本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2006年12月29日 日経平均株価17,225.83(+1.02)
日経平均は小幅に続伸。昨日の延長戦と云った相場でしたが、大納会も無事終了。

この1年を振り返れば、ライブドアショックから始まり、東証のシステムダウン・短縮取引などさまざまなことがありました。結局、新興市場は1年間冴えない展開でしたが、日経平均は4年連続の陽線となり、全体的にはまずまずの相場だったのではないでしょうか。来年は各国の金融政策がポイントで、円キャリーの巻き戻しなど今年以上に相場が乱高下する場面もあるんじゃなかと思っています。

読者の皆様、1年間お疲れ様でした。よいお年をお迎えください。

本日の取引:A社 1勝 +6,000円
持ち越し:A社 1,000株



2006年12月28日 日経平均株価17,224.81(+1.66)
日経平均は小幅に続伸。堅調といえば堅調なんですが、なんか鉄鋼株にすべてエネルギーを吸い取られている感じで違和感の残る相場でした。新日鉄の出来高はなんと4億株、日経CNBCではアイアンダンス(鉄の舞)などと解説してますが、ん~ ここまで来るとちょっと言葉がないですね。過熱し過ぎてメルトダウンしなければよいんですがね。

本日の取引:A社 6勝2敗 +21,000円
持ち越し:A社 2,000株



2006年12月27日 日経平均株価17,223.15(+53.96)
日経平均は続伸。受渡しベースでの年内最終売買日も終わったことで、先駆して上昇してきた鉄鋼、電力といったところが利食いに押され、逆に節税売りなどで下げていたところが買われる展開。これは前から言ってきたように想定内の動き。ただ思っていたより戻りが鈍い。今年は相場環境が良かったので、損切りしないで持ち越した人も多かったのでしょうか。暫くリターンリバーサルが継続し、少しバランス良くなってくれた方がよいんですがね。

為替も朝方は119円台でしたが、通信社が来年1月の金融政策決定会合で追加利上げが議題に上る見通しとなったと伝えたことで若干円高に押し戻されました。まあ経済指標を見れば個人消費が弱いだけで企業系の指標は絶好調ですから、12月みたいに全員一致で見送りになるなんてことの方がそもそも異常でしょう。しかし、日銀もえらく慎重になったものです。なんだかんだ言っても村上ファンドの影響がまだ残っているとしか思えませんね。これが良いことなのか悪いことなのかは別にして。

本日の取引:A社・B社 4勝 +28,000円
持ち越し:A社 2,000株



2006年12月26日 日経平均株価17,169.19(+76.30)

日経平均は反発。外国人がいないと日本のマーケットはこんなになってしまうのかと言うほど、超閑散で膠着感の強い展開でした。この2日間で日本のマーケットなど所詮、外国人による外国人の為の市場だということを改めて認識させられましたね。日経平均は唯一資金が集まっていた鉄鋼株の上値追いに触発される形で、引けにかけ上げ幅を拡大して終了。

鉄の上昇はちょっとやり過ぎかなと思いますが、日経平均は指数寄与度の高いハイテク株を温存する形で上昇しているので、過熱は承知でも年末年始にかけ175にトライしてくる可能性も高そうです。受渡しベースでの年内最終売買日も終わったので、明日から物色対象に広がりが出てくるのかに注目したい。

本日の取引:A社・B社買い
持ち越し:A社・B社 1,200株



2006年12月25日 日経平均株価17,092.89(-12.07)
日経平均は小幅に反落。金曜日とほぼ同じ内容。東証1部の値下がり銘柄数は1276銘柄と多いが、指数だけは底堅い。売買代金が今年最低では、これ以上特に言うこともありません。個人的には此処から上に振れても下に振れても納得と言った感じなんですが、ザラバにもう少し動いてくれないと面白くありません。

