本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2011年1月31日 日経平均株価10,237.92(-122.42)
週末の米国株は、エジプト情勢の緊迫化から大幅反落。またナスダック総合株価指数の配信が一時滞るなど、システム不具合も発生した。

日経平均は、CMEの円建て清算値10,220円に鞘寄せする形で始まり、その後は押し目買いや買い戻しも入り、徐々に下げ幅を縮小した。チャートから10,200円レベルはいったん止まる水準ですから、妥当な動きでしょう。金曜日と本日の押し目買いがしこってくるようだと、需給も徐々に悪化する。しかし、相変わらずザラ場は殆ど動きませんし、つまらない相場です。

米国株は異常なほど上げていたので、エジプト問題は利益確定売りのきっかけに過ぎないと思いますね。反政府デモが周辺諸国に飛び火して行かなければ、これ以上リスク・オフのムードが高まるとは思えない。中東の国ではないですが、このニュースに一番神経質になっているのは中国でしょう。幾らネットや言論を規制しても、あれだけの人口がいるんですから、いつまでも共産党が押さえられるものではありません。日本企業も中国のカントリーリスクを意識して、生産・物流などの分散は当然のリスク管理でしょう。投資家もまた然り。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:なし



2011年1月28日 日経平均株価10,360.34(-118.32)
米国株は、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。それにしても米国株は強い。決算発表でも材料出尽くしにならず、この後いったい何を材料に上げて行くんですかね?

東京市場は反落。国債の格下げと円安の綱引きで始まったが、先物に断続的な売りが出たことで日経平均はジリ貧となった。CMEが10,500円で戻ってきたことを考えれば、ちょっと意外な下げとなった。日本国債がどうこうと言うよりか、本格化する国内決算を前に様子見ムードが強いなか、先物で仕掛けられたと言ったところでしょう。実際、ここまで出てきた日本の主力企業の決算は、あまり良くないですね。まあ、米国はドル安や減税の恩恵がありますが、日本は円高と機能していない政府ですから、これでも健闘している方か・・・

S&Pによる、日本国債の格下げに関しては、当然ポジティブな材料ではないが、いつものように影響は限定的でしょう。ご存知のように日本は国債の95%を国内で保有しているので、いくら格下げをされても、市場から物理的なプレッシャーがかかることはありません。ただ、市場圧力がかからないのをいいことに、先送りに次ぐ先送りで財政を悪化させ続けてしまう側面も否定できません。いずれ大問題になることは避けられませんが、まだ多くの国民は他人事って感じです。

本日の取引:買いのみ
持ち越し:1社 4000株



2011年1月27日 日経平均株価10,478.66(+76.76)
米国株は、ダウは+8Pと小幅高、ナスダックは+20P高とそれなりに上昇。

東京市場は、米国株高を受け堅調な展開となった。日経平均は前場引けにかけ、上げ幅を縮小したが、昼休みのバスケット買い(投資信託との噂)で後場寄りから再び上げ幅を拡大した。結局、日経平均の上昇率は、ナスダックと同じ+0.74%ですから、NYの写真相場が続いていると言ったところ。

個別銘柄の決算後の動きは、なかなか面白いですね。素直に好材料出尽くしで売られる銘柄もあれば、今日のファナックのように、決算がコンセンサスに届かなくても、好需給から踏み上げになってしまう銘柄もあります。ここまでの決算を見ると、どれも株価の上昇を肯定できるほど良い決算とは思えません。これが過剰流動性相場だと言ってしまえばそうかも知れませんが・・・ ただ、需給だけでカチ上げてしまうような流れが続けば、その後の反動は大きなものとなろう。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:なし



2011年1月26日 日経平均株価10,401.90(-62.52)
米国株は、ケース・シラー住宅価格指数の悪化や主力企業の冴えない決算などから売られるが、オバマ大統領の一般教書演説などへの期待感から、前日比ほぼ変わらずまで戻す。

米株が小動きだったことで、主体性のない東京市場は動けるはずもなく、終日狭いレンジでの揉み合いとなった。オバマの一般教書演説は、特にサプライズはなく、為替も株も東京時間では殆ど反応がなかった。ただ、これが脳天気でポジティブシンキングな米国での評価となると、また全然違うでしょうから、今晩の米株がどういう反応になるかは分かりません。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:1社 4,000株



2011年1月25日 日経平均株価10,464.42(+119.31)
米国株は、M&Aのニュースやインテルの自社株買いなどの材料もあり、ダウ・ナスダックとも上昇で戻ってくる。

東京市場は、米国株がこれだけ騰れば、嫌でも追随するしかありません。ほぼ全面高で日経平均も3桁の上昇となった。今日の動きに関しては、CMEの清算値が節目を意識してか10,395円と安く、先物はそれを更に下回る始まりだったので、その後は当然のように先物が買い戻された。そもそも、本日の終値近辺にギャップアップで始まっても不思議ではなかったので、やや違和感のある動きだった。

