本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2009年12月30日 日経平均株価10,546.44(-91.62)
円相場の92円台への下落を受け買い先行の始まりも、引けにかけ利益確定売りに押され安値引けとなった。引け味は最悪ですが、下がったと言っても年末要因によるポジション調整の範囲内ですから、特に問題はないでしょう。

来年は寅年です。寅年の相場はパフォーマンスがあまり良くないそうですね。今年は金融危機から立ち直りを見せ、ある意味安定した相場環境でした。来年は今年ほど順調な相場展開は望めないでしょう。しかし「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という格言があるように、チャンスがあれば虎穴に入って行かなければならないのが投資家なんですよね。来年もお互い頑張りましょう。

読者の皆様、1年間お疲れ様でした。よいお年をお迎えください

本日の取引:3社 3勝 +12,400円
持ち越し:3社 3300株



2009年12月29日 日経平均株価10,638.06(+3.83)
日経平均は小幅に続伸。9時21分からの3分間で225先物に1万枚の買いが入り、10,720円まで急伸する場面があったが、どうやらこれは誤発注(ダブルオーダー)のようで、直ぐに同じ枚数の売り物が出て元の水準まで戻る。こんな板の薄いときに誤発注するとは・・・ 大証のシステムはスピードが速いのであっという間に執行されてしまいます。東証も来年からarrowheadで速くなりますから、個人投資家も誤発注には注意したいものです。

ここまできたら過熱感は承知でも、明日は終値ベースで年初来高値を更新して気持ちよく終わりたいですね。

本日の取引:2社 3勝1分 +10,000円
持ち越し:3社 6400株



2009年12月28日 日経平均株価10,634.23(+139.52)
日経平均は反発。寄り付き直後から断続的に先物に買い戻しが入り上げ幅を拡大。こういう動きは、ある程度予想していましたが、先物も板が薄いので面白いように騰がってしまいますね。終値ベースでは年初来高値の更新はならなかったものの、ここまでくれば同じでしょう。

ただ、強い強いと言っても、今日もTOPIXの上昇率は日経平均の半分にも満たず、バランスは相変わらず悪いですね。これが年明けにどう出るかですね。

本日の取引:2社 2勝 +11,000円
持ち越し:3社 4300株



2009年12月25日 日経平均株価10,494.7(-42.21)
米国株はクリスマス・イブの為、短縮取引だったが、年初来高値を更新。東京市場は直近の急上昇でオシレーターに過熱感が出ていることから、順当なスピード調整となった。ただ、中身は大発会を除いて今年最低の商いで開店休業状態。殆ど意味のない1日でした。まあ、昨日まで例年と比べて出来高が多かったので、今日の出来高がこの時期の普通と云ったところでしょう。

今年の株式市場もあと3営業日で終わりです。それにしても1年は早いですね。株価だけみるとリーマンショックは既に忘却の彼方という感じですね。しかし、実体経済はジョブレスリカバリーという言葉に代表されるように、まだまだ厳しい状態です。この乖離が来年どのような形で埋まるのかは予断を許しません。

本日の取引:1社 1勝 +5,000円
持ち越し:3社 6500株



2009年12月24日 日経平均株価10,536.92(+158.89)
日経平均は大幅に3日続伸。引き続き海外株高と円安を受け堅調な展開。参加者が少ない分、一旦動き出すと普段より抵抗が無い感じ。

全体を俯瞰すれば、売り手不在のなか先物主導で指数だけカチ上げたと云う感じで、強さはさほど感じられません。ただ、日経平均は過熱感が出てきたものの、まだ相場全体の過熱感は感じられず、物色の循環が上手く回ればまだ行きそうですね。明日が年内受け渡し最終売買日ですから、節税売りで下げている銘柄も来週から動きが出てくるかも知れません。

本日の取引:2社 2勝1分 +11,200円
持ち越し:3社 6700株



2009年12月22日 日経平均株価10,378.03(+194.56)
ナスダックの年初来高値更新と為替が91円台に入ったことで、日経平均は大幅続伸となった。参加者限定で価格の信頼性には疑問符が付くものの、日足の雲を明確に抜けてきましたから、掉尾の一振に期待したいところ。ただ、ここから上の水準は戻り売りが多くなることが予想され、年内10,500円にのれば上々でしょう。

本日の取引:3社 3勝 +13,000円
持ち越し:3社 4900株



2009年12月21日 日経平均株価10,183.47(+41.42)
東京市場は米国株の反発と円安基調を受け底堅い動き。まあ、底堅いというよりか外国人がいなくなって、ただ動いていないだけとも言えますがね。なんでも日経平均の値幅は23年ぶりの小ささだったそうです。売買代金もついに1兆円割れで、このエネルギーでは小型株で遊ぶ以外どうにもないらない状況。

東証アローヘッド:1カイ2ヤリの個人投資家は総撤退か確かに大きな影響の出る人もいるでしょうが、デイトレと言ってもその手法は千差万別、システムが早くなるのは個人的には大歓迎です。それより、呼値の刻みが変更になる方が個人のデイトレ派には影響が大きいですね。しかし、いまだに昼休みもあるような取引量のたいして多くない東京市場に、こんなシステムを入れても宝の持ち腐れですね。市場活性化の方が先でしょ。

本日の取引:2社 2勝1分 +9,000円
持ち越し:3社 4200株



2009年12月18日 日経平均株価10,142.05(-21.75)
NYダウは3日続落で戻ってくる。東京市場は売り先行の始まりも、転換線レベルで持ちこたえ下げ幅を縮小した。為替が円安になれば日経平均先物が上がると云う、ただそれだけの相場で特に言うこともなし。個別に関しては、ポジション調整がチョロチョロ入っている程度な動きですから、来週も大きく動くことはないでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:3社 3900株



