本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2006年10月12日 日経平均株価16,368.81(-31.76)
日経平均は小幅に続落。明日のオプションSQを意識した165中心の動きで、方向感はありませんでした。

2極化相場になったのは複合的な要因があり、1つに特定するのは困難ですが、投信の小型株ファンドの解約売りが増えているのかもしれません。年末から年初にかけての新興市場の異常な騰がり方は、ネットを通じた個人の買いだけでは説明がつきません。恐らく投信からの買いが相当あったものと思われます。それが冴えない展開に嫌気がさして解約に繋がっているのではないでしょうか。逆に云えば現在の優良株買いも、小型株投信からの乗換えやパフォーマンスのよさに注目した新規の資金流入が継続しているからと言えそうです。

2極化相場を放置したまま上昇トレンドを続けるというのは、誰が考えても違和感がありますし、現実的ではありません。では、優良株・小型株のどちらが乖離を埋める方向で調整するのかと言うと、これまた誰しも考えていることですが難しい問題です。米国が崩れれば優良株が下がって乖離を埋めるかもしれませんが、このままズルズル年末になれば小型株には節税売りが出て、乖離が更に拡大するということもあるでしょう。結局、分からないということですね。

本日の取引:なし
持ち越し:買い5,000 売り2,000



2006年10月11日 日経平均株価16,400.57(-76.68)
日経平均は反落。昨日と全く同じで先物とコア銘柄のみの上昇により、指数は堅調? に推移してました。しかし、中身をみればほぼ全面安と云った感じで、最後は指数もそれに引っ張られる形でマイナスになりました。それにしても新興3市場は揃って安値を更新し、マザーズ・ヘラクレスは5%の急落。日経平均に換算すると、実に800円の下げ幅ですから大変なものです。

本日、運悪く上場したフラクタリストは、公募割れしたあげくにS安でした。これが新興市場の現状をすべて物語っているという感じですね。しかし、新興市場だけでマザーズ・ヘラクレス・セントレックス・アンビシャス・ Q-Boardと、こんなに節操無く作ってしまって、一つに纏めることは出来ないんですかね。ただでさえ流動性が低いのに、こんなに分散させてしまったら余計使いづらいでしょうに。取引所が乱立した弊害としては、各取引所は上場手数料と、その他の経費欲しさに甘い審査で通すというところでしょう。また上場する会社の方も、まるで上場がゴールのように一時の資金調達だけが目的なんじゃないかと、疑いたくなる会社さえあります。これでは個人投資家も懐疑的になるのは無理ないでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:買い5,000 売り2,000



2006年10月10日 日経平均株価16,477.25(+41.19)
日経平均は小幅に反発。3連休中の北朝鮮の核実験実施を受け、安く始まりましたが、指数は先物主導で一気に切り返し、一時180円高までありました。しかし、2時の機械受注が市場予想を下回ったことで、今度は一転マイナスになるなど、先物主導の荒っぽい展開でした。

先物の影響を受けない新興市場は、朝から一貫して弱い展開で、需給が悪いですね。新興市場は内需系の銘柄が中心なので、円安メリットを享受できる銘柄が少ないというのも厳しいところです。逆に云えば東証1部のコア銘柄も円安のおかげで助けられていると言うことなんですがね。

北朝鮮は本当にどうしょうもない国ですね。しかし、そもそも核兵器が有る無しと云う、二者択一的な思考で考える問題ではない筈です。どうも昨日からの政府、マスコミの論調を聞いていると感情論的で、そればかりに話が終始し、なにが日本の安全保障にとって一番重要かと云う議論が上滑りしているように感じます。もう少し大人の議論を聞きたいものです。

本日の取引:A社・日水 2勝 +14,000円
持ち越し:買い5,000 売り2,000



2006年10月6日 日経平均株価16,436.06(-13.27)
日経平均は小幅に反落。米国株は更に続伸するも、本日のマーケットは値下がり銘柄が1,200超えと多く、一部の主力株によって指数が支えられる展開。来週以降、物色に広がりが出てくるか注目と言ったところでしょう。

