本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2011年4月4日 日経平均株価9,718.89(+10.50)
米国株は、3月の雇用統計が市場予想を上回る改善となり、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。

東京市場は、米株高を受け堅調な始まりも、商いは震災後で最低になるなど様子見ムードが強く、次第に上げ幅を縮小し安値引け。東証1部の値下がり銘柄数は、1000を超え、金曜日に引き続き日経平均だけ妙に強い相場。外国人もPBR1倍割れの9,500円以下は買ってきますが、さすがに現状それ以上は食指が動かないようです。まあ、それを言ったら国内の機関投資家はもっと悲観的で情けないのですが・・・

ファーストリテイリングの柳井さん、楽天の三木谷さんの10億円という寄付は、個人としては凄いなと思いましたが、ソフトバンクの孫さんの100億円はインパクトがありますね。3人ともオーナー社長の凄さと言ったところでしょう。私も微々たる金額ですが、今後も寄付を続けて行こうと思います。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 買い7100株



2011年4月1日 日経平均株価9,708.39(-46.71)
米国株は、雇用統計前で様子見ムードが強く、ダウは小幅安、ナスダックは小幅高で戻ってくる。

東京市場は、反落。ザラ場は円安を背景に小高く推移する場面もあったが、期末のドレッシング買いがなくなったことや、節目の200日移動平均線にワンタッチしたことで次第に売りが優勢となった。東証1部の値下がり銘柄数は1,300を超え、指数の46円安より下げがきつかった印象。

日銀短観は予想より改善するも、およそ7割が震災前に集まった回答であり、これは当然材料にはならず。一方、3月の国内新車販売台数は過去最大の下落率に沈み、震災の影響を受けた指標も出てきた。原発と停電がなければもう少し穏やかな数字になったのでしょう。既に予想されている事とはいえ、原発と停電が長引けば、今後も更にショッキングな数字が出てくることは避けられず、消化していくには時間がかかりそう。

本日の取引:1社 2勝 +11,600円
持ち越し:1社 買い7100株



2011年3月31日 日経平均株価9,755.10(+46.31)
米国株は、3月のADP雇用報告がほぼ予想通りの内容となったことで、週末の雇用統計への期待感から、ダウ・ナスダックとも続伸で戻ってくる。

東京市場は、円安の一服や昨日の反動もあり、小安く推移する場面もあったが、ここ数日続いている期末を意識したドレッシング買いもあり続伸。今回はどさくさにまぎれて、結構露骨に株価を押し上げた感は否めません。まあ、上がるぶんには文句はありませんが、ここから上を買ってくる主体がいるのかどうか。

それにしても今月は酷い月になりました。ことマーケットに関しては、ボラや迫力はリーマン・ショックの時の方が数段上でしたが、命の危険を感じることはなかった訳で、余震が来る度に怯えました。震災直後から原発事故の報道がメインになってしまいましたが、いまだ東北では安否不明の方が18,299人もおられ、まだ被害の全容さえつかめない状況です。地震や津波は自然災害で怒りのぶつけようもないが、原発は半分人災であり、終息が全く見えない現在進行中の危機。全てにおいて、本当の正念場は、まだこれからと言ったところか。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:1社 買い7100株 売り1200株



2011年3月30日 日経平均株価9,708.79(+249.71)
米国株は、消費者信頼感指数やS&Pケース・シラー住宅価格指数など冴えない指標が続いたが、原油高を背景にエネルギー株が主導する形で買われ反発。ややいいとこ取りの相場になっている。

東京市場は、大幅に反発。昨日も実質上昇なので大幅続伸と言ったところ。本日の大幅上昇に関しては、確かに円安も貢献したと思いますが、期末で参加者が薄い中、昨日の日銀によるETF買いや、期末のドレッシング買いが効果的に作用し、予想外に上昇したと言った方が理にかなっている。また、このところ悪材料ばかり続いたので、単なる操業再開のニュースでも過剰に評価する動きも見られた。日本の株式市場全体が仕手株のような感じになってきたので、暫く理屈よりも反射神経と言う相場が続くかも知れません。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:1社 買い7100株 売り600株



2011年3月29日 日経平均株価9,459.08(-19.45)
米国株は、2月の米個人消費支出が市場予想を上回り小高く推移していたが、引けにかけ売られ、ダウ・ナスダックとも反落で戻ってくる。

