本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2011年2月22日 日経平均株価10,664.70(-192.83)
米国株は、プレジデンツデーで休場。欧州株式市場は、リビア情勢の悪化を嫌気し軒並み安で戻ってくる。

日経平均は、欧州株安や原油価格の急騰を受け急落。CMEの円建て清算値に鞘寄せし、大幅ギャップダウンでの寄り付き。その後も先物に1,000枚単位の大口売りが断続的に入り下げ幅を拡大した。ただ、後場になると先物・現物とも殆ど動きがなくなり、1日売られ続けたという訳でもない。

中東の混乱は、突然出てきた悪材料ではなく、軽く見るというか殆ど無視してきた材料ですから、パニック的な売られ方ではないですね。直近、大きく買われていた銘柄の下げは若干きついものがありますが、それでも通常の調整の範囲内と言ったところ。今晩の米国株の下げは、ある程度先取りしたので、更に悪材料が出なければ次第に落ち着いてくるんじゃないでしょうか。

ムーディーズの格付け見通しの引き下げに関しては、歓迎できることではないが、今日に関してはリスク回避の円買いを緩める形となった。これがなかったらもっと円高になり、日経平均は300円安ぐらいになっていたかも知れません。まあ、最近は為替との連動が薄くなってきたので微妙なところですが・・・

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社 買い3500株 



2011年2月21日 日経平均株価10,857.53(+14.73)
週末の米国株は続伸。買われ過ぎは分かってはいるが勢いが止まりません。

日経平均は小幅に6日続伸。朝方は先週5連騰している反動もあり下落して始まったが、後場に切り返し高値圏での大引けとなった。中東諸国のデモ拡大や中国への飛び火懸念など、リスク要因はいろいろ出てきてはいるが、好需給に支えられ今日も下げそうで下げない動きだった。東証1部の値上がり銘柄は768、値下がり銘柄は734とほぼ拮抗。

今日はソフトバンクの急騰がなければ、日経平均はマイナスであり、実質調整含みの展開だったとも言える。先週末から一本釣り的な動きになってきたのは、相場に手詰まり感が出てきた証拠ではないだろうか。ただ、全般的には大きな材料が無い中では、少しでも下げれば売り方の買い戻しや、押し目買いが下値を支えるので崩れそうで崩れない。いずれにしろ、ここから11,000円を超えていくのも、調整に入るのも国内要因ではなく、海外からの材料待ちと云うことになろう。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:1社 買い3000株 



2011年2月18日 日経平均株価10,842.80(+6.16)
米国株は、新規失業保険申請件数は予想以上に増加、消費者物価指数も上昇したものの、フィラデルフィア連銀の製造業景況指数が2004年以来の高水準となったことが好感され、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。ナスダックは2007年の高値を抜いてくると、次の節目は2001年のITバブルの頃までありません。恐るべしQE2と言ったところ。

東京市場は、基本的には週末モードで見送り姿勢が強かったが、出遅れセクターや銘柄への循環物色が継続していることもあり、雰囲気は悪くなかった。結局、日経平均は今週負けなしの5連勝となった。米国株もそうですが、毎日ジワジワ上がって行くので売り方はキツイですね。日経平均などえらく騰ったように感じますが、年初からまだ613円しか騰がっていません。先物主導の相場の時は、600円など2~3日の値幅ですが、現物主導でジワジワ来ている相場だけに崩れそうで崩れません。

民主党の内部分裂に関しては、相場に影響はありませんでした。まあ、もともと壊れているような政党ですし、外国人も日本の政治には期待していないと云うことでしょう。それはそれで情けない話ですが・・・

本日の取引:1社 1勝2敗 +4,200円
持ち越し:1社 買い3000株 



2011年2月17日 日経平均株価10,836.64(+28.35)
米国株は、1月の住宅着工が市場予想上回り、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。ただ、集合住宅が大幅増となる一方、1戸建て住宅は減少するなど、中身はそれほど楽観的なものではない。