あまり書くこともないので、株以外の話を書きます。

先日、ペンシルバニア州のアーミッシュの学校で悲惨な事件がありました。非常に許しがたい事件でありますが、興味を持ったのが文明を拒み、近代以前と同様の生活様式を営むアーミッシュの存在でした。かたくなまでに、自分達の生きかた信仰を守っているアーミッシュには、なんとなく惹かれるものがあります。また布教などと言って、他人に自分達の考えを押し付けていないところも良いですね。私の家にも休みになると、子供を連れた某宗教団体がよく勧誘にきますが、こう云うのはちょっとどうかと思いますね。私は宗教に関しては無知、無関心ですが、他人に自分の信仰を押し付けるというのは、結局、金儲けが目的であったり、自分が強く信じていないから、同調を求めるのではないでしょうか。自分が信じていれば、アーミッシュのように少数派であっても、他人が気になることはないはずです。

本日の取引:A社 2勝 +13,000円
持ち越し:買い4,000 売り1,000



2006年10月5日 日経平均株価16,449.33(+366.78)
日経平均は大幅に反発。米国株はバーナンキ発言から、金利引き下げへの期待が広がり大幅続伸。とりわけナスダックの上昇は目を引きました。日経平均もCMEにサヤ寄せする形で、大きくギャップアップして始まり、後場に先物主導で9月の高値をブレイクすると、買戻しが優勢となり上げ幅を拡大しました。

相場解説をする人は、この上昇に対して理屈をつけなければなりません。なかには日本株の出遅れを指摘する声もあるようですが、個人的には日本株が出遅れているとは全く思いませんね。そもそも日本株は昨年40%も上昇しており、国際的なPERの比較で見れば出遅れているのは寧ろ米国の方でしょう。ただ直近の米国株の上昇は、景気減速はソフトランディングを前提に全てポジティブに捉え、更に来年からの利下げ数回分を既に織り込む形で上昇していますから、かなり楽観的です。また昨日は債券も同時に騰がっており、矛盾は強まるばかりです。日本の方も信用買い残が裁定買い残に置き換わって無理やり上昇させたという感じなので、耐震強度には両国とも問題がありそうです。偽装設計がバレルまでは、トレンドについて行くしかないと言ったところでしょう。

本日の取引:A社 3勝 +22,000円
持ち越し:買い5,000 売り2,000




2006年10月4日 日経平均株価16,082.55(-159.54)
日経平均は続落。NYダウの史上最高値更新を受け、買い先行で始まりましたが、9月高値の16,400円を前に失速。

NYダウの史上最高値更新というのも、なんかしらけ気味ですね。そもそもNYダウに関しては、僅か30銘柄の平均株価でしかなく、しかも時代に合わせて不調な企業を削って好調な企業と入れ替えて行くのですから、騰がるのは当たり前でしょう。指数算出以来、構成銘柄で残っているはGEだけと云うのは意外に知られていないのではないでしょうか。

北朝鮮の核実験は、困ったもんですね。ただ実際、ミサイルに核を搭載できるようになるのは、北朝鮮の技術力からいって相当先の話でしょう。これも意外に知られていませんが、北朝鮮の脅威は核ではなく、世界トップクラスの保有量(5千トン)の生物・化学兵器の方でしょう。こっちは確実にミサイルに積めますからね。なんで同じ大量破壊兵器なのに問題にならないのか不思議です。

本日の取引:A社 2勝 +16,000円
持ち越し:買い4,000 売り2,000



2006年10月3日 日経平均株価16,242.09(-12.20)
日経平均は小幅に反落。米国株の続落を受け軟調なスタートでしたが、それ以上売り込む向きもなく、4日間で700円以上急騰している割には底堅い動きでした。昨日の短観を受けて外国証券経由の注文がどうなるのか注目してましたが、本日は若干の売り越し。積極的に買う程でもないが、売りを抑止する効果はあったみたいです。