本日の取引:B社  1勝 +4,200円
持ち越し:なし



2006年12月22日 日経平均株価17,104.96(+57.13)
日経平均は続伸。東証1部の値下がり銘柄数は1100銘柄を超えているのですが、日経平均は堅調な動きで高値引け。毎日同じ事をいうのもなんですが、これは季節要因という他にありませんね。高値追いの主力株は本年度の税金を払いたくないので売り控え、一方小型株は節税の損切り。当然、主力株中心に構成されている日経平均は下げそうで下げない展開になります。12月の決算銘柄以外は26日が年内受渡しベースでの最終売買日ですから、そこが1つのポイントになるでしょう。

現在の日本市場を玉子に例えると、指数という殻は過熱しているのですが、中身は過熱していないという状況です。

本日の取引:A社・B社  4勝1敗 +24,000円
持ち越し:B社600株買い



2006年12月21日 日経平均株価17,047.83(+36.79)
日経平均は小幅に続伸。米国株が小動きだったこともあり、指数の方向感はなく1日ちゃぶついた動き。出来高も約1/4は鉄鋼株ですから完全なディ-リング相場です。

日経平均のサイコロなどから相場の過熱を指摘する声が多くなってきましたが、そう単純なものではないでしょう。現在のマーケットは鉄鋼株や一部の大型株を中心としたディ-リング相場で、この部分では確かに過熱してますが、市場全体を俯瞰すればまだ過熱には程遠い内容だと思っています。指数が上昇基調なので余り目立ちませんが、先週から相対的に小型株のパフォーマンスが悪いのは、含み損を抱えた投資家が最後の節税売りを出しているからでしょう。ですから今年の最終売買日が終われば、リターン・リバーサル的な動きも期待できるんじゃないかと思っています。ディ-リング相場に乗って餅代を稼ぐか種蒔きをするか、お好きなほうを選べば良いんじゃないでしょうか。

本日の取引:A社・B社  3勝1敗 +16,000円
持ち越し:A社 3,000株買い 2,000株売り B社300株買い



2006年12月20日 日経平均株価17,011.04(+234.16)
日経平均は大幅に反発。結果的にNYが落ち着いた動きで戻ってきたこともあり、まずは堅調な始まり。それでも前場はモタモタした動きでしたが、後場寄り直後から先物に大口の買いが相次いだことで、心理的節目の17,000円をブレイク。その後はまた膠着状態となりましたが、大引けでもなんとか17,000円台を維持して終了。

人間は台替わりの数字には過敏に反応する習性がありますが、17,000円はテクニカル的には、さして重要なラインではありません。年末にかけ参加者減少のなか先物主導で上下に荒い相場が続くんでしょう。日経平均の価格帯は誰が見ても上に仕掛ける方が値幅がとり易い状況ですが、相場で全員一致ほど怖いものはありませんからね・・・。

本日の取引:A社・B社  4勝1敗 +31,000円
持ち越し:A社 4,000株買い 2,000株売り。



2006年12月19日 日経平均株価16,776.88(-185.23)
日経平均は7日ぶりに反落。米国株安を受けギャップダウンして始まった後は、昨日以上の膠着状態。今日もこのままかという雰囲気でしたが、前場終了間際に先物に大口の買いが相次ぎ、前日比変わらずまで戻す。しかし、後場になると一転先物が売られ始め下げ幅を拡大して終了。タイ株の影響だとか日興コーディアルの管理ポスト入りが原因だとか言われてますが、まあ6日も続伸すれば調整が入るのは当然でしょう。

日興コーディアルによるSPCの連結外しは、法的にはクロに近いグレーゾーンと云ったところですが、美しい話ではありませんね。機関投資家はロスカットルールがあるので、売らなければならない状況にありますが、普通ならこれで上場廃止まではやらないでしょう。(虚偽記載になってしまった部分が今後どう扱われるかは不明ですが)またSPCの件は1年も前から指摘されていたにも関わらず日興側がシカトしてきたので、関係者をだいぶ怒らせてしまったのは間違いないようです。

