本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2004年11月26日 日経平均株価10,833.75(-66.59)
日経平均は先日の終値を挟み狭いレンジで推移してましたが、後場に中国人民銀行が、中国はドル建て資産をすでに減らし始めたと言うニュースが伝わると、円高が進み先物主導で下げ幅を拡大しました。そう言えば先日、ロシアも今後、ユーロの備蓄を増やしドルを放出するとCNNで言ってましたが、世界的なドル資産離れが始まろうとしているんでしうかね。

円高になると日米の財政赤字を比較し、日本は問題となっているアメリカの3倍もの赤字があるのだから、円安にならなければ、理屈に合わないと言う人がいます。確かに理屈ではその通りですが、私はこの意見には賛成しかねますね。あくまで個人的意見ですが、これからバブルが崩壊しようとしている国と、バブルの後始末が終わろうとしている国を、現状の数字だけで判断するのは、ナンセンスだと思います。しかし、日本もまた増税論議が盛んになってきましたね。どうしてもう少し我慢できないのでしょうかね。バブル崩壊後、何度か景気回復の場面がありましたが、ことごとくブレーキを踏み、景気を失速させた経験をもう忘れてしまったのでしょうか。まぁ政治家や官僚たちにはデフレ経済の方が都合がよく、景気など、どうなろうが関係ないと言うことなのでしょう。

モルガン・スタンレー証券で、円高が継続した場合、強味を持つ10銘柄を11月24日付けのレポートで報告していました。銘柄は塩野義製薬(4507)、中外製薬(4519)、JFEホールディングス(5411)、日本製紙グループ(3893)、住友金属工業(5405)、東京電力(9501)、新日鉄(5401)、大阪ガス(9532)、関西電力(9503)、王子製紙(3861)。

逆に円高から円安になる局面では、
任天堂(7974)、リコー(7752)、HOYA(7741)、日産自動車(7201)、コマツ(6301)、村田製作所(6981)、スズキ(7269)、ファナック(6954)、オリンパス(7733)、デンソー(6902)だそうです。参考までに。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
ローム 04,11,26 \9400 100 04,11,26 \9440 100 \4,000
ローム 04,11,26 \9400 100 04,11,26 \9440 100 \4,000
ローム 04,11,26 \9400 100 04,11,26 \9440 100 \4,000
ローム 04,11,26 \9430 100 04,11,26 \9450 100 \2,000



2004年11月25日 日経平均株価10,900.34(+28.01)
NYは上昇しましたが、為替は円高に振れて戻ってきて、ほぼ帳消し。小安く推移してましたが、後場中ごろから先物主導で切り返し日経平均は小幅に続伸。このところ売られ過ぎたハイテクにもリバウンド狙いの買いが入っていたようです。

自民党の政調会長が為替市場で動いている金は膨大であり、介入などあまり意味が無いなどと言ったそうですが、面白いですね。まぁ確かにその通りなんですが、しかし日米両国の閣僚から、この期に及んでも、ドル安容認ともとれる発言が相次いで出ているのは、非常に奇異な感じを受けます。蜜月関係のブッシュ・小泉間では100円~95円ぐらいまでの円高は既に話がついているとしか思えなくなってきました。そうでなければ春先に105円レベルで必要に介入を繰り返した理由を教えて欲しいものです。

銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
ローム 04,11,25 \9390 100 04,11,25 \9490 100 \10,000
オリエンタル酵母 04,11,25 \742 1000 04,11,25 \747 1000 \5,000



2004年11月24日 日経平均株価10,872.33(+22.94)
休みの間、NY市場と為替は落ち着いた動きだったので、急落分の半分は最低限埋めるんじゃないかと思っていましたが、22円とは弱々しい反発でした。NYは下がれば指数に出遅れてるファンドや個人が押し目を入れてくるので、当面急落はないと思いますが、逆に買いが出揃った頃が怖いと思います。

それにしてもハイテクの一角は実に弱いですね。個人的にはハイテクはあまりやりませんが、NEC、ローム、リコーと言った辺りは、チャートは最悪ですが、そそられる値段になってきました。別に買いを勧めている訳ではないので、勘違いしないで下さいね。今の株価を時系列的に見てと言う意味です。

初心者のどうしたら株で儲けられるの? と言う質問に、「株は安い時に買って高い時に売ればいい」と人を小馬鹿にしたような言い方をする人が居ますが、これは半分当たっているが、半分は嘘ですね。短期の時間軸で見れば、安い株と言うのはより下がり、割高と思える株ほど、逆に騰がるものです。ですから短期で勝負しようとしている人に、上記のアドバイスをすれば、嘘になり、長期で見てる人にすれば正解と言うことになります。言葉は難しいですね。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
東京電力 04,11,22 \2410 2000 04,11,24 \2425 2000 \30,000



