本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2010年4月30日 日経平均株価11,057.40(+132.61)
米国株は、訳の分からない理屈で急落した分を、これまた訳の分からない理屈で戻し、ほぼ変わらずで戻ってくる。東京市場は為替が94円台に戻ったものの、株式市場の方は5連休前と云うこともあり、一昨日の半分も戻せず鈍い動きだった。

ソブリン問題が日替わりで後退とか本気で言ってる人がいるとも思えないのですが、他に材料もないんですね。まあ、この辺は勝手にやってくれと云う感じです。5月は日本の政局も混乱して行くでしょうから、決算動向と合わせ国内にも目が向き始めるんじゃないでしょうか。

東証の「昼休み」撤廃論ですが、取引が少なかった時代のこんな恥ずかしい制度は、是非なくす方向でやって貰いたいですね。まあ、殆どの人はどちらでもいいと思っていることでしょう。であれば、大手証券が昼休みのバスケット取引が減少するから嫌だとかいう、利己主義は捨てて、先進国市場の基準通り、取引の連続性を優先させるべきです。市場は証券会社のものではないのだから。

本日の取引 2社 4勝 +24,000円
持ち越し:2社 買い5000株 売り0株



2010年4月28日 日経平均株価10,924.79(-287.87)
S&Pがギリシャとポルトガルのソブリン格付けを引け下げたことから、欧米株が急落。当然、日経平均も大幅にギャップダウンしての始まりとなった。ただ、その後は先週の安値近辺で下げ止まり、あとは横ばいの動きだったので資金が急いで逃げているという感じもしません。

そもそもソブリン問題というのは、一昨日とか本日のように短期の材料として反応するものではないでしょう。ギリシャ国債がガラクタだというのは、世界中の人が既に知っていたわけで、S&Pがそれを追認したに過ぎません。ソブリン問題を人間に例えれば、もの凄く進行の遅い病気あり、昨日今日始まったことではありません。それを周りが「お前きょうは顔色がいいぞ」とか「きょうは調子悪そうだな」とか勝手に言っているだけです。この病気は進行も遅いが、効果的な治療法も無いに等しいわけで、そこがソブリン問題の厄介なところです。もちろん日本も他人事ではなく、緩やかな絶望という名の、死に至るソブリン病に既に罹っているのです。

本日の取引 1社 2勝 +8,000円
持ち越し:買い5000株 売り1000株



2010年4月27日 日経平均株価11,212.66(+46.87)
NYダウはキャタピラーの好決算を受けしぶとく続伸。ナスダックは小幅に反落。日経平均は、昨日の反動もあり前場は方向感のない展開。後場はファナックの好決算を受け、同社株が11%の急伸となったことから、他の値嵩株にも買い戻しが波及し日経平均は続伸となった。ファナックだけで日経平均を45円押し上げた。この動きを見せられたら、売ってる方はかなりビビリますね。

引け後に、検察審査会が小沢氏に対し「起訴相当」議決をした、というニュースが流れてきました。ちょうど7月の選挙の時期と重なりそうで、政局の流動化が加速しそうです。外国人は日本の政治になど期待していないと言っても、今後の政界がどのような形で纏まって行くかは、日本人でも想像できないわけですから、外国人も次第に様子見になってくるんじゃないでしょうか。

本日の取引 1社 1勝 +6,000円
持ち越し:3000株



2010年4月26日 日経平均株価11,165.79(+251.33)
日経平均は大幅反発。米国株の5日続伸に加え、為替が円安になったことで、先週まで弱かった主力株に買いが入り急反発となった。また中国政府が前回と同じ55兆円規模の景気刺激策を打ち出すとの情報が流れ、買い戻しに拍車が掛かった。でもこの情報に関しては、バブルを心配している中国政府が追加で55兆円も景気対策をやるなど、常識的に考えて有り得なでしょう。たぶんガセネタですね。

好材料が揃い指数は急伸となったが、先週まで日経平均以外は強かったもので、今日が特別強かったという感じはしない。ただ、チャートは10,800円レベルがサポートに変わりました。

緊急支援でギリシャ問題が後退とか云われていますが、あくまで目先のデフォルトが回避されただけで、実際には何も後退していません。財政再建は日本を見れば分かりますが、口いうのは簡単ですが実行に移し成果を出すのは難しい。次に問題になるときは、PIIGS全体を巻き込んで状況は更に悪化していると思われる。

米国株が8週連続で上げていますから、なんと言ってもこれが一番でかいですね。

土曜日から株・個人投資家の喫茶店ツイッターを地味に始めました。株以外のことも書いています。

本日の取引 2社 3勝 +24,000円
持ち越し:なし




2010年4月23日 日経平均株価10,914.46(-34.63)
米国株は朝方は弱かったものの、オバマの演説が予想よりも金融規制に対し積極的でないと受け止められ4日続伸で戻ってくる。それにしてもアメリカ株は下がりませんね。まるで2000年のITバブルの頃のような強さです。