東京市場は小幅に4日続伸。米国株高を受け買い先行の始まりも、昨日NYを無視して上げていたこともあり、上値は重かった。今日はコア30銘柄が強かった他は、買われている銘柄と、売られている銘柄の理由がよく分からない相場でした。高値圏にきているだけに個別株の動きはかなり荒くなってきた感じ。ただ、資金が逃げているという感じはまだないので、逆張り的な投資はまだ有効なのかなと言ったところ。

民主党は分裂の可能性が高くなってきました。しかし、予算案を審議している時に、内輪もめで分裂騒ぎをするとは、呆れて物も言えません。ここまで無責任かつ酷い政権は、後にも先にもないでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 買い4000株 売り2000株



2011年2月16日 日経平均株価10,808.29(+61.62)
米国株は、小売売上高が市場予想下回り、ダウ・ナスダックとも小幅安で戻ってくる。

日経平均は続伸。NY安も円安で相殺し、前日比ほぼ変わらずでの寄り付き。その後は売り物が少ないなかジリ高となる。きょうはどちらかと云うと先物主導の展開だったと言える。まあ、先物主導と言っても、以前と比べれば殆ど動いていないに等しい感じですが・・・

需給が良いので少しでも下がると直ぐに押し目買いが入ってくるので、ザラ場の値幅がでないですね。割り切ってやって行くしか有りません。こう云う時は、通常よりロットを大きくして取りに行きがちですが、注意しなければいけません。膠着相場でポジションを大きくし過ぎると、その後相場が荒れたとき、絶好のチャンスで動けないなんてことがよくあります。私も20年以上株をやっていて、収益がマイナスになった年は一度もありませんが、くだらんミスでよく嵌っています。相場なんて何十年やっていても、同じパターンに嵌ってしまうもんなんですよね。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:1社 1000株



2011年2月15日 日経平均株価10,746.67(+21.13)
米国株は、ダウが小幅安、ナスダックが小幅高と方向感なく小動きで戻ってくる。

東京市場は、小幅に続伸。先物はとにかく動かないが、今日も現物主導で東証1部の新高値銘柄が133と堅調な動きとなった。本日は中国のCPIが注目材料でしたが、事前リーク通りの4.9%の着地となり波乱は無し。まあ、中国は経済指標まで共産党が上手くコントロールしているようですね。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社 1000株



2011年2月14日 日経平均株価10,725.54(+119.89)
日経平均は、米国株高・円安を好感し買い先行の始まりとなった。指数はその後も底堅く推移し本日の高値引け。なんでも明日発表の中国のCPIが予想よりも下がるとか云う噂で、上海市場が堅調に推移したのも後場の上げ幅拡大につながった模様。しかし、この中国のCPIですが、計算法を変えて、食品のウエートを引き下げるとかいう噂も。アメリカもインフレ隠しは巧いですが、数字だけ操作して済む問題ではないでしょうに。1月の中国CPIが予想下回るとのうわさ

本日から稼動した大証のJ-GATEですが、先物は相変わらずザラ場動かない状態が続いているので影響はナシ。昼休みなど殆ど売買が成立していなかった。

ドル/円は、ようやく三角保ち合いを上に放れてきましたが、それでも重いですね。アメリカの長期金利の上昇は、株高が示すように順調な景気回復を織り込みに行っているものであり、良い金利上昇というのが一般的な見方なんでしょう。しかし、この為替相場を見るとそうとも言えません。現在、ドル/円は83円ぐらいですが、日米の金利差から言えば、既に90円ぐらいになっていなければ理屈に合いません。この金利上昇が景気回復だけでなく、アメリカのソブリン・リスクを同時に懸念してのものなら、素直にドル買いにはならないので理屈に合いますが・・・  バーナンキは長期金利の上昇を「米景気に対する楽観的な見方が増えていることの反映だ」と言って気にしていませんが、本当のところは疑問です。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2011年2月10日 日経平均株価10,605.65(-12.18)
米国株は、ダウは8日続伸、ナスダックは小反落で戻ってくる。