2004年11月22日 日経平均株価10,849.39(-233.45)
NY市場のトリプル安を受け、日経平均は大幅に反落。下げ幅は一時300円を超えるなど、厳しい下げ方でした。今日はNY株の下げよりも、102円台をつけた為替の影響の方が大きかったように思います。ブッシュがいくら口先で強いドルと言っても、戦争を続けながら、減税もしてドルが上げると言うのは実に矛盾した話です。人民元の切り上げも相変わらずポーズだけで、本気で圧力を掛ける気が無いことは、マーケットも承知しているのでしょう。

相場が動かない時には、利益を上げるため、いつもよりロットを大きくしてしまいがちですが、しかし、そんな時に限って逆に大きく動いてしまい一気に遣られてしまうものです。最近、私もこのパターンが多く反省しています。

今日は悪材料が重なり大きく下げましたが、まだレンジ内の動きであり、ロスカットをしっかりやることを前提に、逆張りで臨む場面かもしれません。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
東京電力 04,11,22 \2410 1000 04,11,22 \2420 1000 \10,000
東京電力 04,11,22 \2405 1000 04,11,22 \2410 1000 \5,000
A社 04,11,22 2000



2004年11月19日 日経平均株価11,082.84(+0.42)
NYは売り手不在のマーケットと言う感じで、一向に下がる気配を見せません。日本は相変わらず三角もち合いが継続中で、だんだんレンジも狭くなってきています。NYの動きをみていて思うのはオシレーター系のテクニカル指標は随分前から売りを示唆していましたが、それを無視するかのように上昇してしまいました。もしこれで空売りを続けていたら大きな損失を被ったはずです。オシレーター系で売り買いを判断している人もいるかもしれませんが、私はあまりこれを勧めません。大きなトレンドが出ている時に、流れに逆らうオシレーター系の指標を無闇に使うと、買いでも売りでも壊滅的な打撃を受けることがあるからです。ではオシレーターが使えないのかと言えばそうではなく、ボックスで動いている相場には有効性はかなりあると思います。要は使う物差しを状況に応じて変える応用力がなければテクニカルは逆に危険なものになってしまいます。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
三菱重工 04,11,~ \295 15000 04,11,18 \298 15000 \45,000
三菱重工(空売り) 04,11,19 \299 10000 04,11,19 \298 10000 -10,000



2004年11月18日 日経平均株価11,082.42(-48.87)
日経平均はNY高を好感し買い先行で始まりましたが、昨夜からのドル安の進行もあり、徐々に売り優勢となり3日続落。

為替に関しては此処半年ほどは全く動きが無くノーマークでしたが、直近一ヶ月で約6円と急激なドル安になってきました、以前に投機筋が為替に戻ってくれば、原油は下がるかもと書きましたが、どうやらそんな感じになってきましたね。年初の円高は日本の強引な単独介入で阻止できましたが、今回は、アメリカの双子の赤字を背景に、投機筋もかなり自信を持ってドルを売ってきてるように感じます。アメリカ政府も今のところ、これ幸いと放置を決め込んでおり、どこまで行くかちょと予測ができません。裏読みすれば、このドル安はイラクの戦費負担を日本に為替をつかって間接的に負担させる意図があるのかもしれません。だとすると今回、政府の動きが悪いのもうなずけます。円高を理由に株が下がった時は基本的に買いで良いと思いますが、100円を割ってくるようなことになると、厳しいことになりそうです。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
三洋電機 04,11,~ \343 15000 04,11,18 \340 15000 -45,000
三菱重工 04,11,18 \295 10000 04,11,18 \296 10000 \10,000
三菱重工 04,11,18 \294 10000 04,11,18 \295 10000 \10,000
三菱重工(空売り) 04,11,18 \293 5000 04,11,18 \294 5000 \5,000
B社 04,11,18 5000



2004年11月17日 日経平均株価11,131.29(-30.46)
NYが久しぶりに下げましたが、日経平均は利食い売りと押し目買いが交錯し、1日通して65円と狭い値幅で取引を終えました。

信用買い残も此処に来てようやく減ってきた感じを受けます。12月も近づいてきたので、諦めの節税売りも出てきているのでしょう。こう言う銘柄は拾っていきたいですね。

NYは現在、急騰による過熱感が指摘されており、対して日経は出遅れと言われています。確かに短期の時間軸ではそうですが、比較する時間軸を変えてみると、下図のようになります。日経225は意外に頑張っているのではないでしょうか?