2009年12月17日 日経平均株価10,163.80(-13.61)
米国株は小動きで戻ってくる。FOMCは特にサプライズがあったわけではないが、イベント通過からドルが買い戻された。

東京市場は銀行株の買い戻し以外は目立った材料もなく、薄商いの方向感のない一日だった。為替はFOMCを受け、ドルでは円安になったものの、クロス円は円高になった為に相殺。亀井金融相の通常国会でデリバティブ規制法案を提出なんてニュースも上値を重くした模様。亀井氏と云えば、以前に日経平均先物を廃止しろなどと訳のわからないことを言ったことがあるので、警戒感が出るのも無理はありません。既に支払猶予法案と云う異常なものをやっているわけですから、これ以上恥ずかしいことを言ったり、やったり、しないで欲しいですね。

本日の取引:1勝 +4,000円
持ち越し:3社 3900株




2009年12月16日 日経平均株価10,177.41(+93.93)
米国株は小幅安で戻ってくる。今日の目玉は何と言っても新資本規制の延期報道であり、メガバンクは朝から強烈な買い戻しとなった。細かいことを言えば、これによってデフレ下にあるメガバンクの低収益構造が変わるわけではありませんが、日本のメガバンクは増資による株の希薄化を材料に夏から売り込まれてきたので、それなりに買い戻されて当然です。

日経平均とTOPIXの乖離が大きかったので、これが修正されるのは需給改善に繋がり、全体的にも売り込みずらい雰囲気になる。

本日の取引:2勝 +19,000円
持ち越し:3社 4900株



2009年12月15日 日経平均株価10,083.48(-22.20)
米国株はしぶとく続伸で戻ってくる。東京市場は小幅続落をどうこう云うよりか、三菱UFJをはじめとする増資銘柄への買い戻しがなければ、売買代金が1兆円を割れている水準ですから、閑散相場と云うほか何もありません。

先日、NYダウのETF(1679)が上場しました。私の知り合いが、これが上場したら空売りをするんだと言っていましたが、逆日歩が20円もついていたのでやめたそうです。昨日は3円になっていますね。まあ、このタイミングで上場すれば売りから入りたくなるのも分かります。しかし、個人投資家の資金を集めると期待が高かった割には、初日を除けば出来高が10,000株前後ですから、思いっきり人気がないですね。

本日の取引:2勝 +8,600円
持ち越し:2社 3100株



2009年12月14日 日経平均株価10,105.68(-2.19)
NYダウは3日続伸で戻ってくる。日経平均は短観を受け小高い始まりも、先週末の反動と、為替の円高基調から1万円割れ寸前まで下落。しかし、後場なかごろに、アブダビ首長国がドバイに100億ドルの金融支援をすると伝わったことで、リスク回避の円買いが巻き戻され、株式市場も先物主導で急速に下げ渋った。

ただ、本日も商いは低調で、これが来週になると更に外国人がいなくなるので、実質今年の相場は終わっていると云う感じですね。目先はFOMCを受け、年末に向けドルショートの巻き戻しが入るかどうかぐらいしか注目点はありません。後は節税売りで下げている小型株を来年に向けて仕込むぐらいですかね。

本日の取引:1勝 +6,000円
持ち越し:3社 3800株



2009年12月11日 日経平均株価10,107.87(+245.05)
米国株は続伸で戻ってくる。東京市場はメジャーSQが9,982円 59銭と比較的高く決まる。前場はSQ値を下回る水準で推移し嫌な感じでしたが、昼に中国の好調な経済指標伝わると、後場寄りから先物主導で上げ幅を拡大した。ただ、上海株はその後マイナスに沈む場面もあり、東京市場だけが異常に強かった感じ。しかし、TOPIXの戻りは鈍く、相変わらず日経平均主導での戻り。まあ、SQ値を上回って引けたことは評価できますが、メジャーSQの割には商いも少なく、中身はいま一つですね。

普天間基地の移設問題で日米関係が悪化している。鳩山首相は日米合意、沖縄県民の意思、連立政権の維持を、いずれも重視する考えを強調しているそうですが、どれかを犠牲にしなければいつまでたっても決まりませんよね。そもそも国益を考えれば、どれを切るかは考えるまでもないことですが、いったい何を考えているんですかね。それとも民主党は参院での数合わせの方が国の安全保障より重要なんでしょうかね。

本日の取引:2勝 +16,000円
持ち越し:2社 2800株



2009年12月10日 日経平均株価9,862.82(-141.90)
米国株は小幅に反発して戻ってくる。東京市場は、前場こそ1万円絡みで粘っていましたが、為替が再び87円台に入る円高には逆らえず、3日続落となった。

この2日間、SQの思惑から1万円で結構抵抗しましたから、明日1万円を回復できなければ、逆に1万円が目先のレジスタンスとして意識される。下は基準線絡みで止まれるかの確認。米国株が好材料に反応しなくなってきたのが気がかり。

本日の取引:2勝 +9,700円
持ち越し:2社 3000株



2009年12月9日 日経平均株価10,004.72(-135.75)
米国株は、ギリシャ国債の格下げや、ドバイ政府関連企業6社の信用格付けの引き下げなどから反落して戻ってくる。

東京市場は、CMEにサヤ寄せする形で始まり、その後は1万円台を維持してSQを迎えたい向きの買いが下値を支えた。ロールオーバー中心の取引で、現物の商いは低調、日中の値幅も殆どなかった。魔の水曜日どころか、ひ魔な水曜日と云ったところ。なんともコメントのしようがない、くだらない1日でした。

本日の取引:なし
持ち越し:1社 2800株