先物も今日みたいに5万枚程度の商いだと、少ないなぁ~ と感じてしまいますね。最近、ヘッジファンドの連中も、日経の先物は動きが荒くリスクが高いので、取引から撤退するところも出ているようです。そうすると板が薄くなり、余計動きが荒くなると思うのですがね。まあそれは置いておくとしても、先進国の株価指数が、僅か数分間で200とか300も動くのは日本ぐらいですからね。この辺はインドと同じレベルで見られても仕方ないでしょう。

本日の取引:A社 1勝 +8,000円
持ち越し:買い4,000 売り2,000



2006年10月2日 日経平均株価16,254.29(+126.71)
日経平均は4日続伸。日銀短観は事前予想を上回るポジティブサプライズ。これを受け為替が一瞬円高に振れましたが、先行きに警戒感が示されたことで、日銀の利上げが先送りになるのではとの憶測から、その後は再び円安に振れる。

短観を好感し、株価が上昇しながら逆に円が売られてゆく、一見矛盾した動きになりました。結局、アメリカの経済指標をとっても全て都合のよい、いいとこ取りで株価が上昇しているので、その流れが日本にも及んできたと云ったところでしょうか。今日の株価と為替の関係もそうですが、矛盾していると云うのは、両方正しいと云う理屈はなり立たず、少なくともどちらか一方が間違っていることになります。まあ、それにしてもこの円安は輸出企業にとってはでかいですよね。

本日の取引:A社 2勝 +24,000円
持ち越し:買い4,000 売り2,000



2006年9月28日 日経平均株価16,024.85(+76.98)
*9月29日の更新はお休みします。

日経平均は続伸。米国の続伸を受け昨日の反動もなく堅調な寄りつき。今日は先物に仕掛けがなかったので、指数は終日狭いレンジ内の動きでした。現物の出来高に関しては相変わらず少なく、先物次第でどうにでも転ぶ相場。

昨日の米国は8月の耐久財受注が急激に悪化し、原油は急騰、普通なら反落になるとこですが、全く意に介さずダウ・ナスダックとも上昇して引けました。まぁここで大陰線を引くようなことになれば、一気に天井感が出てしまうので、ダウが史上最高値を更新し、踏み上げが完了するまでは、下げられないと言ったとこかも知れません。それにしても異常ですがね。

本日の取引:味の素・NTT 4勝1分 +27,000円
持ち越し:買い3,000 売り1,000



2006年9月27日 日経平均株価15,947.87(+390.42)
日経平均は急反発。米国株の続伸を受けCMEにサヤ寄せする形で始まりましたが、今日は寄り付き直後から先物に間髪いれずに大量買いが入り、水準を切り上げて行きました。その後は高値圏で小動きでしたが、2時過ぎに揉み合いレンジをブレイクアウトしたことから、更に上げ幅を拡大し終了。

直近のアメリカ株の強さに関しては、いろんな意見があるようですが、これをファンダメンタルズで理解しようとしても無駄です。景気減速しながらダウが史上最高値? どう考えてもアメリカの株高は理屈にあいませんよね。ただそれを言ったら、原油先物は2年間で約5倍になりましが、これもファンダメンタルズで説明できるものではないでしょう。それでアメリカ株の強さなんですが、個人的にはやはり不動産市場、商品市場から金が流れているんだと思いますね。日本のバブルのときも、不動産バブルが弾けてから行き場を失った金が株式市場に一気に向かい、株バブルを演出した経緯があります。NYダウは今日にも史上最高値を更新する勢いですが、ショートの方も史上最高レベルでなので、投機筋がこれに目をつけるのも当然といえるでしょう。