指数比較

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
三菱重工 04,11,17 \296 10000 04,11,17 \297 10000 \10,000
王子製紙 04,11,17 \590 5000 04,11,17 \591 5000 \5,000
B社 04,11,17 10000



2004年11月16日 日経平均株価11,227.57(-65.82)
日経平均は3日ぶりに反落。銀行をはじめとする内需系は堅調でしたが、円高の影響もあるのでしょうか、ハイテクには資金が廻ってきません。この辺が買われてこないと指数的には上値が重い展開になりそうです。

やっと金融庁は有価証券報告書を提出している全企業(2003年度で約4500社)に対し、今後1カ月以内に株主の状況などの情報開示内容を点検し、必要があれば訂正報告書を提出するよう指示したそうですが、はっきり言って遅すぎますよ。それになんで1ヵ月も時間が必要なんでしょうか? その間、我々には、なんの信頼性もない情報で売買してろと言ってるも同じです。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
A社 04,11,16 9000



2004年11月15日 日経平均株価11,227.57(+207.59)
日経平均はNY高を好感し大幅に続伸。世界的にマクロ経済に減速感が出てきましたが、欧米の株価は逆行する形で急伸しております。これは金曜日にも書きましたが、売りの踏み上げと、指数が急伸してしまった為、それをベンチマークとしているファンドは理屈抜きに買わなければならない状況になってしまった。後はプログラム売買の影響でしょう。プログラム売買は騰がれば騰がるほど買いを出し、下がれば下がるほど売りが出るものです。いつまでもファンダメンタルズに逆行して動くものではありませんが、アメリカの場合、株が騰がってくると、逆にファンダメンタルズが追いついてきてしまうこともあるので、そう言う意味では、この上げを、あまり馬鹿にもできないんですよね。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
王子製紙 04,11,15 \587 10000 04,11,15 \589 10000 \20,000
A社 04,11,15 6000



2004年11月12日 日経平均株価11,019.98(+173.06)
日経平均は大幅に反発。GDPはネガティブサプライズに近い、悪いものでしたが、昨日の機械受注で下げすぎた反動と、連日のNY高を材料に堅調でした。NYの急騰はファンダメンタルどうこうと言うよりか、売りの踏み上げと、ファンドもベンチマークに負けるわけにはいかないので、買うから騰がる、騰がるから買うのラリー状態です。

どうやら西武は上場廃止が濃厚になってきましたね。個人的には当然の処置だと思います。野球でもサッカーでもルールを守らない奴は退場させなければ、試合は成立しません。サッカーで例えれば西武は40年以上、足だけでなく手も使ってプレーしてたわけで、その上何の反省もしていないのですから、話になりません。この件はこれで良いとしても、私が心配なのは虚偽記載している企業が他にもかなりあるんじゃないかと言うことです。西武を上場廃止にしたら、その手前、今後出てくるであろう企業も東証が同じように切れるかですね。その辺の基準が実に曖昧で、虚偽記載も此処まではOKなんて言うダブルスタンダードは、かえって市場に混乱をもたらします。東証は今後、全ての上場会社から誓約書をとるとか言ってますが、8日にも書きましたが、1週間とか期間を定めて、早急に対処して欲しいものです。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
王子製紙 04,11,12 \575 5000 04,11,12 \579 5000 \20,000




2004年11月11日 日経平均株価10,846.92(-148.04)
日経平均は大幅に反落。午後2時の機械受注発表までは小高く推移してましたが、発表が事前予想より悪かったことから、先物主導で約170円幅下落しました。それにしても買いは分が悪いですね。好業績を発表しても反応せず、下方修正でもしようものなら、大量売りを浴びますからね。米国のダウも上髭を連続で出し、雲行きが怪しくなってきました。まぁ今は兎に角、含み損を抱えないで、身軽にしておきたいと思います。

今日は味の素の脱出をミスって失敗。最近のトレードは小さく稼いで大きくやられる最低のパターンです。少し冷静になって出直すしかないですね。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
味の素 04,11,11 \1179 8000 04,11,11 \1171 8000 \-64,000



2004年11月10日 日経平均株価10,994.96(+30.09)
日経平均は小幅に反発。今晩のFOMCを控え膠着感の強い展開でした。米国の不動産市場はバブルとかバブルじゃないとか、いろんな意見がありますが、個人的には限りなくピークに近いところに来ていると思います。バブルはその中にいる時は誰も分からないものです。日本も80年代後半の不動産バブルのころ、将来土地が下がるなどと言えば、馬鹿扱いされたものです。現在の米国もそれに近いものがあります。一つ歯車が狂えば、連鎖的に崩壊する危険性と常に隣り合わせです。中国経済と米不動産市場が果たしてソフトランディング出来るのか見ものです。そう言う意味でも今後のFOMCは注目です。

