本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2003年6月20日 日経平均株価9,120.39(+9.88)
日経平均はしぶとく続伸。一度変わった流れと言うのは簡単には変らないものですね。NYでもメリルやモルガンと言ったビックプレーヤーたちが流石に株価の割高感を指摘していますが、大型タンカーが急には止まれないように相場も急には止まれないと言うことでしょう。

来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)が1つの転換点となるのか注目ですね。個人的には、それから仕掛けても遅くはないと思っています。

今の私の心境は
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ花を買ひ来て妻としたしむ。(石川啄木) と言ったところでしょうか。




2003年6月19日 日経平均株価9,110.51(+17.54)
日経平均は、小幅続伸ながら3日連続の年初来高値更新しました。債券相場急落の影響から銀行株が安い意外は堅調だったと言えるでしょう。

今年、繰り返し利益を出していた三菱重工が本日大きく上がってしまいました。しかし、同社の技術力から見た株価の絶対水準は依然割安だと思うので、引き続きこの銘柄は注目して行きたいと思います。

それにしても連日の10億株台の大商いには驚くばかりです。債券が暴落しようが外国人が買っていれば安心なのでしょうかね。相場の心理とは面白いものです。



2003年6月18日 日経平均株価9,092.97(+59.97)
今日の日経新聞にリスクを取り始めた投資家と大きく出ていましたが、本当でしょうか?私の実感とはかなり乖離した記事ですが、本当なら結構なことです。

通常株価は景気の先行指標として、半年先を見て動いていると言う通説がありますが、最近、私が思うところ株価の方が半年遅れて動いているような気がします。少なくとも私は半年前は結構強気でした。それは企業のリストラの進展や、半導体に若干の持ち直しの兆しが見えていたからです。しかし、ここからの半年後を見ると、とても強気になれませんね。まあ、あまり悲観的なことを並べると、買ってる人に怒られそうなので、止めておきます。

本日の取引:(6501)日立を490円で3000株空売りし、484円で利益確定の買い戻し。



2003年6月17日 日経平均株価9,033.00(+193.17)
NYの大幅上昇を受け日経平均も大幅に反発。終値で9000円台を回復しました。今の相場は、NYの動き次第で、その日の方向性が決まると言う、他力本願的なマーケットですので、参加するタイミングが難しいですね。

NYが何処でピークアウトするかが今後の焦点ですが、私はいつ起きてもおかしくないレベルに来ていると思います。ただ相場と言うのは、その最後が一番派手に上昇するものなので、安易な空売りは慎みたいと思います。

今は個人的にポジションはあまり持ちたくない場面ですが、敢えて買うとするならNYに連動しない銘柄で、控えめに投資と言ったところでしょうか。主力株(ハイテク)をやるなら、超短期(デイトレ)と割り切りたいと思います。



2003年6月16日 日経平均株価8,839.83(-140.81)
NYに連動する形で日経平均は反落。しかし、やっと下げましたね。明日も下がるかどうかは今夜のNY次第でしょうが、個人的には此処で2~3日下げてガス抜きして欲しい所です。

今日、会社の帰りに本屋に寄り四季報を買ったのですが、結構活況でした。こんな事は珍しいですね。その本屋は四季報が置いてある側に、株の週刊誌とか月刊誌が置いてあるのですが、熱心に銘柄を探している人やメモを取っている人もいました。つい最近までそこは本屋の中でも人があまり寄り付かない場所だったのですが、どうしたことでしょう? そう言えば、ITバブルの頃もその本屋で投資関係の場所が拡大されていました。何か相関関係が有るみたいですね。天井を暗示しているのか、これからの活況を暗示しているのか、どちらかな。私は・・だと思いますが。