安倍内閣について、主要新聞社の社説をすべて読みましたが、どこも似たり寄ったりで少々辛めかなと思いました。個人的には小泉氏も安倍氏もそれほど大差はないと思うんですがね。ただどの社説も書いていませんが、大きく変わりつつあるのは寧ろ国外を中心とした外部環境の方ではないでしょうか。大量破壊兵器をでっち上げ、イラク戦争を強引に始めたブッシュとそのネオコン連中は、支持率が急低下し、既にレイムダック状態です。またイギリスのブレアもイラク戦争を契機に人気が下がりはじめ、辞めざるえない状況に追い込まれました。イラク戦争を支持して、人気が衰えなかったのは国際的に見ても小泉氏ぐらいでしょう。アメリカの大統領選挙までは、まだ2年ほどありますが、共和党から民主党に政権が変われば、アメリカは少なくとも現在よりはリベラルになるはずで、タカ派の安倍イデオロギーが、この先、国外・国内でマジョリティーを得られるのかと考えると、個人的には ?と思うわけです。美しい国になったが、日本だけがマイノリティー国家なんてことに成らなければよいのですが。

本日の取引: A社・NTT 2勝 +20,000円
持ち越し:3,000株



2006年9月26日 日経平均株価15,557.45(-76.36)

日経平均は3日続落。配当落ち分の60円を考慮すれば、ほぼ変わらずと云ったところ。但し出来高・売買代金は、ちょっと目を疑いたくなるような薄商いでした。これではコメントすることもありません。

安倍内閣の顔ぶれを見ると、経済財政相に就任した大田弘子はある意味サプライズなんでしょうが、全体的には何がやりたいのか良く分からないピンボケした組閣に見えますね。安倍氏が持つイデオロギーが、今後マスコミ・国民にどれだけ受け入れられるかで、寿命が決りそうです。

イデオロギーと云えば、杉浦法相は昨年10月の就任時、死刑執行命令書に「サインしない」と発言し、問題になりましたが、やはり在任期間中に死刑執行命令書にサインすることはありませんでした。意外に女性の法相の方が、ばんばんサインしているような気がするんですけど、こればかりは個人の思想信条が深く影響するので非難することもできないでしょう。ただ現行の法律では日本は死刑を認めている訳ですから、それを否定する人は最初から法務大臣にするべきではないし、本人も自ら職を辞するべきだったと思います。死刑制度に関しては、私も意見は持っていますが、ここで軽々に書くべきことでもないと思うのでやめて置きます。

本日の取引:A社・NTT 3勝 +26,000円
持ち越し:3,000株



2006年9月25日 日経平均株価15,633.81(-0.86)
日経平均は小幅に続落。米国株安を受けCMEにサヤ寄せする形でギャップダウンして始まり。寄った後はマイナス圏での膠着状態でしたが、後場になると先物に大口の買いが断続的に入りプラス圏に急浮上。ただその勢いも一時的なもので、引けにかけては再びジリ貧となりました。権利落ち前の相場らしく、特に見るべきものもは有りませんでした。明日の権利落ち後の動きに注目と言ったところでしょう。

自民党の党三役が決りましたが、個人的に評価の低いW中川が入ったのはちょっと不安ですね。特に幹事長の中川秀直氏は本当に大丈夫なんですかね。あるクイズ番組で遺憾(いかん)の意味はなんですか? という簡単な問題が出て ①残念に思う。 ②大変申し訳なく思う。 中川氏は自信満々で②と書き、しかも間違えた後も、国会では常に②の意味で使うんだと言い張っていました。そんな訳ねぇだろ(笑) しかも一緒にいた馳議員も「俺もそう思っていた」と言い出す始末で、私は呆れてしまいましたね。 

ついでに言うと政治家がよく使う、この「遺憾」という言葉は大嫌いですね。例えば「中国で起きたデモをどう思いますか?」と問われると、「遺憾なことだと思います」 党内で起きた不祥事を問われても「遺憾なことだと思います」 もうなんの重みもない言葉ですね。代議士はしゃべるのが商売なんですから、手抜きをしないで貰いたいですね。しかも、意味も分からず使っているヤツがいるんですから、なにおかいわんやです。高い金貰っている大先生がこの程度のことしか言えないなら、私も市場が下がった日には、一言だけ 「今日のマーケットは大変遺憾な展開でした」 と書けば十分ですかね。

本日の取引:A社買い3,000株
持ち越し:3,000株



2006年9月22日 日経平均株価15,634.67(-199.56)
日経平均は反落。米国株安を受けギャップダウンして始まりましたが、そこからはあまり動きは無く、先物を除けば全般的に商いは低調、機関投資家も様子見姿勢を強めていました。

