本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2012年5月11日 日経平均株価8,953.31(-56.34)
NYダウは小幅に反発、ナスダックは3日続落で戻ってくる。新規失業保険申請件数が前週比で減少したことや、ギリシャ政局打開への期待感から買われたが、戻りは鈍かった。

日経平均は続落。NY高を受け反発期待もあったが、JPモルガン・チェースがCDSの合成ポジションの失敗から過去1カ月半で約1600億円の損失被った上、更に損失が膨らむとの報道があり、CMEの清算値を下回る寄り付きとなる。その後は昨日の決算発表を受けプラスで始まったソニーが下げ幅を拡大すると、市場全体の雰囲気も悪化し日経平均もマイナスに転じた。ただ、主力株でも決算が評価された銘柄は異常に強く、指数で見れば相殺され、日経平均の下げ幅は限定的なものとなった。まあ、内容は50円安とかいう緩い下げではないのですが・・・ この辺はファンドがかなり露骨にロング・ショートを展開している感じで、マーケットに厚みがない分、跛行色の強い相場になっている。 

しかし、ほぼ市場コンセンサス通りの決算だったソニーをここまで売りますかね。GSが3月に目標株価1,000円なんて出していましたが、現実味が出てきました。いずれにしろ、ソニー・パナソニック・シャープの巨額赤字3兄弟が下げ止まらないことにはセンチメントも改善しませんね。

本日の取引:2社 2勝2敗 0円
持ち越し:3社 買い8200株 売り200株



2012年5月10日 日経平均株価9,009.65(-35.41)
米国株は続落。引き続きギリシャの政局混迷が嫌気されリスクオフが継続した。ダウの6日続落は約9カ月ぶり。

日経平均は続落。前場に節目の9,000円を割り込んだが、その後は下げ渋りを見せ9,000円台を維持しての大引けとなった。明日のオプションSQに向けての価格維持も働いていた感じ。日経平均は高値から1,200円下がり、かなり割安感も出ているので、そろそろ自律反発が入ってもいい頃です。ただ、それも欧州と為替次第であり、決算などのファンダメンタルズは殆ど無視されていますから、なんか力も入りませんね。反発した場合も9,400円前後がレジスタンスになりそうです。

本日の取引:2社 2勝 +8,700円
持ち越し:3社 買い7600株 売り700株



2012年5月9日 日経平均株価9,045.06(-136.59)
米国株は続落。ギリシャの政局混迷が嫌気され、ダウは一時200ドル近く下げるが引けにかけては下げ渋った。

日経平均は反落。完全にリスクオフモードで売りが売りを呼ぶ展開になり、9,000円台も風前のともしび。今日も日銀のETF買いが入っていたんでしょうが、入るタイミングが分かっているので、後場それにぶつけるように売りが出て何の意味も無くなっている感じ。年初来安値は224銘柄。

ギリシャに関しては、極左か極右政権しかない状態ですから、協議をしたところで連立が纏まる可能性は低そうです。再選挙は避けられず、こんな状態が長引けばEUも追加支援など出来ませんから、デフォルトに陥る可能性が極めて高くなったと言えます。仮にギリシャがデフォルトになったとしても、もう2年間以上もガタガタやっているので大きな混乱は起きず、むしろギリシャだけで済むなら好材料とも言えます。しかし、スペイン、イタリアも不安定で、フランスは左派政権になり、オランダも政局が混迷、ドイツも州議会選挙で与党が大きく票を失い、中国まで権力闘争の激化から党大会の延期観測が出ており、後の売り材料には事欠きません。この海外のゴタゴタがなければ、本来買われてもいいような決算を出した銘柄まで急落していますから、安いところを拾いながら嵐が過ぎるのを待つしかないですね。

本日の取引:2社 2勝 +7,200円
持ち越し:3社 買い7200株 売り700株



2012年5月8日 日経平均株価9,181.65(+62.51)
米国株は、ダウが4日続落、ナスダックは小反発で戻ってくる。イベント終了後の欧州株式市場は、ショートカバーで上昇する市場も多かった。悪材料でもそれが予想通りの結果であれば、ショートカバーが入るのが普通であり、昨日の日本株はちょっと異常でした。