東京市場は、日経平均は小幅に続落、TOPIXは5日続伸。朝方は時間外でのシスコ・システムズの急落や機械受注の下振れを受け売り先行の始まり。ただ、売り物も少なくその後はSQ値の10,561円をサポートに底堅い展開となる。後場は3連休前とあって先物も殆ど動かず、様子見姿勢が強まった。日経平均の続落より、TOPIXの5日続伸の方が相場の実態を表している。

来週14日から大証の新システム「J-GATE」が稼動する予定です。大きな変更点としては、昼休みの廃止、プレ・クロージングの導入、同時呼び値ルールの廃止などです。現物は昼休みがあるのに、先物だけ昼休みを廃止するというのはなんとも不自然な話です。東証も早く昼休みなど廃止するべきでしょう。

本日の取引:1社 1勝 +10,000円
持ち越し:なし




2011年2月9日 日経平均株価10,617.83(-18.15)
米国株は続伸。これでNYダウは昨年7月以来最長の連続高となる。

東京市場は、トヨタの大幅高などがあり、TOPIXは小幅高、日経平均は小幅安となる。中国の金融引き締めに関しては、毎度発表されるたびに織り込み済みで市場は片付けていますが、ちょっと楽観的過ぎると思いますね。中国の1月のインフレ率が5%を超えてくることは、ほぼ確実な情勢ですから、利上げは今後も継続されると考えるのが普通でしょう。また、インド・タイ・ブラジル・インドネシアなどの新興国も次々と利上げに走っています。FRBには違う見解があるようですが、基本的に先進国が金融緩和をすればするほど、新興国経済は景気過熱→インフレとダメージを受ける構図になっています。リーマンショック後、先進国が新興国の需要に依存する形で景気回復をしてきたわけですが、結局、回り回って自分で自分の首を締めることにならなければよいのだが。

スイングしなければ取れない相場ですが、NYの過熱感を考えると持ち越しもしたくない。悩ましいところです。

本日の取引:1社 1勝1敗 +6,000円
持ち越し:なし



2011年2月8日 日経平均株価10,635.98(+43.94)
米国株は、M&Aなどの材料から、ダウ・ナスダックとも続伸で戻ってくる。

東京市場は、CMEに鞘寄せした後は小動きに終始した。先物の値幅も1日通して30円ですから、本日もザラ場は無いも同然。SQ前で動きがとれないと云うよりか、去年の暮れからNYの動きを受け、ギャップ横ばい、ギャップ横ばいの繰り返しですから、別に今日だけ特別と云うわけでもなし。参加者はザラ場は動かないと、いい意味でも、悪い意味でも安心している感じ。

しかし、米国株のこの強さは尋常じゃないですね。セルサイドのコメントも強気相場は平均3.8年(現状まだ2年)続くとか、どうにかして現状の株高を肯定するデータを連日引っ張り出してきます。日本のバブル期にもQレシオを使い、まだ株は割安だと煽っていたのを思い出します。

引け後のトヨタの決算は、アナリストコンセンサスを上回りました。株価の反応は分かりませんが、アジア向けのウエートが高くなったのと、主力企業の円高抵抗力もたしかに付いてきました。ただ、これでドル/円が80円割れになっても介入はやりづらくなった感じ。もっとも大企業は円高になっても、どうにでも対応できますが、中小企業はそうはいきません。国内製造業の空洞化の問題もありますし、政治がこの辺をどう考えているかですね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし



2011年2月7日 日経平均株価10,592.04(+48.52)
週末の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比3万6000人増と市場コンセンサスを大きく下回ったが、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。

日経平均は、CMEの円建て清算値に鞘寄せして始まり、ほぼ寄り天となる。ただ、少しでも押せば直ぐに押し目買いが入ってくる地合いなので、個別は指数以上に強く感じる。日経平均のチャートを見ると、1月中旬にいったんピークをつけ下落に転じるも、直ぐに切り返してきました。去年の押しはもっと深かったが、基本的には同じ動きです。そして去年は、これで味を占めた個人が、4月からの下落を絶好の押し目と勘違いし、そのまま嵌ってしまったのですが、今年も4月までの押しは、強気対処でいいのかなと思えてきます。