米国はフィラデルフィア連銀の製造業景気指数が、03年以来のマイナスに落ち込み下落しました。今までは景気減速を示す経済指標を全てポジティブにとらえ、能天気に上昇してきたので、ちょっと予想外の落ち込みにビックリしたのでしょう。

日本でも先月機械受注が統計開始以来の大きな落ち込みになったのは記憶に新しいところです。日米とも足元の景気だけをみれば確かに絶好調で、特に日本の輸出企業などは想定為替レートを上回る大幅な円安効果もあり、中間期も上方修正が相次ぐことでしょう(逆にここで下方修正するような会社は相当悪い)ただマーケットは既にその先を見に行き始めています。また商品指標の急落など何かが少しずつおかしくなり始めているのは気になるところです。

「桐一葉 落ちて天下の 秋を知る」 季節はもうすっかり秋ですね?

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2006年9月21日 日経平均株価15,834.23(+115.56)
日経平均は反発。米国株はFOMCで目先材料出尽くしとなり調整に入ると思っていましたが、逆にダウ・ナスダックとも直近の高値を更新してきました。私が考えているより原油売りハイテク買いのトレンドは強いということでしょうか。

日経平均は反発したものの、CMEの清算値も超えられず、前場はマイナスになる場面までありました。この上値の重さを普通に考えると、やはり先のメジャーSQで裁定買い残が殆どロールされてしまったのと、4月高値銘柄の信用期日到来による売り圧力ということになるんでしょう。ただ現状は1月高値で既に信用整理が一巡したと思われる新興市場が一番弱いわけですから、巷で言われているほど信用期日が影響しているとも思えないんですがね。

本日の取引:NTT・味の素・日立・A社 5勝2敗 +29,000円
持ち越し:なし



2006年9月20日 日経平均株価15,718.67(-155.61)
日経平均は反落。米国株安を受け、ギャップダウンして始まった後は、特に大きな動きは無く、終日軟調な展開。


手控え要因とされていた今晩のFOMCに関しては、今回の利下げ見送りは既に100%織り込み済みでしょう。更に言うなら年内の利上げはもう無く、来年からは利下げと言うところまで織り込んでいるのかもしれません。そうでなければ景気減速のなか、ダウが史上最高値付近まで上昇している訳がありません。つまり現状の米経済は悪材料は徹底的に無視して、例え景気が減速しても腰折れは無く、ソフトランディングで全員ハッピーと言う超楽観シナリオですから、日本人がFOMCを心配しても意味無いでしょ という感じですかね。

それにしても直近IPOは酷いことになってますね。一時から比べるとそれほど割高な上場もなくなってきたと思うのですが、それでも初値を吊り上げすぎですよね。証券会社にとってIPOは重要な営業戦略ですから分からなくもありませんが、やはり程度問題でしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2006年9月19日 日経平均株価15,874.28(+7.35)
日経平均は小幅に反発。ナスダックが連休中も続伸し、7連騰となり、日経も買い先行の展開。朝方は200円を超える上昇を見せたものの、その後は失速して終わってみれば、いってこいの展開になりました。

いままで日経平均を牽引してきたセクターがマクロ的に見ても材料出尽くしという雰囲気があり、近年、相場らしい相場がなかったハイテクが買われています。ただ現時点ではまだ積極的な買いと言うよりか、消極的な買いと言った感じにしか見えません。今後、NT倍率が10倍を抜け、ハイテクが日経平均の牽引セクターになれるのか注目でしょう。

本日の取引:日立 2勝 +22,000円
持ち越し:なし



2006年9月15日 日経平均株価15,866.93(-75.46)
日経平均は反落。引けにかけ先物の買戻しで下げ幅を縮小したものの、3連休前でCPI、G7、20日にはFOMCを控えていることもあり、商いも薄く見送り状態。

