本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2009年4月20日 日経平均株価8,924.75(+17.17)
日経平均は小幅に続伸。指数は終日方向感のない展開で、個別材料株への物色が中心となった。米政府関係者が、金融機関に対して行った既存融資を普通株に転換する可能性を示唆したと、NYタイムズ紙が報じましたが、あまり材料にはなりませんでした。銀行の既存株主にとってはネガティブなニュースですが、国有化に近づいて安定するなら全体的にはポジティブということなんでしょうかね。まあ、今は日米とも、なんでも都合よく解釈されますからね。

5000億円の大型増資を発表した東芝の動向が注目されましたが、野村や三井住友が増資発表の翌日ストップ安になったのと比べると、しぶとい動きでした。

本日の取引:2社 2勝 +8,200円
持ち越し:カイ3社 4600株  売り100株



2009年4月17日 日経平均株価8,907.58(+152.32)
米国株が続伸で戻ってきて、東京市場も買い先行の始まり。9,000円台に乗せることは出来ませんでしたが、GLOBEXが終日弱かったことを考慮すれば、上出来の内容でした。

指数だけみると152円高で、普通の上昇ですが、個別ではぶっ飛んでいる銘柄も多いですね。急騰している銘柄に共通することは、空売りが多いと言うこと。先日紹介したザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)は、本日の日経新聞にも書かれていましたね。昨日時点で含み損が60億円に達し、中でも東芝の売りポジションは1億株を超えているので、いつ買い戻すのか注目されています。もう材料がどうこうというよりか、完全に需給相場になっていますから、最後はオーバーシュート気味になるんじゃないでしょうか。個人はGW前に買い戻さないと、逆日歩が8日分取られるいうのもポイントになるかも知れません。そしてGWが明けたら急落というのが分かり易い絵ではあります。今は売るのも買うのも難しい相場です。まあ、簡単な相場なんてありませんが・・

本日の取引:2社 2勝 +18,300円
持ち越し:カイ4社 4800株



2009年4月16日 日経平均株価8,755.26(+12.30)
米国株は、ダウが金融株のリバウンドで反発、ナスダックはほぼ変わらずで戻ってくる。日経平均は、中国の1~3月期のGDP発表を前に、先物に仕掛け的な買いが入り一時300円近く急騰。しかし、11時に発表されたGDPは予想の範囲内で、後場は上昇分をすべて吐き出しマイナスになる場面もあった。引けはなんとかプラスを維持したものの、先物に振り回された1日でした。今日の前場の上昇は、いかにも無理筋でしたが、日経平均は9,000円台に入ると急に不安定になりますね。

ゼンショー、告発した店員を告訴「飯5杯盗んだ」 ←やられたら、やり返すという事ですか? 報復ということなんでしょうが、1部上場会社が個人を相手に、ご飯を食べたとか食べないとかで刑事告訴するとは、ちょっと呆れますね。

本日の取引:2社 2勝 +13,000円
持ち越し:カイ4社 5000株



2009年4月15日 日経平均株価8,742.96(-99.72)
米国株は、3月の小売売上高が市場予想を大幅に下回り続落で戻ってくる。昨日、好決算を出したゴールドマンが11%安になるなど、金融株が足を引っ張った。増資がどうこうというよりか、決算前にこれだけ上げてしまうと、先行きを含め余程良いものでないと、売り材料にしかならないのは、或る意味セオリー通りの動きと言えるでしょう。

日経平均は、米国株安と円高進行を受け、直近急騰した主力株が本日も売られ続落となった。踏み上げのお祭り騒ぎは一服しましたが、下げてもまだ強しという感じですね。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:カイ3社 4,500株



2009年4月14日 日経平均株価8,842.68(-81.75)
米国株は朝安後、徐々に下値を切り上げ小幅安で戻ってくる。引け後にゴールドマンが1日前倒しで決算を発表し、これが市場予想の2倍以上の好決算。勝ち組のゴールドマンが好決算を出すのは予想通りですが、市場予想の2倍以上となると、インチキ時価会計を使ったのかも知れませんね。これで他の金融機関も市場予想を上回る決算をだしてくるのは、ほぼ確実でしょう。ただ、会計が不透明になったことで、好決算が額面通り評価されるかは別問題です。