本日、ザラ場に好決算を発表した信越化学は失速となった。株価が高値圏にあるだけに、普通に好決算では、こう云う動きになるのは仕方のないところでしょう。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:なし



2011年1月24日 日経平均株価10,345.11(+70.59)
米国株は、GEの好決算などからダウは反発するも、ナスダックは続落で戻ってくる。

日経平均は反発。先週末2日間で約280円下がったこともあり、自律反発の動きとなった。前日安値を下回ることなく、ほぼ高値引けなので、ちょっと落ち着いたと言ったところでしょう。

菅首相が施政方針演説を行いましたが、 どうしても消費税をやりたいようですね。まあ、日本の財政状況を考えれば、消費税アップは仕方のないところですが、その前に選挙目当てのばら撒きをやめて貰わなければ困ります。TPPしても前首相の普天間移設のように、何のメドもないのに期待だけ持たせ過ぎです。平成の開国が平成の鎖国になれば、市場にもネガティブな影響が出るのは避けられません。ある意味、TPPへの参加は消費税増税よりハードルが高いと思います。国内農業に関しては、抜本的な改革をしなければ、仮に鎖国を続けてもジリ貧になるだけなんですがね。

本日の取引:2社 2勝 +15,000円
持ち越し:1社 6,000株




2011年1月21日 日経平均株価10,274.52(-162.79)
米国株は、商品相場の下落などから続落で戻ってくる。

東京市場は、米国株安より円安を好感し上昇して始まるも、先物に大口売りが相次ぎ節目の10,400円をあっさりと下回る。その後も幅広く売られジリ貧で大引け。いままでの上昇を考えれば、騒ぐほどの下げでもないが、今日の下げでチャートが崩れてしまった銘柄も多く、安易な押し目買いには注意したい。ただ、2日間の下げだけで需給が極端に悪化するはずもなく、個人は余力がたっぷり残っているので、来週ザラ場に動きが出てくることを期待。

来週も引き続き米企業の決算が注目されるが、日本もパラパラと決算が出てくるので注目したい。ただ、アップルの決算後の動きを見れば判るように、好決算はかなり株価に織り込んでしまっているので、良くて中立要因にしかならないと思われる。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2011年1月20日 日経平均株価10,437.31(-119.79)
米国株は、ゴールドマン・サックスなどの決算を嫌気し反落で戻ってくる。

東京市場は、米国株安を受け反落。皮肉なもので過熱感のない日経平均は3桁の下落となったが、過熱感のある個別銘柄はあまり下がらず。ウォッチングしている銘柄によって違うのでしょうが、体感的には20~30円安といった感じ。10,400円レベルは、異常に高く決まった12月のSQ値であり、その後上値抵抗になっていたところなので、ここがいったんサポートとして機能するのはセオリー通り。10,400円を明確に下抜けてくると調整入りも意識される。

本日の取引:2社 2勝 +8,900円
持ち越し:なし



2011年1月19日 日経平均株価10,557.10(+38.12)
米国株は、好調な四半期決算を受け続伸。ダウは2年7ヶ月ぶり、ナスダックは3年2ヶ月ぶりの高値となる。注目のアップル株は、前日比6%安まで急落するも、引けでは2.24%安まで下げ渋る。引け後の決算は、アナリスト予想を大幅に上回る好決算となり、時間外取引では上昇。それにしても、アップルのような大型株が2003年から約10倍になっているわけですから、凄いことです。

日経平均は、小幅に続伸。指数の上値は重いものの、個別は日替わりでスターが誕生する強い展開。個別株は、過熱を通り越し踏み上げ状態になっている銘柄も多い。一方、日経平均は先物が10時までに殆ど動きを終えてしまう状態が続き、上げても小幅高の為、過熱感はなかなか出てこない。日経平均は年初から随分上がったように感じられるが、実はたった290円しか上がっておらず、こんなのは先物が動く時は半日や1日の値幅でしかない。この指数と個別の乖離具合をどう考えるかですね。

米国株の強さは呆れるばかりだが、韓国株も史上最高値を更新するなど世界的株高が続いている。ちょっとやり過ぎだろうという気もしますが、相対的にみれば日経平均はもっと騰がってもいいように思えてくる。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:2社 5100株



2011年1月18日 日経平均株価10,518.98(+16.12)
米国市場は、キング牧師の誕生日の祝日で休場。

日経平均は小幅に続伸。朝方は、スティーブ・ジョブズCEOの健康問題や円高基調を受け売り先行の始まりも、一段と売り込む向きはなく、SQ値レベルで切り返す。ただ、アップルの株が、昨日のフランクフルト市場で急落しているので、今晩の米国での動きを見極めたいとのムードも強く、後場は先物も殆ど動きがなかった。アップルの時価総額は今や世界第3位ですから、相場全体に与えるインパクトは大きく、引け後の決算発表も含め注目です。

それにしても、平穏な相場がこれだけ続くと緊張感がなくなってきますね。

本日の取引:1社 1勝 +9,000円
持ち越し:なし