本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2012年1月24日 日経平均株価8,785.33(+19.43)
米国株は、債務減免をめぐるギリシャ政府と民間債権者による交渉が難航していることや、株価が半年ぶりの高値圏にきていることから利益確定売りが優勢になる場面もあった。ただ、企業収益の拡大期待も根強く、下げ幅はダウ・ナスダックとも小幅に留まる。

日経平均は小幅に反発。朝方は8,800円台を回復するも、その後は利益確定売りが優勢になり伸び悩む。ギリシャの動向や国内企業決算を見極めたいこともあり、売買代金は1兆円にとどかず様子見姿勢も強まった。ただ、今日は小型の海運株でしたが、日替わりでどこかしらのセクターがぶっ飛んでいるので、徐々にマーケットも温まってきているのかな。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 買い8600株  売り100



2012年1月23日 日経平均株価8,765.90(-0.46)
米国株は、好調な四半期決算や業績見通しが好感され続伸。ナスダック指数は、グーグルが8%安と急落したため小幅に反落となった。

日経平均は小幅に反落。今日は特に材料もなく、若干過熱感も出てきたことで上値は重かったが、上がらないと言うよりは、底堅かったと言う評価でしょうかね。

ギリシャの債務交換交渉は難航していますが、7:3でまとまる方向でしょうし、イタリアの10年債も6%前半まで下がってきており、リスクオンとまではいかないまでも、市場のセンチメントはかなり良くなっています。ただ、この辺でいつもハシゴを外されてきましたから、まだみんな疑心暗鬼でしょう。日本株が上昇トレンドに入るには円安のフォローが欲しいところ。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 買い8600株  売り100



2012年1月20日 日経平均株価8,766.36(+126.68)
米国株は3日続伸。バンカメの好決算や、先週の米失業保険申請件数がほぼ4年ぶりの低水準に減少したことが好感された。VIX指数(恐怖指数)も半年ぶりに終値で20を下回る水準まで低下。

日経平均は4日続伸。4日続伸は去年の8月末以来だそうです。そんなに久しぶりなのかと驚きますが、それだけベア・マーケットだったと言うことですね。基本的には昨日同様、今まで買われてきた内需の材料株を売り、主力株を買い戻す、典型的なリターン・リバーサルになっている。

チャートも地合いも好転してきたが、欧州問題は殆ど何も変わっていません。先週、S&Pがユーロ圏9カ国とEFSFを格下げしても、欧州各国の国債入札が順調だったので、いったん買い戻すタイミングにきていたんでしょうが、そこに好調な米国市場が後押しする形で上がっている感じですかね。なんだか妙に楽観的になってきましたが、市場に活気が戻ってくれれば、なんでもいいです。

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:2社 買い8600株  売り100



2012年1月19日 日経平均株価8,639.68(+89.10)
米国株は続伸。IMFが融資能力の増強へ最大5,000億ドル(約38兆4,000億円)の調達を目指すと発表したことや、米NAHB住宅市場指数の上振れを好感した。

日経平均は3日続伸。今日はようやく主力株に資金が向かい、内需系は過熱感から利益確定の売りに押された。日経平均は、ザラ場に日足の雲上限8,644円を捉えてきたが、終値では維持できず。12月の高値8,722円と合わせ、ここをまとめて抜けてくるようだと、ちょっと雰囲気が変わってきそうです。ただ、昨日8,500円のストップロスを引っかけてから、先物主導でスルスル騰がっただけで、力強さは感じられない。今後、主力株に買いが続くかは、半信半疑というよりか、まだ2信8疑ぐらいか。

本日の取引:2社 3勝 +12,000円
持ち越し:2社 買い8800株  売り100



2012年1月18日 日経平均株価8,550.58(+84.18)
米国株は、ドイツ景況感指数の過去最大の改善やニューヨーク連銀造業景況指数が昨年4月以来の高水準となったことを受け上昇。

日経平均は反発。朝方は欧米株高も関係なく、さえない動きだったが、後場寄りに先物が8,500円のストップロスを引っかけ、一時は100円を超える上昇となった。先物主導とは言え、久しぶりに日本時間で相場が動きました。ただ、上値は重く基本的には何も変化は感じられない。

中断していたギリシャの公的債務再編交渉が再開されましたが、見通しは暗そうです。S&Pとフィッチに指摘されるまでもなく、無秩序なデフォルトが現実味を帯びてきました。しかし、為替も株式市場も意外に安定しています。既に織り込み済みなのか、何かウルトラC(もう死語?)があるんでしょうか?

