本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク




2003年7月18日 日経平均株価9,527.73(+28.87)
日経平均は小幅に反発。昨日ナスダックが大幅安になったことから、ハイテクが売られるのかと思いきや、俗に言うコウテキシキンなんですかね? 先物に断続的に買いが入り相場を支えました。しかし、良く考えればこの水準で公的資金が買ってくるだろうか? 何か噂だけで騰がったと言う気もします。それだけまだ買い意欲が高いと言うことなのでしょう。

本日も売りで参戦しようと思いましたが、寄り前の気配が意外と強かったので作戦を変更。前場はキッコーマン(2801)を771円で3000株買い777円で利益確定。後場は多少ダレて来るだろうと思い日立(6501)を548円で3000株空売りして、544円で利益確定の買い戻し。あと、小林製薬(4967)をデイトレ以外に4210円で100株買いました。昨日と合わせても僅か6万円の利益でしたが、ちょっと事情があり、デイトレにも慣れておきたいので、こんなもんで良しとしましょう。

来週は日本も要企業の4―6月期決算です。24日のソニーが注目ですかね。それにしても今日は違和感の強い相場だったなぁ・・・ 



2003年7月17日 日経平均株価9,498.86(-237.11)
IBMが好決算にも関わらず、今後の収益見通しを慎重にしたことから、GLOBEXが軟調に推移し、日経平均も3日続落となりました。今日はハイテクに限らず全体的に売られたと言う感じです。

本日は松下電器(6752)を1367円で3000株空売りして、1357円で利益確定の買い戻し。やはり売り残の多い銘柄はあまり下がりませんね。一方で急激に買残が増えた古河電気(5801)などの下げがきつくなっています。本当は東芝や古河電を売りたかったのですが、大きく売り気配で始まったので、見送りました。まぁ 寄りで売っても十分とれた様ですね。

チャートから見ても、此処でかなりシコリ玉を抱えた銘柄も多いので注意したいものです。それにしても、テレビで解説している某証券マンは絶好の押し目だと言っていましたね。本当にそう思っているのでしょうか?

アメリカの証券会社は売りも推奨しますが、日本ではまず無いですね。高値で素人に嵌め込んで喜んでいるのですから、個人投資家が育たない訳です。



2003年7月16日 日経平均株価9,735.97(-15.03)
日経平均は小幅ながら続落となりました。NY市場の引け後に発表されたインテルの好決算は、日本のマーケットには余りインパクトは無かったようです。既に大部分織り込まれていたのでしょう。しかし、今の株価水準は売るにしても買うにしても、動きづらいですね。森より木を見ろで行きますか。

タカラ(7969)は、ヒット商品の犬語翻訳機「バウリンガル」に続き、猫の鳴き声を分析する「ミャウリンガル」を11月末に発売するそうです。いろいろ考えますね。犬→猫とくれば次は何かな? ん~ 思い浮かばんなぁ 亀なんかも最近人気がある見たいだから「カメリンガル」はどうだろう。でもカメが喋ると言うのはちょっと気持ち悪いし、そもそもカメは鳴かないか・・・



2003年7月15日 日経平均株価9,751.00(-4.63)
NYが続伸となったことや、外国人投資家の買い越し基調を好感して、日経平均は朝方から堅調に推移していましたが、引けにかけては売り優勢となりました。一時のお祭り騒ぎとは若干雰囲気が変わってきたようです。

昨日、破綻した日本コーリン(6872)はちょっと酷いですね。オペレーティングリースを売りに随分無理な営業をしたのでしょう。私は店頭株は殆どやりませんが、この様な過小資本の会社は怖い。業績や材料より、まず経営者の能力や経営姿勢をチェックする方が良いのかもしれません。



2003年7月14日 日経平均株価9,755.63(+120.28)
日経平均は3日ぶりに反発。先週末のNY高とGLOBEXが強かったことが、ハイテク株の反発に繋がりました。

景気と言うのは果たして回復するものなのか? ITによりアメリカが好景気になったのは、古典的な景気循環で説明すれば、コンドラチェフサイクルなのかな? 巷でよく耳にする景気回復とは、どのレベルを言っているのか分かりませんが、私は景気は回復するのではなく、画期的な技術や物が創造されることにより、好景気は新たに創り出されるのだと思う。

何が言いたいのかというと、最近のIT関連銘柄の暴騰を見るに付け、所詮これは二番煎じだなと思うのです。先のITバブルの時はこのテクノロジーが出来たばかりで、無限の可能性(実際には無いのだが)を株価に織り込んだのです。しかし、今度は違いますよね。既に限界が見えたものに、過度な期待をするのは無理があります。それがハイテクを買わない理由ですかね。