本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2010年12月1日 日経平均株価9,988.05(+51.01)
米国株は、昨日同様、寄り付きは欧州の影響で大きく下げるものの、その後はマクロ指標の好転などから下げ渋る。

東京市場は、終日ちゃぶついた動きで方向感は無し。中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想より強い内容だったが、金融引き締めも織り込まれてきたのか殆ど反応はなし。あまり言うこともないが、欧州問題で円高が進んだ割りには底堅かったと言える。ソニーやトヨタの強さを見ると、まだアンワインドが続いている感じですね。

3日続けて売り買いしなかったのは、今年初めてかも知れません。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い7,300株 



2010年11月30日 日経平均株価9,937.04(-188.95)
米国株は、欧州財政不安から朝方は大きく売られるも、好調な年末商戦を受け、引けにかけて下げ幅を縮小した。

東京市場は、前場は小幅安で底堅く推移していたが、後場は円高や中国株安を受け先物主導で下げ幅を拡大した。大引けはMSCIのリバランスの影響もあり本日の安値引けとなった。月末の下落はこれで6ヶ月連続です。以前にも書いたが、最近はドレッシング買いが前倒しで入る傾向にあるので、今から思うと昨日の上昇はドレッシングだったのでしょう。

欧州問題が今回どこまで広がりを見せるのかは予断を許しませんが、何かが大きく変わったわけでもなく、暫くはこの辺でちゃぶついた動きが続く感じでしょうか。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い7,300株 



2010年11月29日 日経平均株価10,125.99(+86.43)
週末の米国株は、半日取引でダウは95.28P安、ナスダックは8.56P安。欧州財政不安で売られる。

東京市場は、米株が軟調だったものの、ドル/円が84円台に入っていたこともあり、底堅い動きとなった。日経平均は200日線をサポートにしており、下げれば押し目買いが入ってくる。信用買い残は、1年5ヶ月ぶりの低水準になっており、個人は一貫してこの上昇で戻り売りを出している。これで需給は改善しているし、損切りの投げで売っているわけではないので、次の下げ局面では買いで入ってくる資金がストックされている。ただ、TOPIXはまだ200日線を超えられず、この辺のバランスの悪さが気になるところ。

アイルランドへの支援が決まったものの、ユーロの戻りは弱く、マーケットは財政不安がスペインへ飛び火するのを警戒している感じ。スペインは今までの国とは経済規模が違うので予断を許しません。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 買い7,300株 



2010年11月26日 日経平均株価10,039.56(-40.20)
米国株は、感謝祭の祝日のため休場。

東京市場は、海外からのオーダーも少なく終日膠着感の強い展開。28日からの米韓軍事演習を受け、朝鮮半島情勢がどうなるか分からないというのも重しになった。これに関しては、北は前回の攻撃で既に政治的な目的を達成しているので、何も起こらない確率の方が高いのですが、なにせ理屈や理論が通用しない国ですから用心するに越したことはありません。

欧州問題も含め、買いづらい材料が多かった割りには底堅かったと言える。

本日の取引:2社 4勝 +18,200円
持ち越し:3社 買い7,300株 



2010年11月25日 日経平均株価10,079.76(+49.65)
米国株は、労働市場に関する指標の改善を受け大幅高で戻ってくる。

東京市場は、相変わらず商いは盛り上がりませんが、終日堅調な展開。今日は株価が2桁台の銘柄が急騰するボロ株祭りと言った感じでした。ポジティブに考えれば、物色が広がってきたと言えますが、ちょっと質が悪すぎますね。

半島問題にばかりに目が行っていますが、欧州信用不安がスペインに広がりをみせているのは要注意。メルケル独首相の発言でさらに悪化-スペインは火消しに躍起 メルケル首相は、前回のソブリン危機のときも、空気を読まない発言を連発し、市場を混乱させたので怖いですね。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:3社 買い8,900株 



2010年11月24日 日経平均株価10,030.11(-85.08)
米国株は、欧州信用不安に朝鮮半島情勢の緊迫化を受け、ダウは-24.97P→-142.21P、ナスダックは+13.90P→-37.07Pで戻ってくる。

東京市場は、半島問題から10,000円割れでのスタートとなったが、それでもCMEの清算値を大幅に上回る寄り付き、その後は200日線をサポートに下げ幅を縮小した。押し目買いと言うよりか、まだ大口の買い戻しが続いている感じですね。朝下がったところでは、先物に成り行きで1000枚単位の買いが入っていたので、これでは下がりようがありません。個人の信用需給が改善しているのもプラス要因。