今週は月曜日の機械受注で出鼻を挫かれ、個別で見ればかなり下げるものも目立ちました。ただ指数はハイテクの上昇で相殺する形になっているので、転換線と基準線の間で膠着感を強める展開になっています。上に放れるか、下に放れるか、材料待ちと言ったところでしょう。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2006年9月14日 日経平均株価15,942.39(+192.34)
日経平均は続伸。米国株の連日の上昇を受け、ようやく日本株も3桁の上昇となりました。一方、新興3市場は楽天がストップ安になるなど続落して引ける。ただ新興市場も年初からの下落で個人の信用整理が進んだ結果、下落しても市場全体を冷やすような事態にはならなくなっています。逆に東証1部の大型株の中に、1月の新興バブルのような行き過ぎがチラホラ見えてきました。

植草一秀氏は、またやってしまったんですね。個人的には、このへんな性癖を除けば優れたエコノミストであると云う評価は変わりませんが、さすがに2回目は許されないでしょうね。困ったもんです。

2121(ミクシィ)上場が話題になっています。今日は買い気配で初値がつきませんでしたが、どうなんでしょうね。個人的にはネット業界特有の先行者メリットは認めますが、参入障壁が殆どないこのビジネスモデルで過剰評価し過ぎのような気がしますけどね。

本日の取引:味の素・A社 3勝 +26,000円
持ち越し:



2006年9月13日 日経平均株価15,750.05(+30.71)
日経平均は小幅に反発。米国株が急伸しCMEの清算値は大証比で300円以上の上昇を示していましたが、意外にあっさりと先物が寄り付いてしまい、午後からはマイナスになるんじゃないかと云うところまでジリ貧となりました。今日はTOPIX、新興3市場の下落が示すように、ハイテク以外は全滅と云った感じでした。

このところの米国株とりわけハイテク株の急伸ですが、個人的にはこれはファンダメンタルズどうこうではなく、結局、商品市場に入っていた投機資金が、直近の急落を受け、またまた買いやすい水準にあったハイテク株に向かっただけのことだと思います。過去の日本で土地バブルが弾けた後、行き場をなくしたマネーが一気に株式市場に流れ込んだ構図となんとなく似ていますね。これが一時的なものなのか、継続するかはなんとも言えませんが、巨大なリスクマネーがポジションを変えれば、株式・為替・商品とあらゆるところに歪が出てくるのは当然で、暫く荒れたマーケットになるんじゃないでしょうか。

本日の取引:A社 1勝 +12,000円
持ち越し:



2006年9月12日 日経平均株価15,719.34(-75.04)
日経平均は続落。乱高下という程ではないですが先物で上下に荒い動きでした。一時サポートラインの15,710円を割れてしまいましたが、終値ではなんとか維持しました。日経平均は直近高値から既に700円下落しましたが、ここで自律反発できないようだと厳しいですね。

このところ証券会社も、本来なら相手にしないような流動性の低い小型株に突然とんでもない目標株価を付けたりとか苦労してますね。しかし、あんまり露骨にやりすぎると問題になりますよ。

最近、飲酒運転が大きな社会問題になっています。福岡での痛ましい事故以来 、飲酒運転をマスコミが積極的に報道するようになったせいか、どんどん出てきますね。もっとも事故にならない飲酒運転を数えたら、毎日、数万件はあるんでしょうけどね。なぜそんなに多いのかと考えると、やはり罰則が軽いというものありますが、日本でもちょっと田舎に行けば電車やバスが不便なので、車で飲みに行くしか方法がないと云うのも現実問題として有るのではないでしょうか。勿論、そんなことが飲酒運転をして良い理由になるはずもありませんが、罰則を強化して抑止力にしても、それで完全に無くなるというものではないでしょう。

そこで罰則の強化ばかりでなく、ハイテク技術を使って問題を解決すると云う方法も有り得るんじゃないでしょうか。例えばITSの流れで現在実験している道路に磁気マーカーを付け、それを車のセンサーで読み取って走る「自動運転システム」 これは2015年に高速道路での実用化を目指しているようですが、もっと前倒しして一般道路にも普及させて行けば、酒を飲んでも車に乗れます。インフラ整備に幾ら金が掛かるか想像もできませんが・・・ もっと簡単なものでは運転席に座ると血中のアルコール濃度をセンサーが測定し、エンジンを止めてしまうとか・・ あとバイオテクノロジーで血中のアルコールをたちまち分解して酔いがさめる薬とか・・・ まぁどれも現時点ではくだらない妄想ですが、飛行機が発明される前に、将来人間が空を飛ぶ乗り物で世界中を旅行するなどと云ったら、変人扱いされたことでしょう。それから思えば、上に書いたものなど簡単とは言いませんが出来そうな気がするんですけどね?