本当に動かない相場ですね。それを示すのが、月間の1日平均変動率ですが、5月から縮小傾向が継続しています。ですが、もうそろそろ限界値に来ているように感じます。上下どちらにエネルギーをためているのか分かりませんが、放れた時は大きな方向性が出るのではないでしょうか。

2004年 変動率
5月 1.89%、6月 1.37%、7月 1.20%、8月 1.11%、9月 1.05%、10月 1.00%、11月 0.77%

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
三菱瓦斯化 04,11,~ \454.5 9000 04,11,10 \459 9000 \40,500
住友倉庫 04,11,08 \442 3000 04,11,10 \442 3000 \0
三菱瓦斯化(空売り) 04,11,10 \465 5000 04,11,10 \465 5000 \0



2004年11月09日 日経平均株価10,964.87(-18.96)
日経平均は小幅に反落。アメリカのFOMC、国内では7―9のGDP発表が控えているのが、見送りムードとなり、出来高、売買代金とも低水準でした。大統領選挙前もそれを口実に見送り姿勢でしたが、このレンジをどちらかに離れるまでは、機関投資家も動けないと言うのが本音ではないでしょうか。

今日の相場を見ていると、売り崩す動きもありませんが、買い意欲も乏しく、まぁ兎に角、マーケットセンチメントが悪いですね。このマーケットセンチメントと言う言葉の定義はあやふやですが、市場を支配している雰囲気と言えばよいのかな。ずっとレンジでの取引が続いているので、ちょっと高いところを買ってしまうと、上を買ってくれる人が居ないと言う学習効果が投資家に刷り込まれてきているみたいです。外部環境を冷静に考えれば、ここから下に抜ける確立の方が高いと思いますが、そのような時は得てして上に行ってしまうのも相場です。裏を考えてもまたその裏をとられそうで、なんとも悩ましいところです。

銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
A社 04,11,09 6000



2004年11月08日 日経平均株価10,983.83(-77.94)
日経平均はNY高を反映できずに反落。このところNYが高いと朝だけは、お付き合いで高く始まりますが、その後は金縛り状態で、徐々に弱含みになると言うパターンですね。そろそろNYも下げそうなので、変化があってもよさそうですが・・

最近、次々と粉飾や虚偽記載などの問題が出てきます。西武から始まったことですが、恐らくまだまだ出てくると考えておいた方が良さそうですね。この手の問題は興味の無い人にはどうでも良いことなんでしょうが、我々投資家には大問題
です。朝起きたら、自分の持っている銘柄が監理ポストなんて、たまったものではありません。ここは、政府も投資家護と言うことを第一に考えていただきたい。方法としては、ある一定期間を設けて虚偽記載等の問題がある企業に手を上げて貰うことにすれば良い。その方が企業も手を上げやすいでしょうしね。ここでも手を上げない悪質な企業は、即座に上場廃止含め厳罰に処すなどの、より重い処分を課せばよい。これなら問題も一度に片付くので、小出しにされるより余程よいし、投資家も安心できるでしょう。まぁ市場を軽視している日本では無理かな? こんなことだから日本はいつまでたっても個人が市場に入ってこないんですよ。

銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
王子製紙 04,11,08 \588 5000 04,11,08 \591 5000 \15,000
A社 04,11,08 3000
B社 04,11,08 3000



2004年11月05日 日経平均株価11,061.77(+115.50)
NY高を受け日経平均は続伸。NYと比べて日経の上値が重いのはショートポジションの差でしょうが、それにしても昨日のNYダウの上げは凄かった。このまま10360Pを抜いてくれば、個人的には納得いかないのですが、トレンドが変わったと認めなければなりません。取り合えず今晩の雇用統計後の動きに注目です。

日経平均も主要なテクニカル指標はすべて好転してきましたが、11400円に再度トライするには、もう少し出来高が増えてこないと難しいでしょう。ここでまた撥ね返されると、チャートは嫌な形になりますので、抜ける時は一気に行って欲しいものです。

原油に関しては、47ドルを明確に下抜けるまでは上昇トレンドが壊れたとは言えないでしょう。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
味の素(空売り) 04,11,05 \1206 2000 04,11,05 \1214 2000 \16,000
味の素(現渡し) 04,10~ \1194 2000 04,11,05 \1209 2000 \30,000
王子製紙 04,11,05 \600 5000 04,11,05 \595 5000 -25,000
味の素 04,11,05 \1200 3000 04,11,05 \1202 3000 \6,000