半島問題に関しては、評論家が妄想も含め、いろんなことを言っていますが、実際のところは殆ど何も判っていないわけで、過度に心配する必要もないが、不測の事態は常に起こりうることも忘れてはならない。

本日の取引:1社 2勝 +11,000円
持ち越し:2社 買い7,400株 



2010年11月22日 日経平均株価10,115.19(+92.80)
米国株は、主要企業の好決算を受け、ダウ・ナスダックとも小幅高で戻ってくる。

東京市場は、アイルランド支援が決まったことで欧州リスクが一時的に後退し、ユーロが買い戻され株式市場も堅調な動きとなった。ただ、連休の谷間で商いは薄くザラ場の動きも乏しかった。

主力株を中心とした買い戻しが継続していますが、それ以外は何もないと言った相場です。TOPIXはまだ200日線すら超えていませんし、この状況で強気になっている個人も殆どいないでしょう。機械的な買い戻しで騰がるときは、商いは伴いませんから、そこに強気と弱気の参加者が加わって売買が噛み合い始めたら、逆に要注意ともいえます。例年と逆の流れなら今週いっぱいでヘッジファンドの買い戻しは終わりでしょうから、ちょっと様子をみたいところです。

本日の取引:なし
持ち越し:2社 買い6,400株 



2010年11月19日 日経平均株価10,022.39(+8.76)
米国株は、エンジン音が轟く演出のなか、GM社が再上場しご祝儀相場的に大幅高で戻ってくる。

日経平均は買い先行の始まりも、昨日の急騰でさすがに過熱感もあり、次第に利益確定売りに押され伸び悩んだ。それでも節目の1万円は維持したので上出来と言える内容。

日経CNBCで、ヘッジファンドの動向に詳しい草野さんが、グローバルマクロを用いるヘッジファンドの買い戻しはほぼ終わり、システムトレードでトレンドに追随するCTAがどこまで引っ張ってくるのかと言っていました。そんな感じでしょうね。ただ、この上昇はファンドの買い戻しなので長続きしない、過熱感があるので調整が必要など、相場解説者は殆ど全員同じことを言い始めました。正直私もその通りだと思いますが、理屈通り動かないのが相場の面白さでもあり、怖さでもあります。

本日の取引:2社 2勝 +13,500円
持ち越し:2社 買い6,400株 



2010年11月18日 日経平均株価10,013.63(+201.97)
米国株は、住宅着工件数が18カ月ぶりの水準に落ち込むなど悪材料もあったが、前日に大きく下げていたこともあり、ダウは小幅安、ナスダックは小幅高で戻ってくる。

東京市場は、寄り付きこそ静かだったものの、その後は先物主導でスルスルと上げ幅を拡大。200日線近辺で揉みあう場面もあったが、買い戻しの勢いは衰えず現物は1万円を超えての大引けとなった。

日経平均は、ここ数年間11月末に向けて安値を取るパターンが続いていました。これはヘッジファンドが決算を向かえるので、その精算で売られていたわけです。ただ、今年は日本株を売って、新興株などを大量に買っていたので、そのアンワインド(巻き戻し)で現在の上昇になっています。後どのくらい買い戻しが入るのかは当事者しか分かりませんが、為替の動きを見ると、
いいところまで来ているのかなとも思えます。ただ、この半年間日本株は散々虐められてきたので、もう少し祭りが続いてもバチは当たらないでしょう。日本株が評価されての上昇ではないにしても、騰がることによって需給は改善するので、中小型株などにも出番が回ってくればいいのですがね。

本日の取引:2社 3勝 +16,800円
持ち越し:3社 買い7,600株 




2010年11月17日 日経平均株価9,811.66(+14.56)
米国株は、アイルランドの財政不安、中国の金融引き締めによる商品相場の下落がエネルギーや素材株に波及し、ほぼ全面安の急落。

日経平均は、米株安を受け売り先行の始まりも、CMEの清算値9,690円をサポートにジリジリと切り返しプラス引け。朝方先物を売った向きの買い戻しも上昇に貢献した。ドルもそうですが、株も基本的に巻き戻す動きになっているので、本日の逆行高は特に意外感もなし。

米国株は、昨日の急落ではっきりとトレンド転換になったので、幾ら巻き戻し相場とは言え、米株が下げ続ければ、こんな暢気なことも言っていられなくなります。ただ、米国の経済指標は足元そんなに悪くはないので、深い調整になるとは思えません。もし調整が深くなったときは、QE3が出来るような雰囲気ではなくなってきたので、その時は怖いですね。世界の株式がピークアウト気味になってから、日本株が買い戻しにより上昇するというのも、ちょっと複雑な心境ですが、日本株の需給は間違いなく好転してきているので、200日線を超えてくる動きに期待したいところだが・・・