それにしてもアメリカは、あの雇用統計で上昇は無いよなと思いましたね。まあ、いまはどんな数字が出ても上昇する相場ですから、真面目に考えても意味はないって感じ。

本日の取引:2社 2勝1分 +9,500円
持ち越し:買い500株



2011年2月4日 日経平均株価10,543.52(+112.16)
米国株は、雇用統計前で様子見ムードが強まったが、ダウ・ナスダックとも小幅高で戻ってくる。

東京市場は、新日鉄と住金の経営統合の材料が全てと言った感じで、久しぶりに鉄の舞いが見られました。これで市場心理がかなり明るくなった。まあ、鉄鋼セクターを持っていない人にはあまり恩恵がない相場でしたが、日本企業がグローバル展開する上である程度の規模は必要ですから、業界再編の話は他業種でも出てくるでしょう。

来週はオプションSQです。野村が10750円のコールオプションを大きく買っているのが話題になっていましたが、なにしろ地合いがいいので、ここを捉えに行くことも充分。

今晩の米雇用統計は、市場コンセンサスが14万5000人増。ちなみに雇用統計をよく当てるゴールドマンの予想は17万5000人増。

本日の取引:2社 2勝1分 +12,500円
持ち越し:買い2000株 売り1000株



2011年2月3日 日経平均株価10,431.36(-26.00)
米国株は、1月のADP雇用報告が市場予想を上回ったものの、さすがに前日急騰していることもあり、揉み合いに終始した。

東京市場は、小幅に反落。日経平均はCMEの清算値から殆ど動かず、為替も81円ミドルで膠着状態。先物は昨日大きく買い戻しが入ったものの、本日はベタ凪状態に戻る。こうなると決算プレーぐらいしかやることがなく、対象銘柄は結構乱高下していましたが、それ以外は何も無しと言った相場。

引け後に新日鉄と住金の経営統合という大きなニュースが出ました。サントリーとキリンの失敗の例もありますが、実現する方向で是非やって貰いたいですね。

本日の取引:2社 2勝1敗 +4,000円
持ち越し:なし



2011年2月2日 日経平均株価10,457.36(+182.86)
米国株は、市場予想を上回るISM製造業景況指数を受け急伸。エジプト情勢も平和的なデモに終始し、周辺諸国にも飛び火していないことから懸念が後退した。

東京市場は大幅に続伸。CMEの清算値が10,325円と異常に安かったが、始まってみれば先物に大口の買い戻しが断続的に入り、ナスダックに準ずる上昇率となった。先週、先物を売り仕掛けた水準が1月27日の終値10,478円からなので、そっくり本日買い戻したと言ったところ。円高は完全に無視する形で上昇したので、これが貯金となるのか、反動となるのか、微妙なところ。しかし、ドル円のチャートは形が悪いですね。今晩発表されるADP全米雇用報告が、もし市場予想より悪ければドル安が加速しそうな感じ。

明日、2月3日は節分です。「節分天井、彼岸底」なんて格言もありますが、もともとコメ相場で使われていた格言なので、株には当て嵌りません。まあ、たまに当たることもあるでしょうが、論理的ではありません。論理的なことを言えば、ヘッジファンドの中間決算が目前に迫っている、彼岸からポジションを上げて行くのが一番危険だと思います。ゴールデンウィークを挟みアンワインド(巻き戻し)が起き、相場が荒れるケースが多い。

本日の取引:2社 2勝 +15,400円
持ち越し:なし



2011年2月1日 日経平均株価10,274.50(+36.58)
米国株は、エクソンモービルなどエネルギー関連株が高く、ダウは+68P、ナスダックは+13Pで戻ってくる。

東京市場は小幅に反発。主力の好決算銘柄は素直に買われる。ただ、ザラ場にドル/円が81円台に入ったことで指数の上値は限定的となった。それでも今日は指数以上に強かった印象。

エジプト情勢は新たな展開待ち。しかし、国債の格下げや中東問題など、本来は円安要因なんですがね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:なし