2004年11月04日 日経平均株価10,946.27(+58.46)
注目の大統領選挙は呆気なくブッシュが再選し、マーケットは取り合えずそれを好感する形で上昇しました。個人的には、また4年もブッシュがやるのかと思うと脱力感を感じます。

ブッシュは膨らんだ財政赤字を半減すると公約してますが、テロとの戦争を継続しながら、どのような舵取りをするつもりなのでしょうか? 私は魔法でも使わない限り無理だと思います。大好きな戦争も自国の経済をボロボロにしてまで続けることは出来ないでしょう。それとも日本にでも負担させる考えなんですかね。またブッシュが勝ったにも関わらず為替が動いてないと言うのも、何かを暗示しているようです。いずれにしろ今度の4年間は前回ほど甘くはないでしょう。まぁ自分のケツは自分で拭いてもらうと言う意味では、ブッシュで良かったのかも知れません。

日経平均は今日で10月7日の高値から、10月25日安値までの半値戻しを達成しました。この水準は、25日移動平均、一目均衡表の雲と言ったテクニカル的に重要なポイントが重なる位置であり、此処をブレイクできるか注目です。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
味の素(現渡し) 04,10~ \1187 2000 04,11,02 \1200 2000 \26,000
王子製紙 04,11,04 \600 5000 04,11,04 \601 5000 \5,000



2004年11月02日 日経平均株価10,887.81(+153.10)
日経平均は大幅に反発。NYの連騰を受けて始まった本日のマーケットは先物に断続的に出る買いが終日相場を支え、引けにかけてはショートの買戻しが入り上げ幅を拡大しました。大統領選挙の結果、ケリーが勝てば株安、ブッシュで株高と言う人が多いですが、個人的には、どちらが勝っても影響は一時的なもので相場には中立でしかないと思いますがね。問題はそんな単純なものではないでしょうに。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
味の素(空売り) 04,11,02 \1195 3000 04,11,02 \1201 3000 \18,000
味の素(現渡し) 04,10~ \1178 1000 04,11,02 \1200 1000 \22,000
A社(空売り) 04,11,02 2000



2004年11月01日 日経平均株価10,734.71(-36.71)
日経平均は小幅に続落。まぁ予想通りの様子見相場ですね。1日通しての値幅が50円にも満たない日ではコメントのしようがありません。信用残は確実に減ってきてはいますが、依然高水準であり、評価損益率も-10%を超える現状では、揉み合いでも買い方の外堀が徐々に埋まりつつあるように感じています。高値からみれば、かなり魅力的な水準になった銘柄もありますが、ダメ押しの突っ込み買いの機会を狙いたいところです。

イラクの日本人拘束事件は最悪の結果となってしまいました。今回、香田氏がとった行動の是非は、いろんな意見があってもよいと思いますが、一連の報道を見て私が思うのは、日本と言う国は実に薄気味悪い冷たい国になってしまったと言うことです。家族のコメントが「皆様にご迷惑をお掛けしまして・・・」としか言わせない雰囲気が国全体にあり、北朝鮮のような思想統制国家になりつつある現状に薄気味悪さを感じたのは私だけでしょうか。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
味の素(空売り) 04,11,01 \1178 3000 04,11,01 \1180 3000 \6,000
味の素(空売り) 04,11,01 \1178 3000 04,11,01 \1180 3000 \6,000
王子製紙 04,11,01 \588 3000 04,11,01 \590 3000 \6,000



2004年10月29日 日経平均株価10,771.42(-81.70)
日経平均は反落。中国の利上げから関連セクターの銘柄が売られ市場心理を冷やしました。中国に関してはかなり過熱気味ですから、この利上げは当然でしょう。それでも当局はハードランディングはしないと言ってますが、歴史を振り返ればソフト政策でやろうとしても、結果ハードになってしまうものだと、ジム・ロジャースも言ってましたが、どうなんでしょうね。

決算悪を発表した銘柄が凄い勢いで売られるのは、それだけ投資家の余力がなくなってきているからでしょう。この水準では、まだ売りの方に分があるように感じます。

本日の取引:
銘柄 買付日 買値 株数 売付日 売値 株数 損益
味の素(空売り) 04,10,29 \1176 3000 04,10,29 \1180 3000 \12,000
味の素(空売り) 04,10,29 \1175 2000 04,10,29 \1178 2000 \6,000
味の素(空売り) 04,10,29 \1174 2000 04,10,29 \1176 2000 \4,000
味の素(空売り) 04,10,29 \1174 2000 04,10,29 \1176 2000 \4,000