日経平均は続落。ただ、配当落ち分の約80円を考慮すれば、+60円となり実質プラスでの大引け。売買代金も減少気味で、動いているのは復興関連などの材料株だけとなっている。この辺は思惑だけのマネーゲームですから、お好きな人だけどうぞと言った感じ。しかし、原発がこの状況で日経平均がまだ9,500円絡みで推移しているのは、異常に強いと思いますね。多分、多くの人が同じように感じていると思うので、ショートも入りそれが踏まれたりしているところもあるんでしょう。また、下げれば日銀がETFを買い入れてくるのも下支え要因となっている。

本日、東電の時価総額が1兆円を割り込みました。政府から国有化の話も出てきましたが、今はそんなことより、世界中から技術や知恵を借りて事態を少しでも好転させて欲しい。現場で働いている人には申し訳ないが、国民が2週間みて判ったことは、東電と原子力保安院の能力では事態の収拾など不可能だということしかない。

本日の取引:1社 2勝 +7,800円
持ち越し:1社 買い7100株 売り600株




2011年3月28日 日経平均株価9,478.53(-57.60)
米国株は、10-12月期GDPの確定値が上方修正されたことなどを受け、3日続伸で戻ってくる。

東京市場は、米株の続伸より原発不安が上回り反落となった。本日は3月期末配当の権利付き最終売買日だが、配当取りという雰囲気でもなく、あまり関係なかった。また先物は証拠金の引き上げの影響もあってか商いは減少気味。

原発は通電までは来たものの、楽観的に言って足踏み状態、悲観的に言えば八方塞がりの状態となっている。東電の副社長が会見で、終息させるには数ヶ月か数年先か分からないと言ったのは、マーケットを冷やしたと言うよりか、国民として聞きたくない言葉でした。ただ、これが現実であり直視するしかありません。

以下はブラック・スワン [上] 不確実性とリスクの本質 という本から抜粋した言葉。こういう時に読むと、頷くしかありません。

・事件というのは起こってみれば殆ど常に突拍子もないもの。

・事実を幾ら集めても証拠になるとは限らない。

・裏付けを積み重ねてもダメ。

・批判的検証を積み重ねることで、真理に近づける。

・誰かが人を殺すのをみたら犯罪者だと保証できるが、人を殺すのを見ていなくても、無実だとは保証できない。

本日の取引:1社 2勝 +11,000円
持ち越し:1社 買い7100株



2011年3月25日 日経平均株価9,536.13(+101.12)
米国株は、週間新規失業保険申請数の減少などを受け、ダウ・ナスダックとも続伸で戻ってくる。

東京市場は、米株の続伸を受け買い先行の始まり。ただ、週末ということもあり、上値を買う動きは限られ、9,500円前後で膠着感を強めた。日経平均は3桁の上昇となったが、TOPIXの上昇率は0.4%と日経平均の半分以下であり、強さはあまり感じられない。日経平均にしても、原発パニックが始まる前が9,500円どころなので、ここまで戻ると更に上という感じには心理的にもなりずらい。

福島原発(1F)は、現場で命懸けの作業が続いているが、残念ながら状況を改善するには至っていない。原発事故の終息の難しさ、汚染された地域の問題など、まだまだ先の長い話です。週末に少しでも良いニュースが出ることを祈ります。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 買い7100株



2011年3月24日 日経平均株価9,435.01(-14.46)
米国株は、新築1戸建て住宅販売件数が統計開始以降で最低になるなど、ネガティブ材料も多かったが、日本の震災復興費用が巨額に昇ることから、素材株などが買われ、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。

東京市場は、終日揉み合う展開。今日はザラ場にネガティブな材料は出てこなかったものの、上を買う動きも限られ、専ら材料株を物色する動き。ちょっと首をかしげたくなるような銘柄まで物色されていますが、この辺は短期マネーゲームと割り切っての参加スタンスか。

海外では、ポルトガル危機がスペインにまで拡大して行くと、やっかいなことになります。

本日の取引:1社 +10,000円
持ち越し:1社 買い7100株



2011年3月23日 日経平均株価9,449.47(-158.85)
米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅安で戻ってくる。

東京市場は、昨日までそこそこ戻ったので、朝から利益確定売りが優勢となった。それでも後場中頃にかけ、かなり下げ幅を縮小したが、TVで東京都の浄水場から乳児の基準値を超えるヨウ素を検出したと発表したことから、再び売り直されて大引け。