日経平均は買い先行の始まりだったが、9,000円で頭を押さえられた後、先物に纏まった売りが出て続落となった。今日は為替が円高に振れていたこともあり、主力の輸出関連が終日軟調で、指数の下押し要因となった。まあ、トヨタなども短期間でここまで急騰すれば、そりゃあ下がって当たり前と言ったところですが、売り方も苦しい状況ですから、難しいところですね。

本日の取引:なし
持ち越し:カイ4社 4,500株  ウリ100株



2009年4月13日 日経平均株価8,924.43(-39.68)
日経平均は小幅に反落。週末の欧米市場が休場で、手掛かり材料難の中、終日方向感のない揉み合いとなった。悪材料もパラパラと出ているのですが、現在の地合いの良さに全て無視されている感じですね。今は需給がよいので企業業績や経済指標が予想より悪くなければ、取り合えず買いで反応する地合いになっています。ただ、9,000円から上は悪くないという理由だけでは、まだ力不足と言ったところ。株価の上昇に伴いハードルも上がってくるので、その辺は注意したいところです。

それにしても、空売りの多さが目立ちます。それだけ強弱感が対立しているということですが、踏み上げる動きも見られますね。調子に乗って売り過ぎた、イギリスのザ・チルドレンズ・インベストメント・ファンド(TCI)の空売り銘柄をショートスクイーズするような動きもあり、面白いですね。ファンダメンタルズを無視して上げれば、最後はお決まりの急落ですが、どこまでやるか見ものです。TCIの空売り残は東証のHPに出ています。

本日の取引:なし
持ち越し:カイ4社 4,500株  ウリ100株



2009年4月10日 日経平均株価8,964.11(+48.05)
米国株はウェルズ・ファーゴの好決算を受け大幅高で戻ってくる。ウェルズ・ファーゴは、証券化商品への投資が少ない銀行なので、これが今後出てくる全ての銀行に当てはまるとは思えませんが、サプライズであったことは確かです。シティーなども、先日改正されたインチキ時価会計を使って、良い決算を出してくるんですかね? まあ、その辺は市場も既に織り込んでいるでしょうから、あまり露骨なことをやれば逆効果になると思われます。

日経平均は昨日の急伸で、NY高をある程度織り込んでいたので、指数は狭い値幅での揉み合いに終始した。ただ、一部の銘柄は完全に踏み上げ状態になっており、値段がかなり異常な飛び方になってきました。指数が伸びなかったのは、三井住友FGが巨額増資でS安に張りついたことが原因で、これがなければ9,000円を大きく超えていたともいえます。それにしても、ちょっとへんな相場になってきましたね。

本日の取引:2社 2勝1敗 +9,000円
持ち越し:カイ4社 4,500株  



2009年4月9日 日経平均株価8,916.06(+321.05)
日経平均は大幅に反発。昨日の下げをあっさりと取り戻し、更に100円上昇する強い展開。とにかく今日は、好材料がこれでもかというほど出ました。まず、米国株の反発、機械受注の大幅な上ブレ、補正予算が過去最大の15兆円規模に拡大、株式買い取りに50兆円の政府保証枠を設ける、米金融機関19社のストレス・テスト合格、更にシャープの亀山第二工場が4月からはフル操業の状態になったなど。細かいことを言えば、すべてが好材料という訳ではないのですが、今日はなんでもポジティブに捉える雰囲気でした。

今日の日経に、個人投資家の空売り意欲が強いと出ていましたね。この上昇に関しては、半信半疑の人が多いのでしょう。まあ、それは当然だと思います。ただ、去年のリーマンショック前も、経済指標が良いのに株がズルズル下がってきて、こんなに実体経済が悪いはずはない、株価は下がり過ぎていると多くのエコノミストは言っていました。しかし、その後の経過をみれば、株価の方が正しかったわけです。エコノミストは「理路整然と曲がる」なんて格言もありますが、株価が天井から下がるとき、底から上がるときは、経済指標と大きく乖離しますから、エコノミストに限らず騙されてしまうんですよね。