本日の取引:2社 1勝1分 +3,300円
持ち越し:3社 買い8,600株 



2010年11月16日 日経平均株価9,797.10(-30.41)
米国株は、小売売上高が市場予想を上回る増加となり買い先行の始まり。しかし、NY連銀製造業景気指数の悪化やドル高の流れを受けダウは小幅高、ナスダックは小幅安に軟化して終了。

東京市場は、ドル/円が83円台に入っていたこともあり買い先行の始まりとなったが、物色の広がりは見られず、前日終値を挟んで方向感の乏しい展開となった。

チャートは200日移動平均の9,923円で跳ね返される形になった。6月はこの200日移動平均を超えられず、その後急落しているので、ここで粘れるか正念場。2003年に200日線を超えた時は、出来高を伴って一気に抜けたので、今回も出来高には注目です。ただ、あまり出来高が増えるイメージも湧かないのですが・・・

本日の取引:2社 2勝 +8,300円
持ち越し:3社 買い8,700株 



2010年11月15日 日経平均株価9,827.51(+102.70)
週末の米国株は、素材株が売られダウは90P安、ナスダックは37P安で戻ってくる。

東京市場は、GDPの上振れやドル/円がジリジリと円安に振れていたことで堅調な推移となった。GDPに関しては、エコカーと煙草の駆け込み需要で一時的に数値を押し上げただけですから、これは関係ないでしょう。それよりドル/円が円安に振れていたことで先物への裁定買いで日経平均を押し上げた形。

SQ値を上回って引けたのは良いことですが、金曜日と同じで商いが低調で先物と一部の指数銘柄しか動いていません。ただ、個人の信用需給はかなり改善しているので、上値追いには慎重だが、下げれば買いが入ってくるので、中小型株もそれなりに底堅い動きになっている。アメリカが暴落でもすれば別ですが、ドルの買い戻し、商品相場や新興国の調整など、リバランスで日本株に資金が向かう流れはまだ続きそうだ。ただ、政治が機能していない日本株を積極的に買う理由などありませんから、現状あくまで出遅れが修正されるまでのリバランス的な買で脆さも内包している相場。

本日の取引:2社 2勝 +8,600円
持ち越し:3社 買い9,000株 



2010年11月12日 日経平均株価9,724.81(-136.65)
米国株は、欧州ソブリンリスクの再燃やシスコシステムズの急落などを受け反落で戻ってくる。

東京市場は、SQ値が9813.10円と無難な値段で決まり、SQ値を上回って推移する場面もあった。しかし、上海株が不動産投資規制観測をきっかけに急落し、日経平均も先物主導で下げ幅を拡大した。それにしても今日は殆ど先物しか動いておらず、指数が下がったことより超薄商いの方が問題ですね。SQ値を維持できなかったのは痛いですが、なにせ700円急騰した後ですから、基準線を目処に調整があった方が普通でしょう。

欧州ソブリンリスクがドルの買い戻しに繋がっているものの、欧州ソブリン問題は注目され始めると短期的な解決策がない問題ですから嫌なところです。ただ、これは今後も恒例行事のように材料にされますから、あまり真面目に考えても仕方ないところ。

本日の取引:1社 1勝 +2,800円
持ち越し:4社 買い7,900株 



2010年11月11日 日経平均株価9,861.46(+30.94)
米国株は、ダウ・ナスダックとも小幅高で戻ってくる。朝方はアイルランドの財政問題から売られる場面もあったが、新規失業保険申請件数の減少などを受け切り返す。

東京市場は、引き続き金融株に買い戻しが継続し小幅に続伸。ドル円が82円台で推移していたのも支援材料となった。ただ、83円に近づくと想定為替レートを80円に修正した輸出企業のドル売りもあり、上値は重い。日経平均は、11月1日には9,000円割れも視野に入っていたところから、700円も急騰したので、安いところで買った人の利益確定売りと、ヤレヤレ売りが上値を押さえるのは想定内の動き。深押しをしないで200日線に絡んでいければ理想なのだが・・・

G20は、QE2をやったアメリカに非難が集まりそうです。まあ、アメリカも口では負けていませんがね。しかし、中国もドイツも通貨安で恩恵を受けているのに、更に文句を言うんですから外交が巧いですね。本来いちばん文句を言いたいのは日本なんですが、外交・経済すべてなんの戦略もなく腰砕け状態。逆に文句を言われて帰ってくるのが関の山でしょう。