本日の取引:2社 2勝 +11,000円
持ち越し:2社 買い9000株 



2012年1月17日 日経平均株価8,466.40(+88.04)
米国市場は、キング牧師の誕生日で休場。欧州の主要株式市場は、格下げ後にフランスが実施した入札結果が好調だったことなどから上昇した。

日経平均は反発。主力株はさえなかったものの、建設株が軒並み急騰するなど低位の材料株中心に展開した。日経平均は後場、中国株の上昇に合わせ上げ幅を拡大したが、先週のSQ値は超えられず大引け。商いは相変わらず薄い。

しかし、なんといいますか、別に低位の材料株や仕手株が騰がっても文句はありませんが、いまだに、こんな鉄火場みたいなことをやっている市場は世界で日本だけでしょうね。まともな投資家がいなくなり、衰退していくわけです。そもそも欧米には仕手株なんてものは存在しませんからね。

早くもS&PがEFSFを「AAA」から「AA+」に1段階格下げしました。どのみちドイツが保証枠の拡大には否定的だったので、近いうちに引き下げになるだろうとは思っていましたが、1日で格下げですか・・・ だったらなぜ、先週同時に格下げをしなかったのか? 不思議な人達です。 

本日の取引:2社 2勝 +10,000円
持ち越し:3社 買い9600株 



2012年1月16日 日経平均株価8,378.36(-121.66)
米国株は、S&Pによるユーロ圏9カ国の格下げ報道から、ダウ・ナスダックとも下落。ただ引けにかけては下げ渋った。

日経平均は反落。仏などユーロ圏9カ国一斉格下げは、NYも東京も既に織り込み済みで大幅安にはならなかったが、やはりそれなりに売られました。日経平均は金曜日のSQが強かった反動もあり、三桁の下落となる。今後はEFSFの信用力に視点が移ってくるんでしょうが、EFSFの格付けが維持されるかは、ドイツが追加保証に応じるかにかかっており、これも難しいでしょうね。

しかし、格付け会社もやりたい放題ですね。格下げで信用不安を煽り、それで実態が悪くなると更に格下げですから、きりがありません。格付会社はサブプライムの後、散々批判されたので、いま仕返しをしているのかと思われるような行動です。

そもそも格付会社は、格付けする企業からカネを貰って飯を食っているわけで、そんな利益相反の関係が基本的におかしいのです。これは、子供が通信簿をつけてもらう為に、一つよろしくお願いしますと、先生にお金を払っているようなものです。お金を沢山払う子供の通信簿が甘くなるのは当然で、それがサブプライム問題を引き起こしました。しかもその偉い先生は、3人(三社)で世界をほぼ独占しているので、やりたい放題というわけです。まあ、格付け機関がなければ、信用リスクを測る物差しがなくなり、金融は麻痺してしまうので必要な存在なのですが、公平・中立とは程遠い感じです。

「欧州独自の格付け機関新設を」ドイツ外相 ←今日こんなニュースがありましたが、もし欧州が独自の格付け機関を新設すれば、欧州各国に有利な格付けがされるのは当然なわけで、作っても無視されるでしょうね。この世の中で公平・中立な格付機関を作ることは、永久機関を発明するぐらい難しい(不可能)ことだと思います。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:3社 買い9600株 




2012年1月13日 日経平均株価8,500.02(+114.43)

米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇。小売売上高の下振れで下落する場面もあったが、イタリア、スペインの国債入札が順調だったことを受け徐々に持ち直す。

日経平均は反発。CMEの清算値をみると、きょうも駄目かなと思われましたが、SQが日経平均型で1銘柄当たり13万株程度の買い越しとなったことで高めに寄りついた。その後も主力株に買い戻しが入ったことで下値は限定的となり、終日底堅い動きとなった。

上値は重いものの、最後はSQ値の8470円71銭を超えて終わっているので、来週に若干期待がつながった形。

本日の取引:2社 2勝 +9,800円
持ち越し:3社 買い9300株 



2012年1月12日 日経平均株価8,385.59(-62.29)
米国株は、ダウは小幅に反落、ナスダックは続伸。欧州債務懸念から売り先行となったが、地区連銀経済報告(ベージュブック)を受けて下げ渋る。

日経平均は反落。明日のオプションSQを前に、主力株にポジション調整の売りが出てジリ安の展開となった。本日も物色対象は低位の材料株の限られ、質の悪い相場となっている。それにしても、日本の株式市場は、上がる時には一番パフォーマンスが悪く、下げる時はどこよりも下げてしまいますね。

買い手がいないことを象徴している出来事として、昼の「緊急地震速報」があげられます。瞬間的に先物が出来高を伴って下落するのは毎度のことですが、いままでは被害が出なければ直ぐに戻していました。しかし、きょうはそのまま横這いとなり更に下に行く弱さ。仕掛ければ幾らでも下を叩けると言った感じ。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:3社 買い9600株 



2012年1月11日 日経平均株価8,447.88(+25.62)
米国株は続伸。格付け会社のフィッチが年内にフランスの格付けを引き下げる可能性は低いとの見方を示し、欧州株高の流れを引き継いだ。また、アルコアの第4四半期決算が赤字となったものの、市場予想に一致したことも好感された。

日経平均は小幅に続伸。たしかに続伸ですが、昨日は中国・欧州が大幅高となり、米国もしぶとく続伸したにも関わらず、日経平均の上昇率は僅か0.3%ですから、重いというより重症ですね。東証1部の上昇率上位は、本日も100円台や2ケタ台が中心。他にはなにもなし。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 買い9000株 