日経平均は反発。反発と言っても昨日の1/4も戻せず、年初来安値が115銘柄ですから、今日も弱かったと言ったほうが適切な感じですね。後場など動いていたのは、決算銘柄とコンプガチャ関連株だけという感じでした。それにしても、欧州よりも弱いというのは一にも二にも円高のせいですね。世界で何か問題が起きる度に円高になるパターンを覆すには、日銀にもっと頑張ってもらうしかないのでしょうが、その一方で格付け会社からは消費税を上げないと最後の審判とか言われているわけで、本当に意味不明ですね。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:3社 買い7500株 売り700株



2012年5月7日 日経平均株価9,119.14(-261.11)
週末の米国株は続落。欧州の政治リスクや市場予想を下回る雇用統計が嫌気され終日軟調な展開となった。

日経平均は急落。連休中の重要イベントで悪材料が重なったとは言え、アメリカの雇用統計以外は全部予想されていた結果ですからね。それでもこれだけ売られてしまうと言うのは、先物のアルゴリズム取引のなせる技でしょう。また、得てしてこういう日に逆行高する、ディーエヌエとグリーがストップ安に張り付いたことで、資金の向かい先が無くなると同時に、関連銘柄にも売りが出て地合いをいっそう悪くした感じ。欧州のゴタゴタについては、いちいちコメントするのもばかばかしいですが、これも民主主義のコストってことなんでしょうね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:3社 買い8000株 売り700株



2012年5月2日 日経平均株価9,380.25(+29.30)
米国株は反発。4月のISM製造業景況感指数が市場予想を上回ったことを好感し堅調な展開となった。ダウは4年4カ月ぶりの高値水準を回復。

日経平均は小幅に反発。NYダウは4年4カ月ぶりの高値ですが、東京市場はいかにも連休の谷間と言った感じで、商いも薄く方向感のない1日でした。しかし、今日は為替が80円台に戻して、アジア株も堅調だったことを考慮すると弱すぎるって感じですね。ただ、後場円安に振れた理由が、ムーディーズのトーマス・バーン氏が出した「消費税の引き上げがなければ、日本国債は最後の審判の日が早まる」というフザけたコメントですから、ネガテイブにも捉えられてしまいます。それにしても一体いつから格付会社は神になったんですかね?

本日の取引:1社 +6,000円
持ち越し:3社 買い7300株 売り700株



2012年5月1日 日経平均株価9,350.95(-169.94)
週明けの米国株は反落。スペインの1-3月期GDPが2四半期連続のマイナスとなったことや、米マクロ指標の悪化を嫌気し軟調な展開となった。

日経平均は大幅に続落。欧米株安と再び80円を割った円高を嫌気し売り先行での始まり。後場には豪中銀が市場予想を上回る利下げを行ったことで、更に円高が進行し日経平均は一段安に沈む。TOPIXは日銀がバレンタイン緩和をした時の水準まで下落した。それにしても、決算発表は地合いが悪いというのもありますが、好決算は織り込み済み、シャープみたいに悪いと分かっている銘柄も悪材料出尽くしとならず暴落ですから、ちょっと買いでは手の出しようがありません。週末のフランス大統領選挙などは既に織り込み済みでしょうが、日本の株式市場は明日1日やるとまた4連休なのでポジションもとりづらい。まあ、無理して動く場面でもないでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い6800株 売り700株




2012年4月27日 日経平均株価9,520.89(-40.94)
米国株は3日続伸。中古住宅販売成約指数が市場予想を上回ったことや追加金融緩和への期待感も根強く堅調な推移となった。

日経平均は反落。米国株高もS&Pがスペイン国債の格付けを2段階引き下げたことで不穏なオープニングとなり、前場は日銀の金融政策決定会合を前に動けず狭いレンジに終始した。12時46分に結果が発表されると、予想通りの内容ということで初期反応は売りだったが、上場投資信託(ETF)2000億円と不動産投資信託(REIT)100億円の買い入れ増額が伝わると一転9700円近くまで急騰した。しかし、その後は連休前でスペインが格下げされた欧州も気になるよねと言った感じで、ポジション調整の売りに押されジリ貧となった。なんか2時に発表していた頃の機械受注のような先物主導の荒い値動きでしたね。非常に後味の悪い引けですが、後場の乱高下に関しては、短期筋のポジションの投げ合いなので、本当に評価されるのは休み明けからでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:3社 買い6800株 売り700株



