からは5倍も差がついています。ここまでスパンを長くするとNYダウと日経平均はまったく連動していません。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い8000株 



2012年6月18日 日経平均株価8,721.02(+151.70)
米国株は続伸。相次ぐ冴えない経済指標を受け追加緩和期待が高まった。

東京市場は続伸。ギリシャの再選挙は緊縮推進派が勝利したことで、とりあえず目先の混乱は回避された。先週の月曜日もスペインの銀行支援を好感し上昇したが、売買代金は1兆円割れで実需の買いは殆ど入っていなかった。それは本日もまったく同じで、買い戻しに支えられただけの上昇だった。その買い戻しも為替を見れば分かるように、まったく腰が入っていません。腰が入っていないどころか、戻りの重さを見れば、安心して売り直しているという感じさえ受けます。ここでインターバルをおかずに、矢継ぎ早に対策が出てくれば、買い戻しにも拍車が掛かるのですが、そうならないのが寄せ集めの欧州連合。ただ、チャート的には良くなってきたので、ここで深押ししないでエネルギーを溜められれば上出来だろう。

日銀は話になりませんが、FRBはどう動くんでしょうね。緊縮反対派が勝っていれば、バーナンキは確実に追加緩和を実施したと思いますが、推進派の勝利で五分五分ぐらいの確率になってしまいました。

本日の取引:1社 1勝 +8,900円
持ち越し:3社 買い8000株