本日の取引:A社・NTT 3勝1敗 +15,000円
持ち越し:




2006年9月11日 日経平均株価15,794.38(-286.08)
日経平均は大幅に反落。米国が反発した割には朝から軟調な展開、寄り前のGDP改定値は0.2%の上方修正でしたが材料にならず。2時の機械受注は前月比-16.7%でこれはネガティブに反応し下げ幅を拡大しました。

その機械受注ですが前回は大幅な上ブレで発表から300円以上の急騰、それを思えば今回は150円程度と比較的緩い下げでした。まあ機械受注は内容がどうこうと言うよりか、先物の為のイベントという位置付けが、すっかり定着してきた感じです。

日経平均は基準線でなんとか踏み止まりましたが、明日以降、基準線を割れ15,710円も割ってしまうようだと当面下値模索もやむなしと言ったところでしょうか。

本日の取引:A社・味の素 1勝1敗 +5,000円
持ち越し:1000株



2006年9月8日 日経平均株価16,080.46(+68.05)
日経平均は反発。米国の続落を受け、軟調な始まりでしたが、後場になると先物主導で一気に切り返しました。昨日の下落を先物主導などと寝ぼけたことを言ってる人もいますが、先物主導とは今日の後場のようなことを言うのが正しい言葉の使い方でしょう。SQ値が15,847円で決まり、終値もそれを上回って引けたので、まだ本気で売ってくる気はないようですね。結局、買い上がった方のポジションもでかいので、売るにしても頭を使ってくるでしょう。

最近、SQ日の終値がSQ値を上回って引けると、そこがレジスタンスになり月末高いという噂が出ています。本当にそうなのでしょうか? 以前に2000年まで遡ったデータをここで紹介しましたが、このジンクスは50%をちょっと超える程度です。去年は一方的な上昇相場だったので、月初より月末の方が株価が高くなっているのは当たり前、SQ値を上回れば上昇相場では連動するのも当たり前になります。ちなみに2000年などは連動率は16%しかありません。この手のデータなどサンプル期間のとりかたで、どうにでもなってしまうものです。

本日の取引:A社・味の素 4勝 +28,000円
持ち越し:2000株



2006年9月7日 日経平均株価16,012.41(-271.68)
日経平均は大幅に続落。先物に関しては、これだけ値幅が出た割には薄商いで、なんら仕掛け的な売買もありませんでした。今日の下落はSQを前にした現物株へのポジション調整が逆に先物を主導した感じです。日経平均は日足の転換線を割ってしまいましたが、今日の動きだけではなんとも言えません。先物主導で上がり過ぎたので、基準線レベルまでの調整はむしろ歓迎でしょう。

米国はベージュブックでの景気減速と単位労働コストの上昇によるインフレ懸念が再燃し、下落となりました。直近は経済指標が出るたびに景気減速⇒利上げ停止⇒ソフトランディングと全て良いとこ取りでしたが、株価も高値圏にきていたので昨日はネガティブに反応しました。

だいたい評論家連中はソフトランディングと簡単に言いますが、過去統計学的に見てもバブルをやった後、ソフトで済んだ例など殆ど無く、何らかの痛みは必ず伴うものです。そう云う意味では中国もいずれ大変なことになるんでしょうけど・・・  バブルを発生させないようにすることは出来ますが、発生したバブルに対し人為的にソフトランディングするかハードランディングにするかを決めることはできません。それを決めるのはマーケットであって、中央銀行や政治家がいくら頑張ったところで結果は同じです。それは過去の日本をみれば明らかでしょう。