本日の取引:2社 2勝 +7,100円
持ち越し:5社 買い8,400株 



2010年11月10日 日経平均株価9,830.52(+136.03)
米国株は、引き続き利益確定売りに押され戻ってくる。

東京市場は、米国株は軟調だったものの円安で相殺。更にG20でアジアの銀行が金融規制の対象外になるとの報道を受け、増資懸念が後退した銀行株が急騰し市場心理が改善した。

オシレーターは過熱感が出てきたが、トレンドは上向きに転じている。短期的な調整はあるにせよ、押したら買いにスタンスが変わり始めたと言ってもいいだろう。超出遅れの日本株、まだまだこれからと言ったところだが、持ち合い解消の売りはまだ断続的に出るでしょうし、為替の動き次第でどうにでも変わってしまうので、油断は禁物。

本日の取引:2社 2勝 +12,500円
持ち越し:5社 買い10,500株 



2010年11月9日 日経平均株価9,694.49(-38.43)
米国株はアイルランド債をめぐる懸念などもあり、ダウは小幅安、ナスダックは小幅高で戻ってくる。しかし、QE2のイベントが終わり、材料がなくなると無視してきたPIIGSが登場ですか・・・ 相変わらずですね。

東京市場は、クロス円を中心に円高に振れていたこともあり利益確定売りが優勢になった。現在9,700円と7月からのレンジ上限にきていることもあり、商いは盛り上がらず上値追いには慎重。週末にオプションSQが控えていますから、9,750円を超えてくれば勢いで1万円まで行ってしまいそうですが、円高が進むようだと逆に9,500円の攻防になってしまいます。

ザラ場を見ていると日本の株式市場は10年逆戻りしたって感じですね。今年から5年間に渡り、ゆうちょの定額貯金や個人向け国債が10兆円規模で償還されるのですが、株式市場に入る気配はまるでなし。東証が30分取引時間を延長しても何の意味もないでしょうし、もっと税制面でバックアップしなければならないところを逆のことを検討していますし、何を考えているのやら・・・ 現状、企業価値をまったく無視した有り得ない値段で株が転がっているという事を、一般の人は知らないのでしょう。

本日の取引:1社 2勝 +8,200円
持ち越し:5社 買い10,800株 



2010年11月8日 日経平均株価9,732.92(+106.93)
米国株は、雇用統計を受け利益確定売りが出るも、前日比ほぼ変わらずで戻ってくる。

東京市場は続伸。ザラ場は動意に乏しい日でしたが、2日間急騰した後にしては底堅い動きでした。ただ、ボックスの上限9700円レベルにきているので、警戒感も出ている感じ。ここを抜けきるには、為替のフォローが欲しいところ。アメリカのQE2で市場は浮かれ気味ですが、PIIGSのCDSが上昇してきているのは嫌なところです。

しかし、連日の自社株買いの多さには目を見張りますね。まあ、ここで自社株買いできない経営者はセンスがないので引退したほうが宜しいかと・・

持ち株のアロカ(7704)がTOBになりました。オリエンタル酵母(2891)に引き続き今年2回目のゲットです。オリエンタル酵母は380万円の利益でしたが、アロカは1,400株しか持っていないので1075円にサヤ寄せして78万円ぐらいの利益です。TOBやMBOになりそうな銘柄を狙っているというのもありますが、今年はラッキーです。

市場をみれば、考えられない値段で放置されている株がゴロゴロしているので、まだまだ幾らでもチャンスはあると思います。

本日の取引:1社 1勝 +4,200円
持ち越し:5社 買い8,800株 



2010年11月5日 日経平均株価9,625.99(+267.21)
米国株は「株高は消費者の富を押し上げ、消費者の信頼感も向上させ、消費に拍車をかける」と言ったバーナンキ発言もあり、大幅続伸で戻ってくる。株は一部の金持ちがやる道楽と位置づけ、悪者扱いしているどこかの国とは大違いですね。

東京市場は、ドル/円が80円台で高止まりしているものの、米国株の急伸を受け大幅続伸となった。2日間で466円戻したものの、NYダウは昨日リーマンショック前の水準を回復しています。日経平均のリーマンショック前と言えば、12,000円台ですから遥か雲の上の水準です。問題を起こした当事者の欧米が順調に戻しているのに、日本はこのざまです。この差は一体何だと言えば、日本企業の生産性が悪いとか、構造改革が出来ていないとか言うことではなく、政府と中央銀行のレベルの差と云う他ありません。

日本株は、まだ買い戻しの域をでませんが、雰囲気は改善してきたので来週に期待したいですね。ただ、日本株が上昇トレンドに入るには、米国の景気回復が確実となり、ドルが買い戻される環境になってからでしょうがね。

本日の取引:3社 3勝 +19,000円
持ち越し:5社 買い8,800株