本日の取引:2社 2勝 +14,000円
持ち越し:カイ5社 4,600株  ウリ100株



2009年4月8日 日経平均株価8,595.01(-237.84)
米国株は大幅続落で戻ってくる。主要企業の業績悪化懸念とか、ソロスのネガティブ・コメントが原因とか言われていますが、結局は、あまりにも楽観的な部分だけ織り込んで上がり過ぎていたということでしょう。日経平均も米国株安を受け終日軟調な展開。ただ、個別でショートが溜まっていることもあり、下げ幅は限定的でした。今日の下落でオプションSQの9,000円超えという思惑は、ほぼ無くなりましたね。

ここ数年、ソロスとかジムロジャースとかバフェットとか、著名投資家のマスコミへの露出が異常に多くなりました。これってどうなんですかね? 言論の自由で何を言おうが勝手ですが、こういう伝説的な人達が表に出てきて、マスコミにポジショントークとまでは言いませんが、それらしきことをヘラヘラ言うのは抵抗を感じますね。

本日の取引:2社 3勝 +23,400円
持ち越し:カイ5社 4,600株  



2009年4月7日 日経平均株価8,832.85(-25.08)
米国株は反落で戻ってくるが、下げ幅は小幅で特に材料にならず。日経平均は上にも下にも行かず、終日揉み合いの展開だった。これだけ騰がった後に買うのは、さすがに抵抗がありますし、かといって安易に空売りをすると先物でカチ上げられそうな雰囲気なので、とにかく動きづらいですね。

個別の動きなどを見ていると、既に戻りいっぱいという感じもしますが、明日はオプションSQ前の水曜日ですから、上でも下でも、もう少し動いて欲しいところです。

本日の取引:1社 1勝 +6,000円
持ち越し:カイ5社 4,600株  ウリ100株



2009年4月6日 日経平均株価8,857.93(+108.09)
週末の米国株は、雇用統計がほぼ予想通りの内容で、小幅高で戻ってくる。日経平均は為替の円安基調を受け、輸出株中心に4日続伸となった。先物は9,010円まであったものの、現物は心理的節目の9,000円を手前に上値が重くなった。ショートカバーが相場を押し上げているのも確かですが、信用残などをみると、個人は逆張りで売り上がっているようにも見えます。

直近1か月の比較チャートですが、日経平均が20%上昇しているのに対し、ジャスダックは僅か5%の上昇と、かなりの差が出ています。昨年の金融危機以降、外国人持ち株数の多い主力株は、徹底的に売られましたが、内需ディフェンシブ銘柄やジャスダックなどの小型株は比較的底堅かったので、その差が今でているという感じですね。
日経平均、TOPIX、ジャスダックの比較チャート
上から日経平均、TOPIX、ジャスダック。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:カイ5社 4,700株  ウリ100株




2009年4月3日 日経平均株価8,749.84(+30.06)
米国株は大幅続伸で戻ってくる。以前から言われていた時価会計の緩和が、正式決定したことが支援材料となった。金融資産の評価額を市場価格ではなく、裁量で決定できる訳ですから、これで金融機関の損失計上はかなり減るでしょうね。ただ、安易にこんなことをやると金融機関の財務内容がより不透明になりますから、個人的には、その場しのぎの愚策だと思いますね。

日経平均は9,000円を窺う勢いで始まりましたが、移動平均(25)との乖離が3月27日のレベルに戻ってしまいましたから、短期的な過熱感から後場は失速となった。ただ、今日なども値下がり銘柄数の方が多く、一部の主力株だけが踏み上げで上がっているだけですから、市場全体は過熱しているどころか、まだ冷え込んだ状態であると言った方が適切でしょう。

本日の取引:2社 2勝1敗 -19,000円
持ち越し:カイ5社 4,800株  ウリ100株



2009年4月2日 日経平均株価8,719.78(+367.87)
米国株はADP雇用リポートが過去最悪の-74.2万人と悪化したため、売り先行の始まりだったが、ISM製造業景気指数や自動車販売台数が予想よりも良かったことを受け、上昇して戻ってくる。雇用関係の指数は遅行するとは言え、ADPがこの状況で上がったということは、明日の雇用統計は材料視されないかも知れません。

