本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2010年6月10日 日経平均株価9,542.65(+103.52)
米国株は、中国の5月の輸出が大幅増になったとの報道から高く推移していたが、ユーロ安や原油流出のBP社が、破産を申請する可能性があるとの指摘が出たことで、引けにかけ売られる。

日経平均は、昨日先行して下げていたことや、GDPの上方修正などから前場は小高く推移した。後場になると中国の要人発言などから、ユーロが買い戻され、日経平均も上げ幅を拡大した。ただ、上昇したといっても出来高は薄商いもいいところで、ここ数日間と同じように、ユーロに連動して先物がチョロチョロ動くだけという情けない相場だった。

売っている方も、水準が下がるに従って新たな悪材料が供給されないと売り叩けなくなってきていますから、ちょっとした材料でも買い戻しが入りやすくなっている感じ。ただ、新たな悪材料を市場に提供してしまうのが、今の欧州連合の纏まりのなさで、ビックリ箱みたいにまだ何が出てくるのか判らないところがあるのも事実。

日本株は目先の需給は悪いですが、割安なものも多くなってきました。

本日の取引:2社 2勝 +11,000円
持ち越し:2社 買い1700株 売り0株



2010年6月9日 日経平均株価9,439.13(-98.81)
米国株は、バーナンキが二番底懸念を否定したことで、ダウは123Pの上昇、ナスダックは小幅安で戻ってくる。

日経平均は、円高進行を受け年初来安値を更新。しかし、円高といっても今日はそれほど大きく振れたわけではありませんし、曲がりなりにもNYダウは上昇していたわけですから、これほど売られる理由がよくわかりません。もっとも保有銘柄によってかなり温度差がある感じで、TOPIX Smallでみれば、5月26日の安値にはまだ余裕がある一方、主力株で構成するTOPIX Core30のチャートは完全に下抜けてしまいました。主力株には外国人売りに加えて、国内機関投資家からもロスカットルールによる売りが断続的に出ている感じです。大口投資家は大→中→小と流動性の高い売りやすいものから順に売ってきますから、Core30が止まらないことには、どうしょうもありません。ただ、主力株にはかなり割安感も出てきました。

ここまできたらメジャーSQで挟んで方向性が変わるのか、更に下げが加速するのか、どちらかになってきたように思います。

本日の取引:3社 3勝1敗 +8,200円
持ち越し:3社 買い18100株 売り0株



2010年6月8日 日経平均株価9,537.94(+17.14)
米国株は、朝方はドイツの製造業受注が大幅に伸びたことやハンガリー政府からの火消し発言(今更遅いが)もあり、プラスで推移する場面もあったが、雇用統計の失望感を引きずり続落。

東京市場は、CMEの清算値にさや寄せする形で9,500円割れでの始まり。ただ、今日は為替が円安で推移したこともあり、一段と売り込む流れにはならず。その後は徐々に右肩上がりの展開となり9,500円台を回復しての大引けとなった。今日のところは首の皮一枚で底抜けを回避。

しかし、考えてみれば最近の売り材料は本当にせこいモノばかりですね。スペインの地方銀行が公的管理に入ったとか、ハンガリーの閣僚がマヌケな発言をしたとか、重箱の隅をつつくようなものばかりです。こんな材料で無理やり騒がなければ、売り込めなくなってきているのかも知れません。

本日の取引:2社 2勝 +12,000円
持ち越し:3社 買い18100株 売り0株



2010年6月7日 日経平均株価9,520.80(-380.39)
米雇用統計は事前予想より悪く米国株は急落で戻ってくる。ただ、雇用統計に関しては、悪くても改善していることは確かですし、いままでジョブレスリカバリーを承知で株高を続けてきたわけですから、今更って感じもしますね。ハンガリー問題に関しては、いかにも過剰反応だと思いますが、不用意な発言が投機筋には絶好の口実になってしまいました。

これまでの一連の流れを見ていると、輸出で潤うドイツやフランスなどは、確信犯的にユーロ安に誘導している節があります。ただ、アメリカも外需主導で景気回復をしてきたこともあり、ユーロ安をどの程度まで許容するのか、水面下での駆け引きが行われているんでしょう。日本の当局もユーロ安に関しては、そろそろ口先介入くらいしていかないと、投機筋は更に勢いづき100円割れもあっという間に視野に入ってしまいます。

主体性のない東京市場は、CMEにさや寄せする形で大幅ギャップダウンで始まり、その後もユーロ安に歩調を合わせ、ザラ場にリバウンドすることもなく大幅続落で終了。為替の影響でハンガリーやNYよりも大きく下がってしまうのは毎度のこと。今日の下げはいろんな意味でキツイですね。とりあえず節目の9,500円では止まったものの、主力株の売られ方を見ていると、ユーロ次第でレンジを下抜けて9,000円をトライする可能性も強まってきたように思われます。リーマン・ショックのときは、主力株がストップ安するような日が2~3回あり、ザラ場のボラも大きかったので、それなりに面白かったのですが、今回はそのような派手さはなく粘着質な陰気な下げですね。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:2社 買い18000株 売り0株