2012年4月26日 日経平均株価9,561.83(+0.82)
米国株は続伸。アップルの好決算を受けハイテク全般に買いが入った。バーナンキFRB議長は、FOMC後の会見で「必要に応じて追加的措置をとる用意はある」と、追加緩和にも含みを残した。

日経平均は続伸。朝方は米国株高を好感し買いが先行したが本日も上値は重かった。小沢元代表の無罪判決が出た直後は一瞬上がったものの、政局リスクも意識され後場は概ねマイナス圏での推移となった。最後は引けピンでなんとかプラス圏に浮上しての大引けとなったが、日経平均に寄与度の高いファナックが6%急落したことが響いた。また、昨日決算発表したイビデンや本日の川重なども今期の利益見通しが市場コンセンサスを下回り急落。これで明日から本格化する決算発表にやや警戒感が広がった感じである。マーケットは今期は良いという前提で動いていますから、多少コンサバティブに出しているとは思われるが一旦売られてしまいますね。

ここまでのイベントは無難に通過してきましたが、明日はいよいよ日銀の金融政策決定会合です。しかし、ここまで注目される決定会合も珍しいですね。

本日の取引:2社 3勝 +14,000円
持ち越し:3社 買い6300株 売り700株



2012年4月25日 日経平均株価9,561.01(+92.97)
米国株は反発。ダウは好調な企業業績を受け堅調に推移したが、ナスダックはアップルの決算が警戒され5日続落で戻ってくる。

日経平均は反発。注目のアップルの決算は市場予想を大きく上回り、東京市場に追い風になると思われたが、主力株は寄り天になった銘柄も多く上値は異様に重かった。北朝鮮のハッタリ(そう思いたい)も多少影響しているのかも知れません。

恐らくアルゴリズム取引なんでしょうが、商いが薄いせいで意味もなく急騰急落する銘柄も目につく。今日がこの動きでは、明日明後日は更に動けないでしょうから、トレンドが出るのは連休明けからでしょうね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:2社 買い7000株 売り700株



2012年4月24日 日経平均株価9,468.04(-74.13)
米国株は反落。ユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)が5カ月ぶりの低水準となったことや、欧州の政治リスクを受け売りが優勢となった。ただ、欧州の急落に比べれば米国は好調な企業決算が下支えになっており、下げ幅は比較的軽微だった。

日経平均は4日続落。前場は上海株の上昇につられ、下げ幅を縮小する場面もあったが、上海が失速すると日経平均も再び下げ幅を拡大した。相変わらず主体性のないマーケットです。ただ、4日続落も売られていると言うよりか、商いの薄いの中、先物でチョロチョロ動いているだけですから、そんなに弱いという感じも受けません。明日は引け後のアップルの決算を受け東京市場も大きく影響を受けそうです。なにせトヨタの4倍の時価総額ですからね。

TV東京でフランスのオランド候補とオランダの政局を合わせ「おらおらショック」なんて言っていましたが、日本は日銀ショックにならぬようお願いしたいものです。

本日の取引:1社 1勝 +4,800円
持ち越し:2社 買い6000株 売り700株



2012年4月23日 日経平均株価9,542.17(-19.19)
週末の米国株はまちまちの展開。マイクロソフトやGEの好決算を好感しダウは上昇したものの、ハイテクの一角が弱くナスダックは続落となった。

日経平均は3日続落。朝方はNYダウの上昇を好感し買い先行で始まったが、各種イベントを控え上値は重く、為替が円高に振れると株式市場も先物主導で下げに転じた。商いも1兆円を大きく割れる薄商いでポジション調整に終始した1日。

フランスはマーケットが嫌う左派政権が誕生しそうですね。どの国も景気が悪くなり国民の不満が高まると、口当たりのいい言葉、耳触りのいい言葉を並べる左派が優勢になるのは共通のようです。日本を見れば分かるように、実際政権をとっても上手く行かず、更に状況は悪化するんですけどね。またここにきてオランダも連立政権が崩壊し総選挙が避けられない状況になっており、欧州の政治リスクをマーケットが織り込む場面がありそうです。

本日の取引:2社 3勝 +11,300円
持ち越し:2社 買い6000株 売り700株