日経平均は大幅に続伸。昨日の上げ方に違和感があったので、今日はそれほど上昇しないと思っていましたが、思いっきり上がりましたね。これほど上げる理由がよく分からないのですが、去年も4月1日~4月3日の3日間で860円カチ上げていますから、新年度に入ったことで、新規資金が入るなど需給的な要因が大きいのでしょう。この4月の初めが強いという傾向は過去に遡っても同じですから、それを見込んで先物にも買い仕掛けが入っているという感じです。

本日の取引:2社 3勝1敗 +11,000円
持ち越し:カイ5社 4,900株  ウリ100株



2009年4月1日 日経平均株価8,351.91(+242.38)
日経平均は反発。寄り付き直後は、過去最悪となった日銀短観や、GM、クライスラーの破綻懸念から小安くなる場面もあったが、昨日の安値レベルで下げ渋ったことで、その後は買い戻しが優勢になり高値引けとなった。

グローベックスが弱かったことを考慮すれば、ちょっと出来過ぎの展開でした。今の相場は、その日にトレンドの出た方へ、取り合えず乗ってしまえという、先物主導の相場ですから、安値引け、高値引けが多くなるのは必然といったところか。週末は米雇用統計とミサイルが控えていますから、上値は重くなるでしょうね。

本日の取引:1社 1勝 +8,000円
持ち越し:カイ5社 4,900株



2009年3月31日 日経平均株価8,109.53(-126.55)
米国株は、ガイトナーが幾つかの米銀は多額の支援が必要になると言ったことで、金融不安が再燃、また追加支援か破綻かで揺れる、自動車問題も嫌気され大幅安で戻ってくる。

日経平均は、昨日の下げで米国株安を織り込んでいたので、後場寄りまでは底堅い展開でしたが、その後は先物主導で崩され3日続落。8,250円レベルで揉み合って過熱感を解消できれば、ベストな展開でしたが下げ始めると早いですね。上昇トレンドを崩さない為には、最低8,000円はキープして欲しいところです。ほとんど先物主導での空中戦といった感じですから、難しい相場です。

今日は明日の日銀短観が恐ろしく悪い数字であると予想されているのも、ヘッジ売りを加速させたようです。先日の鉱工業生産もそうですが、経済指標はまだ悪い数字が続くでしょうね。個人的には、最悪期は既に脱したんじゃないかと思いますが、ちょっと楽観的ですかね。

本日の取引:1社 1勝 +3,000円
持ち越し:カイ6社 5,900株



2009年3月30日 日経平均株価8,236.08(-390.89)
日経平均は急落。週末の米国株安にも関わらず、朝方はプラスをつける場面もありましたが、その後は一気に崩れる。売り材料とされたのが、またかという感じですがGMとクラ イスラー。オバマ政権が再建計画の受け入れを拒否したとの報道から、再び破綻懸念が高まった。

テクニカル的にも異常値が出ていたので、今日の下げは仕方ないところ。それにしても金曜日の高値からもう600円も下げている訳ですから、激しい動きですね。今週の下値目処としていた、24日に空けた窓が一気に埋まってしまいました。明日以降、雲の上限が8,200円台に下がってくるので、この水準で揉み合えれば、悪くはありません。GM問題よりも、北朝鮮が黄海沖で韓国と軍事衝突が起きる可能性を警告というニュースの方が怖いですね。専門家によると、全面戦争は金正日政権の終焉をもたらすが、被害は朝鮮半島でだけでなく、飛び火した日本でも大きな被害が出る恐れがあるとのこと。

本日の取引:1社 2勝 +14,000円
持ち越し:カイ6社 5,900株



2009年3月27日 日経平均株価8,626.97(-9.36)
日経平均は小幅に反落。米国株が大幅高で戻ってきて買い先行の始まりとなったが、さすがに異常な乖離率になっていることもあり、大引けにかけ失速となった。ただ、下がったといっても、わずか9円安ですから、今日も強かったと言えます。しかし、13日のメジャーSQから下がった日は今日を入れて、たった3日間で、その間の下げ幅の合計は50円にも満たない訳ですから、実質日経平均は10連騰と云ったところでしょう。

今日の高値は8,843円、チャートはかなりの上ヒゲ陰線となったので、来週から一服に入る確率は高いでしょう。それとも強引にカチ上げて行くんですかね。米国がズッコケない限りは深押しもなさそうですが。

本日の取引:1社 2勝 +12,000円
持ち越し:カイ4社 4,900株 ウリ200株