東京市場は主力株が軟調で続落。ただ、新興3市場は年初来高値を更新するなど、大型株売りの小型株買いの動きが本日も継続した。相場は常に騰がる時は主力株から、下がる時もまた主力株からですから、直近の主力株の弱さはちょっと嫌な感じです。出遅れ株物色が盛んですが、ファンダメンタルズを無視した需給だけの上昇も目につきます。出遅れていた株は出遅れていた理由があるわけですから、もし主力株が本格調整に向かえば、出遅れ株を買う理由が無くなることは頭に入れておいた方がいいでしょう。問題は米国株が上昇する糊代があとどれだけ残っているかということでしょう。

リーマンショック前から本日までの、ナスダックと日経平均の推移です。偶然か分かりませんが、去年の夏に日本が民主党政権になってから、乖離がどんどん広がっています。日本株が世界の景気敏感株というなら、これが逆になっていなければおかしいのですがね。
ナスダック・日経平均チャート

本日の取引 なし
持ち越し:なし



2010年4月22日 日経平均株価10,949.09(-140.96)
米国株は3日続伸で戻ってくる。昨日の東京市場は、NYの大幅高を織り込んで上昇していた側面がありました。しかし、NYが下がってもいないのに、一時200円を超える下げ幅になったのは異常でした。ただ、日経平均が200円安している時も、新興市場や小型株は全く下がらず、相変わらず強い動きが続いています。今日は、先物主導の訳の分からない動きだったとしか言いようがありません。

先週は雪が降って、昨日は暑くて冷房をつけ、今日はまた冬に逆戻りの寒さです。株価のボラティリティが高くなるのは歓迎ですが、気温のボラは勘弁して欲しいですね。

本日の取引 3勝 +12,000円
持ち越し:なし



2010年4月21日 日経平均株価11,090.05(+189.37)
米国株は続伸。東京市場は、円安、外国人の大幅買い越し、好決算を受けたアップルの時間外での急騰など、騰がる条件が全て揃い大幅反発となった。日経平均は、19日空けた窓を埋めたことで、ひとまず中立に戻る。

東京市場の強弱を決めるのは米国株ですから、今晩、アップルが時間外の動き通りに急騰し、あすの日経平均が続伸するようだと、再び強い動きが戻ってくると思われる。逆に反落するようだと、テクニカルリバウンドに過ぎなかったということになる。

本日の取引 2勝 +12,000円
持ち越し:なし



2010年4月20日 日経平均株価10,900.68(-8.09)
米国株は、ダウは反発、ナスダックは小幅安で戻ってくる。SECによるゴールドマン訴追は、全員一致ではなく、賛成3・反対2であったことが明らかになり、過度な懸念が後退しダウは金融株中心に反発となった。昨日も書いたように、これは単なる政治ショーです。もしゴールドマンを無理やり黒にしたら、他の投資銀行も全て黒にしなければ、あらゆる金融取引の整合性がとれなくなります。そんな自分で自分の首を絞めるような愚かなことをアメリカがやる筈もなし。国民にポーズをとるだけで、既に落としどころは決めてあるでしょう。なんでこんなことで大騒ぎしているのか理解できません。

日経平均は、ダウの上昇と為替が円安に振れたことから買い先行の始まり。ただ、上値は重く節目の11,000円で跳ね返された。ダウが上がったと言っても、ナスダックはマイナスでしたから、こんなもんでしょう。日経平均の陰線がこれだけ多いと、需給が悪化してくるのは当然と言える。

本日の取引 2勝 +7,800円
持ち越し:なし



2010年4月19日 日経平均株価10,908.77(-193.41)
米国株は、SECがゴールドマン・サックスを証券詐欺で訴追しことを受け反落。これによりゴールドマンの株価は13%近くの急落となった。ゴールドマンがどうこうというよりか、米株は騰がり過ぎていたので当然の反落でしょう。

しかし、この問題はどうなんでしょうね。これが証券詐欺に当たるなら、広義で解釈すれば、殆どの取引がアウトでしょう。結局、 リーマンショック後、金融市場だけは元に戻しましたが、雇用を初めとする実体経済はまだ厳しい状態が続いているので、国民の不満に配慮した極めてポピュリズム的な動きと言えます。この辺は選挙の票さえ稼げれば、なんでも有りでやってしまう、日本の民主党と酷似しています。金融規制がどの程度厳しくなるかは分かりませんが、アメリカですから、市場をぶち壊すまではやらないでしょう。

日経平均は2日続けての大きな下落となった。ただ、今日などもギャップダウンした後は殆ど売られていませんから、外国人が売り急いでいる感じはありません。米国の金融規制の行方を見守りながら、半値押しの10,600円ぐらいまでの調整が入った方がむしろ健全でしょう。

本日の取引 1勝2分+9,000円
持ち越し:買い200株