本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2003年4月11日 日経平均株価7,816.49(-163.63)
日経平均は力なく4日続落となりました。8000円を割っても代行返上+外国人売りは止まらず、優良株は壊滅状態。

松下や武田など値ごろ感から食指が動きますが、今日の動きなどを見ていると、下げ止まる気配は感じられず、もう少し安く買えるのではないかと、スケベ根性がつい出てきてしまいます。しかし、ここから売る根性もないので、様子を見つつ徐に買いに出るタイミングを計っています。

こんな時、思うのは流動性がある会社の単位株数をもっと下げて貰いたいことです。例えば松下は現在1000株単位で90万無ければ投資出来ません。(ミニ株を除く)それを100株・10株にすれば9万円・9000円です。投資家のすそ野を広げると言う意味でも良いことですし、既存の投資家も買い下がり等がやり易くなり、投資戦略の幅も広がるのではないだろうか。




2003年4月10日 日経平均株価7,980.12(-77.49)
日経平均は3日続落で、8000円を割ってしまいました。

戦争の終結が近いと言っても、肝心のフセインは捕まらず、結局、罪の無い市民が犠牲になっただけではないでしょうか? 肉親を殺された人の中から第二のオサマ・ビン・ラディンが出ることを心配します。

憎しみの連鎖はパレスチナ対イスラエルを見れば分かると思います。病院に手榴弾を投げ込んで行くんですよ。信じられますか? それにイスラエルの幼稚園は防毒マスクが常備されていて、児童には名札を首からかけさせている。何故だか分かりますか? テロで体がバラバラになっても身元が分かるようにする為です。またバス停でも5人以上纏まると、テロの標的にされるので、離れて並ぶそうです。テロや報復を繰り返すうちに、もうどうにもならない程、憎しみが増幅されてしまっているのです。そんな中に暢気な日本人が「人間の盾」などと言って売名行為だかなんだか知らないが、よく無神経に行けるものだなと思っていました。

ちょっと話がそれてしまいましたが、この無意味な戦争が新たな憎しみの歴史の始まりにならないことを祈ります。

[株]All About Japanに私のコラムが出ていますので見て下さいね。

2003年4月9日 日経平均株価8,057.61(-73.80)
日経平均は続落。相変わらず動いているのは材料株で、重症急性呼吸器症候群(SARS)絡みで本日は、ゴキブリがどうのこうの言って、殺虫剤メーカーや害虫駆除会社の株が急騰するなど、ちょっと首を傾げたくなるような感じですね。

一方で松下が終値でも1000円を割れるなど、優良株は概ね安く、相場の質はあまり良いとは言えません。

しかし、SARSは怖いですね。人間なんて偉そうな事を言っていてもいまだインフルエンザひとつ退治することも出来ません。それを考えるとどこまで被害が拡大するのか心配です。実はウイルスの方が人間より賢いのではないだろうか?

本日の取引:4107伊勢化学 1000株買い。



2003年4月8日 日経平均株価8,131.41(-118.57)
日経平均は反落。昨日の上げは、NYの大幅高を見込んでの上昇でしたので、その分の期待が剥げ落ちた形となりました。

イラクの戦後問題も難しいですが、マーケットも今どちらにポジションを取って良いのか本当に難しいですね。今は売り買いとも短期で勝負するか、開き直って長期で優良株の安いところを拾うかですね。それか分からない時は、暫く休んでしまうのも良いかもしれません。こんな時は理論より直感かな?



2003年4月7日 日経平均株価8,249.98(+175.86)
日経平均は大幅に続伸。米英軍がバグダッドの大統領宮殿に突入で、買いが優勢になりました。

まあ、今週もこのようなニュースに一喜一憂する展開ですかね。どの様な形にせよ一応終戦となれば、米国はショートカバーと新規の買いとで上昇すると思いますが、果たして上昇が続くのかなと、今から思ってしまいます。新たな懸念材料は日米とも山積みで、むしろそこで空売りをした方が、取れそうな気がしています。ちょっと最近、悲観的に成りすぎかな?