本日の取引:A社 2勝1敗 +12,000円
持ち越し:なし




2006年12月18日 日経平均株価16,962.11(+47.80)
日経平均は6日続伸。CMEにサヤ寄せする形でギャップアップして始まりましたが、先週からの流れを引き継ぎ、指数は直ぐに膠着状態となる。先物はザラバ17,010円までありましたが、現物は17,000円には僅かにとどかず。基本的には先週と同じで大型株中心に強い株はより強く、弱い株はそれなりにと言った感じ。日経平均の値幅は今年の最低水準。

先物も膠着状態で出来高が大幅に減少。ちょっと調べてみたら本日の出来高46,181枚は今年2番目の少なさ。1番はGW谷間の5月1日の38,881枚。先物は積極的な売り手がいない一方、買いの手が止まるとそのまま動かなくなるという状態が続いています。

本日の取引:なし
持ち越し:なし



2006年12月15日 日経平均株価16,914.31(+85.11)
日経平均は5日続伸。日銀短観はほぼ市場の予想通りの数字。既に年内追加利上げ見送りで為替も株式市場も動いているので、市場の反応は特に無し。日銀も事前にこれだけ外堀を埋められたら、動きようが無いという感じですかね。そうでなくとも村上ファンドで政府に借りを作ってしまった福井さんがトップではね。米国株は予想に反し三角保合いを上放れ、直近のドル高がフォローになったと言う感じです。

結局、今週は5日間上げっぱなしで500円近い上昇となり、ポジショントレーダーには非常に良い週でした。ただザラバの動きはどの日も極めて限定的だったので、日計り派はストレスが溜まったんじゃないかと思います。また指数は上昇していますが、個別でみると中・小型株のチャートはまだ激しく痛んでいますから、今年も年末にかけ節税売りはそれなりに出ると思います。

本日の取引:A社 2勝 +11,000円
持ち越し:なし



2006年12月14日 日経平均株価16,829.20(+136.27)
日経平均は4日続伸。年内利上げ見送り観測による円安も相場を後押しし堅調な展開。先物は売り手不在の状況になっており、出来高をそれほど要さないでも騰がって行きます。それは戻り売りの多い価格帯を抜けきた現物にもいえます。売り方には苦しい展開です。

昨日、ウィニーの開発者が有罪となる判決が出ました。個人的にはウィニーを使ったことはありませんし、これからも使う予定はないので、その面ではどうでもよいのですが、判決にはちょっと考えさせられますね。マスコミ各社はこの判決に概ね好意的な反応を示していますが、それはコンテンツを提供する側であるバイアスがかかっているのでちょっと割り引いた方がよいでしょう。

弁護側や2ちゃんネルの管理人が言ってるように、刃物が悪意で使われれば、製造者は幇助になるのかと言う切り返しは当然の反応でしょう。刃物に限らず「ふりこめ詐欺」に電話が使われてもそれも幇助になるのかとか、どんどん範囲が拡大してしまう恐れがあります。判決はこれをもって幇助犯の成立範囲の拡大は妥当ではないと言っていますが、成立範囲の明確な線引きが曖昧なままでは、判決そのものが論理破綻していると感じずにはいられません。またウィニーが松下電器のような大企業が開発したものだったら、同じように有罪判決を出せたのかと言う疑問も個人的には残ります。まあ控訴するそうなので今後の裁判に注目ですね。

本日の取引:A社 3勝1敗 +12,000円
持ち越し:



2006年12月13日 日経平均株価16,692.93(+55.15)
日経平均は3日続伸。結果的は高値引けとなりましたが、方向感はなく1日ちゃぶついた動きでした。この動きでは特に感想もありません。

直近の上昇で日本株のテクニカル的な過熱感を指摘する声が出ていますが、個人的にはまだそれほど警戒する水準ではないと思っています。対して米国株は現在高値圏での三角保合いになっています。巷ではクリスマス・ラリーとなり上放れるという意見が大多数のようですが、幾つかのテクニカル指標では夏からの上昇トレンドの過程では見られなかったような逆行現象が出てきており、トレンドの勢いは失われつつあります。個人的には上放れるより、このまま暫く揉み合いか、下放れる確率の方が高いと見ています。