2012年1月10日 日経平均株価8,422.26(+31.91)
米国株は、週末の雇用統計は材料にはならず。昨日は独仏首脳がユーロ圏救済に関連して協議したことや、米企業決算に対する期待感から底堅い動きとなった。

日経平均は小幅に反発。CMEの清算値は安かったものの、きょうはユーロ円が落ち着いていたことで、連休前のヘッジ売りが買い戻されたと言ったところか。しょぼい買い戻しでしたが・・・
中国株は、温家宝首相が株式市場の改革を進める方針を示したことで、2日間で5%を超える上昇となり、日本株にも若干フォローとなった。

ただ、買われた銘柄は、東電、オリンパス、低位のボロ株が中心であり、まともな相場ではありませんね。いまは感覚的に20年ぐらい前の相場に戻っている感じです。主力株が相場にならない現状では、20年前のように資金がピンポイントで材料株や仕手株に集まる傾向が強くなります。今は信用口座が誰でも簡単に作れるので、ファンダメンタルズから安易に空売りする人も増えていますが、こういう銘柄は業績も欧州不安も関係ありません。こんな相場環境だからこそ、死ぬほど踏み上げられることもあるので注意が必要です。逆に主力株が買われるような相場になれば、こういう銘柄には資金が向かわなくなります。

本日の取引:1勝 +7,000円
持ち越し:2社 買い9000株 



2012年1月6日 日経平均株価8,390.35(-98.36)
米国株は、欧州不安を受け売り先行で始まったが、ADP全米雇用報告が市場予想を上回る改善を示したことを受け持ち直す。

日経平均は続落。ユーロ安で主力株はさえず、きょうも騰がっているのは橋梁関連を中心とした一部の内需株だけとなった。この辺は騰がっても指数には殆ど関係ありません。日経平均は上値の重さに痺れを切らしたのか、久々に先物主導での下落となった。今晩の米雇用統計、3連休前のヘッジ売りと、下げた理由はつけられますが、それにしても弱い動きでした。米雇用統計は、いい数字が出ても既に織り込み済みでしょう。ただ、米株は世界の株式市場のなかで独歩高となっており、どこのマーケットとも連動していませんから、良くても悪くても影響は限定的だと思いますがね。それよりマーケットの関心は欧州です。

本日の取引:1勝 +4,000円
持ち越し:2社 買い9000株 



2012年1月5日 日経平均株価8,488.71(-71.40)
米国株は、ダウは小幅に続伸、ナスダックは小幅に反落で戻ってくる。朝方はスペインが欧州連合(EU)に金融支援を求める可能性があるとの報道を受け売りが先行した。その後は米個人消費が堅調に推移しているとの観測から株は持ち直した。

日経平均は反落。主力株へのご祝儀買いが早くもなくなり、売買代金も7000億円と再び様子見姿勢に戻る。ユーロ円が二桁台に定着しそうな感じになっており、欧州売上高比率の高い外需系には逆風となっている。こうなると内需の材料株に目が向いやすいところだが、内需系も株価位置が高いですから、いまから買うにはどうなのかな? と言ったところですがね。きょうは朝日新聞の首都高速道路会社が1兆円規模の大規模改修に乗り出す方針を固めたとの記事で、橋梁関連株がぶっ飛んでいました。

欧州売上高比率の高い会社
1 アルパイン45.6%

2 スミダコーポレーション42.6%

3 マキタ42.5%

4 日本板硝子41.3%

5 シマノ38.3%

6 ホソカワミクロン35.4%

7 ローランドディージー35.1%

8 任天堂32.5%

9 キヤノン31.6%

10 堀場製作所28.3%

11 コニカミノルタ27.9%

12 NTN25.1%

13 ニコン22.9%

14 ソニー21.4%

15 リコー21.3%

本日の取引:1勝 +7,000円
持ち越し:2社 買い9000株 




2012年1月4日(大発会) 日経平均株価8,560.11(+104.76)
投資家の皆様 あけましておめでとうございます 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます

年明けの米国株は、中国のPMIが市場予想を上回ったことや、ISM製造業景況指数の上振れを好感し大幅反発となった。

東京市場は、連休中の海外株高を好感し続伸。昨年売り込まれた主力株がリターン・リバーサルの動きを強めたことで、TOPIXコア30が高く、指数を牽引した。ただ、米国株は7月以来の高値、ドイツなどは年末年始で5%を超える上昇ですから、それと比べると日本株は円高の影響もあり上値が重い。

1949年から2010年までの期間で、十二支別の日経平均株価騰落率を見ると、辰年は29%で首位だそうです。1952年は朝鮮戦争特需が継続していた時期、1988年は日本のバブルが絶頂に向かう1年前、2000年はITバブルの真っ只中でした。今年は復興特需と消費税増税前の駆け込み特需に期待と言ったところでしょうか。しかし、去年も兎は跳ねるとかいいながら、どこに跳ねているんだという感じでしたから、期待はしませんがね。 まあ、バブル崩壊後の日本株に関しては毎年、未(ひつじ)辛抱です。ちなみに私はひつじ年生まれです。

本日の取引:2勝 +14,500円
持ち越し:2社 買い8900株 売り200株