2010年6月4日 日経平均株価9,901.19(-13.00)
米国株はダウが+5P、ナスダックは+21Pの続伸で戻ってくる。東京市場は、商いが昨日より更に減少し、狭いレンジでの揉み合いに終始した。民主党代表選は菅直人氏が順当に勝ち、後場は材料出尽くしも懸念されたが、今晩の米雇用統計を前に動きが取れず反応は限定的だった。

新内閣で小沢色を消せなかった場合は、財政再建を主張しながら、ばら撒きも継続する支離滅裂な政治が継続ということで、市場もネガティブな反応になるかもしれません。国民新党を切れない時点でなにおかいわんやなんですが・・・ ただ、昔と比べれば、国内の政治マターで株式市場が大きく振らされることも無くなっているので、それよりも海外市場次第と言えるでしょう。

本日の取引: 買いのみ
持ち越し:2社 買い17000株 売り0株



2010年6月3日 日経平均株価9,914.19(+310.95)
日経平均は、米国株高と円安基調を受け大幅反発となった。日本株が突出して下げていたのも、為替による部分が殆どですから順当な戻りと言えます。ただ、今年最大の上げ幅にしては商いは低調。買い戻しによる部分が大きく売買はあまりかみ合っていない感じでした。チャートはレジスタンスだった均衡表週足雲上限を抜けてきたので、明日はここをサポートに出来るかが問われる。

しかし、菅氏が円安論者というのは、ちょっと言い過ぎだと思いますね。昨年、ドル/円が80円台になった時に、為替は95円ぐらいがいいと云っただけですからね。誰でもあのタイミングなら牽制発言ぐらいはするでしょう。しかもレートまで言ってしまうのが経済音痴の菅さんらしいところです。市場も他に材料がないので煽っているだけだと思いますがね。

EU、G20で格付け会社の監督強化を提案へ そもそも債券を発行する方が格付け会社に報酬を支払うという収益構造が変わらない限り、犬が考えたって中立性など保てるわけがありません。私に言わせれば、格付け会社など常に強者の為のツール(道具)でしかないと言うことです。ただ、厳しく規制したり、営業停止にしても似たようなサービスがゾロゾロ出てくるだけです。また言論の自由も認めなければならないので難しい問題です。

本日の取引 1社1勝 +15,000円
持ち越し:2社 買い15000株 売り0株



2010年6月2日 日経平均株価9,603.24(-108.59)
米国株はISM製造業景況指数が予想を上回ったことで上昇する場面もあったが、引けにかけ売られ続落で戻ってくる。東京市場は鳩山・小沢のダブル辞任で乱高下というほどでもないが、先物主導で荒れ模様の展開となった。それでも9500~9800のレンジ内の動きだったので影響は限定的でした。

市場からみれば、鳩山・小沢が辞任したことはプラスでもマイナスでもないが、ここまで自身の軽い発言の数々で内外に混乱を招いたわけですから責任をとって辞めるのは当然でしょう。もう辞めるからどうでもいいのですが、「国民のみなさんが徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった」という本日の発言にも驚きましたね。しかし、ここまで滅茶苦茶になった後を引き継ぐ人は大変です。裏ではどうせ小沢氏が糸を引くでしょうし。

本日の取引 1社1勝 +10,000円
持ち越し:2社 買い16000株 売り0株



2010年6月1日 日経平均株価9,711.83(-56.87)
日経平均は反落。米英市場が休みだったこともあり、本日も外国人からのオーダーが少く、昨日の延長戦のようなダラけた相場。動きに関しては特にコメントもありません。

やはり今日の話題はドイツ証券が先物に出した誤発注でしょう。寄り付き直後9690円に約79万枚の売り指値注文(金額にして10兆円)が出たことで、日経平均先物が一瞬フリーフォール状態になりました。注文は直ぐに取り消されたものの、寄り付き後の出来高はかなりのものですから、部分的には約定したんでしょうね。ひとつ間違えればNYのフラッシュ・クラッシュのような事態になりかねない事故です。人の入力ミスによる誤発注よりも、システム障害という方が再現性があると考えるのが普通なので、よりタチが悪いと言えます。原因がはっきりするまでは、こんな危険なシステムを使ってもらっては困りますね。それにしても、この手の誤発注ってなんでいつも買いではなく、売りで作動するんですかね・・・

