本日の株式相場概況と無駄話

マーケットトーク



2003年4月4日 日経平均株価8,074.12(+56.37)
日経平均は小幅に反発。みずほ・三井住友は大幅安で寄り付きましたがその後切り返しプラスで終わりました。まあ、これがなければ日経平均も続落だったのでしょう。

銀行株はチャートで考えれば、本日で底入れに近い動きでしたが、それでもまだ銀行株に関しては注意した方が良いでしょう。本業の足を引っ張る銀行株を売り切ってしまいたい企業はかなりあるでしょうから。

今週の取引は空売りの買い戻しだけで、殆ど動きませんでした。動かない市場で無意味にポジションを持っても、リスクだけ背負うことになり、上手くありません。相場は一年間で75%はボックス圏での動きで残り25%で上下どちらかに方向性を作ります。株好きの人は、一年中ポジションを持っていなければ気がすまない人がいます(私も) 長期投資が崩壊した現在、そんな投資法では効率も悪いし、緊張感も無くなるし、良いことは無いのですがね。




2003年4月3日 日経平均株価8,017.75(-52.10)
NYは大幅続伸と成りましたが、日経平均はその恩恵を受けることは出来ませんでした。

NYが上がると、テレビや新聞では戦争の早期終結期待などと言っていますが、どうなんでしょう? 私はショートカバーが殆どだと思いますし、仮に今月中に決着? が付くとして、何を持って決着なのかと私は思ってしまいます。単にフセイン政権の崩壊をいうのでしょうか、だとしたら全く能天気としか言いようがありません。マーケットは馬鹿ではありません。あまりに的外れな解説は止めてもらいたいですね。



2003年4月2日 日経平均株価8,069.85(+83.13)
東京市場はNYの反発を好感し、押し目買い優勢で、引けにかけてショートカバーも加わり続伸しました。GLOBEXが堅調だったのもプラスに働いたようです。

それにしても銀行株の下げがきついですね。どこでまで売るつもりなのでしょうか、私は98年に銀行株で酷い目にあっているので、それからは投資対象から外していますが、下げ続ける銀行株を見ていると、あまり気持ちの良いものではありません。

いま現在、買いたい株はあるのですが思った様に下げてくれず、暫く様子見ですかね。それとイラクに関する情報はバイアスがかかっており、あてにならないので、今は全く無視しています。



2003年4月1日 日経平均株価7,986.72(+14.01)
新年度入りした相場は、小幅ながら3日ぶりに反発しました。まあ、反発と言ってもショートカバー中心で、外国証券の売りはむしろ拡大傾向です。

不透明と言う言葉は嫌いなのですが、イラク問題はどう決着するのかまったく分かりません。尤もこれは決着した後も問題なのですが・・

米国市場はショートが相当溜まっており、上がる時はこの間の様に一気に1000Pも上昇しますが、日本の場合はショートがそれ程なくこの変を勘違いして買うと、目先高いとこを買わされてしまうことになりかねないので、注意が必要ですね。

長期投資という言葉は既に死語なのかも知れませんが、こんな時こそ自分が信じれる会社を安値で拾って置けば、良いことがあるかも知れません。



2003年3月31日 日経平均株価7,972.71(-307.45)
まさに株の世界は一寸先は闇ですね。今日は、ほぼ一本調子に下げ続け8000円を割り込んで引けてしまいました。

先週までの流れをみれば、下値には公的資金が当然入ると思っていましたが、大きな動きはありませんでした。先週NYが下げていても日経は比較的堅調だったのですが、それが相場を歪めていたことは否めません。

主な市場参加者が機関投資家と公的資金だけでは、本日のような動きになるのむしろ当然か。今、やらなければいけないのは、売りを規制するとかではなく、市場の厚みを増すような政策です。

本日の取引:1330インデックスファンド225を利益確定の買い戻し。

*4月から職場が変わり、HPの更新時間がかなり不規則になると思いますが、頑張って更新しますので宜しくお願いいたします。