本日の取引:A社・味の素 3勝 +23,000円
持ち越し:なし



2006年9月6日 日経平均株価16,284.09(-101.87)
日経平均は反落。SQ週にしては、昨日・今日と気味が悪いくらい静かな動きでした。月曜日の急騰で売り方の買い戻しが進んだ結果かもしれません。押しを買うにしても、メジャーSQ後の方向性を確認してからで良いんじゃないでしょうか。ただ4月のレベルまで積み上がっている裁定買い残を再び下落相場で整理するようなことになれば、また大変なことになりますから、一気に梯子を外すようなこともないとは思いますが。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2006年9月5日 日経平均株価16,385.96(+27.89)
日経平均は小幅に続伸。

今朝のCNBCでも話題になっていましたが、ヘッジファンドの中には現物市場には一切投資せず、先物市場だけで運用する会社が増えているそうです。資金額もここ数年で何十倍にもなっています。もともと先物やオプション市場は売買シェアの約7割を外資が握っており、そのなかでレバレッジを効かせたこの手のファンドが暴れまわっている訳ですから、訳のわからない動きが増えるのも頷けます。たびたび言ってきましたが、彼らの手法は基本的にトレンドフォローとレンジブレイクアウトを使ったシステムトレードですから、相場の割高・割安とかファンダメンタルズなど全く全然関係なく、上がれば更にどんどん買い上がってきますし、相場が下がれば今度は逆にどんどん売ってきます。そして相場が行き過ぎると、今度はカウンタートレードをするヘッジファンドが出てきたりして、同じことの繰り返しとなります。そんな事情も知らずに日経平均が上下するたびにファンダメンタルズで相場解説をする人は、ちょっと時代遅れかも知れません。6月と現在で、ファンダメンタルズがどれ程変わったと言うのでしょうか? 

日経平均ですが、前回6月のメジャーSQを起点に相場は上昇基調に転換しただけに、今回のメジャーSQで再び相場の方向性が変化する可能性も考えておくべきでしょう。

本日の取引:A社 1分 0円
持ち越し:



2006年9月4日 日経平均株価16,358.07(+223.82)
日経平均は大幅に反発。先物はCMEの清算値を大きく上回る220円高での寄り付き。ただこれだけ大きくギャップを空けてしまうと、日中のボラテリティーまで喰われてしまうので、その後の動きが悪くなるのはいつものことです。引き続きオプションに絡む165の攻防ですが、165のコールを売っている向きも、先物でたいぶヘッジしたんでしょうかね。

しかし、今年の相場は下がる時も上がる時も一方通行ですね。市場参加者が増えれば、それだけ多種多様な考えのもとに運用されるので、相場は緩やかな動きになると思っていましたが、それは間違いのようですね。結局、先物・オプションと云ったデリバティブ市場における過剰投機と個人のネットトレーダーの群集心理が、相場の一方通行を増幅しただけのようです。

本日の取引:A社 2勝1敗 +18,000円
持ち越し:買い2000株



2006年9月1日 日経平均株価16,134.25(-6.51)
日経平均は小幅に反落。昨日の反動もあり、もう少し売りが出るかと思いましたが、意外にしっかりの展開。新興市場は相変わらず弱いものの、東証1部の大型株は上手く循環物色されていました。

最近の経済指標は好悪混在しており、見方によって弱気にも強気にもとれます。ですから米国ではショートが過去最高水準まで積み上がった訳です。ただ直近の踏み上げによる株価上昇で、経済指標も良いとこ取りとなり、悪い指標は殆ど無視しするようになってきたのは、要注意と見るべきでしょう。本日の手控え要因とされていた米雇用統計も、数字そのものにはあまり意味が無いのかもしれません。

来週は外国人投資家も市場に戻ってきて、週末にはメジャーSQ、来週の方向性が9月相場を占う上で重要になってくるでしょう。

本日の取引:A社 1勝 +12,000円
持ち越し:買い3000株 売り1000株