本日の取引 1社1勝 +7,000円
持ち越し:2社 買い17000株 売り0株



2010年5月31日 日経平均株価9,768.70(+5.72)
米国株はスペインの格下げなどから反落で戻ってくる。そもそも、日本やイギリス・アメリカも含め、現状の格付けなど誰も信じていないから、ソブリン・リスクが起きている訳で、まったく各付け会社というのは間の抜けた連中ですね。例えれば、風邪から既に肺炎になっている重篤な患者に、貴方は風邪かも知れませんと診断している藪医者のようなものです。ただ、こういう不安定な時に国名が出てくると、それに乗じて投機筋が仕掛けてくるので、織り込み済みとはいえ、好ましいことではありません。

東京市場は、今晩の米英市場が休みということもあり、開店休業状態の1日。為替が落ち着いていたこともあり、全般的には底堅い動きで4日続伸となった。ただ、均衡表・週足雲上限で本日もしっかりブロックされており上値は重かった。きょうは外国人の売りが少なかったのも事実で、この辺は明日以降の動きを見ないと本当に売りが止まったのかは判りません。こういう日は、物色の矛先が小型の仕手系材料株に向かうのもいつものことで、こちらは結構派手に動いていました。

安全保障に対する考え方が浮世離れしている社民党が抜けたのは、道理だと思いますね。しかし、夏の参院選で民主党と国民新党で過半数をとるのは99%不可能なので、政局の流動化は避けられません。衆議院も社民党が抜けたことで320議席を割り込み、3分の2以上による再議決ができなくなるので、今後すべての法案が通らなくなる事態も考えられます。最終的にどのような形(連立)になるのか、こちらも全く読めません。

本日の取引 1社1勝 +8,000円
持ち越し:2社 買い16000株 売り0株




2010年5月28日 日経平均株価9,762.98(+123.26)
フィナンシャル・タイムズが報じた、中国のユーロ債保有の見直しを中国当局が明確に否定したことで米国株は4日ぶりに反発。東京市場もCMEの清算値にさや寄せする形で堅調な始まりとなった。ただ、上値は重く一目均衡表・週足雲上限の9,822円レベルで頭を押さえられた。週末要因に加え、第一生命のTOPIX組み入れによるリバランスと上値圧迫要因もあったので、この程度の上昇で仕方ないのかも知れません。

あと日本株の上値が重いのは、やはり信用需給の悪化でしょうね。後場寄りなど見ていても、追証の売りなどが出ているように思えます。
NYダウ、FT100 、DAX、日経平均比較チャート
主要国の株価チャートを比較すると直近数ヶ月だけを見ても、NYダウ、FT100 、DAXのなかで日経平均の下げが一番厳しことになっています。大騒ぎしている割には、ドイツのDAXなど殆ど下がっていないのが笑えます。日経平均もユーロ建でみれば、たいして下がっていないわけですから、毎度のことですが為替の影響が大きいですね。

本日の取引 2社2勝 +14,000円
持ち越し:2社 買い17000株 売り0株



2010年5月27日 日経平均株価9,639.72(+117.06)
米国株は、中国のユーロ債の見直し報道を受け引けにかけ急落。東京市場は売り先行の始まりも徐々に下げ幅を縮小し、後場はプラス圏での推移となった。 年金資金の買い観測もあり、主力株中心に切り返した。それでも東証1部の値下がり銘柄数が607もあり、 痛んだポジションの整理は継続している。

日経平均のチャートは、一昨日の高値9,642円まで包む形になれば理想でしたが、目先底入れっぽい形にはなりました。この後は週足の雲上限を超えられるかが焦点になる。ただ、今日などもユーロと完全にリンクした動きですから、まだまだ不安定な動きは続きそうです。

ガイトナーが欧州の金融規制当局に対し、銀行の資産を厳格に査定するストレステストの実施を要請しているようですが、もしガイトナーの要請とおり行えば、やぶ蛇か、アク抜か、大きな材料になりそです。

本日の取引 1社2勝 +15,000円
持ち越し:2社 買い17000株 売り0株



2010年5月26日 日経平均株価9,522.66(+62.77)
NYダウは朝方300ドル近く下げるも、引けにかけ買戻が入り小幅安で戻ってくる。日経平均は3日ぶりに反発も、東証1部の値下がり銘柄数は1000を超えていますし、TOPIXは1日とおして殆どマイナス圏での終了。全体の地合いをみれば、日経平均がプラスである方がいかにもミスプライスと云った感じの相場でした。

米財務長官のガイトナーが本日から欧州を訪問。そこで何か材料が出てくる可能性もあり、売り方もあまり無茶はできないところでしょう。

最近、暗い話題ばかりなので明るい話題としては、欧州での販売比率が約4割と高いブラザー工業が、1ユーロを125円から同115円に変更した上で上方修正を出してきました。株価は半年、1年先を織り込んで動いているんだと言ってしまえばそれまでですが、現状あまりにも悲観的になり過ぎているのも確かでしょう。

本日の取引 なし
持ち越し:2社 買い17000株 売り0株