ニュース後に近所のスーパーに行ったところ、客が外まで溢れかえるパニック状態で、水は既に一本も無し。こんな状況で乳児のいる家庭は水が手に入るのだろうか? 今回は客もかなり殺気立っていました。おそらく東京中のスーパーで同じ反応だったんでしょう。原発問題は、順調に進んでもまだ当分続くわけで、今後の反応が心配です。情報を隠蔽しろと言う訳ではないが、報道の仕方も少しは考えて貰いたいですね。もし東京をパニックにしたら、原発より恐ろしいことになる。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 買い7100株



2011年3月22日 日経平均株価9,608.32(+401.57)
日本が3連休の間、米国株は続伸となり、NYダウは12000Pを回復。日本の原発問題で急落した分をほぼ取り返した。

東京市場は、大幅続伸。銘柄に関係なく売られすぎたものは、とにかく戻すリターン・リバーサルの動きとなった。ただ、パニック売りした分は、本日までの上昇でほぼ終わってしまった感じですね。後は、小康状態を保っている原発の動向や海外市場を睨みながら、個別企業の内容を見ていく相場になるんじゃないでしょうか。ただ、原発で一つ予想外のことが起きれば、再び8,000円台も十分あり得るので、まだまだ予断を許さない状況が続く。

東京もまだ余震が続いています。揺れているなと思うと、自分の地震酔いであったり、地震酔いかなと思うと、今後は本当に揺れていたり、困ったものです。子供の頃、乗り物酔いする体質だったので、他人より酷いのかな?

本日の取引:1社 1勝 +19,500円
持ち越し:1社 買い7100株



2011年3月18日 日経平均株価9,206.75(+244.08)
東京市場は反発。米国株の上昇も寄与しましたが、今日は為替の協調介入が効いた感じです。連休前に加え、原発の動向、リビアへの軍事介入など、買いポジションは持ちたくない向きも多かったでしょうが、それは売り方も同じなので、買い戻しもかなり入っていた。

14日~15日のパニック売りで、オプション取引をやっていた個人が莫大な損を出し、証券会社に損金が払えない事態が発生しています。そのことが原因で、ひまわり証券が証券業務からの撤退を表明しました。他のネット証券も先物やオプションに力を入れていたので、少なからず影響は出ている筈です。

東北関東大震災から1週間経ちました。2011年3月11日14時46分は一生忘れることは出来ません。亡くなられた方は本当に気の毒ですが、家も家族も失い、避難所におられる方の苦しみは計り知れません。この何日間、TVを見ていて何度か涙が流れました。作家の村上龍さんが「失った全ての代わりに日本人が唯一取り戻したのが希望だ」と書いていました。不幸な災害でしたが、今後、日本人の連帯が強まり、早期復興は勿論、それ以上になることは間違いありません。

持ち越し:1社 買い7600株



2011年3月17日 日経平均株価8,962.67(-131.05)
米国株は、欧州委員が福島原発を「制御不能」と発言したことで売りが加速し大幅安で戻ってくる。ただ、東電が仮設電源の工事着手へとのニュースが流れると、事態が好転する期待も出て一時下げ幅を縮小するなど、海外マーケットも福島原発のニュースに敏感に反応する地合いになっている。

東京市場は、朝方円相場が戦後の最高値を更新したことを受け再びパニック状態となり、大幅反落しての始まりとなった。しかし、円が76円台から79円台に急速に戻したことや、自衛隊のヘリによる原子炉への水の投下が始まると急速に下げ渋った。

与謝野氏が、投機筋が意図的に生損保が海外資産を円転し、円高になるとか言う風評を流すのは不見識だと言っていましたが、不見識というよりか、全く不謹慎な話ですね。今日に関しては節目を割ったことで、円キャリーの巻き戻しや個人のストップロスなどを巻き込みフリーフォールしてしまったところが大きい。

為替の過度な動きは良くないが、いまは復興に向け円高の方が逆に有難いぐらいで、狼狽する必要などないと思います。日本の製造業の平均赤字レートは67円台まで下がっていますし、
東京エレク・ファナックなど競争力の高い会社は、取引の9割が円建て取引です。また海外移転が進んだ結果、東芝のように円高の方が営業増益になる企業もあります。協調介入で投機筋を
ぶっ潰すことも可能でしょうが、そのうち日本の財政を懸念し、嫌でも円安になるでしょう。今はそんなことより原発が一刻も早く安定状態になることです。

持ち越し:1社 買い7600株