本日の取引:A社 1勝0敗 +4,000円
持ち越し:なし



2006年12月12日 日経平均株価16,637.78(+109.79)
日経平均は続伸。米国株高を受け堅調な始まり。昨日と同じような形ですが、今日は直近、動きの鈍かった株が買われ、値を上げていた株が売られるリターン・リバーサル的相場でした。相場が良いからリターン・リバーサルが起こると言うのもありますが買いも一巡してきた感じ。

自民税調の頑張りも有り証券税制は1年延長されるようですね。しかし、証券税などたかが知れてますし、1年後にまた揉めるのは明らかなんですから、恒久化という方向で調整してもらいたかった。金持ち優遇だと言っている公明党に配慮したんですかね。

今年も年末にかけ投信の設定が相次ぎますが、どうなんでしょうね。去年は相場が良く、特に年末から年始にかけて新興市場がバブルなみの上昇を続けたこともあり、12月・1月はネット証券の口座数も爆発的に増えました。つまり、この時期に儲かっている人の話なんかを聞き、株を始めた人が最も多かったわけです。しかし、新興市場は新規参入者のピークとほぼ同じタイミングで天井となり、急落につぐ急落。そして皮肉なことに直近ネット証券の口座数の伸びが最低となったところで底入れとなりました。なんだかんだ言っても個人の多くは群集心理で動いているだけなので、昔から一番最悪な投資行動をとる人種であることには変化がないようです。分散投資といっても今は世界中の株が高いわけですから、投信を買う人はよく考えた方が良いでしょう。今年が去年のようになるかは分かりませんが、我々はカモが入ってきたら、それを利用するだけです。こんなことを書くから証券会社から嫌われるのかな・・

本日の取引:B社・パイオニア 4勝0敗 +67,000円
持ち越し:なし



2006年12月11日 日経平均株価16,527.99(+110.17)
日経平均は反発。CMEの清算値にはとどきませんでしたが、小高く始まった日経平均は狭いレンジでの揉み合いで前場を終了。後場も寄り直後に先物主導でレンジを切り上げた後は再び揉み合い。大引けにかけ先物が多少乱高下しましたが、ザラバの動きは乏しかった。

強いと言えば強いのですが、物色される銘柄はかなり偏っていて大型・小型関係なく、とにかく動きの良いもに金を突っ込もうというディ-リング相場的色合いが強い。指数が堅調な割りには出来高・売買代金が今ひとつで、相場の腰は言われているほど強いのかという危うさも感じる。

本日の取引:A社・B社・パイオニア・ローム 5勝2敗 +27,600円
持ち越し:B社1000株



2006年12月8日 日経平均株価16,417.82(-55.54)
日経平均は反落。まず順番から寄り前のGDP改定値は下方修正でしたが、これは予想の範囲内と言うことで織り込み済み。SQは225採用1銘柄あたり差し引きで30万―40万株の売り越し。ロールもかなり進んでいたのですが、SQ値は16,291円 56銭と低く決ったところを見ると裁定解消もかなり出たと言う感じ。これで来週裁定買い残がどのていど減っているか注目でしょう。2つのイベントを通過したことで、指数は前日終値を挟んでの落ち着いた動きとなり、あとは2時の機械受注待ち。その機械受注は事前予想を大きく下回るネガティブサプライズ。当然、直後に先物が急落しましたが、今回は意外に底堅かったという印象。

11月10日の日記で機械受注の発表時間をずらせないものかと書きましたが、相場の撹乱要因になると言うことで来年から8:50分に変更になるようです。相場は動かないより動いた方が面白いのですが、この金曜日の2時と言うのは時間が悪過ぎましたし、それを受けた先物も異常としか思えない振れ方をしていましたから変更は賛成ですね。おそらく最大の顧客である外国人様からクレームが出たんじゃないかと思います。楽しみにしてた人もいるんでしょうけどね・・・

本日の取引:A社・パイオニア 4勝 +22,000円
持ち越し:2000株